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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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宿直室に潜む…

2018.07.03 (Tue) Category : 創作作品

464:本当にあった怖い名無し:2006/12/03(日)01:04:41ID:E8FXz0B/0
現役教員です。
この時期は生徒の成績記入で忙しいです。

今月は22日が終業式と、例年に比べて早いのでなおさらです。
なので先週あたりから残業が続いてます。
今までのテストの成績をまとめたり日誌を読み返して生活態度の評価判定したり、そんなこんなで帰りは8時くらいになります。

その日も職員会議が重なり
「あー、こりゃ遅くなるかな」
と覚悟して教室(自分の担当は4年生っす)で作業をしていました。
この頃は日の落ちるのが早く、それを意識してペースを早めに取り組んでいました。

ようやく男子の半分くらいまでいったので一息つけるか、と職員室にお茶をもらいに行きました。
四年生は三年生とともに校舎の2階にあるので1階の職員室に行くのはわけないです。
そこで気が付いたのですが、廊下に出て左を見ると階段があります。
ところが階段といっしょに音楽室とかある別棟への通路もあるので、シャッターが下りていました。

仕方なくその奥にある、非常階段から降りて1階に行くか、と思ったわけです。
非常階段をかつかつと下りていき、ちょっと不安になったものの1階の扉はすんなり開きました。
後は職員室へ行くだけです。
そこからが、自分自身わけわかんねー状況にハマるわけですが。



465:本当にあった怖い名無し:2006/12/03(日)01:11:56ID:JRPGRN170
wktk



467:本当にあった怖い名無し:2006/12/03(日)01:14:46ID:E8FXz0B/0


職員室に着くまでに3つの部屋の前を通ります。
1つめが宿直の先生や用務員さんの泊まる部屋。
2つ目が生活指導室。と言っても使っている所を見たことはほとんど無いですが。
3つ目は職員室の隣の、印刷室。

それらはこんな時間では開いているはずも無く、ただ職員室に明かりがついているのでまだ私のほかにも何人か残っているんだな、とぼんやり思っていました。
ところが、いきなり最初の宿直室の扉が少し開いていました。
もちろん明かりはついていません。

鍵をかけ忘れたのか?でも今日は宿直ないよな(明日は土曜日)と思い、それでも用務員さんが最後に点検して閉めるから別にいいや、と通り過ぎようとしました。



468:本当にあった怖い名無し:2006/12/03(日)01:17:39ID:E8FXz0B/0


それでも気になるこた気になるし、第いち自分は臨時教員なもんでそこを利用した事も無く、ちょいと興味はありました。
ま、電灯ついてないんだし暗くてワカンネよなと、チラッと扉の隙間を見た時でした。

(続きは『続きを読む』をクリック)










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童麺

2018.03.19 (Mon) Category : 創作作品

889名前:⑦⑦⑦ 2018/03/14(Wed)09:10:56
幻のラーメン『童麺』を探して4ヶ月余り。
いくら中国の物価が安いとはいえ、帰りの渡航費を引くとあと1週間が限度か。
ラーメン激戦の日本で成功するには『童麺』を知る以外、道は無いと思っている。

きっかけは中国系移民で俺のラーメンの師匠、朕さんの話からだ。
浙江省にある村でしか作らないと言われているらしい。
ほとんどの村はお茶ばかり作っているし、独自のラーメンを作る人たちは居なかった。
しかし、これが最後と決めた村で、ついに『童麺』と出会った。

他の村よりもっと貧しいと思われる山村。僅かばかりの開墾で食べているのが俺の目でもわかる。
その村では旅人にしか出さない、最高のもてなしが『童麺』なのだと言う。
俺が訪ねた家は8人の大家族だった。子供4人、若い夫婦2人、老夫婦2人。
充分な謝礼を用意するから是非、振舞って欲しいと一家の主であろう長老にお願いした。

長老の話では数十年前から、そういったもてなしはしていないとの事。
作り方も老人達の一部しか記憶しておらず、自分も曖昧だと言う。丁重に断られた形だ。
さすがにここまで来て手ぶらで帰れないので、帰りの渡航費も含めた金額を提示し、
土下座してお願いした。

「この村は中国でも旅人を最も大切にしてくださる村だと聞きました。是非教えてください。私も必死なのです。私の家族の為でもあるのです。」

「わかりました。明日の正午、またお訪ねください」

翌日の正午、再び訪ねた。

「どうか、しっかりと味わってください。そして目にしっかり焼き付けてお帰りなさい」

黒く、そして異常に細い麺を見た瞬間、全てを把握した。
俺は泣きながら、どうしようもない後悔をしながら『童麺』を必死に食べた。

そして1時間後、謝礼を済ますと7人の家族に見送られて村を後にした。


(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました。いわゆる「意味がわかると怖い話」なんですかね?コレ)




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ー鬼になる理由<晴彦3>ー <オオ○キ教授シリーズ>

2018.02.12 (Mon) Category : 創作作品

310:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:00:52ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 1/9

崇志兄の電話の言葉が理解できなくて、
「何それ?」
と聞き返した。
崇志兄は呆れた声で、
「ラッカーって知らんか?固まったペンキを薄める液体」
って説明した。
あ。『ラッカー』か。
…いきなり、
「買ってきてくれ」
って言われてもわかんねえよ。

理由を聞いて納得した。
『鬼』という存在について、オレは、なんとなく、個人のトラブルみたいな規模の小さいものに起因してるのはおかしい気がしていたから。
かつてのI村に、土地の奪い合いのような凄絶な過去があって、そこから『鬼』を生み出す悲劇が起こった、と考えるほうが自然だ。

「たしか隣りの集落に金物屋があったから、そこで買ってくる。25分待ってて」
と言うと、崇志兄の隣りから美耶ちゃんの悲鳴が聞こえてきた。
「ゆっくりでいいから!全然余裕で待ってるから!」
…まったく…(笑)
でも、美耶ちゃんの声が聞こえるってことは、この電話は『鬼』からじゃないんだな。



311:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:02:33ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 2/9

ちょっと前に、オレと崇志兄と父さんで『妖怪』について話をしたことがある。
実際にいるのかいないのか。いるとしたら、正体はなんなのか。
UMA(未確認動物)のような未知の生物だとしたら、全国に広がっている河童や天狗の伝説はありえないことになる。そんなに多数の生き残りがいる種が、何の証拠も残さずに生息するなんて無理だ。
それに、妖怪には禍々しい逸話がついて回るのが常。人間を襲って死に至らしめたり、人間の言葉を話して暗い未来を予言したり。

「河童は、単純に、川遊びで溺れて死ぬ子どもに対しての揶揄だろ?」
崇志兄はそう言った。確かに緑の体を持つ河童の伝承の多くは、子どもを川に引きずり込むものだ。
でも、父さんは否定した。
「遠野物語を読んでみなさい。そこには赤い河童の話が出てくる」
赤い河童は、人間の女に自分の子どもを生ませる。生まれた子どもは人間ではなく異形をしていて、すぐに切り刻まれて殺されるそうだ。
「奇形を間引きした話ですかね」
と崇志兄が推察した。

オレは、貧しい山里が飢饉でも生き延びられるための知恵として、要らない胎児を保存したのではないかと思ってる。



312:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:05:02ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 3/9

そんなふうに、人間の業を妖怪という存在に照らし合わせてみると、奇妙な一致が見えてくる。
姥捨ての風習がある地域に多い神隠しの話。前述の遠野物語を引き合いに出すと、山の怪異の項がそれに当たる。
1人で山中に入った女が神隠しに遭う。何十年後かに老婆として里にいったん戻ってくるが、その後、自ら山に帰ってしまう。
―――――捨てられた人間が里に帰れるわけがないからだ。
そして、帰ってくるのは、生きている人間ではなく、捨てられた未練を引きずりながら山中で没した怨念ではなかったのか。

神隠しが、『老婆』ではなく『若い女』や『子ども』を対象にした話が多いのも…。
捨てられたのは年寄りに限らず、守るべき親がいない子どもだったり、厄介ごとをしょわされた女という、弱い立場にまで及んでいたからじゃなかったのだろうか…。

その意見に、父さんは肯定も否定もしなかったが、もう1度遠野物語を例にたとえて、暗に認めてくれた。
「マヨヒガという話を読んだことがあるかね?お伽噺では『山の御殿』とも称される、全国に分布する話だ。遠野物語では」
「マヨヒガに迷い込むのは、知的障害を持つ女性だった」

『山中の御殿』を見つけた人間は、御殿から持ち出した小物(主に食器)によって、尽きぬ財産を与えられる裕福な結末を迎えることが多い。
和やかな逸話は、その裏の壮絶な悪意を隠している場合が、残念ながら少なくない。



313:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:06:46ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 4/9

記憶どおり、隣村に入ったところで小さな金物屋を見つけた。
3時半を回っていた。山間の村は、太陽の勢いをなくしていた。
店に入ると、50代ぐらいの元気のいいご主人が、
「こんちはっ!」
と挨拶で迎えてくれた。
…あ。なんだか久しぶりにまともな空間に戻ってきた気分だ…(笑)。

ラッカーと、それから念のため赤いペンキを頼むと、ご主人は顔を曇らせた。
「引っ越しされるのかね?」
どうやら、オレがI村に住むと勘違いされたらしい。
「いえ。加藤のお婆ちゃんから頼まれまして。窓枠の色が剥げてきたのでペンキが欲しいと」
とっさに嘘をついた。なぜそんな言い訳をしたか、自分でもよくわからない。
「あんまり関わらないほうがいいよ、お兄さん。あそこはいろいろ曰くがあるからね」
と含められたので、カマをかけてみることにした。
「曰くって、I村が部落民の村だってことですか?」
ご主人は肩を竦(すく)めて、
「部落民なんか残ってないよ。あそこの連中がみんな追い出したからね」
と答えた。



314:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:09:32ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 5/9

やっぱりそうか。
崇志兄の話から推測はできていた。
I村に残っているのは先住者なんだ。そして、自らが追い出した移住者の祟りを恐れて、移住者のふりをするために赤い窓枠という隠れ蓑をまとったんだ。

「それっていつごろの話ですか?村には窓が赤くない家もいくつか残ってましたよ」
廃屋となっていたその家々は、年代的には昭和に入ってから建ったもののように感じられた。
「戦後だよ」
とご主人は言ってから、
「日露戦争」
と付け加えた。
ってことは、もう100年以上も前じゃないか。
「明治時代ってことですか?でも、そんなに古い村ではなかったと思ったけど…」
疑問を口にすると、ご主人は、
「1度廃村になってるからね。そのあとに、かつての住人が戻って住み着いたんだ」
と説明した。



315:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:11:34ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 6/9

オレの興味を察したのか、ご主人は饒舌に語ってくれた。
「あの村は、日清日露の戦争のあとに日本に来たアジア人が切り開いた土地なんだ」
「お兄さんみたいな若い人にはピンと来ないかもしれないが、当時、日本で開拓された土地の中で、工事が難しい劣悪な場所は、よく外国人が駆り出されたんだよ。死んでもうるさくなかったからね」

トンネルの掘削などに朝鮮や韓国の人間が携わっていたのは、オレも知っていた。
そういう現場には、よく、傍らに慰霊碑が建っているから…。

「私も祖父さんから聞いた話なんで、事実かは知らないが、I村は、開拓後、その外国人たちに与えられる村だったらしい」
「でも、その前にどこからか流れ着いた日本人がバラックを建てて住み着いてしまった。外国人との間に小競り合いが頻繁に起きたらしいが、政府は何も手を打たなかったようだよ」

そうだろうな。想像はつく。
アジアからやってきた人たちを、都合よく土木工事に利用した政府が、工事終了後にアジア人のために尽力を尽くすなんて考えられない。
流れ者の日本人とトラブルがあろうが、仲裁に入る労力は割かなかっただろう。

「I村は、毎年死人を出す地獄と化していたと、祖父さんは言ってたよ。だから私たちも、あの村にはいい印象を持っていない」
ご主人は厳しい顔で吐き捨てた。



316:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:13:31ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 7/9

ご主人の話は、さらに、オレの求めている核心に近づいていた。
要約すると。

I村の様相が醜悪を極めてきたある年、救世主…が現れた。
同じようにバラックを建て住み着いていたアジア人の集落に、夫を亡くした若い後家さんが来たんだ。
彼女は、ご主人のお祖父さんの言葉を借りると、『男から見て完璧な女』。つまり、容姿、性格ともに非常に魅力的な女性だった。
日本人の集落に住む若い男たちでさえ彼女に夢中になった。大勢から求婚されるほど、その当時は華やかな空気が村を包んでいたようだ。

―――――もし…。
―――――勝手な要望だけど、もし彼女が日本人と結婚していたら、I村は、日本人とアジア人が友好的に融合した村になったかもしれない。

でも、彼女は、どの求愛も突っぱねた。
あとでこのことを説明したとき、崇志兄は、一言で言ってのけた。
「そりゃあ、自分の国の住人と殺し合いまでしてきた日本人に嫁ぐ気にはならんだろ」
…オレはまだ女性の心理には未熟だな…(苦笑)。



317:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:14:57ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 8/9

男女問題の鬱屈が大きく積み重なってきたころ、I村に1つの事件が起きた。…事件というか…。
『磯神』が立ったそうだ。
首をかしげているオレに、ご主人は、
「ここらへんじゃ、みんな知ってることなんだけども」
と苦笑いしながら教えてくれた。

この地方の山の峠に立つと、ごく稀に、海の方角に『光の柱』を見ることができるそうなんだ。
天までまっすぐに貫く光柱は、大きな災害の前触れなのだという。
その現象を、この辺りの人はいまでも、『磯から上がってきた神の怒り』と言い伝えているらしい。

「まだまだ昔だったもんだから、磯神が立ったと噂が流れたときに、贄の儀式をしたんだそうだ」
ご主人は、人間の愚かさを揶揄するように嘲笑した。
「後家さんと、後家さんの連れ子が犠牲になったって話だよ」

ご主人が記憶していた『磯神のやってきた』年は、大正12年ということだった。
関東大震災…。
この土地にまったく関係のない地震になったのは、贄の効果なんかじゃないと、オレは思う。




318:オオツキ◆.QTJk/NbmY:2009/01/26(月)01:16:26ID:55OO9lfHP
鬼になる理由<晴彦3> 9/9

その後、I村から住人が消えた。
具体的な祟りはご主人も知らなかった。
「そんなものはなかったんじゃないかな」
とも言った。
いまのI村は、かつて日本人の集落に住んでいた人たちの子孫が形作っている、とのことだ。
アジア人たちがどこに行ってしまったのかはわからないらしい。

ご主人の最後の言葉が印象的だった。
「I村には、なんでか雷がよく落ちる。雷神に魅入られた村なんか、ここらへんの人間は誰も近づかん」

雷神か…。
雷神は鬼の角を持って描かれる神様、だ…。


引用元:【霊感持ちの】シリーズ物総合スレ7【友人・知人】
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1230444736/310-318

(※管理人注:この話をもって、オオツキ◆.QTJk/NbmYは活動の場を個人ブログへ移しました。が、その個人ブログも閉鎖して現在は見られません。よって、このシリーズはこれで終了。)









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