552: 1/5:2011/08/25(木) 12:52:47.64 ID:chl3ac9U0
俺の田舎での話だが
俺の田舎は家と家の間隔が結構あるんだが、俺の家だけ隣接して家があった。
それ自体に意味はないが、俺が4歳ぐらいの時にその家に赤ちゃんが生まれた。女の子だった。
田舎らしく家族ぐるみで付き合っていたので、俺もその子の世話をしたし、妹のように可愛がった。
けれども、その子が生まれてからどうもその子の家に不幸なことが続く。
父方・母方の祖父母・親戚が相次いで死亡。
母親が風邪から骨ヒビ→骨折→肺炎→慢性的喘息のコンボ。
父親がリストラ→友人に裏切られる→鬱のコンボ。
その他にもいろいろあったらしいが、当時子供の俺が知っているのはこれだけ。
ちなみにその子は別に何事もなく健康元気に成長していた。
553: 2/5:2011/08/25(木) 12:54:31.32 ID:chl3ac9U0
その子=女でお願いします
女が五歳ぐらいの時、とうとう母親と父親が心中してしまい、家に女が引き取られた。
母親と父親がいなくなったのに、女は別に気にして無いようだった。
女が大きくなるにつれ段々と美人になっていったが、常に無表情で言葉もあまり話さない。
俺の両親は気味悪がったが、俺は気にせず遊んだり勉強を見たりしていた。
田舎じゃ女は人形が動いているだのどうのこうの、人ではないような噂が立っていたらしい。
ある時、女の方から
「たまには昔のようにお風呂に入ろう」
と誘われ、一緒に風呂に入った。
俺が隠しているのに女は堂々としていて、そのせいで気づいた。
右腕が女の右腕じゃないし、左腕が女の左腕でもないし、右腕とも違う。
足もそうだった。左足と、右足も。
意味が分からないかもしれないが、女の元々の手足を右左腕足それぞれ別人のものと入れ替えてるって感じ。
感覚というか、一目見てそれが分かってしまった。
皮膚の色は左腕だけほんのちょっと違うくらい。
気づいてしまうと、今日一日女が妙に左腕を使ってなかったことも思い出した。
でも、なんか言うこともなく体を洗いあってお風呂タイムは終わった。
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