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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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そこは、なんの変哲もない日記サイトだった。

338名前:⑦⑦⑦ 2017/01/15(Sun)20:16:48
そこは、なんの変哲もない日記サイトだった。
ただ、インフルエンザらしき高熱で苦しいと書いてあった。

一人暮らしで苦しんだ経験があるので、ぼくも辛さはよく分かる。
だけどもちろん何もしてやれない。

数日後にふと思い出してそこを訪れてみた。
どうやら死んだみたいだ。
なんて書いてある。
葬式も火葬も済んで、親が泣いてるのをぼんやりみてたとか、部屋は今まで通り残されているとか。

そういうサイトだったのか?
と思って過去ログを読んでみたが、それまでは普通の日常を並べてるだけだった。
今時珍しいくらい家族で仲がいい、幸せそうな若者だった。

この日から突然こんな事を言いだしている。
本人も困惑しているらしい。
自分の置かれている状況がよく分からずに。
どうやってサイトを更新しているのか、などの詳細は書かれていなかった。

だから、これも当然冗談なんだろう。と思っていた。
もともと確かめる術はない。
誰が管理人なのか、知らないのだから。

サイトの更新は続いていた。
彼の存在には周りの人間は気づいていない。
だから、普段は見えなかった本音が聞けたと。
いつもは仲の悪かった妹が、自分の死で泣いてふさぎ込んでることに心を痛めていた。

妹だけではなかった。
両親とも、彼の死後に元気を取り戻すこともなく、会話も無く家中が暗く落ち込んでいるらしい。
妹は学校をさぼるようになり、親もとがめない。
両親は沈痛な顔で会話も少なく過ごしていると。
見ていて楽しい内容ではないが、この後どうなるのか気になって、サイトをちょくちょく覗く日が続いた。

そして2週間ほどたったある夜。
突然切迫した内容が書かれていた。
両親と妹が自殺しようとしている。
ガムテープや練炭を購入して。
自宅のガレージでやろうとしてるから、誰か止めて欲しいと。

そして、自宅の住所と電話番号が書いてあった。
その内容が書かれた時刻は、ほんの10分前だった。



339名前:⑦⑦⑦ 2017/01/15(Sun)20:20:44
本当なのかこれは。
とても迷ったが、試しに自宅の電話番号にかけてみた。
が、つながらない。
話し中のツーツー音が聞こえていた。

さらにずいぶん迷ったが、110番にかけることにした。
もしもこれがいたずらでも、こちらが怒られることはないだろう。

110番はすぐに出た。
ネットで見た内容を伝えた。
ガレージで自殺しようとしている家族がいると。
それだけで、電話の相手は了解してくれた。

「●●県××市の件ですね?」

同様の電話が多数寄せられているらしかった。

サイトを開いてみると、警察が来て家族をすぐ発見して保護してくれたと書いてあった。
信じて動いてくれた人たち、ありがとう。
そう書いてあった。

その後、サイトが更新されることはなかった。

2ヶ月くらい経った頃、ある出版社から電話が来た。
あのとき110番した人ですよね?と。当時サイトにアクセスして110番した人に話を聞いて回っているらしい。
そういう情報が伝わってしまうものなんだなと妙に感心した。
電話でいろいろ質問に答えた後、こちらから逆に聞いてみた。

「その後、あの家族はどうなりましたか?」

彼の死後も更新されていたあのサイトを、事件後に家族は初めて見たらしい。
いろいろ思うことがあったんだろう。
今ではしっかり立ち直って生活を送っているとのことだった。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)


 




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みほちゃん

308:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:09:33
看護学生の頃、友達と遊びに行った先で交通事故を目撃しました。
勉強中の身ではあったのですが、救急隊員が駆け付けるまでの間、友人の手も借りながら車に撥ねられた女の子の応急処置をしました。

やがて救急車が到着し、女の子は一人だったので私達も一緒に救急車に乗り込み病院へ。
しかし女の子は病院へ向う途中、出血多量(その後、内臓破裂も判明)で救急車の車内で亡くなりました。

私はショックで看護師になるのを躊躇いました。
しかしあの場に居合わせた友達や、看護学校の友達や講師の励ましに背中を押され、私は無事に学校を卒業。看護師の資格も取得しました。

看護師一年目で配属されたのは外科病棟でした。
覚え切れないほどの病名や専門用語、毎日のように訪れる患者さんの死、先輩看護師や医師からの虐めや暴言。
精神的にきつくなってきたある日、夜勤明けに病院の屋上で景色を眺めていました。

暫し景色を楽しみ、後ろを振り返って金網に寄り掛かると、見覚えのある顔が…。
看護学生時代に助けた、あの女の子でした。

事故当時は衣服や顔も血だらけでしたが、救急車の車内で顔の血は拭き取ったので、顔は忘れませんでした。
名前もその時に聞いてあります。
みほちゃんという子でした。
みほちゃんはあの時の服のまま(血は付いていません)、ただただ微笑んでいました。
私が
「みほちゃん」
と声を掛けると、消えてしまいました。



309:⑦⑦⑦:2017/01/02(Mon)22:11:57
それからと言うもの、みほちゃんは病院のあらゆる場所に現れました。
病棟の廊下、ナースステーションの前、病室や職員用食堂の窓際。
いずれも微笑んですぐに消えるだけ。
共通していたのが、私が精神的(または肉体的)にしんどい時や、重病患者さんの治療やケアで腕を試されるような時でした。

それから数年後、私は主任を任されるほどになりました。
主任として初めて出勤する朝、少し早めに私服で更衣室に入ると、私のロッカーの前にみほちゃんが立っていました。

私が近付くと、みほちゃんは笑顔でこう言いました。

「みほを助けてくれて、ありがとう。
みほね、あの時、お姉ちゃんの声、死ぬまでずっと聞こえていたんだよ。
『大丈夫だよ』『あともうちょっとで病院だからね』
処置しながらずっと言ってくれたよね」

私は当時を思い出して泣きました。

「ほら、お姉ちゃん。時間だよ?
苦しんでる人が、お姉ちゃんを待っているよ。
お姉ちゃんのこと心配で傍にいたんだけど、もう、みほも行かなきゃ。
お姉ちゃん、ううん、看護師さん。
ありがとう、そしておめでとう」

そう言うと、みほちゃんは微笑みながら消えました。
それ以来、一切姿は見かけなくなりました。

私は現在、小児科病棟に配属され、師長として頑張っています。
みほちゃんのことは一生忘れません。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました。難しい言葉知ってるね、みほちゃん)

 




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三匹も連れて大変だね

672:可愛い奥様:2008/07/25(金)19:36:55ID:7xmV88wb0
夜中に犬を散歩させていたら。
お婆さんが知り合いの家を探していたので、住所を頼りに一緒に探してあげた。
お婆さん「三匹も連れて大変だね」
私「毎日のことだから慣れてますよ」
お婆さん「あら、この子は片目が悪いんだね、可哀相に」
私「・・・」
道は分からず、お婆さんを警察に連れて行った。

惚けたお婆さんだったのかなと思ったけど(夜中12時だったし)
私の連れていた犬は、以前は3匹で、先月死んだ1匹は片目が悪かった。
お婆さんには見えたんだろうと思ってる。
ずっと一緒に散歩してるんだね。



675:可愛い奥様:2008/07/25(金)20:14:40ID:T4oll3hH0
>>672
・゚・(つД`)・゚・



 

引用元:【幽霊】もう夏だし、恐怖体験【物の怪】
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/ms/1211099840/672-675




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チョーさん

267:⑦⑦⑦:2016/12/18(Sun)19:44:14
引っ越し先のアパートの隣には、ごく普通の一軒家があった。

何の変哲もないご家庭で、「チョーさん」という一匹の猫を飼っていた。

深夜に帰宅したとき、アパートとの境の塀にちんまりとチョーさんが座っていることがある。
相当高齢らしく、毛皮につやはなく目もどんよりしてる気がする。
そんなチョーさんに声をかけたのは、ほんの気まぐれだった。

「ただいま」「にゃあ」

返事をした。
ような気がした。
その日は気のせいだと思ってやり過ごしたが、同じやりとりが何度も続いた。
声をかけられると鳴くらしい。それだけだと思っていた。

ある日曜の昼、外出しようと外に出た。
アパートの外階段を下りようとしたら、チョーさんが途中で寝ていた。

「ちょっと通るよー」

返事はなかった。
けど、チョーさんはのそっと動いて脇を空けた。
そこを通らせてもらい、2、3段下りたところで振り返った。
チョーさんもこっちを見ていた。
ばっちり目が合った。

「ご飯食べたの?」

「にゃあ」

いつもの返事だった。
「何食べたの?」

返事はない。
答えにくかったのか。

その日の夜帰宅するときにも、チョーさんは塀の上にいた。
いつもの挨拶をして通り過ぎようとしたとき、チョーさんに呼び止められた。

「ちょっと待って」とか言われた訳じゃない。
ただ「にゃあ」と鳴いただけだが、呼ばれた気がしたのだ。

振り返ると、チョーさんは鼻で足下の何かをこちらへ押しやっていた。

小さな石ころのようだった。
取り上げてみると、茶色いキャットフードらしきものだとわかった。

「これがチョーさんのご飯?」

「にゃあ」

昼間の回答がこれなんだろうか。

不思議な気持ちだったが、チョーさんなら何をしても不思議じゃないような気がした。

「ありがと」

キャットフードを返そうと手を伸ばしたら、その手をチョーさんが押し返した。
引っ掻くような猫パンチの動きじゃなく、ほんとうにゆっくりとこちらの手を遮って押し返してきた。
その人間くさい動作。
『いいからもっとけ』とでも爺さんに言われているようだった。

「ありがと」お礼を言ってみた。
「にゃあ」いつのも返事だった。

それからまもなく、チョーさんは静かに天寿を全うしたそうだ。
もうしばらく生きていたら、化け猫にでもなったのではないだろうか。

今でもチョーさんからもらったキャットフードは棚に飾ってある。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)


 




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覚えていてくれてありがとう

238:⑦⑦⑦ : 2016/12/10 (Sat) 02:07:56
ある日の夜、いきなり見知らぬアドレスから携帯にメールが届いた。

「青木くん、ひさしぶり。元気にやってますか?」

差出人は携帯ではなく普通の有名なプロバイダのアドレスだった。
とりあえず返事を出してみた。

「誰?知ってる人?」

「知っててくれてるといいな」

「だから、誰?」

「そのうち思い出してくれるかな?ちょっと疲れちゃったから、また今度」

そんな一方的なメールのあとは、こちらから送っても返ってくることはなかった。

二日後の夜に、またメールが来た。

「この間は急にごめんね。今は何してるの?」

名を聞いても答えないので、適当な話題を返す。
得体の知れない相手なんて無視すれば良いのだが、特に悪さもしないのでなんとなくメール交換してしまっていた。
何度かやりとりしていくうちに、相手のパターンが分かってきた。

メールが来るのは夜の6時から8時くらいの間。
2~3日おきにやってくる。
ちゃんと聞いたことはないが、女の子のようだった。
割と若い人らしく、アイドルや俳優に詳しかった。
そして、僕のこともよく知っていた。
小学校や中学校のこと、高校までずっとやっているサッカーのこと。
テストの成績がどうだったとか、大会の成績がどうだったとか。

友達に話すと、たいていは不思議がっていた。
俺だったら、そんなやつとメール交換なんてしないよ。気持ち悪い。
確かに、自分も最初は気持ち悪かった。
だけど、次第に慣れてきて、逆になんでも話せるような気がしていた。
悪い人じゃないようだったし。
身近にいる誰かだろうから、話題には気を付けるようにしていたけど。



239:⑦⑦⑦ : 2016/12/10 (Sat) 02:10:25
そんなやりとりが一ヶ月くらい続いた頃、試しに聞いてみた。

「たまには電話で話さない?」

でも、あっさり断られた。

「今は無理なの。ごめんね」

そんな彼女から、いつもと違う夜中にメールが来た。
土曜の夜11時過ぎだった。

「話したい。電話して下さい。」

そして、携帯の電話番号。
不意のメールに喜んで僕は電話をかけた。
呼び出し音が鳴って、すぐに出た。

「もしもし?青木です」

しかし、向こうは無言だった。

「もしもし?もしもーし」

無言。

しばらくして、電話の向こうがざわめくのが聞こえた。
そして、誰かが泣いてるのが聞こえてきた。
泣き叫ぶ女性の声が遠くに聞こえる。

ある光景が頭に浮かんだ。
テレビドラマで見かける光景だった。

僕は電話を切ることも出来ず、ただただ聞き耳を立てていた。
少したって、声が聞こえてきた。
大人の男の人だった。

「青木くん。突然すみませんでした。前島カナの父です」

前島カナは中学の同級生だった子だ。
身体が弱くて学校を休みがちで、出席日数ギリギリで中学を卒業していた。
それだけしか覚えていない。
高校は別々になったが、その後さらに体調を悪くして高校にはほとんど行ってないと聞いていた。



240:⑦⑦⑦ : 2016/12/10 (Sat) 02:14:18
その前島カナのお父さんに呼ばれて、翌日彼女の家に行った。
そして、ご両親からこれまでのことを全部聞いた。

前島カナはこの2年ずっと入院生活だったこと。
病室では許可された時間だけインターネットしていたこと。
それ以外はたまの散歩の他はテレビばかり見ていたこと。
中学の頃に片思いだった男子に、名前を隠してメールを送っていたこと。
それが、僕だった。
とっくに自分は忘れられている。
そう思って、名前を言い出せなかったらしい。

そして昨日の夜、様態が急変して切迫した最中に、無理を言ってメールを送ってきたらしい。
父親の携帯を耳に当てた前島カナは、僕の声を聞いて、そして亡くなった。

高校に入ってすぐに入院したせいで、友達もできずにカナは寂しい思いをしていた。
青木君がメールの相手をしてくれたおかげで、ここ最近はとても楽しそうだった。
お父さんはそんな風に僕に感謝していた。

だけど、ずっと入院していた前島カナはどうやって僕のメールアドレスを知ったんだろう。
それ以外にも、僕の日頃のことをよく知っていた。
うちの高校に前島カナの友達がいるのかも知れない。


その疑問は、自宅に戻ってしばらくしてから解決した。
いや、解決と言えるかどうか。
メールを着信したのだ。

「最期に声を聞けて良かった。覚えていてくれてありがとう。」

前島カナだった。
不思議な子だったんだ。
僕はそれ以上考えるのをやめた。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)

 



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