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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.03.29 (Fri) Category : 

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春なのに怖い話や不思議な話をする

2020.01.20 (Mon) Category : 創作作品

1:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:11:35ID:xwf主
全部で11話や



3:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:13:09ID:xwf主
とある90年代の話。
ある所に売れないロックバンド(以下V)がいた。

ある時、Vのギター担当(G)は格安物件を見つけた。
余りの安さにG以外のメンバーは渋ったが、Gのゴリ押しで渋々ルームシェアをした。

その物件のリビングの隣には開かずの間と言われる部屋があった。
不動産屋に聞いても
「分からない」
との答えだったので、業者に頼んで無理矢理、部屋のドアを開けた。

Gは中を見て喜んだ。中には魅力的なギターが沢山あった。
初めは躊躇したが、メンバーを残してギターだけ部屋の中にあった。

Gは試しに触ったり弾いたりした。
ふと、それまで聞こえていたメンバーの声が聞こえなくなった事に気付いたG。ドアも閉まっており、開けようにも開かない。

力ずくでドアを開けた先にあったのは、さっきまであったリビングは無く、ただ一面に河川敷が広がっていた。
振り向いても河川敷。途方に暮れたGはしばらく歩いた後、店を見つけた。



18:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:27:46ID:wzb
>>3
ところどころ日本語が不自由で草



19:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:30:11ID:xwf主
>>18
メンバー残して
ギターだらけの部屋に入った

やな

すまんな



4:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:14:00ID:xwf主
店の人に頼んで、Gは電話を借りようとした。
その時、Gが見た事も聞いた事も無い物を取り出し、店の人は独り言を大声で話し始めたのを呆気に取られるG。

驚いた事にGは何と何故か関西地方の某県にいた。
東京に返ったらはバンドは解散していた上に、いつの間にか10年と言う月日が流れていた。

メンバー全員、驚いた。
Gは流れていた時間に、G以外のメンバーはGが当時の格好のままでいた事に。

しかし、ここで不思議な事が起こった。
Gからしたら、部屋の中にギターがあった上にドアはいつの間にか閉まっていた。

しかしながら、G以外のメンバーは部屋の中には何も無かった上に、ドアを閉めたのはGだと言うのだ。

Gの身に何があったのか?



5:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:15:18ID:xwf主
とある売れないピン芸人(以下A)の話。

Aは金も仕事も無かったが、体力には自身があったので色んなバイトをした。

ある時、物凄く高給なバイトを見付けて、直ぐ様飛び付いた。
そのバイトは寮生活であり、外出には社長の許可がいた。

衣食住付きで、しかも高給な為にAは大変喜んだ。
社長に頼んで、Aは芸人の仕事の時だけ寮を抜け出す形にした。

社長もバイト仲間も先輩(正社員)も全員優しく、しかもみんか仲良かった。
Aは特に、同郷出身の先輩(以下B先輩)と仲良くなった。

B先輩はAの一番のファンとなり、良くAのライブを見に来ていた。

仕事の内容は要冷蔵の箱を運ぶ仕事だった。
先輩方やバイト仲間に聞いても
「分からない」
との答えだったので、Aは深く考えずに、運んでいた。



6:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:16:17ID:xwf主
ある日、Aは誤って箱を落とした。
中から出てきたのは、男性の体の一部。Aは驚きの余り腰を抜かした。

すると別の場所にいたB先輩が来た。
いつもは笑顔で優しいB先輩が、その時は真顔でAを見下ろした。

Aは震えながら、箱を指さした。すると、ロボットのような平坦で冷たい口調でB先輩は話した。

B「今迄、正社員と幹部の人間以外には黙っていたが、この仕事は死体の体の一部を運ぶ仕事なんだ」

B「そういえば、お前のアレ、被っていたよな?お前のような奴のアレは高く売れるんだ」

B「この仕事辞めて逃げまくるか、殺されるか、どっちが良いか?」

Aはそれから芸人の仕事もそのバイトも辞めた。



10:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:20:17ID:xwf主
有名な話

阪神淡路大震災の時に消防隊員が仕事していたんだ。
すると着物姿で踊る人がいて、消防隊員はてっきり「気でも触れた」のかと思った。
しかし、良く見たら顔は牛だったと言う。



9:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:20:11ID:6wF
これオリジナルか?
所々文が怪しいが



11:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:20:22ID:xwf主
>>9
せやで
すまんな


12:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:20:31ID:xwf主
>>10はオリジナルちゃうが



8:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:18:17ID:xwf主
新人自衛隊員の話

「俺は入りたての自衛隊員。
自衛隊のトイレって男女共用の時が結構あるんだが(つーか男用しかない)
そこで俺が隠れてオ○ニーしてる時にノックされたんだ。
いいところで邪魔された嫌な気分でズボンをはいてドアを開けたんだ。
そしたらいきなり半長靴で腹を思いっきり蹴られたそうな
え?と思って蹴った相手をみたら普段からやたらとスキンシップが激しいA先輩が居たんだ。

俺は自衛隊員を辞めた」



22:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:33:08ID:m42
>>8
これだけ見た覚えあるわ



24:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:35:15ID:xwf主
>>22
すまん
それも拾い話や



25:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:35:30ID:xwf主
2話だけ拾い話で
後はオリジナルやで



15:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:23:32ID:xwf主
その男(以下A)は新入社員の中でもダントツにミスが多かった。
ある日、Aは会社の2泊3日社員旅行に参加した。

普段同様に2日間上司からは罵倒され、同期からは見下される。
張り裂けそうな思いでいた。

しかし、その中でも社長とその夫人だけは優しかった。
2日目の夜、Aは社長に呼ばれて社長の部屋に行った。

部屋にいたのは笑顔の社長夫婦。

最終日の朝。
社長夫婦は2人とも満面の笑みで、Aは股間と尻を痛みを我慢しながら、ハグをし合っていた。



16:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:26:29ID:xwf主
AとBとCは同じ大学に通う大学生だった。

大学生最後の夏、3人で隣県へ旅行する事になった。

3人が泊まるホテルから車で数分の場所に廃屋敷があった。
その屋敷は別名「神隠しの屋敷」と言われており、行きと帰りで人数が違う事で有名だった。

3人はビビリながら、その屋敷で肝試しをしたが、何も起こらなかったので、落胆しながらホテルに帰った。

最終日、不思議な事が起こった。何と誰の物でも無い荷物があった。ホテルの人に聞いても、首を傾げる。

いったい、誰が消えたのか?



20:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:31:02ID:xwf主
「俺とAとBは幼馴染み同士の喪男トリオ。

『童貞喪男トリオの大学最後の夏、せっかくだから南の島行こうぜ!』

と南にある某県にあるホテルに行った。
ホテルの近くに立ち入り禁止地区があった。
若さもあり、3人で入った。

入ると大きな木以外何も無く、とりあえず3人で巫山戯あった。
それまで興味の無かった遊びをした。

翌朝、Aはチェックインする時に、その立ち入り禁止地区の存在について話した。
するとホテルマンがこんな事を言った。

『昔、あそこで切腹を命じられた侍がいたんです。何でも性豪で有名らしく、あそこに立ち寄った人は、みな、必ず互いに性的な行動を取るらしくて』」



21:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:32:41ID:xwf主
A子は兎に角、妹が欲しかった。

しかしA子の母はA子が1歳の時に子宮の病気にかかり、子宮を全摘したから不可能な話だった。

A子を不憫に思った両親はA子が5歳の頃に、A子に近所の玩具屋で買った人形を与えた。

A子の両親は共働きであり、2人で協力して買った人形は、大きな目に灰色の瞳、透き通るように白い肌、ウエーブかかったブロンドの髪にドレス姿の人形。

日本人離れした人形だったが、A子はその人形を大変気に入り、「マリちゃん」と呼んで可愛がった。

A子はマリちゃんを本当の妹のように可愛がった上に、両親も本当の娘のようにマリちゃんを可愛いがった。

A子が小1の頃、A子は右目がモノモライになった上にインフルエンザにもなっていた。
勿論、学校に行けないので、A子はひたすら部屋で寝ていた。

A子は不思議な夢を見た。

枕元にヨーロッパ風の少女が座っていた。
その少女は苦しむA子にキスをすると、見る見る内に少女は右目を抑えながら苦しみ始めた。

そこで目を覚めたA子はふと、体や右目が何ともない事に気付いた。
すると背後から物が落ちたような音がしたので、A子が振る向くとマリちゃんの右目が落ちていた。

心無しかマリちゃんの顔は苦しそうだった。
その事を知り驚いた両親は、マリちゃんの右目を元の場所に戻そうとしたが、何故か嵌らなかった。

また当初の予定よりもA子のモノモライもインフルエンザも治っていた。
その日以来、似たような不思議な出来事が起こった。

A子が左手を火傷したら、同じようにマリちゃんの左手も何故かドロドロになったり、A子が転んで右足を骨折したら、同じようにマリちゃんの右足も折れていたりetcetc.

また、A子が怪我や病気をする度に、そのヨーロッパ風の少女もA子の夢に出た。
マリちゃんの不調は決まって、A子がその夢から覚めた時だった。

A子もその両親も、「夢の少女=マリちゃん」であり、マリちゃんが身代わりになっているのだと考えた。

A子が大学卒業する年、A子は人生で初めての一人暮らしの為に部屋にある物を手当り次第に整理した。
その時、A子はうっかりマリちゃんを家に置いたまま、引っ越してしまった。

引っ越し初日の夜、A子は不思議な夢を見た。
上記の少女が、かつていたA子の部屋で1人体操座りして泣いていた。

夢から覚めたA子は慌てて実家に帰った。
すると、マリちゃんの目の周りは何故か水気でぐっしょりと濡れていた。

A子は泣いた。
A子は今迄同様に今もマリちゃんと暮らしてるらしい。



28:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:38:57ID:xwf主
新学期、うちのクラスの担任に決まったのは入りたての優しそうな若くて美人で小柄な先生。

当然俺達は大喜び、先生も喜んでもらえたのはうれしかった。

先生「でも先生、数年前までこの学校の生徒だったのよ。担任になったのもここが初めて。」

それからの先生との日々は楽しかった。
分からない事があれば丁寧に教えてくれたし、相談相手は勿論、体の相手もしてくれた。

謙虚で優しくて熱心な先生だし俺達と先生が一線超えてる事はバラさないようにしよう、それが生徒の総意だった。

でもここは男子校で花のない所だし、若くて美人の先生って言うだけで十分うれしいんだけどね。



33:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:42:11ID:8HR
美人な先生(息子あり)



34:↓名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:42:16ID:jQD
>>28
えぇ…



29:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:39:55ID:xwf主
俺の幼馴染み、Aの話
今から20数年前の某80年代の話
Aは常に成績優秀でテストで70点切った事は無かった

俺はその理由を聞いた

A「実は俺は未来人で、自分と引き換えに最悪の事態を変えるために過去に来て、未来の技術で自分の先祖と入れ替わってるんだ」

俺「何それwww」
A「んな訳ねーだろwww授業や教科書見ていたら分かるだろ」
俺「流石だわー」

するとAはふと、ある事を思い出したかのように慌て出した

俺「どうした?」
A「FFシリーズ···今日はファイナルファンタジーの発売日じゃん!」



32:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:42:08ID:xwf主
これも拾いネタや

「夏休みに、祖父母の住んでいる家に1週間くらいの間、遊びにきていた。
年の近いいとこも何人か遊びにきていて、一緒に家の中で遊んでいた。

ある日いとこの1人が、立ち入り禁止になっている2階の部屋に行ってみようと言い出した。

正直怖くて行きたくなかったけど、ビビりだと思われるのは恥ずかしかったから俺は
「おう」
と軽く返事してしまった。

2階に行くと、奥に扉が1つあった。
さっそく近づこうとすると、中から不気味な声が聞こえてきたので俺たちは怖くなって走って下に降りた。

足音にビックリした祖父が
「なにがあった?!」
と駆け付けてきたので、今あった出来事を正直に話したら、
「見たのか?あれを見たのか!?」
とすごい怖い顔で詰め寄ってきたので、俺たちは声は聞いたが中は見ていないと言った。

祖父は
「そうか、ならいい。もう絶対に近づくのはやめなさい。」
と言った。
俺は思わず聞いたんだ
「…中には何がいるの?」

「大人になれば分かるはずだ。」

あれから20年の月日が流れた。

祖父が言ったあの言葉の意味が分かった。
だって俺がその何かになってしまったからだ。」



36:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:43:08ID:xwf主
>>32が一応全11話目や



38:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:45:38ID:xwf主
しゃーないオマケ追加しとくわ
許してクレメンス



39:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:45:41ID:wzb
既出かパクリかホモかやな
正直ちょっと



42:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)02:52:18ID:xwf主
A子は不眠症に悩まされていた
その為に睡眠薬を常備していた
A子はその悩みを常に幼馴染みのB子に相談していた

ある夜、A子は金縛りに合った
ふと体が軽くなった感覚に陥ったA子
するとそのまま天井が近付いてきた

下を見たら、眠るA子の体
いつの間にか家の中に入っていた近くにはB子と知らぬ男
2人で何かしている

色々とパニックになったA子は
「戻れ!」
と思っていた
気が付くと朝になっていた
ふとベットの横に置いていたカバンの中を見た

金品が全て奪われている
慌てて警察に通報した
指紋は無かったが、A子の目撃情報でB子とその恋人が逮捕された

後で分かったのがB子も、恋人も覚醒剤をしては、覚醒剤欲しさに盗みをしていた
犯行が分かり次第、殺害もしていたと言う

もし、A子が幽体離脱しておらずに、普通に起きていたら···



45:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:00:57ID:wHn
ろうそく百本消すん何て言ったっけ



46:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:01:11ID:ixK
>>45
100歳の誕生日



47:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:01:14ID:xwf主
>>45
百物語?



48:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:01:30ID:wHn
>>47
こっちじゃ



50:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:02:23ID:xwf主
>>48
お前の口調で思いついた



51:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:04:03ID:wHn
>>50
きいたるわ



54:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:10:52ID:xwf主
Aはいわゆる人気女優だった
しかし、人気がある反面多忙過ぎて病んでいった
その上、芸能人であるせいかストーカー被害に悩まされていた

Aはマネージャーの紹介で1人の女性に出会った
彼女は自ら
「狐の神の生まれ変わり」
と言い、周りから「お狐様」と呼ばれていた

Aは試しに見てもらった
すると間取り図から人間関係の悩みから全て、お狐様が的中した

初めはAは半信半疑だったが、その高い透視能力と聞き上手っぷりにハマり込んでいった
Aはお狐様の言われる通りにした

すると嫌いなやつが全て行方不明になったり、Aに謝ってきた
また、ストーカー被害も合わなくなった

その頃になると、お狐様はAの家を自由に出入りしていた
Aは、お狐様の一番の側近になった

お狐様は男だった
お狐様とAのマネージャーは詐欺と殺人とストーカー容疑とAをはじめとした多くの人物の拉致監禁容疑で逮捕された

Aは命からがら助かった



55:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:13:08ID:xwf主
お前らも話してなー



67:名無しさん@おーぷん:18/04/05(木)03:37:28ID:xwf主
ソイツは所謂、そこそこ人気のある男性声優(以下A)やった
ある日、Aの実家は田んぼの中にあった

帰り道、視線を感じた
しかし周りを見ても誰もいない
「疲れてるのか」
そう思い気にしなかった、A

ある日、Aが仕事の為にスタジオに入った所、スタッフの1人(以下B)が血相を変えてAに近寄った
B「今すぐにお祓いしにいけ!俺も行くから!」

スタッフの熱意に押されて、言われるがままスタッフと一緒にAは某神社にお祓いへ
神主はAを見るなり血相を変えて、慌ててお祓いをした

Aは訳も分からずに神主に言われるがまま、神主の家に泊まった
翌日、Aが仕事でスタジオに行った所、A宛にプレゼントが来ていた

Bの静止を聞かずに、そのプレゼントはタッチパネルであり、スタッフらと共に動画を見た、A

動画には1人の女性が写っていた
Aを初め、誰も知らない女性

女性はマンションの影に隠れてるみたいだった
Aは絶句した
自分が住んでるマンションだった

動画は女性による、Aをストーカーした動画だった
Aもスタッフらも全員、恐怖で震え黙っていた

動画の最後、女性はカメラ目線で
「私は死んでもAの側にいたい」
と言って、自分の体を全身切りつけてから首吊り自殺した

Aとスタッフらは動画と共に、再びお祓いして貰った
お祓いしてから、Bは重い口を開いた

B「僕、小さい頃から霊感があるんです。Aの背後に血だらけの伸びきった女性がいて···」
A「それってもしかして、動画の···」
Bは黙って頷いた



引用元:春なのに怖い話や不思議な話をする
https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1522861895/




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【すこし】オカルト小話【こわい】

2019.12.30 (Mon) Category : 創作作品

1:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/08(月)23:13:08.89.net
ホラー系百物語的な?
創作なんだけど実は実話的な?
どうでもいいけど、おまーら一応作家志望なんだから、怖い話の一つ二つ書いてみろ!



2:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/08(月)23:14:15.92.net
怖い話100集めようぜ。
まず俺からな。
いま飲み会から帰ってきたところなんだけど、体験しちゃったんで。



3:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/08(月)23:47:41.42.net

 ー不気味な女ー
正直、霊感とかないしオカルトは信じないんだが。
ついさっき、実際に起こったことで、未だにちょっと動揺してるんだよな。

今日は大学の時の仲間数人と馬場で飲み会があった。
一次会は焼き鳥屋、二次会は裏路地のバーで飲んで解散。
俺は神楽坂でもう一杯飲もうと思って、細い道を歩いてたんだよね。
道幅は狭いけど、街灯が割と明るくて、小雨が降る中傘もささずに早歩きしてたんだが、前方になんか見えるんだよ。

確かに人の姿なんだけど、なんかおかしい。
俺は結構足早に歩いてたのに、距離が全然縮まらないし、向こうは動きがないっていうか、手も足も動かさない状態で、すーっと同じ間隔を保ったまま前へ滑って行く感じ。

なんだあいつ?と思って目を凝らしてよく見たら、背は160センチくらい、細長く髪の長い女で、足は前を向いてるんだけど、体が後ろ向いてる。下半身と上半身の向きが真逆で、手も顔も後ろ向いてるんだよ。
で、その顔というと、目がやたらでかくて、俺の方を見て笑ってるんだよね。



4:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/09(火)00:13:24.07.net
周りも明るいし、そいつと離れてたせいか、怖いというよりなんか不思議な感じ。
気色悪いから、途中のコンビニに入って、やり過ごそうと思った。
コンビニでちょっと雑誌を立ち読みして、そろそろいいかな、と思い夜食にカップラーメンを買おうと棚を見てたら、すぐ傍のラーメンが棚から落ちた。

引っかけたかなーと思って拾おうとしゃがみこみ、ラーメンを手に取ったとき、視界が陰って、見上げたらすぐそこ、目と鼻の先に、さっきの逆さま女の顔があった。
整形に失敗したみたいな。
目玉がすげーでかくて、歯をむき出しにしていた。

うわって叫んでラーメンを放り投げてその場に尻もちついたら、周りには誰もいなかった。
全身鳥肌。頭の中ぐるぐる。
そんなに飲んでないし、酔っぱらっての幻覚とも思えないんだけどなあ。
なんだったんだ、あれ。



5:ヘルマン:2014/09/09(火)00:42:28.23.net

 ー首絞めごっこー
僕が小学生の頃の話だけど、近所に戦時中の女児のようなおかっぱ頭の女の子がいて、なんかいつも様子がおかしくて気になる存在だったんだ。

三年生の時に同じクラスになって帰り道が同じだったから恥ずかしかったけど一緒になることも多くてよく話をするようになった。
彼女の顔を近くで見ると眼窩が落ちくぼんでいてなんとなく目の周りが黒く薄気味悪い人形みたいだった。
そのうちに彼女が僕の家までついてくるようになってうちの物置で「首絞めごっこ」をして遊ぶようになった。
首絞めごっこはあっちから言いだしたことだった。

首を絞めると最初は苦しいけどそのうちに気持ちよくなる。首を絞められたほうは
「気持ちいい、気持ちいい」
と声にすることにしていた。
黙ってやると本当に死んでしまうかもしれないとその子がいうからそうしていた。

顔を真っ赤にしながらも
「気持ちいい、気持ちいい」
と彼女がいうので調子に乗って僕はその細く青白い首を絞め続けた。たぶん異常な興奮状態にあったのだと思う。
子どもながら僕の意識は飛んでいた。
気づくと彼女は僕の足元に倒れていて死んでいた。
僕はその体を負ぶって川まで行き、橋の上から落とした。
田舎だし人通りの少ない場所だったので誰にも見られなかった。
彼女の遺体は一週間後くらいに川下で発見された。

あれから二十年。昨夜、暗闇の中で目覚めると部屋には一人の女の子が後ろ向きに正座していた。
あの子だとすぐにわかった。髪の毛が濡れていたしおかっぱ頭だったからだ。
と、思った瞬間、起きようとした僕の両肩を膝で押さえつけて彼女は僕の上に乗っかっていた。
涎を垂らしながら瞳のない眼窩が僕を見下ろしていた。

「気持ちいい、気持ちいい……」
と僕はつぶやいた。彼女が僕の首を絞めていたからだ。
翌朝、目が覚めたら彼女はいなくなっていた。夢だった。よかった。が、鏡を覗くと首に小さな手形らしき跡が残っていた。
でもたぶん気のせいだと思う。



7:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/09(火)01:14:33.24.net

 ー手相ー
学生の時の話。
サークルの1年後輩で柳橋ってのがいたんだよね。
いわゆる霊感がすげー奴。
小さいころから普通に霊とか見てる系。
彼の話はたくさんあって、今となっては遠い思い出。
実名なんだけど、もう時効っていうか、クレームつける人もいないんでいいかな。

手相ってあるじゃん。
たとえば右掌、見るまでもないと思うけど、ふつうは「テ」とか「ラ」って形の線、手相だよな。
でも柳橋の手相は違った。文字にならない乱れた線。しいて言えば、「ふ」とかそんな手相。

ある時、飲み会の帰り道ふざけて、新宿路上の占い師の所へ行って、彼の手相をみてもらったんだよ。
柳橋が右手を開いた瞬間、おっさん占い師は、
「大変申し上げにくいのですが……こちらではちょっと……」
と言ったまま、慌てて机とか椅子を片付けて、俺らを見向きもせずに去って行った。

それがどうしたって話だけど、そんなこともあった。
その柳橋、やっぱり「持ってる」奴だったんだよねー。。。



8:ぷぅぎゃああああああ◆Puuoono255oE:2014/09/09(火)08:08:30.77.net

 ー一緒に死んでー
ワイは助手席に座って流れる夜景を落ちそうな瞼で眺めていた。友人は黙って運転をしている。
遠出をした先で羽目を外して遊んだ。その疲労が二人の上に柔らかく降り積もって無口にさせていた。

山間の薄暗い国道を走っていると、半ば朽ちたようなトンネルが前方に見えてきた。
トンネル名は苔むしていてはっきりとしない。
中に入ると先の方に黒い点のような出口が見える。そこで車は急に加速した。
道の前後に他の車はいないのでワイには急ぐ理由がわからなかった。

「どうかしたのか」

ワイの問い掛けに友人は黙っていた。
日頃の柔和な顔は消え失せて前方を睨み据える。
尋常ではない横顔にワイは口を噤んだ。同じように前方に目を向けて視線を動かした。
特におかしなこともなく、車はトンネルを走り抜けた。
車が減速したのは、しばらくしてからのことだった。
運転していた友人が大きな溜息を吐いた。

「どうかしたのか」
ワイは同じ言葉を繰り返す。ようやく友人は口を開いた。
「おまえの横を走ってるヤツがいたんだよ」
「どういう意味だ?」
「言葉通りだ。髪の毛を毟り取られたようなヤツがサイドガラスの向こうにいたんだよ」

友人は最後まで正体を口にしなかった。
ヤツの表現にとどめて詳細を語った。
車と並行して走っていたヤツはワイの方に手を伸ばしてきたのだと云う。
大き過ぎる黒目なのか、眼球が抜け落ちた穴なのか。
そんな寒々しい黒い何かを向けて、口を閉じた状態で囁いたらしい。

「一緒に死んで」

友人は無意識に近い状態でアクセルを踏んだ。
その後、ワイと友人は身体に変調を来たしていない。無事に逃げ切れたのだろうか。



13:ぷぅぎゃああああああ◆Puuoono255oE:2014/09/09(火)12:46:09.21.net

 ーオカルト研究会ー
頬の強張りを感じながら俺は祭壇に立った。友人は大量の菊の花に囲まれていた。
肩にバットを担いだ姿で、何しけた面してんだよ、と黒い縁の中で笑っている。
俺は涙を堪えて焼香を済ませた。去り際に、ごめん、と震える声を絞り出した。

大学でオカルト研究会の部長を務めている俺は、その日、現地に赴いて情報を集めていた。某神社で祈ると翌日の天候が良くなるらしい。場所の目安は赤い橋で、その手前の脇に山へと続く参道があるという話だった。俺は教えてくれた人々に感謝の言葉を述べた。
すると、決まり文句のように同じ言葉を返された。

「行くのはやめた方がいい」
理由を色々と言われたが、要するに危ないの一言に落ち着く。
現地に赴いた俺は納得した。参道は伸び放題となった雑草で足場が悪い。
場所に間違いはないので、俺は緑の中を掻き分けて先へと進んだ。

生い茂る木々の中、風雨で崩れた石段が辛うじて痕跡を残していた。
登り詰めた先には片方の破風が崩れ落ちた、こじんまりとした神社があった。
「残ってるじゃないか」
目で確認したあと、カメラに周囲の風景を収めて帰途に就いた。
一息ついた午後三時くらいに俺は親友の富山に電話を掛けた。今日の収穫を伝えると話に食いついてきた。

「野球一筋にしては食いつきがいいじゃないか」
『明日、地区優勝をかけた試合があるんだよ。天気予報では酷い雷雨とされている』
「どうせ順延になるんだろ?」
『今がチームのピークなんだよ。だから順延だと困る』
話の流れで俺は神社に引き返す事となった。バイクの後ろに富山を乗せて県道を北にひた走る。

「これで安心だよな」
「まあ、どうだろうな!」
俺はバイクを走らせながら後方に怒鳴って答えた。
その晩、富山は自宅で首を吊って自殺した。
翌日は奇跡的に天候が回復して朝から青空となった。

喪服に身を包んだ俺は駅のホームで現像した一枚の写真を取り出した。
半ば朽ちた神社が鮮明に映っていた。
周囲には紐のような物で吊るされた人々が人魂の如く、ぼんやりと宙に浮かんでいる。
「……富山、本当にごめん」

その中の一体に俺は深々と頭を下げた。他の者よりも鮮明に映った富山は苦悶の表情で首を吊っていた。
不謹慎にも俺には等身大のテルテル坊主に見えた。



25:名無し物書き@推敲中?:2014/09/09(火)15:15:47.70.net
オカルトでも怖い話でもないんですが。落ちとかもありませんです。

 ー大家さんちの娘さんー
就職したてのころ、一軒家の二階を間借りしていたことがあります。
不動産屋さんに案内されて初めて物件をみた時、特に変わった様子もありませんでした。
ただ、所々の壁に黒いシミ?のようなものが付いていて、そのせいで建物全体がくすんで見えるんだろうと思いました。

一階には大家さんの家族が住んでいました。
大家さんは神経質そうなおじさんで、家賃は振り込みではなく、毎月直接持ってくるように、とのことでした。
大家さん一家は、おじさんと奥さん、中学生か高校生くらいの娘さんの三人だったと思います。
奥さんは時々駅前のスーパーで見かけたことがあり、随分痩せた人だという印象でした。
おじさんは目つきが鋭く、猛禽みたいな顔。
娘さんの姿は見たことがありませんでしたが、一緒に住んでいることは確かでした。

なぜ娘さんがいることが分かったかというと、毎晩のように娘さんが暴れるからです。
大体夜の八時過ぎくらいになると、下から金切り声がして、ドスン、ドスンと壁か床を叩く音。
木造の古い建物だったので、結構揺れるんですよね。

はっきりとは聞こえませんでしたが、
「・・・てしまえ!死ねよ!どうしてくれるんだよ!」
といった感じの言葉を、半狂乱状態で叫んで暴れるんですよ。
最初はびっくりしましたが、暫くすると慣れました。
私も残業とか飲み会で夜遅くなることが多くて、娘さんが暴れる時間帯にあまり部屋に居なかったこともあります。



26:名無し物書き@推敲中?:2014/09/09(火)15:20:01.14.net
娘さんの姿を、一度だけ見たことがあります。
住み始めて一年近く経ったある月末、家賃を大家さんの所へ持って行った時です。
いつも、チャイムを鳴らすと奥さんが出てきて、玄関先で家賃を渡すと領収証をくれます。
その日は、領収証を用意し忘れたとかで、暫く玄関先で待たされました。

すると、奥の部屋から誰かが出てきて廊下を横切り、すっと隣の部屋へ消えていきました。
一瞬だけですが、目が合いました。
背が低くて細い女の子でした。
目があったのは一秒足らずだったと思いますが、未だに忘れられません。

頭部が爛れていました。髪の毛はなく、頭皮はつるっとむけていました。
顔は、皮膚が波打っているというか、表現は悪いですが、チーズが溶けて固まったような。

小さいころに、火事に遭ってそんな風になってしまったのかもしれません。
想像ですが、父親か母親の火の不始末のためにそうなってしまって、それで毎晩のように暴れて当たり散らしているのかもしれません。
無理もないですよ、年頃の女の子ですからね。
以来、時折娘さんの泣き叫ぶ声を聞くと、切ない気持ちになりました。



30:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/10(水)01:11:43.86.net
なんか昔の出来事を色々思い出してきたぞ。

 ー美容院でー
ある時美容院で髪切ってて、シャンプーしてもらってたんだけど。
美容師さんが、
「たまにお風呂場で髪洗ってると、人の気配感じることってないっすか?」
なんて話しかけてきて。
「やめてくださいよ、そういうの苦手なんで」
目を閉じた状態でコワバナすんな!って正直ハンギレの俺。

「そういう時、目をつぶって集中してると、手が多いっていうか。自分のじゃない手が一緒になって頭洗ってたりしません?」
「しませんよ!」
「そのうち肩とか腹とかにも無数の手が触れてきません?」
「ちょっといい加減に……」

で俺が体を起こして目を開けると、確かにシャンプーしててくれたはずなのに、美容師は別の客のカットしてて、そばには誰もいなかったり。



40:秋吉君@風船カルビ◆2itMTGf8Qk:2014/09/11(木)01:13:47.11.net

 ー金縛りー
金縛りってあったことある?
昔からしょっちゅう金縛りにあったことがあるという知人、柳橋なんだけど、彼が言うに、肉体が疲労してて脳だけ覚醒すると、金縛りになるそうだ。
そういう科学的っつうか、一応理屈のとおる金縛りもある。
でも、確実にそうではない、別の理由による金縛りというのも存在する・・・らしいよ。
肉体レベルでわかるらしい。

よくある、白装束の女が布団のまわりをぐるぐる回ったとか、婆が馬乗りになって
息吹きかけてきたとか、そういうたぐいのは、「別の理由」から来る金縛りだそうだ。



57:名無し物書き@推敲中?:2014/09/26(金)00:40:20.65.net

 ー夢叶ってよかったねー
夢に見た話

その女の子には目標があった。
真面目で素直で堅実で、地道な努力を怠らない娘だった。
その一方で彼女は神頼みを好む一面もあった。
お守りを集めるという風変わりな趣味を彼女は公言していない。
ババ臭いよね恥ずかしいなぁと照れ笑う彼女を、夢の中の俺は嬉しそうに見つめている。

ある時、彼女の目標は唐突に実現したらしい。
もちろん、そこに至るまで彼女は沢山の努力をしたはずだ。
ただ、その苦労も目標の中身も知らない自分にとって、彼女の成功は寝耳に水にもほどがあった。
折悪しくもその日、俺は彼女にプレゼントを用意していた。

「夢叶ってよかったねー」
「いやそんな、多分お守りのおかげだよ」
彼女を囲う同級生の輪の外で、俺は机に突っ伏して彼女たちの会話を聞いている。
怖じ気づくわけにはいかなかった。

場面が飛んで放課後になった。夢の中ですら、女の子を呼び出す想像ができないらしい。
夕焼けの差し込む教室で、俺は彼女に向かい合っている。
流石夢の中というだけあって、展開は早かった。
二人きりの緊張も甘酸っぱい会話もグラウンドの野球部員の声を意識することもなく、俺はプレゼントを渡して彼女はそれを受け取った。

ピンク色の怪獣のキーホルダーだった。
その時の彼女の顔は覚えていない。
のっぺらぼうみたいな彼女がカバンに腕を突っ込んで携帯を取り出した。早速キーホルダーを付けるのだろうと思った。
携帯が見えた。
どこかで買い占めたとしか思えない全く同じ色形の紫のお守りがまるで柳の頭みたいにごっそりぶら下がっていた。

「37個目」

のっぺらぼうが笑った。
彼女が言うに36個の紫色のお守りのなかで、ピンクの怪獣が気持ち悪い笑みを浮かべている。
夢から覚めかけてる俺が、他人事みたいに狂ってると思った。
思い出す。
唐突に思い出された。

「夢叶ってよかったねー」
「いやそんな、多分お守りのおかげだよ」

あっれ、夢に見たときはすげえ怖かったのに



61:名無し物書き@推敲中?:2014/09/29(月)00:56:12.90.net

 ー一郎!ー
うちの大学生の姉はヒステリー気味で、気に入らない事があると、すぐ俺に八つ当たりをし、
「一郎(俺の名前ね)、そこに四つん這いになれ!」
と命令する。
俺が逆らうと、足蹴にしたり、首根っこを捕まえられて、床に頭を擦り付けられたりする。
抵抗しようにも、奴は柔道部のエースで、昔からとても力では叶わない。
俺をすっきりするまでいじめるのが、悪魔のような姉の趣味だった。

そんなある日、姉の大学の部活の友達達が、ぞろぞろ家に遊びに来た。
さすがの姉も、多少は猫を被っているようで、俺に優しく接して、気持ち悪かった。
姉の友達の一人が、庭で寝ていたうちの飼い犬のジョンに気付き、
「おお、こいつのうわさはよく聞いてるよ。一郎って名前だろ?」
と言った。
俺は姉に殺意を覚えた。

実話ですw



66:名無し物書き@推敲中?:2015/04/04(土)15:41:49.69.net

 ーいかにも、な場所の公衆電話ー
個人的な怖い話なんだけど

その時まだ学校出たばっかりで
入社はしたけどずっと親の名義で契約した携帯電話使ってたのね。

んで、うちの親看護系のシフトがかなり不規則な仕事してて、よく支払いを忘れやがるのよ。

そん時もそれが原因で携帯電話が止められて、
「あ、またか…」
くらいに思ってたんだけど…そん時はどうしても毎日連絡取り合っていずれ結婚するんだろうなーって思ってた人がいて(結婚しました)心配されると悪いなぁって思って、仕事の帰りに公衆電話まで歩いて行ったのよ。



67:名無し物書き@推敲中?:2015/04/04(土)15:43:36.85.net
前置きが長くなるんだけど、その公衆電話ってのがさ、立地というか場所的にかなり「いかにも」みたいな感じの場所にあってだな

まず、神社の目の前なんだよ。
しかもうちの地名「◯◯谷」って付くくらい山ばっかりの田舎でその神社があるのもちょっと坂の中腹なんだよね。
地域に神社なんてそこくらいしか無くって、御神木っていうの?
犬夜叉が貼り付けされてたような奴よりかは結構ショボいんだけど、かなり年季の入った大きな木が神社の敷居の外側、歩道のコンクリを根っこが邪魔してボコボコするみたいに生えてたりして、

ジジババは凄く木とか神社の祭りとか大事にしてた。

で、公衆電話に入ると真向かいにその御神木と神社が見えるんだけど、左手には廃校の小学校があるのよ…。
取り壊しにも金がかかるからだろうけど、校舎が丸まま残ってやがるの。

しかも車通りの少ない住宅街だから、その周りに灯りなんてほとんどなくてさ…その公衆電話が1番明るいくらいの道だったんだよ。その当時は。



68:名無し物書き@推敲中?:2015/04/04(土)15:45:57.51.net
ここまで話しといてだけど、
神社の真裏には通ってた中学校があって、その校庭が狭すぎるのもあって、廃校の小学校の校舎を使ってたりした。
だからか最近は国だか市だかから命令で耐震工事も施されて随分不気味さは無くなってるんだけども…
とにかくその日は真っ暗になってからその場所の公衆電話に行ったのよ。
家から近かったから。

中学校時代もよくその公衆電話を使ってて、別にその時はなんの気もなく
「相変わらず暗い道だなw」
くらいのノリで電話を掛けたんだけど、一回目は不通。

バイクに乗ってるから出られないのかなぁー?とか思いながら
もう一回掛けて出なかったら留守電に残そうと思って、一旦受話器を置いたのよ。



69:名無し物書き@推敲中?:2015/04/04(土)15:49:44.10.net
ジャラジャラッて小銭が出てきて、もう一回受話器を耳に当てたらさ、受話器の奥からプーーーーって繋がってる音が聞こえたのよ。

最近の公衆電話は金入れる前からその音の鳴るヤツもあるみたいだけどそこのは型が古いから絶対お金入れてからしか通じない筈だったんだ。

でも馬鹿だからさ
「あれ、バグって小銭が浮いたか?ラッキーwww」
なんて思って、念のために出てきた小銭も全部入れてもっかい手帳見ながら相手の番号入力したのね…

090の◯◯………プルルルルッ
プ…ププ…ピーーーーガガガガ
「ん?携帯にかけたぞ?FAX?」
ガガッザザザ…ォ…カけに…
ナッ…タ電話番号……は…ゲン
ざい…使用サレて…
ォりマセン……………ザザザザザザ
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」

嘘だと思ってもいいけど本当に大量ノイズと音程の狂ったその女声のアナウンスが流れて凍りついたんだよ…。
ガチ泣きよりもパニックの方が強くて、でも咄嗟に
「電話相手の方が命が危ないのか!?なんなのか!?怖い逃げたいけど、近所にここ以外に公衆電話はない!!」
って、最後の電話が繋がって、心配してる旨と2、3日携帯が繋がらない旨と、今何言ってるのか分からないけどまた会った時に話す旨を早口で録音して、その日はチビリながら帰った。本当に怖かった。

後日録音聞いたら、ノイズで途切れて私が何言ってるのか前半全く聞き取れなかったし、よく考えたらその日あるはずの場所から御神木は撤去されてた。中学校の校歌を調べたらその神社のある山は鬼神(キシン)山だとさ。おわり。



71:名無し物書き@推敲中?:2015/04/20(月)18:22:44.75.net
結構不気味だな。
公衆電話って結構不可解な出来事起こるよ。

 ー出たらダメだよー!ー
高校の時だが、学校からの帰り道、友達がコンビニで買い物するってんで、俺は外の駐車場で待っていた。
そしたら、設置されてた公衆電話が突然鳴ったんだよ。
周りに誰もいないし、公衆電話に電話がかかってくるなんて不思議な気がしたんで思わず受話器をとって、
「もしもし」
って言ったら、
「**君?**君?」
って、男だか女だかも分からん奴が俺の名前を呼ぶんだよ。

で、
「お前誰だよ?」
って言った瞬間、
「出たらだめだよー!!ひゃぁあああ!!ひゃぁあああ!!」
ってキチガ*みたいに馬鹿でかい声で叫びやがって、びびって切った。
それからすげえ寒気がして、フラフラしながら自転車乗ってたら、ハンドル操作がうまくできなくなって車道につっこみ、はねられた。
足の骨折だけで済んだけど、なんだったんだあの野郎は。
今でもすげえ腹立つ。



72:2:2015/06/16(火)09:59:18.25.net
人生で二回あった心霊現象を書く
実話だがオチがなくつまらないのであしからず


 ー人生で二回あった心霊現象ー
学生の頃派遣で事務所移転のバイトをしていた
いつもは18時には終わるのだが、その日は色々(物運ぶトラックが遅れたり)あって深夜まで働くはめになった
最後の現場はビルだった

自分が部屋から荷物をエレベーターまで持っていき、社員さん1がエレベーターを操作し、社員さん2が下で積込をしていた
最後に椅子をエレベーターに持っていけば終わりという所で電気が消えた
急な出来事にまごついていると、エレベーターがある反対側の廊下からなにやら女の声がした

しっかりと聞こえているのに何故か何と言っているか分からないが、その声を聞いた途端何か良くないことが迫っているのが分かった
椅子を押して全力でエレベーター前に走ったが、エレベーターはまだ一階に居た
ボタンを連打していると不思議な声はゆっくりとこちらに近づいてくる

「つぎは…………あなた…………ばん…………」

もう曲がり角の向こうすぐそばに居る、という瞬間エレベーターの扉が空いたのですぐに入って扉を閉めた
その後自分は上に上がらず社員さんが確認をしたあとそのビルを後にした



73:2:2015/06/16(火)10:13:06.82.net
二つ目


高校生の時の話だが、当時はいくつかの布団を敷き詰めた所に母自分弟で雑魚寝していた(といってもある程度テリトリーは決まっていたが)

ある日ふと気付くと頭の上をパタパタパタパタと走っている
最初は母だと思ったので止めようと手を伸ばすが、何にも触れない
これはおかしいと思った瞬間音が止むと同時に足の先に何かが立ってこちらをじ、と見ている雰囲気がする

目を開けたくなったが、目を開けたら最後目があってしまいそうな気がしたので目をつぶったまま隣の弟を起こそうとするが、叩こうがつねろうがうめき声一つ上げない

仕方がないのでまだ居間では母が起きているだろうと、居間まで目をつぶって這って行った
そんな母は自分を見て大変驚いていた(そりゃ階段を某呪、怨のように息子が降りてきたら驚く)
以降自分は自分の部屋で寝るようになった



74:名無し物書き@推敲中?:2015/08/21(金)17:53:05.64.net

 ー動物じゃない生き物ー
北海道内の移動は本州でならば軽く県を跨ぐことが出来るぐらいの距離を走ることもある。
そのため、移動時の疲労でうつらうつら。夢とうつつを行ったり来たりする人も多い。
実際その証左に北海道の長距離の直線道は圧倒的に事故が多い。他の技量の必要な道路よりも。

しかし、事故を起こした者は口を揃えて、
「何かいた。動物じゃない。」
と話す。

特に2014年美唄市で起きた人身事故においては被害男性(73)、目撃者の農家の男性(71)加害女性(31)、加害女性の息子(9)のいずれもが、「動物じゃない生き物を見た。笑っていた」
と話した。
農家の男性によると、例の道路は開拓の時代に罪人や外国人を隷働させてつくられたもので、極寒の中作業をさせられた作業者の中には、発狂し、焚き火の火で焼身自殺した者もあったという。苦痛で捻じりあがった口元は、笑っているようにも見えた、という。



引用元:【すこし】オカルト小話【こわい】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/bun/1410185588/




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水恐怖症

2019.09.28 (Sat) Category : 創作作品

407:水恐怖症1:2007/04/03(火)02:02:38ID:LUthtziZ0
俺は元水泳部だ。
だけど、今は水が怖くて幼児用のプールにも入れない。
その原因となった話をしようと思う。

数年前の冬、友人のS宅に呼び出されたのは夜10時も回った時だ。
翌日は休みだったし予定も無かったから、呼び出しに応じる。
女癖が悪くてイザコザに巻き込まれる事数回。
自己中だから友人も少ない。
今回も振り回されるのを覚悟だった。

部屋に着くなり、Sが服を投げて寄越した。
夜釣りに行くのだと言う。
軽装だったから、確かにこのままで行ったら寒い思いをするだろう。
コートだけで良いと言ったのだけれど、汚れると言われて一式借りる事にした。
自己中なSにしては気が利く。

俺とSは体型がよく似ているから、借りた服はピッタリだ。
Sの服を着て帽子まで被ると、鏡に映る自分がSソックリで不思議な気分がした。



408:水恐怖症2:2007/04/03(火)02:03:23ID:LUthtziZ0
行き先は車で30分程の沼。
釣りは詳しくないからドコで何が釣れるという知識は全くない。
言われるままに餌をつけて糸を垂らした。
月明かりで、水面に浮かぶ浮きが揺れるのを、ぼうっと眺める。

釣りは誘われればする程度だし、暗いし、会話もないし、暇だ。
それにしても、こんな時間に俺を釣りに誘うなんてSも余程暇だったのだろう。
ふと思い出してSに訊ねた。

「そういえば、彼女は?」
翌日が休みともなれば、大概は彼女と一緒に居たはずだ。
特に今付き合っている女はベッタリするのが好きだとノロケられていたし。

「あぁ、その事なんだけどさ。」
ふいに真面目な顔をしてSが俺を見た。
「幽霊、信じるか?」
俺の問いを無視した問いで返されたけど、Sとの会話では良くある事だ。
ぶっちゃけ俺は幽霊だの妖怪だの信じないタチだった。
そう答えるとSは笑った。

「だからお前を呼んだんだよ。」
そう言って、Sは俺が嫌いな(苦手という意味ではない)類の話をしだした。



409:水恐怖症3:2007/04/03(火)02:03:56ID:LUthtziZ0
あの女な、自殺したんだよ。
一緒に海を見に行って、そこで喧嘩して。
ヒステリーおこしてさ。
俺、頭にきて女を置いて一人で帰ってきたんだ。
家に着くなり警察から電話。
女が俺の連絡先を書いた遺書を残して海に飛び込んだんだと。
近くにいた釣り人が見ていて、すぐに連絡してきた。
・・・死んでた。

遺体は1週間前に上がったそうだよ。
10日くらいは水に漬かってたみたいだな。
それからだよ。
風呂にお湯張れば、風呂の中に女の顔。
川を見ればコッチを見てる。
しまいにゃ、味噌汁や珈琲の中からも出てくる始末だ。
どうやら水が溜まってる所に出てくるみたいだ。



410:水恐怖症4:2007/04/03(火)02:05:45ID:LUthtziZ0
俺は大笑いした。
どうやら、自己中なこの男にも罪の意識は人並みにあるらしい。
だって幽霊が本当にいるなら死んだ直後から出るんじゃないか?
そう言うとSも笑った。

「じゃあ、お前怖くないよな。実はそこに今も居るんだ。」
そこ、と指差したのはSから少し離れた水際だった。
もちろん俺は怖くない。
「ここか?」
立ち上がって、その場所に立った。
Sも立ち上がって隠れるように俺の背後に立った。

「なんだよ、怖いのかよ。」
普段からは考えられない脅えようが可笑しかった。
「あの女、目が悪かったんだ。コンタクト無しじゃロクに見えないくらい。」
Sがボソボソと俺の耳元で呟く。
ドン、と背中を押されて俺は沼に落ちた。
落ちたといっても、岸と沼の高低差は30センチも無い。
くわえて、沼は浅くて尻餅をついた俺の臍までしか水は無い。

「ふざけんなよっ!」
立ち上がって岸に上がろうとしたとき、何かに足が絡まった。



411:水恐怖症5:2007/04/03(火)02:06:32ID:LUthtziZ0
藻かゴミかと振りほどこうとしたけれど、足が上がらない。
Sは引き攣った笑いを顔に貼り付けていた。

「悪いな。」
足に絡まったモノは脛を這い上がってきた。
目をやると、ブクブクに膨れた手が月明かりに照らされて異様にハッキリと見えた。
本当にテンパッた状態だと悲鳴も出ない。
手が伸びて腿を這い上がり、腰に届いた時に水から頭が覗いた。
生前の彼女を見たことがあったけれど、面影は何一つ残っていない。
腰に抱きついて俺を水の中に引きずり込もうとする。

助けを求めようと岸を見ると、Sの姿は無かった。
エンジンの音が遠ざかっていった。
女は完全に俺に覆いかぶさった。
死ぬ。殺される。
そう思ったとき、ふいに身体が軽くなった。
耳元で声が聞こえた。

「また置いていくのね。」
息がかかるくらい近いけれど、空気は動かない。
「つれてって」
生臭い匂いがした。



412:水恐怖症6:2007/04/03(火)02:07:10ID:LUthtziZ0
体中が氷漬けになったように冷たい。
沼から這い上がって、どこをどう歩いたのか記憶にない。
気が付くと、自宅の玄関で子供みたいに泣いていた。
沼の水を吸った衣類を脱ぎ捨ててゴミ袋に詰め、シャワーを浴びる。
どんなに熱いお湯をかけても、背中が冷たい。
布団にくるまっても寒くて寒くて、我慢できずに元凶のS宅へ車を飛ばした。
Sも普通の状態じゃなかったのだろう。
鍵が開いていた。

扉を開けた瞬間、背中から何かが抜けたような気がした。
「おい!S!!」
ふらりと奥から出てきたSは、俺を見るなり真っ青になって震えだした。
ぶん殴ってやろうと手を伸ばして、Sの視線が俺の後ろにある事に気が付く。

「おまえ・・・水、ないのに・・・・・」
背後から生臭い匂いがした。
ここに1秒でも居たくない。居てはいけない。
目を瞑ってSを突き飛ばし、躓きながら部屋を飛び出した。



414:水恐怖症7:2007/04/03(火)02:07:40ID:LUthtziZ0
翌日、友人数人を誘ってS宅に向かった。
死んでいたら最後に会った俺が疑われるだろう。
妙に現実的な事を考えながら友人達に先を譲る。
やはり鍵は開いていた。

先に入ったやつが呼びかけているが返事は無いようだ。
上がるぞ、と声をかけて上がりこんでもまだ俺は部屋の外にいた。
「S!おいS!?」
慌てた声に、やはり・・・と溜息が出た。
自業自得とはいえ、最後まで面倒に巻き込まれてしまった。

「おい、なんだよコイツどうしちゃったんだよ。おい、俺が分かるか?」
様子がおかしい。どうも死体を見つけた雰囲気ではない。
覚悟を決めて部屋に入ると、友人達に囲まれてヘラヘラと笑い続けるSがいた。
目の焦点があっていない。
頭からグッショリと水を被ったように濡れている。

「シッカリしろ、S!」
ヒヒヒ、と壊れたSは笑い続けるばかりだった。
呆然と立ち尽くす俺の背後に、また生臭い匂いの気配が立った。
「ありがとうねぇ」

俺は、この一件依頼、海にも沼にもプールにも近づけなくなってしまった。



415:本当にあった怖い名無し:2007/04/03(火)02:10:51ID:ZgMKbtlA0
あぁこのベッタベタな作り話感。
常駐してる作家もどきだな。
俺も常駐してるから分かる。
畜生、この手の作風に慣れちまった俺が嫌だw



416:本当にあった怖い名無し:2007/04/03(火)02:13:43ID:mADjf5a7O
なかなかでした(^^)



417:本当にあった怖い名無し:2007/04/03(火)02:17:19ID:+CSprAqK0
まぁ、面白かったから良しとしる



420:本当にあった怖い名無し:2007/04/03(火)02:24:56ID:UsFkQjbd0
>>415
心の中だけで言っていれば済むこと



421:本当にあった怖い名無し:2007/04/03(火)02:44:24ID:ZgMKbtlA0
>>420
作者に聞いて欲しいんだよ!


引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?162
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1174247547/407-421




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