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リプリー・スクロール
2013.05.18 (Sat) | Category : ミステリー・オーパーツ
【概要】
リプリ―・スクロールとは、15世紀に錬金術師として活動していたヨークシャー出身のアウグスティノ会修道士、ジョージ・リプリ―の名前に由来する巻物である。
彼は、変成転換と不死の秘密を探し求めて20年近くもヨーロッパを旅し、彼が1477年にイングランドに戻って来た時には、彼がそれを見つけたのだと信じた人もいた。
トルコとの戦いの資金として彼がマルタとローデスの騎士に与えた多くのお金は、彼がベースメタルから変化させたゴールドによるものだったと言われている。
リプリ―・スクロールは、謎めいた一連の絵の中で、寓話として名高い賢者の石がどのように作られたのかを示している。錬金術を学んだことのない人のために言っておくと、この賢者の石が、不老不死薬を作る重要な原料であり、鉛を金に変えるためにも必要だった。
一連の絵には、“あなたは、地球の水、空気の地球、火の空気、地球の火を作らなければならない”というような不可解な言葉が添えられている。
ケンブリッジ大学の付属施設であるフィツウィリアム博物館には、「リプリー・スクロール」という錬金術写本が残されている(原本は2点しか現存しておらず、残る1点は大英博物館にある)。
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ナスカで新たな地上絵 人物2人、山形大発表
2013.04.16 (Tue) | Category : ミステリー・オーパーツ
線文字A
2013.04.12 (Fri) | Category : ミステリー・オーパーツ
【概要】
線文字Aは、およそ紀元前18世紀から紀元前15世紀頃までクレタ島で用いられていた文字。
古代地中海文字のひとつである。
イギリスの考古学者アーサー・エヴァンズは、1900年のクノッソス発掘に際して、3種類の文字群を発見し、それぞれ聖文字式文字(ヒエログリフィク; クレタ聖刻文字)、線文字A、線文字Bと命名した。
線文字Aは、クレタ各所の広い範囲に渡って出土しているため、クレタの共通文字とされる。
線文字Bは1950年代にマイケル・ヴェントリスによって解読された。線文字Aと線文字Bには共通する文字があるものの、文字が刻まれた粘土板自体の品質が悪く、数も少ないこと、文章の体裁に一定の法則が成り立っていないことなどから、現在までのところ線文字Aの解読には至っていない。
日本では、言語類型論や日本語史研究で有名な松本克己氏が線文字Aの研究に携わっていた。
松本氏が言語類型論を始めたきっかけがそもそも、世界の言語のさまざまなパターンを分類して線文字Aの解読に役立てるためだったとされる。
断片を含めて線文字Bの資料は約4300あるのに対し、線文字Aの資料はたった150しかないことも解読を妨げる要因になっている。
ちなみにさらに派生したキプロス音節文字(線文字C)というのもあり、こちらは解読されている。
【参考】
線文字Bは上記線文字Aとともに発見されたもので、線文字Aの派生文字とされる。
エヴァンスは、ミノア文明独自の言語で書かれていると誤って推測し、解読は絶望視された。
しかし、1939年にギリシャ本土で同文字が記された粘土板が大量に発掘され、また、名詞の単・複数形等とおぼしき語尾変化のパターンの発見等、地道な研究成果が蓄積されていく。
そして1953年、イギリスの建築家マイケル・ヴェントリスと言語学者ジョン・チャドウィックによりギリシア語として解読された。アマチュア研究者ヴェントリスの研究手法は手堅いものであったが、ミケーネ・ギリシャ語(英語版)と看破したのは、彼の独創と言える。
線文字Bは、書簡や論文などには使用されず、また、文字が書き留められた粘土板は、人為的に焼成されていないことから、単純に記録を伝えるためだけに用いられたものと考えられている。日本の仮名と同様、音節文字である為、ギリシャ語を表記する上で余り機能的ではなかったようで、後代に引き継がれず、ミケーネ文明の崩壊と共に消失したとされる。
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