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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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ぶち猫

2017.06.14 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

415名前:⑦⑦⑦ 2017/06/10(Sat)20:37:51
安永から天明にかけてのころの話である。
大阪の農人橋に河内屋惣兵衛という町人の家があった。
美人の一人娘がいて、両親はこれを溺愛していた。

惣兵衛のところでは永年一匹のぶち猫を飼ってきたが、その猫が娘に付きまとって片時も離れないようになった。
まさに常住坐臥、便所に行くのにも付きまとったから、やがて『あの娘は猫に魅入られている』との噂が立ち、縁談も断られる始末だった。

憂慮した両親は、ぶち猫を随分な遠方に連れて行って捨てたが、猫は間もなく立ち帰ってきた。
「猫は怖いもんやな。親の代からおる猫とはいえ、こうなったら打ち殺すしかないで」
こんな相談をしていたところ、いち早く感づいたのか、猫は行方知れずになった。

そこで『やっぱりただの猫ではなかった』と、家じゅうで祈祷を受け、魔除け札などを貰って貼ると、油断おこたりのないようにして暮らした。

ある夜、惣兵衛は夢を見た。
かのぶち猫が枕元に来て蹲っているので、
「おまえ、逃げたんやなかったんか。なんでまた来たんや」
と尋ねると、猫はこんなことを言った。

「わいが嬢さんに魅入っとるとかで、殺そうとするから、とりあえず隠れたんやがな。そやけど考えてもみ、わいはこの家に先代から飼われて四十年、その大恩があって、なんで主人に仇せなならんのや。嬢さんのそばを離れんかったのは、ほかでもない。この家には年経た妖鼠がおる。そいつが嬢さんに魅入ろうとするんで、近づかんように守っとったんや。
まあ勿論、鼠をやっつけるのは猫の当たり前の仕事なんやが、あの鼠はわけがちがう。そこらの猫が束になってかかってもかなう相手やない。わいにしても、一匹の力では勝てそうにないんや。
で、どうしたもんかと考えるに、島の内の河内屋市兵衛方に一匹の虎猫がおる。強い猫や。あいつと組んだら何とかなると思う」
言い終わると、猫の姿はかき消えた。



416名前:⑦⑦⑦ 2017/06/10(Sat)20:41:08
翌朝妻と話すと、妻も同じ夢を見たという。
不思議なことだとは思いながら、『夢なんかを真に受けるべきではない』として、その日は暮れた。

しかし、その夜また猫が来て、
「信用してんか。あの猫さえ借りてきてくれたら、きっとあの鼠を退治したるよって」
と言う夢を見た。

そこでついに島の内まで出かけて、料理屋風の市兵衛の店に立ち寄ってみると、なるほど庭に沿った縁側に見事な虎猫が寝そべっていた。
主人に会って委細を語ると、市兵衛は、
「あの猫は長いこと飼っていますが、おっしゃるような逸物かどうか、……」
と首を傾げたが、そこを頼み込んで貸してもらうことにした。

翌日受け取りにいくと、すでに猫仲間を通じてぶち猫から頼まれていたらしく、虎猫は素直についてきた。
惣兵衛方で虎猫にご馳走していると、ぶち猫もどこからか帰ってきて、身を寄せて何やら相談する様子は、人間の友達同士が話しているかのようだった。

さて、その夜また主人夫婦は夢を見た。
「あさっての晩、決着つけたる。日が暮れたら、わいらを二階に上げてんか」
とぶち猫は言った。
翌々日、二匹の猫に十分ご馳走した後、夜になって二階に上げておいた。
夜十時ごろであろうか、二階で凄まじい物音が起こった。しばらくは家ごと震動する騒ぎが続いたが、十二時ごろにやっとおさまった。

「おまえ行け」「いや、あんたこそ」
と言い合ったあげく、主人を先頭に二階へ上がってみると、猫よりでかい大鼠の喉ぶえにぶち猫が食いつき、しかし鼠に頭蓋を噛み砕かれて、ともに死んでいた。
島の内の虎猫は鼠の背に取りついたまま、精根尽き果て瀕死の状態だったが、いろいろ療治して助かった。そこで、厚く礼を述べて市兵衛方に返した。

ぶち猫は、主人一家がその忠義の心に感じて一基の墓を築き、手厚く葬ったという。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)



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妻がいる自宅からの着信だ。

2017.06.13 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

405 名前:⑦⑦⑦ 2017/06/03 (Sat) 11:13:47
朝から雪が降り続ける中、いつも通り車で出勤した。
会社の営業車で事務所に出て、そのまますぐに外回りというのが日常。
雪道の運転にもすっかり慣れている。

そんな営業中に携帯が鳴った。
妻がいる自宅からの着信だ。

「どうした?」

出てみたが、何も聞こえない。

「もしもし?」

呼びかけても反応がない。
遠くでTVCMの曲が聞こえてくる。
通じてないわけじゃなさそうだ。

突然、赤ん坊の泣き声が聞こえてきた。
生後3ヶ月の息子だ。
泣きっぱなしで、あやされてる様子がない。
妻は何をしてるんだ?
いないのか?
でも、電話してきたんだからそばにいるはずなんだが。

偶然、今いるところから自宅までは近い。
様子を見に戻ることにした。

いったん電話を切り、すぐに車を出した。家に着くまでの間、妻の携帯にも電話をかけたが出なかった。
不安といらだちを感じながらようやく自宅に着き、2階まで階段を駆け上って部屋に飛び込んだ。



406 名前:⑦⑦⑦ 2017/06/03 (Sat) 11:15:14
テレビが付けっぱなしだった。
妻の姿はなく、ベビーベッドで息子がすやすや眠っていた。
ふと、部屋の中が妙に寒いことに気が付いた。
ストーブがついているのに。

理由はすぐ分かった。ベランダへの窓が開けっ放しだからだ。
嫌な予感がして、ベランダへ出てみた。
洗濯物が入ったままのカゴが置いてある。

下を覗き込むと、いた。
妻が雪の中に倒れていた。
結局、妻は救急車で運ばれる羽目になったが、命に別状はなかった。

洗濯物を干してる最中にシャツを落としてしまい、それが中庭の木に引っかかったのでホウキで取ろうとしたらしい。
で、そのままバランスを崩して落ちたんだそうだ。
中庭に50cmくらい雪が積もっていたが、それでも2階から落ちたショックで気を失っていたらしい。

意識がないまま雪が降り積もり、発見が遅れていたら転落の怪我よりも寒さで危ない状態だったそうだ。

現に顔や指には軽い凍傷を負ってしまった。
凍傷はキレイに治り跡も残らなかった。
今では笑い話として人に言えるネタになっている。

だけど、妻を発見したいきさつはあいまいにごまかして話している。
あのとき、誰が携帯を鳴らしたのか。

去年亡くなった祖母が助けてくれたのかも知れないし、子供の頃に妻が飼っていた犬かも知れない。

自分は、息子が電話をかけて呼んだのだと思っている。

息子がしゃべれるようになったら聞いてみるつもりだ。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)




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百物語で笑われた話。

2017.06.12 (Mon) Category : 誰も信じない人へ

218:1@\(^o^)/[sage]2017/06/11(日)04:17:29.54ID:S1P7canM0.net
百物語で笑われた話。
10年ほど前にオナホールがマイブームで使うのも見るのも好きだった。
もっと過激なのが欲しくてネットで探してたら一人のマニアと知り合う事が出来た。
名前はYさん。彼はドール専門であったが、ドールにもオナホールを使う物があるのでその関係上、Yさんはドールに使えるホールにだけ詳しかった。

Yさんと仲良くなった俺はYさんから未使用の着せ替えしかしていない100cm以下のドールを格安で売ってもらえた。

嬉しすぎてその日は抱いて寝た。
起きたら布団の毛がびっしりとラブドールの肌についてて、取るのに苦労した。
シーツをシルクに替えてかけ布団も毛がつかないやつにした。
それから毎日のように愛撫してぶっかけるを繰り返してた。
そして毎日抱いて寝た。仕事へ行く時は壁に立てかける。

2ヶ月くらいはそんな変わらぬ日常をおくっていた。ラブドールに没頭した。
そろそろ挿入もしてみようという気になった。

実はすぐに挿入しなかったのには理由があった。
リアル過ぎて本当に生きているみたいだったから、踏み込めなかったんだ。

意を決して愛撫をしながら葛藤し、結局挿入する。
クライマックスを迎えた時、ンハァという女性の声が聞こえた気がしたけど構わず中に出した。
最初は気の所為だと思った。

仕事から帰ったら毎回倒れている事も座らせて待たせていても帰ってくるとこけている事も全部当たり前だと思い込んでいたんだ。でもそれをずっと頭の隅に置いて使用を続けた。
それからも毎晩のように、クライマックスで吐息が漏れる空耳が続いた。

でもそんな日も長くは続かなかったんだ。

(続きは『続きを読む』をクリック)








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