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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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ー人魚職人ー <喜一じいちゃんシリーズ>

2018.06.11 (Mon) Category : ミステリー・不思議な話

562:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)17:48:05ID:qHMt0DXA0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。

「人魚職人」
「おぉーい喜一」
釣りから帰ったばかりの喜一を店から誰かが呼んだ、この声の主は
「トチロウおじさん!?」
親父の友人の変人学者だ。
「面白いもん見せてやるよ」
シシシと笑いながらおじさんは木箱から何かを取り出した、中から出てきた物に
「人魚!?」
喜一は大きな声を上げて驚いた、それは大根ほどの大きさで頭は人型、下半身は魚の人魚のミイラだった。
「なーすげーだろ?港町で異人をたまたま助けた礼に貰ったんだ」
何故こんな物を感謝の気持ちにしたのだ?と普通は思うが喜一には大方トチロウがこれを欲しがったのだろうと推測できた。

話しがトチロウの武勇伝に変わろうとすると
「で、この紛い物を俺にどーしろって言うんだ」
帳簿を書きながらまるでおじさんの話しにも人魚にも興味がない様に親父が言った。
「えっこれ偽物なの?」
喜一が目を開いて親父を見る
「あたりめぇだろ猿と鯉を繋げた物だ、干物にすれば繋ぎもめだたんからな異人にはこう言った物が売れるんだ」
親父の言葉を確かめる様にトチロウの顔を見上げるとトチロウは肩をすくめて
「残念ながら偽物だ、だけどこういう精巧な作り物は俺は芸術だと思うんだよ」
とそう言ったが、芸術に興味のない喜一には残念でしかたがなかった。

トチロウは人魚を実家に持って帰ったが気味悪がられ根無し草なトチロウは置き場所に困り結局家へ持ってきたのだった。
「頼むよ、預かっててくれ、気に入ってるから売りたくは無いんだ」
懇願するトチロウに親父は少し考え、人魚を手に鑑定をするかのようにまじまじと見だした。
「…おっおい売らないからな」
心配そうにトチロウが言うと親父は変わった条件を出してきた。



563:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)17:49:22ID:qHMt0DXA0
「この人魚の職人を調べて見ろよお前好みな事が解るかもしれんぞ、俺も少し興味があるからな、何か解れば話しを聞かせろよ、それが条件だ」
こんな素っ頓狂な取引にトチロウはまじめに腕を組んで考えた
「最近は暇だしな…俺好み…」
悩むトチロウをよそに親父は人魚を片づけ出す。
「解ったいいだろう、しかし全く何にも無かったら蔵の商品を一つ貰うからな」
そう言い捨てるとトチロウは親父の返事も聞かず店を飛び出して行った。親父の口から
「好かん」
と言う言葉は出なかった、が親父がこんな事を言うときはかならず何かあると知っていた喜一はトチロウを心配した。

トチロウは港を歩き回り数日後、何とか人魚職人を捜し出した。雨が降っていても宿も取らずに傘もささずに聞いた住所の家へと直ぐさま足を運ばせた。が家主は留守、不用心にも鍵がかかっていないのをいい事にトチロウは早速家の中を調べだした、もし見つかりでもしたら大事だと言うのにトチロウの余裕っぷりは場数を物語っていた。

家には細工に使う道具、猿の干物やら薄気味の悪い物が山ほど出てきたがトチロウ好みの謎は見あたらなかった。
それもそのはず、探している本人が何を探せば良いのか解らないのだ。
「ふー」
と一息つこうとしたときだった

「て…ててめぇ何もんだ」
後ろから太い男の声、振り向くとトチロウに庖丁を突きつける男が立っていた
「少し見ていたが物取りじゃ無さそうだが…せせせ政府の人間か?」
男はトチロウを前に落ち着かない様子
「おいおい俺が政府のお偉いさんに見えるか?それにたかが人魚の偽物ごときで訴える人間もいねぇだろぅ?」
トチロウはまるで刃物が見えていないかの様にへらへらと笑うと男はトチロウの姿がそんなにひどい物だったのか上から下まで見定めると
「見たところ丸腰だな」
そう言って庖丁を下ろした
「じゃあ一体人の家のガギを壊してまでの用ったぁ何だ?」
「鍵?鍵は知らねぇが…ええっと無病息災に効く人魚様を買いに来たのよ」
トチロウの適当な答えに
「ウチは出荷はしてるが売りはやってねぇ、周り近所にも人魚細工の事は言ってない。お前何処かの港町の商人からここを聞いて来たんだろう?何故そこで人魚を買わずこんな町はずれまで来た?第一お前が家を詮索している間から人魚は足下に転がっていただろう?」



564:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)17:50:32ID:qHMt0DXA0
また怪しまれ、刃物を前に出された、殺すつもりならとっくに刺していると解っていたトチロウにとって刃物は効果が無かったが、ここに来た理由をどう言えば信じてもらえるのかを首をひねらせて考えていた。

この状況で余裕さえ感じるトチロウの物腰に男の方が内心怯みかけていると
「えーっとあれだ、こんな安っぽいのじゃなくて御利益があるいいヤツが欲しかったんだよ」
また適当に答えたのだが以外と核心を付いたのか男がピクリと反応した。
トチロウはそれを見逃さなかった
「あるんだろう?とっておきのが?」
相手の顔色を伺いながら話しを作って行った
「聞いたんだよ御利益がある特別な人魚の話しを…」
男はトチロウの話しを聞き終える前に庖丁をトチロウに振りかざしたかと思えばそのままトチロウの後ろへ行き沢山の人魚細工の中から一匹掴むとそのまま抱えて窓から逃げ出したのだ。

一瞬何が起こったのか解らなかったが慌ててトチロウは後を追った、雨の中どれだけ走ったろうか、男がドロに滑り派手に転んだ、すかさず取り押さえようと男の腕を掴んだとき水溜まりに転げ落ちた人魚細工が跳ねたのだ、まるで喜んでいるかの様に水溜まりの中へ潜って行ったのだ。

トチロウは自分の目を疑ったが直ぐさま横たわる男を飛び越え泥水の中を手探りで探していると
「わぁぁぁ」
後ろで男の叫び声がした、振り向くと誰もいない…さっきまで男が転がっていたのにどこにもいない、周りはただっ広い畑で隠れようがないのだ。
人魚細工も男も消え、土砂降りの中トチロウただ一人がぽつんと立っていた。



565:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)17:51:10ID:qHMt0DXA0
手がかりを無くし、聞き込みも虚しく途方に暮れトチロウは帰って来た。
トチロウの話しをあらかた聞くと
「ふーんなるほどな、そいつが俺を呼んでいたのかもなぁ」
のんきにキセルをくわえながらそう言う親父に
「おい、本物の人魚なのか?どーなんだ?」
とトチロウは親父に言い寄った。

「どうと言われてもな、俺はお前の細工物から禍々しい移り香を感じただけだからなぁ、本物だったんじゃねぇのか…」
適当な親父の答えに不満なのかトチロウはブツブツと考え込んでしまった、親父の中では何か納得出来たのかすでにこの話にはもう興味がない様に
「木を隠すなら森の中…人魚を隠すなら……」
と一言言うと腰を上げ仕事に戻ってしまった。
「だけどそれじゃあ逆効果じゃねぇのか!?」
親父を追う様に席を立ちあーでも無いこーでも無いと、いつもの二人の会話が延々と続いたのだった。

こうしてトチロウの人魚細工の事はすっかり忘れられ、「武者事件」まで人魚細工は蔵で埃をかぶるのだが、その話しはまたの機会に……


どうも孫です、やっと乗せることが出来ました。なかなか言葉がまとまらず(鮮明に書くとものすごい長文になる)遅くなりました。
長文おつき合い戴きありがとうございます。



567:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)20:01:39ID:jCTwPAGwO
トチロウおじさん久しぶりだなー
孫さんオモシロかったー(^^)/ありがと



568:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)23:16:04ID:XaiIn+oqO
孫って人なんで小説書いてるの?



569:本当にあった怖い名無し:2007/02/24(土)23:54:15ID:5/UF0JiK0
>>568
無粋な奴だな



引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part37
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1168931224/562-569









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危うしハムどん

2018.06.11 (Mon) Category : オカルトでも笑いたい人へ

605名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)17:37:45ID:w28O8Nf40
妹が飼ってたゴールデンハムスターの♂
どんくさいのどんで「ハムどん」
呼ぶと寝ててもフンフンしながら寝床から出て来るんだけどある日呼んでも出て来ない

寝床の屋根を外して見た腹上に向けて熟睡してるように見えた
「ハムどん?」
人指し指でお腹をつんつん
あれ・・・なんか冷たい・・・
そっとつまみ出して両手で持ってみたら体全体なんだか冷たいの
やべっ真だか?
どどどうする?ハムどん両手で持ったままおろおろ;;

「心臓マッサージ!心臓マッサージ!」
と急に後ろから妹の声がした
「おおう!」
と心臓かな?って場所を指でそっとマッサージ
うーっm効果でてるのかわからん
「ダメだーどうしよー!」
「じゃあ気付けに酒だ!酒!」
と再び妹
酒?ウチに酒なんかないよ!酒酒えーーっ?

ふと目を上げるとハムどんのケージが乗ってる隣のタンスの上にベイリーズ(クリームリキュールですごく甘い)のミニチュアボトルが!
これだ!とハムどん片手に口でキャップを開ける
「早く早く!」
とせかす声
ボトルの口を人指し指でふさぎ逆さにして指に中味を付け一滴ほどをハムどんの口を濡らして見た
「動かねえ~~だめだよ~~」
と泣きそうになる

「マッサージ!マッサージ!」
と再び妹ぬれてない指でそっとそっとマッサージ
「酒だ酒!」
「おおう」
とベイリーズを口へ
「マッサージ!マッサージ!」
「おおう」
とそっとそっとマッサージ

それを2~3度繰り返していたらハムどんの口がもぐもぐもぐ
体のぬくみも戻って来て
「ベイリーズもっとチョウダイw」
というそぶりw
ヤターーーー+.(*゚∀゚*).+イゴイタ-ーーーー-!!
と振り向くと妹がいない・・・・・あれ?妹子?あれっ?
そう言えば妹は学校行っててうちにいるはずない時間
あれ誰だったんだろ



606名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)18:03:15ID:Or6P+H7s0
>>605
それ寒い部屋にほうちして冬眠しかかったんじゃ・・・
動物はちゃんと勉強して飼ってね



607名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)18:06:37ID:EXttgxABO
>>606
えっ!そこ?www

>>605
幽霊に蘇生方法教わるって貴重w



608名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)18:17:10ID:eCoLgRQaO
きっとハムスター好きな人だったんだよ



609名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)18:45:40ID:CXEPR4dv0
>>605
動物好きの霊がたまたま通りかかって良かったなw



611名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)20:53:32ID:yVDbGQGq0
ゴールデンハムスターって冬眠するん?
とりあえず部屋は寒くなかったし寒い季節じゃなかった
買ってから2年目だったから
そのあとさらに2年くらい元気に生きてたよ
ハムじゃ長寿なんでね?

帰宅した妹に話したらハムどん必死に蘇生させたの喜んでくれると思ったのにベイリーズのミニボトルに手をつけたこと怒らりた・・・酷い・・・



612名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)21:08:26ID:Or6P+H7s0
本来冬眠しないものを冬眠状態に追い込んだことがひどいんだってば
2年じゃ全然寿命じゃないし5年は生きる動物。
素人のマッサージで肋骨折ったり内臓に致命傷を負わせることもあるしアルコールなんて与えたらその場でショック死もある
さらに本来夜行性の生き物を頻繁におこしていたようだし日ごろのつもり積もったストレスは大変なものだったはず
全然笑い話じゃないわ・・・



613名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)21:21:16ID:21OuIHlk0
>>612
他人に文句つける前に半年ROMれ
2年目のハムがその後2年生きて4年なら、ああいう小動物なら5年が寿命としても誤差のうちだ。



615名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)21:50:57ID:92MxBzUFO
>>611
言いたいことはいろいろあると思うけど、ここはこらえて欲しい
荒れちゃうから

寿命は、wikiのハムスターの項に書かれている位が一般的なんじゃないか



617名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)21:57:56ID:yVDbGQGq0
>>615
今はもういない会ったこともないハムどんに心砕いてくれたからむしろ嬉しいよ
無知はダメだと思うしね



618名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)22:08:15ID:WuX5G0Cui
>>617
あんた、いい人や



619名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)22:14:47ID:yVDbGQGq0
>>618
とか言っといて本人にレスしてなかったぁーーー!

>>612
ハムどん思ってくれてありがとう



620名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/15(火)22:24:58ID:EXttgxABO
>>619
おっちょこちょいw
久しぶりにあったかい気持ちになったよ、ありがとう。



641名前:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2009/09/16(水)19:52:17ID:bFA6X/7T0
>>611
妹ひどいw


引用元:【全米が】なんか笑える霊体験13【テラワロス】
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1251722568/605-641




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私、霊感あるよ。

2018.06.11 (Mon) Category : ミステリー・不思議な話

398名前:⑦⑦⑦ 2018/06/10(Sun)14:15:05
友人に誘われてその知り合いのおなご衆とバーベキューをする事になった。
夜の川辺で焚き火を囲んでいる夏の夜、当然というか必然というか、怖い話で盛り上がっていた。

各々持ち寄った怖い話も一段落ついた頃、まだ話してない子がポツリと、
「私、霊感あるよ。」
なんて言い出すもんだから皆大喜び。
あまり非科学的な事は信じたくない俺は彼女に証明してくれと言ってみた。

すると、
「あんたの背後に、おじいちゃんがいるよ。」
っとまぁ、ありきたりな事を言ってくれちゃうもんだから。
人相まで詳しく言い当ててくれとまくし立ててみると、ものの見事にピタリ一致

少し怖くなって俺が黙ると、たたみかけるように彼女が言う
「お墓参り全然してないでしょ、おじいちゃん哀しそうな顔してる」
とまで言われ、流石に俺も、信じはしないものの
「墓参り、行こうかな。」
と思ってしまったその瞬間、彼女は目をクワッと見開き
「今、お墓参り行こうって思ったでしょ?」
と、図星をモロに突いてくれた。

なんでわかるんだと聞いたら、
「だって、おじいちゃん少しニコッとしたから。」

それでも信じたくなかった俺だったが、さすがに不気味になって引いていた。
そこで、すっかり肝を縮めてしまった俺を見かねた友人が
「俺もなんか見てくれよ」
と言うと、
「あんたの車、白いセダンでしょ。」
と、これもまた図星。

俺と同じく友人も何でわかるんだと問うと、
「その車、気をつけた方がいいよ。」
俺も友人も2人揃ってビビってしまい、ここらでお開きにしようという事にした。

その後、その時の事をよく考えてみると、俺や友人に言った事は・・・霊感が無くても誘導出来る話なんじゃないだろうかと思った。
心の中で奴はペテン師なんだろうと思うようになっていた。

しかしバーベキューの日から一ヶ月程経った時、友人が大事故を起こしたという報せを受けて呆然とした。
幸い命を失うまでには至らなかったものの、ムチウチと両足の骨折という洒落になってない状態だった。

廃車となった白い旧型のクラウンを解体した時、ダッシュボードの裏側が、大量の血で真っ黒になっていたと友人に聞いた。
その血は友人の物ではなく、恐らくは友人の前の所有者の物だろうとの事。

以来、少しだが非科学的な事も信じるようになった。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)




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