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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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赤いマント考(1)

2010.10.14 (Thu) Category : プロジェクト・奇憚

昨日のこと。
私書箱に「赤いマントの詳細を教えてください」という投書があった。

一般的に「赤いマント」もしくは「赤マント」と言っても、

・チェーンメールとしての赤マント
・学校の怪談「赤い紙、青い紙」の派生としての赤マント
・昭和初期の都市伝説としての赤マント

の3種類がある。
そのどれの事を指して「赤いマント」と言っているのかわからなかったため、記載されていたメールアドレスにメールを送ってみたら…


エラーで帰ってきた(´・ω・`)


仕方がないので、ここで取り上げる事にする。
全三回程度の予定。

まずは、チェーンメールとしての赤マント。
チェーンメールそのものは3年ほど前に当ブログでも取り上げた(『赤いマント』)。

全文に関してはリンク先から読んでいただくとして、なんの根拠もない、普通のチェーンメールに比べても稚拙なものであることは疑いない。

例えば

>要するにすべての子供がこの紅いマントを持っていたということです

日露戦争が始まったのは1904年2月8日。
この時代に、すべての家庭が赤いマントを子供に買い与えられるほど裕福か、と考えればそんなことはない。

>彼が学校の近くにあるトイレに入った時

トイレではなく、近くにあったトイレ、ということは公衆便所だろうか。
この時代、公衆便所などというモノが整備されていたのか?

>はたえかねて自分の背中を持っていたカッターで挿し自害しました

誤字はともかくとして、なぜわざわざ背中を刺すのか。
しかもカッター?小刀(備後守)ではなく?

>血で染まった紅い紅いマントを着た

この時代のマントはいわゆる外套(コート)のようなもので、現在のわれわれが想像するようなマントではない。

>だってそうしたら僕と会えるんだもん。

いきなり第三者視点から本人視点に切り替わるのもお約束。

その他、諸々の矛盾点があり、どう考えてもいたずら目的のチェーンメールとしか思えない。
おそらくこのメールの作者は昭和初期の都市伝説「赤マント」を知っており、話に根拠を持たせるために時代設定を日露戦争にしたのではないか。

結論から言えば根拠を持たせるどころか失敗しているが。
そもそも、赤マントの都市伝説が生まれたのは福岡ではなく、東京である。











拍手[9回]

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Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Title : 無題

エラーwww残念すぎるwww

2010.10.15 (Fri) 17:25 編集

Re:無題

無念でしたwwww

2010.10.15 21:32

Title : 無題

エラー(笑)
それはあれだな。
たまには僕のことも思いだして下さいという赤マントの怪人からのメッセージだな。

しろ 2010.10.15 (Fri) 23:19 編集

Re:無題

そんなデレはいらないです><

2010.10.16 13:27

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