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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.05.19 (Sun) Category : 

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みたいな

2017.12.31 (Sun) Category : 創作作品

470:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)04:33:57ID:C/3Crg9p0
何故かふと、怖い話が頭の中で出来上がったので聞いてくれないか?



472:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)04:43:01ID:3exWzenb0
うおらあああああああああああ!!
起きてた甲斐あったぜ!!



476:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)04:52:44ID:s66i1k9I0
マダー??



478:470:2006/10/02(月)04:54:05ID:C/3Crg9p0
昔々あるところに、変てこな殺人事件がありました。
とある住宅の便器の中に人間の頭部がいれられていたのです。
こともあろうに、そこの住人のA君は生首に小便をかけていたことがわかりました。
当然A君が犯人だと疑われました。

ところが、後日犯人は別のところで逮捕。
じゃあ、A君は何故死体なんかに小便をかけたのかと。

捜査官「何だってそんなことをしたのかね?」
A君 「だっていつも見えてたから」

みたいな。



479:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)04:55:09ID:YciCFPBQ0
みたいな?



480:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)04:59:17ID:yLhbDKooO
いつもみえてた?意味が分からん…



481:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)05:03:51ID:3exWzenb0
ごめ笑っちまったw
みたいなwwwww
何が「みたいな」なんだよw
オカルトじゃねーだろw



482:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)05:05:36ID:2tbCUN/MO
首が入れられる前からA君には(あるはずのない)首が見えてたから…って事?



483:470:2006/10/02(月)05:06:41ID:C/3Crg9p0
補足しますと、
A君はみえる人で、そこらかしこでお化けを見ていた。
だから便器に死体が入っていても、いつものことかと普通に用を足した。

みたいな。



485:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)05:09:03ID:WjO9boyaO
踏切で人を助けなかったバージョンとかに応用しろよ

みたいな



487:470:2006/10/02(月)05:16:41ID:C/3Crg9p0
>>485
とある駅にて、飛び込み自殺がありました。
すぐ近くで見ていたA君は華麗に見て見ぬフリ。
何故目の前にいて助けなかったのかと世間は非難轟々です。

レポーター「何故見て見ぬフリを?」
A君   「だっていつも見えていたから」

みたいな?



491:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)05:26:03ID:3exWzenb0
俺も聞いた事あるな。
霊感の強い警官はさ
死体を霊と見間違えちゃう事もあるんだと。

みたいな。

アメリカンジョークかよwww



505:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)09:13:34ID:yLhbDKooO
みたいな



514:本当にあった怖い名無し:2006/10/02(月)10:52:06ID:yLhbDKooO
すみませんでした。もうこのくだり終了します。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/470-514




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ー蛇抜けー <オオ○キ教授シリーズ>

2017.12.30 (Sat) Category : 創作作品

235:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:44:18ID:xePEZg9L0
蛇抜け 1/7

こんな話でもいいのかな。試しに投下させてもらいます。

兄貴がある寺の住職に納まった。
うちは普通のサラリーマン家庭なのに、昔っから出家に憧れていた、変わり者の兄貴だった。
そんな兄貴が、ある日、郷土史家だという知り合いを連れて家に来た。何でも、調査中に見つかった呪具を寺に持ち込んできた人らしい。

60代のお爺さんで、名前は大月。うちでのニックネームは、速攻で【オオツキ教授】に決まった(笑)。
オオツキ教授は、郷土史の中でも暗部、つまり呪いとか生贄とか関わってる史実を集めているみたいだった。
おどろおどろしい語り口調が面白かったこともあり、彼を一番気に入ったのは、他ならぬ私だ。

そろそろ運転の怪しくなってきた教授は、現地調査の際の運転手を求めているということだった。
2つ返事で引き受けた私に、母が小言を言う。
「そんなことしてるより、花嫁修業しなさいよ」
「修行しなくてももらってくれる人を探すから」
至極まともな返事をしたと思うのに、母は、失礼なことに、絶望的な溜息をついた。



236:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:45:10ID:xePEZg9L0
蛇抜け 2/7

その教授との記念すべき1回目のデートは、日本の中央に位置する県の山岳紀行になった。
なんでも、江戸時代までは絶えず水害に悩まされていた難所が、今から行く山の中に残されているとのこと。
具体的にどんな害だったのかというと、今で言う【鉄砲水】。
当時は、細い山々の間を大蛇のような凶悪な濁流が押し寄せるイメージから【蛇抜け(じゃぬけ)】と呼ばれていたらしい。

指示されるとおりに車を進めると、急峻な崖の下に作られた小さな駐車場に出た。
車を出て見回すと、四方は連なる尾根に囲まれた、まさに谷間としか言いようがない土地になっている。
どこからか沢の音が聞こえた。あの水が増水したら、ここなど一発で餌食だなと思ったら、足が震えた。
駐車場から、申しわけ程度に伸びている遊歩道を、60代のわりに身軽な教授について登る。



237:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:45:53ID:xePEZg9L0
蛇抜け 3/7

鬱蒼とした樹木の間に伸びていく獣道。お世辞にも歩きやすいとは言えない。
堆積した落ち葉に何度も足を取られるのを忌々しく思っていると、少し先を行くオオツキ教授は、笑いながら小噺をした。

「このあたりは蛇抜けで水没をした最上部にあたる所でね。上流から流されてきた家屋やら人間やらが、よくこのへんに引っかかっていたようだよ」

私は思わず足元を見た。浮き上がった木の根が私の左足を捕らえている。だけだ。
「…自然の脅威ですね…」
ぞくぞくと冷気を感じるのは、標高が上がったから…だと思いたい(汗)。
「そうだね。恐ろしいね。そして人間は、その脅威に信仰で対抗しようとしていた」

教授は、薄く残る脇道に入って、私を招いた。
教授の横に立つと、そこが、巨岩の上であることが見て取れた。



238:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:46:30ID:xePEZg9L0
蛇抜け 4/7

眼下は深い谷になっていた。
谷底には見事な水量を称えた渓谷が轟々と唸っている。
怖い…としか思わなかった。
清涼さや自然美なんていうものは、【管理された自然という余裕】があって、初めて持てる感想なんだ。

オオツキ教授が、右腕を水平に起こして対岸を指差すので、つられて見る。
そちらにも大きな岩がせり出している。
岩の下の斜面が大きくえぐられているせいか、今にも落ちそうな不安定さを感じた。

「見えるかな?」
と聞かれたので、光の届かない中、目を凝らすと、対岸の岩の上には古い木の棒が立っていた。
たぶん1mぐらいの高さだと思うけど、上部はちぎり取られたような折れ口を見せているから、もっと長いものだったのかもしれない。
「見えます」
と答えた。
教授は嬉しそうに、
「あれは人柱を立てた跡だよ」
と言った。
私は気分が悪くなって、座り込んだ。



239:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:47:05ID:xePEZg9L0
蛇抜け 5/7

「ごめんごめん。あの住職の妹さんだから気にしないと思った」
愉快そうなオオツキ教授に別の意味で不快さを感じながら、私は山麓まで安全運転を重ねた。
「兄貴よりはだいぶ繊細にできてますから」
老獪にどれほど効くか程度の嫌味だけど、返さずにはいられない。
「和やかな食卓で酒飲みながら話をしてるんじゃないんです。目の前に人が死んだ現場があるのに、平気でいられるほうがおかしい」
「それを想像するのが、僕には一番の楽しみだからね」
嬉々とする教授。改めてゾッとする。



240:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:48:15ID:xePEZg9L0
蛇抜け 6/7

私の気持ちなどお構いなしに、教授の解説はさらに細に入った。
「あの人柱に立てられたのは、主に子どもだった。貧しい村には、生まれては迷惑な子どもが現れるものだ。それを【禍つ神に捧げる】という名目で葬ったんだ」
「…ひどい話ですね」
「生贄には自然の怖さを充分に知らしめた上で葬らねばならない。だから、大雨ですぐに沈下してしまう水際ではなくて、蛇抜けが起こらない限り死ぬことのない岩の上に縛りつけられた」
「…」
言葉もない。

「足元を激流が逆巻き、雨粒が頬を打つ中、目を血走らせながら上流が決壊する瞬間を待っている心境を想像してごらん。神も自然も人間も、家族でさえも、呪いの対象としてしか見られなくなると思わないかい?」
何が言いたいのはわからず、返事を逡巡していると、教授はトーンを落として、ボソリと呟いた。
「それが人間の本性だよ。僕は、死を覚悟するなんて綺麗事はありえないと思ってるんだ」
「…」
教授は、歳を重ねた今でも、死に対する恐怖が薄れないんだな。そんなふうに思った。



241:オオ○キ教授◆.QTJk/NbmY:2008/08/30(土)22:49:20ID:xePEZg9L0
蛇抜け 7/7

教授は何度も足を運んでいるというふもとの資料館に、私のために寄ってもらえることになった。
蛇抜けの起きた年度や被害を綴った古文書が残っているという。
入ってみると、20畳ほどの空間には、当時の衣料や道具が展示され、地図と年表が壁に貼られていた。
真ん中には、ガラスケースに入った書籍が数点。でも、字が崩れすぎてて読めない(汗)。
奥の一角にも大型のケースが据えつけられ、中には腐った木片が大事そうに陳列されていた。説明文には【人柱の破片】と…。

そして…そして、その上の壁には、こう書かれていた。
【○○山の中腹には、今もその柱が立っていた穴を見ることができる】

車に戻ると、オオツキ教授は居眠りを決め込んでいた。
すぐさま起こして確かめる。
「さっき、私に聞きましたよね?『見える?』って。あれって、人柱が立っているのが見えるかどうか聞いたんですよね?」
教授は目をこすりながら、
「そんなもの残ってるわけがないでしょう。岩に穴が開いているのが見えるかって聞いたんだよ」
と答えた。

もっと目を凝らしていたら。
あの棒に縛りつけられて上流を凝視している何か、を、私は見てしまったのかもしれない。
不遇の死者の執念に、手を合わせずにはいられない気分になった。


(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)













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まんが日本昔ばなし的な

2017.12.23 (Sat) Category : 創作作品

37:oink:2006/09/26(火)17:36:15ID:IdYBwNKp0
時代は戦国。
未だに天下はその行く末を定めていない

神奈川の山中には、炭焼き職人が集まる小さな集落があった
普段は使われていないのだが、冬になると一時的に何人か集まる事で知られていた
麓の村に下りない変わり者ばかりと言う噂だった

ある日、その小さな集落に一人の娘が逃げてきた
その娘は山を三つ越えた場所にある小さな村の出で、何者かに襲われて一人だけ漸く逃げて来たと言う。
真っ白い着物に、素足、髪はザンバラで初めは幽霊かと思ったほどだった。

手足が氷のように冷たく、目が虚ろな為に慌てて小屋の中に導いた
「他の村人は?」
炭焼き達は色々聞くが、がたがたと震えるだけで要領を得ない
漸く娘が話し始めた内容は、とても信じられないものだった



38:oink:2006/09/26(火)17:36:49ID:IdYBwNKp0
領主を呪う為に、生贄狩りをしていると言う噂が娘の村に流れたのは、今月に入ってからだった
何でも幾つかの村は襲われて全滅したらしい
疑わしい話なので誰も信用しなかったが、それでも不穏な空気を感じざるを得ない

娘の村に奇妙な仮面を被った一団がやっていたのは五日前の事だった
村の真ん中で厄払いの儀式を行う事になったのは、領主の意向らしい
領主の手紙を村長に渡した集団の”長”らしき者は、村長の警戒を解くかのように何かを渡した
娘はその何かを見てはいないが、村長の態度が変わったので、金でも貰ったんじゃないか?と噂しあった

その夜
村人は得体の知れぬ夢を見て、次々に飛び起き、村全体が騒がしくなった
形容しがたいドロドロの何かが村を飲み込む夢だ
そうして一人も残らず食べられてしまうと言う夢
それを見たのは一人二人ではない
村人の殆ど全てがその夢を見た

これは、奇妙な儀式と関係があるとして、村長が村はずれに滞在中の”長”の所へ抗議に行く
だが、その時既に異変は起こっていた
歩き出した村長と数人の若者が、突然村人の目の前で消えた
真っ黒い霧の様なものが、何か音を立てて”食べている”

次いで、松明の火に照らされたのは、転がって来た村長の首だった
呆気にとられていた村人が恐慌状態に陥るのは簡単だった
それからの事は思い出したくもないという

山の中に逃げ込んだ娘は、背後に沸き起こる悲鳴や怒号に耳を塞ぎながら山中を駆け回ったという
そして雪を食べ、沢の水を飲んで漸くここまで辿り着いたと言う

この話が本当なら、大変な事だった
娘が嘘を言っているようには見えない
山道が雪に閉ざされる前に、麓の村に知らせに行かねばならない
炭焼き職人達は娘を背負うと一路山を下った



39:oink:2006/09/26(火)17:37:30ID:IdYBwNKp0
村長は、変わり者だがまじめな炭焼き達の言葉を信じる
変な集団が来たら村に入れてはいけない
領主様に報告しておくべきだ
そう言って娘を預けると職人達は集落に戻っていった
少なくとも、変な儀式をさせなければ村は大丈夫だと信じて・・・・

その翌々日、漸く集落に帰ってきた職人達は、恐怖した
仮面を被った怪しげな集団が立っているではないか
逃げようにも、疲れた彼らにはその力が無かった
あっさりと捕まり観念した

村は救った
お前らには騙されないぞ!

職人の中でも年長の男は、そう言って笑ってやった
その途端、顔色を変える変な集団の長らしき人物
「お前ら・・・誰か村に入れたか!?」
その雰囲気に呑まれた年長の男は、それでも虚勢を張って答える
「お前らが襲った娘を救っただ・・・・」
「バカが!!!!」
男の言葉を遮って怒鳴りつける長



40:oink:2006/09/26(火)17:38:36ID:IdYBwNKp0
「お主等が”導いた”のは人の姿をした鬼じゃ!」
訳が判らない
あの可愛らしい娘が鬼などということは考えられなかった

「嘘じゃ!お前らのいう事が信じられんわ」
「・・・・お前ら。この冬山で只の娘が、どれ位彷徨うて生きていられると思うか?」
「・・・・・・」
「その娘、当に死んでおるわ。目は?体は?生気はあったか?」

男の言葉ががんがんと響く
言われてみれば思い当たる節はある
長は続けて言う

「皆殺しにした村の中から都合の良い人間を見つけると中に入り込んで、次の村を襲う
村々には悪霊避けの護符がある所が多く、人の姿を借りると共に、”導いてくれる”人間が必要」

それを聞いた職人達はとんでもない事をしてしまったと言う恐怖に染まった
言葉もない
慌てて戻ろうとする男を長が止める

「・・・もう遅い。二日も経っているのだろう・・・・今回も間に合わなかったか・・・!」
無念そうに呟く

職人達にこの土地から離れるように告げると、彼らは無言のまま村ヘと向かった
鬼を追うために・・・
職人達はただ呆然と立ち尽くすだけだった



41:oink:2006/09/26(火)17:39:38ID:IdYBwNKp0
この村の資料としては、郷土資料館の地下書庫に眠る”仏黒山村 記”にのみ記されている

「村の住人は誰も居なかった
忽然と一人も残らず消えていた
犬もネコも牛も馬も、何も居なかった
ただ、彼方此方にこびり付いた血の痕が、ここで何かがあったことを告げていた
村の住人が戦った様子は無い。しかし、固まっている血溜まりから見ても、明らかに殺された形跡はある
死体も無く、ただ何もかも消え去っている」

当時、この地方を治めていた領主に当てられた報告としては、これ以上の事は書かれていない
恐らくは盗賊の類に殺され、生き残った者も死体ごと連れ去られたのだと考えられた
戦国の世の中で、山奥の小さな村が消えてなくなる事自体はさほど珍しい事ではなかった
しかし、それらの真相が明らかになる事もまた、無かった

炭焼き職人達のその後は、杳として知れない


終わり


引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/37-41




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