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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.22 (Fri) Category : 

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今まで体験した怖いことをちょっとずつ語っていこうと思う

2011.09.10 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

(管理人注:いくつか以前掲載したものも含まれてます。同じ人の話だったんですねぇ)



1:一:2011/08/21(日) 18:17:28.89 ID:7UbQV4bd0
友人たちと肝試しに行った。
友達の一人が、顔の下から懐中電灯を当てて
「ばぁ~」
とやってきた。
俺は情けない声を出して尻持ちをついた。


友人の頭の上から、明かりに照らされた老婆の顔が見下ろしていた。



2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 18:18:04.16 ID:wB4NAV9x0
ほう...



7:二:2011/08/21(日) 18:21:19.71 ID:7UbQV4bd0
オカルト好きの友人から「呪いのDVDだ」と言われて、厚めのDVDケースを渡された。
DVDは二枚組で入っていて、1枚は白い表面に赤文字で「呪いのDVD」と書かれていた。
恐らく友人が書いたものだろう。


もう1枚は黒いDVDで、何も書かれていなかった。
白いDVDを再生すると、髪を振りみだした女が何やらお経のようなものを唱える映像が数分間入っていた。

もう一枚の黒いDVDは、どうやらファイルが壊れているようで、再生はおろか読み込みも出来なかった。

後日友人に
「白いのは怖かったけど黒いのは見れなかったよ」
と言って返すと、友人が
「ケースは2枚組用だけど、白いDVDの1枚しか入れてなかったはずだが」
と言った。

ケースを開けると、白いDVDしか入っていなかった。

その後いくら探しても、黒いDVDは出て来なかった。



(続きは『続きを読む』をクリック)





 








拍手[21回]

10:三:2011/08/21(日) 18:25:24.04 ID:7UbQV4bd0
一時期金縛りやポルターガイストに悩まされた時期があった。
霊感のある人を部屋に読んで視てもらった所、
「この壁のところから霊が出てきているようだ。どうやら出入り口になっているらしい。」
と言った。

そして、その霊の入り口を塞ぐというお札を俺に渡して帰って行った。
早速その晩、壁にお札を貼って
「これで良し」
と思って安心して寝た。

夜、カリカリ…という音で目が覚めた。

何事かと思って薄目を開けると、黒い影の様なものが、壁のところでうごめいていた。
カリカリという音は、どうやらお札をはがそうと爪でひっかいているようだった。

あの霊能力者は言っていた。
「霊の出入り口」
だと。

どうやら俺は、既に入っていた霊の「出口」を塞いでしまったようだった。
俺は2日後には引っ越した。



12:四:2011/08/21(日) 18:27:35.65 ID:7UbQV4bd0
一人で部屋でパソコンをしていた時のこと。
ふと、タバコに火を付けて、ふーっと、大量の煙を吹き出して見た。
自分のすぐ横から
「ゲホッ」
と、男のむせるような声が聴こえて来た。
どうやら不意打ちしてしまったらしい。



14:五:2011/08/21(日) 18:33:35.35 ID:7UbQV4bd0
「霊がいる気配がしたら、後ろを振り向いても無駄だ。奴らは天井に張り付いているからだ」
という話を聞いてからのこと。

肝試しで少々罰あたりなことをして、どうやら「持って帰ってしまった」らしい夜の話。
部屋であぐらをかきながら漫画を読んで過ごしていると、突然全身が総毛立つような寒さに襲われた。

首筋がチリチリと痛み、耳鳴りまでしてくる。
「来たな」
と思い、まずは後ろを振り向いてみた。
何もいない。

ごくりと唾を飲み込んでから、天井を仰ぎ見た。
が、何もいない。

その瞬間、顔を前に戻す前に、突然胴体を何かに抱きつかれた。
子供のような小さい腕だったが、しっかりと背中に手を回され、お腹にゴロゴロとした頭の様なものを押し付けられた。

下を向く勇気の無いまま、首を上に向けっぱなしのまま朝が来るのを待った。
朝日が窓から差し込んできた頃、いつの間にか抱きついて来たモノは消えていた。


代わりに服にベッタリと泥水のようなものが付いていた。



16:六:2011/08/21(日) 18:36:55.21 ID:7UbQV4bd0
「パソコンを消すと不細工な男が映るんだけど、霊かな?」というネタがあるが、自分もそれにならってパソコンを消した後の黒い画面をじっと見たことがある。
お世辞にも整ってはいない自分の顔が、当たり前に映って苦笑したが、肩のあたりに、後ろから覗き込むようにしている、見知らぬ男の鼻から上が映っていた。

それ以来黒い画面はなるべく見ないようにしている。



17:七:2011/08/21(日) 18:43:16.90 ID:7UbQV4bd0
小学生の時の工作の時間。
隣の席の子と協力して一つの物を作る、という授業があった。
お菓子の箱でロボットを作ろう、と二人で決めて、俺はハサミで箱を切っていた。

と、何かの拍子に指を切ってしまって、指の腹から結構な量の血が滴り落ちた。
俺は泣きそうな顔で、というか半べそをかきながら先生を呼ぼうとした。

すると、一緒に作業していた隣の女の子が、
「ちょっと見せて」
と言って、俺のケガした指の腹、血が噴き出しているところを、彼女の手でギュッと握った。

そして、その手を開くと、血はおろか、キズ自体が完全に消えていた。
「ないしょね」
と女の子は俺に「シー」のポーズでお願いした。

俺はただアホみたいに
「ありがとう」
と繰り返して、ロボット作りに戻って熱中した。
今、このことを誰かに話しても信じてもらえない。
その子を探そうにも、顔も名前も忘れてしまった。



18:八:2011/08/21(日) 18:48:50.88 ID:7UbQV4bd0
朝、目を覚ますと隣に全く知らない子供が寝ていたことがある。
寝ぼけた頭で子供を揺り起しながら
「おい、誰だよお前」
と声を掛けると、子供はうっすらと目を開けて、俺の顔を少しの間見つめると、また目を閉じて眠り始めた。

俺もこれは夢だと思って二度寝すると、再び起きたときには子供は消えていた。
そこであることを思い出す。
ガキの頃、朝起きると全く知らない部屋の、全く知らないベッドで、知らない男に起こされる夢を見たことを。

今でも、あのとき子供を叩き起こして、絶対にパソコンとネットに手を出すな、と説教しとけば良かった、と思う。



20:九:2011/08/21(日) 18:54:53.00 ID:7UbQV4bd0
図書館に行ったときのこと。
ある本棚の前で、ちょうど頭の高さにあった分厚い本を抜きとってみた。
すると、本があった場所の隙間から向こうの景色が見えたのだが、その隙間からじっとこちらを見ている人がいた。

思わずひっ、と声を出して、とっさに持っていた本を元の場所に戻した。

俺がずっと本を取るのを待っていたのか?変質者か?と思いながら、ドキドキとうるさく響く心臓を落ち着けていると、あることに気付いた。

自分が今いる本棚は、部屋の端っこに置かれた物。
この本棚、壁にくっついている。
もう一度本を取り出す勇気は無かった。



22:十:2011/08/21(日) 19:12:14.51 ID:7UbQV4bd0
隣の部屋のカップルに悩まされた時期があった。
安いボロアパートなので、壁が薄く、隣の音が筒抜けになる。
いわゆるギシギシという音とアンアンという音にも参ったが、それに加えぺちゃくちゃと男女のおしゃべりがうるさくてうるさくて敵わなかった。

それが深夜の3時や4時に響いて来るときは本当に参った。
ある夜のこと、俺がぐっすりと安眠していると、突然隣からギシギシと音がし始めた。
更に、今度は男と女がバカ笑いを始めたのだ。
俺の部屋に響くギシギシ音と笑い声。

完全に目が覚めてしまった俺は、もう我慢ならんと思って抗議に行こうと部屋のドアへ向かった。

が、部屋を出て行く直前にあることに気付いた。
笑い声が何だか不自然なのだ。

無理に笑おうとしているというか、声を出そうとしているというか、会話の途中の笑い、というには余りに長いし、調子もおかしい。

今夜はそういうプレイか?とも思ったが、ギシギシという音もなんだかいつもより不規則なリズムで時折バタンバタンという音も混じっている。

抗議に行こうかどうかためらっていると、やがて段々音が大きくなり、ついに壁がドンドンと叩かれるようになった。

何だか急に怖くなり、聴こえないフリをしながらベッドに戻って必死で目をつぶって寝ようとしていると、壁から「チッ」と舌打ちが聴こえ、それっきり音が聴こえなくなった。


大家に相談した所、隣は空き部屋だった。



30:十一:2011/08/21(日) 19:21:50.02 ID:7UbQV4bd0
自販機でお茶のペットボトルを買ったときのこと。
いざ取り出して、フタを開けようとしたところ、
ペットボトルのお茶の中に何か動いているものを見つけた。

何だと思って、ボトルの首回りの透明な所から覗いてみると中でイモ虫のような、寄生虫の様なモノが数匹うごめいていた。

うわっと思って放り投げると、未開封のボトルはずっしりとした音を鳴らして地面に落ちた。

と、後ろの自販機からカタン、という音がしたのでとっさに振りかえると、取り出し口のところから、無表情の男が逆さまの顔でこちらを覗いていた。

以来、その自販機は使っていない。



36:十二:2011/08/21(日) 19:41:14.03 ID:7UbQV4bd0
川に釣りにいったときのこと。
山の奥の方、木が生い茂り、岩がごつごつとあるような川だ。
と言っても川は幅と深さがあり、深緑に覆われて川底も見えなかった。

が、小一時間竿を振ってみたものの、ちっとも魚が掛かる気配がない。
たまに竿を引く気配があって、やった!と思いながらリールを巻いても、針に掛かっているのは木の枝や草の塊などで、その度にがっくりさせられた。

3時間程がんばって続けていた頃、また竿を引く気配があり、今度こそと思って糸を巻き上げた。
水面から水を滴らせながら上がった物。魚では無い。
が、木の枝でも草でもないようだ。

何か見慣れないものが引っかかっていた。
何だろうと思って、竿を立てて引っかかったものをこちらに寄せてみると、どうやらお守りのようだった。

神社でよく売ってるような、紫色の巾着に入ったお守りだった。
が、もはやボロボロに朽ちていて、水を滴らせる様子も何だか不気味だった。

俺は手ではずそうと思ったが、なんだか触るのもためらわれて、そのまま川に振り落とそうと考えた。

竿をなるべく川の方に倒して、竿の先を振って、針からお守りを落とそうとした。
川の上を上下に揺れるお守り。その度に飛沫を振り落として、水面にいくつも波紋を作った。

と、上下の振りが激しかったせいか、ボチャンと音がしてお守りが川に浸かってしまった。
あっ、と思って引き上げようとしたところ、突然お守りがグーッと川の中に引っ張られた。

俺も慌てて竿を立てたが、凄い力で尚も引っ張られ、竿の先がこれまでに無いほど曲がった。
しかもグイグイと時折力を入れて引っ張られる。まるで魚が掛かった時のようだった。

が、こんな力で引っ張れる魚がいる訳は無い。

では何か。
何がこれ程の力で引っ張っているのか。
パニックになった俺は竿を放り出すと、一切の釣り道具を置いたまま逃げ出した。
今でも、一人で釣りに行くのはちょっと怖い。



37:十三:2011/08/21(日) 19:52:16.09 ID:7UbQV4bd0
中学生の時クラスでコックリさんが流行った。
同級生の誰もが放課後は各々のグループで、机で、コックリさんに興じた。

コックリさんへの質問は、誰それの好きな人だの何歳で結婚できるかなどの可愛いものだった。

と、ある女子グループが
「コックリさんコックリさん、呪いたい人がいます」
と呟いているのが聴こえた。

物騒な奴らもいるもんだ、と思ってこっそり傍で盗み聞きしていると、クラスの人気者の男子と最近付き合い始めたという女子のことを呪い殺そうとしているみたいだった。

「コックリさんコックリさん、あの女を呪い殺してくれますか」
三人の女子が真剣な顔をしながら、十円玉を睨みつけながらぶつぶつ呟いている。
と、十円玉が動いたようで、女子達の腕もスススッと動いた。

と、
「やったぁ」
という声が聴こえた。

他の二人の女子からも
「よしっ」
「わぁい」
と嬉しそうな声が聴こえてくる。
どうやら成功したようだった。

やれやれ、コックリさんも何で承諾しちゃうかね、と思いながらそっと近づいて覗いてみると机に乗せられた紙には、「はい」と「YES」ばかりがズラッと書かれていた。

女って怖い。



38:十四:2011/08/21(日) 19:54:44.74 ID:7UbQV4bd0
夜、目が覚めてトイレに行く。
帰って来ると、ベッドの布団に人型の膨らみが出来ていた。
しばらく友人の家に世話になった。



42:十五:2011/08/21(日) 20:13:02.32 ID:7UbQV4bd0
高校生の時、部活の合宿で海の傍の民宿に泊まり込んだことがあった。
怖い顔をしたおっさんが経営する民宿で、安い割にボロボロで今にも倒れそうな木造だった。

夜、板張りの広い部屋で皆で雑魚寝していると、突然俺は揺り起こされた。
寝ぼけ眼でぼんやりと起こした奴を眺めると、そいつが
「トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い」
と俺に囁くように言った。

俺は眠くてしょうがなかったが、そいつが
「頼むよ お願いだよ」
としつこく頼むので、分かった分かったと言って布団から抜け出して、皆を起こさない様に、そいつと抜き足差し足で部屋を出た。

トイレはどこにあるんだよ、と聞くと、海の家の外にあるんだが、臭いし汚いし、何より明かりが無いから暗くて怖い、とそいつは情けない声を出した。

俺はやれやれと思いながらそいつと廊下を抜け、海の家の玄関までやってきた。
そして玄関の戸に手を掛けようとした時、突然
「何しよんかあぁ!!」
と大声が響いた。

心臓から口が飛び出しそうになった俺が慌てて振り向くと、民宿のおっさんが懐中電灯をこちらに向けながら憤怒の形相をしていた。

「いや、こいつがトイレに……」
と言おうとすると、おっさんが
「出て行けぇ!!」
と言いながら何かの粉をこちらにぶつけてきた。
塩だった。

俺は訳も分からず
「はい、はい、すんません」
と言いながら出て行こうと戸に手を掛けると、
「お前じゃない!!そいつだ!!」
とおっさんは叫んだ。

俺が混乱しながら突っ立っていると、突然パチンと音がして辺りが明るくなった。
おっさんが電器を点けたのだった。
と、隣にいたはずの友人がいなくなっていた。

代わりに、俺とソイツが歩いて来た道筋に、濡れた足跡が点々とこちらまで続いていた。
「危なかったな。沈められるとこだったぞ」
とおっさんは言った。

おっさんに
「もう寝ろ」
と言われ、全身鳥肌を立てながら部屋に戻ると、俺以外の全員の部員が布団で寝ていた。


抜け出していたのは俺だけだった。



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 20:20:22.98 ID:wB4NAV9x0
>>42
民宿のおっさんTさん並にかっこいいww



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 20:21:18.99 ID:P761E9Ok0
>>42
怖過ぎワロタ



43:十六:2011/08/21(日) 20:16:05.40 ID:7UbQV4bd0
駅のトイレで個室が満室だったことがあった。
コンコン、とノックをすると、隣の個室からコンコン、とノックが帰って来た。
掃除用具入れなのに。



47:十七:2011/08/21(日) 20:25:25.17 ID:7UbQV4bd0
コンビニのバイトをしていた時の話。
店の周りを掃除していると、色々な物が落ちているものだ。
手袋、未開封のジュース缶、AVのDVD、メガネ、など、奇妙な物が落ちていることも多い。
そんなある日、いつもの様にホウキとチリトリを持ちながら掃除していると、見慣れない物を見つけた。
最初は葉巻かと思った。

が、近付いて良く良く見てみると、何とそれは一本の人の指だった。

頭が真っ白になった俺がそれを眺めながら突っ立っていると、突然背後から
「あの」
と声を掛けられた。

え?と間抜けな声を出しながら振り向くと、目深に帽子を被り、ボロボロのコートを着た、長い髪をぼさぼさにした女が立っていた。
「それ、私のなんです。どいてください」
と女は低い声で言った。

俺はえ、あ、はい、と言われるがままにどいた。
すると、女は腰からガクッと体を曲げると、「指」をつまみあげて拾った。
女は拾った指を大事そうにコートの中にしまうと、何やらガタガタとした動きをしながら歩いて行ってしまった。

後に残された俺は我に返ると、逃げるように店内に戻った。
あれは何だったんだろう。



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 20:32:40.30 ID:7M8PViZ80
これマジで体験した話なん?



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 20:49:42.11 ID:7UbQV4bd0
>>48
うん



50:十八:2011/08/21(日) 20:37:31.68 ID:7UbQV4bd0
「砂嵐をじっと見続けると狂う」、という話を聞いた。
その夜、俺は早速試すことにした。
好都合なことに、その日は外は豪雨で、何か怖いことをするには絶好のムードであった。

俺は更にムードを出す為に、部屋の電気を消し、明かりはテレビだけ、という状況にした。

窓を激しく叩く雨の音。部屋はテレビの灯りが怪しく照らす。
そして時々雷鳴とともに、雷光が一瞬だけ部屋を真っ白に染める。

なかなか良い雰囲気の中、俺の実験がスタートした。
実験の開始は深夜0時。

とりあえず1時間は頑張ろうと、とにかくテレビに映る砂嵐を見続けた。
砂嵐というのは不思議なもので、じっと見ていると色んな風景に見えて来る。

風車が並ぶ山、女の人の顔のアップ、海の底の沈没船、など様々な映像が浮かんでくるのだ。
しかし、やはりやがて飽きてしまう。

時計を見ると午前1時。

目標の1時間は見続けた、ということで、俺は満足してその日はテレビを消して寝てしまった。
翌日、友人にそのことを話す。

結局深夜0時から1時間見続けたけど、頭が狂うことはなかったぞ、と。
すると友人が首をひねった。

「おかしいな、その時間帯は落雷で停電してたはずなんだけど」


以来、砂嵐は見ない様にしている。



51: 忍法帖【Lv=16,xxxPT】 :2011/08/21(日) 20:37:34.28 ID:l8JyhUNf0
これはなかなか…



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 20:40:40.62 ID:5EKi3K1V0
面白いんだが「体験した話」ってお前は呪われてるのかwww



56:十九:2011/08/21(日) 21:01:59.24 ID:7UbQV4bd0
中学でコックリさんが流行った、という話を書いた。

が、しばらく経った後、十円玉を使った普通のコックリさんに飽きたグループがあった。
「韓国のコックリさんでは、ペンを使うらしい」
グループの誰かがそう言い出して、今度はペンを使ってみようということになった。

真っ白な紙の上に、インクの出やすいボールペンを立て、三人でそれを握る。
コックリさんがペンに宿ると、ペンで紙の上に色々なモノを書いてくれるらしい。
放課後、皆が十円玉のコックリさんをやる中、そのグループは白紙とペンを取り出して
「コックリさんコックリさん」
とやり出した。

俺は初めて見る方法に興味を惹かれ、傍で様子を見ていた。
が、いくら「コックリさんコックリさん」とやっても一向にペンは何も書こうとしない。

皆が握っている為少し動いてしまうせいか、ボールペンの描く点々が紙の真ん中に幾つか在るだけだ。
数分は三人ともガマンしていたが、全く動く気配のない為、いい加減飽きてきたようだ。

握っていた一人が呟いた。
「インチキなんじゃないの」

その瞬間、握っていた手を捻り上げるように、ペンがぐるりと力強く回り、上を向いた。
手首を捻られた三人が悲鳴を上げて倒れ込む。
二人が慌ててペンから手を離す中、一人は未だにペンを握っていた。

インチキだと呟いた女の子だった。
「いやああぁ!!」
女の子が泣き叫んだ。

「バカ!早く離せよ!!」
俺や周りの生徒が叫び、そして手からペンを剥がそうと女の子に近付く。
が、次の瞬間、その子が突然、持っていたペンを自分の目に突き刺した。

血が吹き出る。絶叫と悲鳴が響く。クラスはパニックになる。先生が教室に飛び込んで来て……。

そこからは良く覚えていない。
女の子はしばらくしたら転校していた。
その日から、学校はコックリさんを禁止した。

が、俺は思う。

禁止しなくても、誰もやろうとする奴なんかいなかっただろう、と。



87:二十一:2011/08/21(日) 21:48:54.12 ID:7UbQV4bd0
いつも通りVIPをやっていると、「目をつぶったまま○○○って打って見ろwww」というスレがあった。
よーしやってやるぞ、と思って目をつぶってキーボードに手を乗せると、まだ打っていないのに「カタカタカタカタッ」と音がした。

驚いて目を開けると、画面には「死ね」だの「呪」だの禍々しい言葉が並んでいた。

慌ててキーボードに目を向けると、机の下からにょっきりと伸びた白い腕が、手をキーボードに乗せていた。

足に何かの息が当たるのを感じた俺は、その場で気絶してしまった。
朝になり、目が覚めると、白い腕は消えていた。
恐る恐る机の下を見ても、何も無い。

どうやら夢だったようだ。

嫌な夢を見たなぁと思い、目を擦りながらほっと一息。
が、画面を見て動きが止まった。
書き込みフォームの「死ね」の文字は、残ったままだった。



92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 22:03:03.46 ID:/2IKQXw40
>>87
気絶しなければその手でエロいプレイが…



91:二十二:2011/08/21(日) 22:02:45.49 ID:7UbQV4bd0
服屋に行ったときのこと。
気に行ったジーパンを見つけたので早速試着しようとした。
試着室に入って、カーテンを閉めて、今履いているズボンを脱いでパンツ姿になる。
と、そのとき試着室のカーテンが突然揺れた。

何だ?と思って正面を向くと、カーテンの、ちょうど顔の高さの辺りが何かに押されるように徐々にこちらに近付いているようだった。

誰かのいたずらか?と思って身構えていると、だんだんその押し付けられているモノが「誰かの顔」なのだと分かった。

鼻が分かる。開かれた目の瞼が分かる。そして、何やら動いている口が分かる。
カーテンが引っ張られて伸びるにしたがって、その顔の形がよりはっきりと浮かび上がる。
どうやら男の顔のようだ。

それがだんだんとこちらに近づいて来る。
俺はほとんどヤケになりながら
「やめろよ!!」
と叫んでカーテンをシャーッと取り払った。
が、そこには誰もいなかった。

丁度試着室の前にあった寸法直しのカウンターの店員がびっくりした顔でこちらを見ていた。
俺はパンツ姿だった。

「す、すいません!」
と言いながら慌ててカーテンを戻す。
それから急いで試着を終え、寸法直しの店員を呼んだ。

少し恥ずかしかったが、店員に
「変な男が試着室を覗いていなかったか」
と聞いても、怪訝な顔で首を振るだけだった。

彼は何かを伝えたかったのだろうか。
もしかしたら、俺を女性だと勘違いしただけかもしれないが。



93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 22:03:38.17 ID:nY4Aisef0
どれも読みやすくて面白い

日常で出くわす怪異が一番怖いよな



100:二十三:2011/08/21(日) 22:22:43.61 ID:7UbQV4bd0
児童虐待、という言葉が新聞に載り始めた頃の話だ。当時俺は実家で夏休みを満喫していた。
と、夏休みを家でごろごろしながら過ごしているうちに、あることに気付いた。
近所から赤ん坊の声がやけに響いてくるのだ。

初めは昼間っから大声で泣き叫ぶ赤ん坊に参っていたのだが、その泣き声が異様に長い気がするのだ。

普通、赤ん坊が泣いたら母親なり他の大人なりがあやしたり寝かしたりでその声を止めるはずである。
が、酷いときには3時間程泣きっぱなしのときもあるのだ。

当時は子供が虐待死、放置されて死亡、なんて事件もテレビで騒がれたりしていたので、だんだんと、もしかしたら虐待か!?と俺は疑うようになった。
そして、赤ん坊の泣き声に気付いてから数日、俺はその赤ん坊がいる家を突きとめようと思った。


そして相変わらず泣き声が響く昼間、俺は家を出て、その泣き声を頼りに近所を探した。
が、声をたどっていくと、だんだんと住宅街を離れて行く。

むしろまだ家が建っていない、工事現場や原っぱのある、自然の多い地区から聴こえて来るのだ。

変だなと思いつつ声の元を探していると、ついにある空き地にやってきた。

空き地は草がぼうぼうに生い茂り、しかし民家はおろか小屋の様なものさえ見当たらない。
が、その空き地の中央から「おぎゃあ、おぎゃあ」と大声がうるさく響いているのだ。
恐る恐る、草を足で踏み倒しながら空き地の中に入って行く。

と、空き地の真ん中あたりは草の丈が低くなっており、何かがいるのが見えた。
オギャアオギャア。 相変わらず声が響いている。
歩みを進めていくと、茶色いしっぽが揺れているのが見えた。

猫だった。

空き地の中央に、猫が後ろを向きながらしっぽを揺らしていた。
オギャアオギャア。声は猫から聴こえている。
俺は思わず「オイ」と声を掛けた。

猫が振り向く。その顔は、人間の中年の男の顔だった。
俺が
「うわああっ」
と言って尻持ちをつくと、猫は、いやその男は
「オギャアアアアアアアア!! はははあぁ!!」
と人間の言葉で叫ぶと、走ってどこかへ行ってしまった。

俺は必死に走って家に逃げ帰ると、母親が
「どうしたの、あんた真っ青よ」
と声を掛けて来た。

今見たことを息も絶え絶えに放して聞かせると、
「あら、人面猫ってのもいるのねぇ」
と、呑気なことを言っていた。
母は強い。



60:二十:2011/08/21(日) 21:12:03.54 ID:7UbQV4bd0
夜、コンコンと窓を叩く音がする。
背後のベランダの窓だ。普通、そこをノックする奴なんかいない。
コンコン、とまた音がする。
が、反応してはいけない。
反応すれば奴らを喜ばせてしまう。下手すれば憑かれてしまうかもしれない。
コンコン。
反応してはいけない。
コンコンコンコン。
反応してはいけない。
コンコンコンコンコンコンコンコンコン
反応してはいけない。
コンコンコンコンコン
コンコンコンコンコン
コンコンコンコンコン

コンコン………



ガラララッ!


俺は部屋を飛び出した。



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 21:13:28.87 ID:SRL8WD9e0
koeeeeeeeeee



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 21:14:34.46 ID:j6zKnxkSO
鍵閉めとけよwwwww



75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 21:33:46.73 ID:W+tZVXZg0
怖すぎるだろ



76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 21:34:12.83 ID:W+tZVXZg0
全部実話だとしたらヤバすぎだ





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Title : 無題

この話が実体験なら
本当に呪われて
いるのかと思う程の
量ですが
作り話だとしても
話の作りが
うまいですよね(^^;)

Sefie 2011.09.10 (Sat) 16:14 編集

Re:無題

なかなか文才ありますねw

2011.09.10 19:47

Title : 無題

パネェなw
間違いなく呪われてるw

NONAME 2011.09.10 (Sat) 16:55 編集

Re:無題

やっぱり呪われてるのかなw

2011.09.10 19:47

Title : 無題

十四はアレだ……幽体離脱だ

おかめ 2011.09.11 (Sun) 00:22 編集

Re:無題

え、双子?

2011.09.13 15:41

Title : 無題


14だけ当たり前じゃないかと思った…

あらやだこわい…←いっつも見ちゃう家政婦風に

ねこたま 2011.09.12 (Mon) 18:23 編集

Re:無題

当たり前なの?
ホントなの?

2011.09.14 20:36

Title : 無題

安い割にボロボロの民宿、ってのだけ印象に残った

DC10 2011.11.06 (Sun) 00:42 編集

Re:無題

安いなりにボロボロの、なのか
高い割りにボロボロの、なのか

2011.11.07 21:33

Title : 無題

十一、十八、が怖かったのだ・・・・。
十八のその風車と沈没船とかそこが妙にリアルで怖かったのだ・・・orz

NONAME 2011.12.02 (Fri) 03:07 編集

Re:無題

テレビの砂嵐って、本当に色んな模様に見えますよね!

2011.12.07 20:30

Title : 無題

…えっと…ユートピア?とかなんとかお尻パーンパーン…

NONAME 2011.12.02 (Fri) 03:11 編集

Re:無題

びっくりするほどユートピア!

2011.12.07 20:31

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