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ある島の奇祭
2011.08.21 (Sun) | Category : 人を信じすぎる人へ
299 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 11:28:24.87 ID:XZBk9m760
20年前、人口100人くらいの島の人と、教授の研究のため何年もかけて交流したことがある。
祭りの時期に合わせて、1ヶ月泊まりで教授の聞き取り調査なんかに同行した。
でも、ほとんど島の子供と遊んでただけ。
なんにもない島で、島の半分がお墓だからということで、その部分には島の子供は絶対に近寄らない。
海がすごくきれいで、島と島の間に干潮時は道ができて歩いて渡れる、すごくキレイで夢のような場所だった。
302 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 11:38:06.89 ID:XZBk9m760
その島では奇祭があり、夜通し村の男の人がお面をかぶって白い衣装を着て、太鼓のようなものを叩きながら、たいまつを持って村中を練り歩く。
教授から、
「この祭りの夜は、絶対に一人で外に行ってはいけない」。
宿なんかないから、船着場の一室に寝泊りしていたんだけど、
「鍵をかけて、誰かきても絶対に入れたらいけない」
と念を押されていた。
私たちの部屋には、一緒に行ってた男の子3人と、村の小学生の女の子2人と、私とあと二人の女の子がいた。
窓にはガラスが入ってなくて格子だけがあったから、外を歩いてる人の姿をちらちらと見ることはできる。
昼間に船に乗せて漁に連れて行ってくれたり、他の日の夜に地元料理を教えてくれたりしたRさん(40代のおじさん・当時私は10代)の声で、
「部屋のドアを開けろ」
と言われた。
シャワー室があったんだけど、そこの窓から手を入れたり松明を投げ入れられたりした。
やさしいRさんの変貌ぶりに、女の子みんなでガクブルしてた。
303 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 12:03:43.98 ID:XZBk9m760
一人の女の子が、あまりの怖さに
「教授とそのほかの男の子を呼んでくる!」
と外に飛び出していった。
その子をTちゃんとする。
Tちゃんが飛び出していったあと、急いでドアを閉めて鍵をかけた。
Tちゃんはすごくかわいい顔をした子で、Rさんの狙いはTちゃんだったみたいで、彼はTちゃんを追いかけていった。
Rさんと一緒に来てた何人かの男の人も一緒に追いかけていったから、船着場はシーンとなった。
村は車が入れないような狭い路地がたくさん入り組んでいるような場所で、誰かと鉢合わせすると逃げられない。
村には街頭なんかもない。村人が持ってる松明の明かりだけが頼り。
でもそのおかげで、松明の明かりがちかづくと人がいるってことで、物陰に身をひそめてやり過ごすことができたんだそう。
祭りのクライマックスは、村の真ん中にある祠に祈祷師が入っていて、祭りの間中何かを祈念するんだけど、その神託?が降りたら、村の女性みんなでその祠を囲って一晩中踊り狂う。
その間中、男たちは松明を持って村を歩いてる。
私はTちゃんが心配になって、男の子2人と一緒に外に出た。
そのとき陰に隠れてた村の人が出てきて、私を見て「チッ」と言ったのが印象深い。
祭りをにこやかに楽しんでいた教授は、部屋の外に出てきてたTちゃんを見つけて血相変えて怒ってた。
私たちも後で合流して、祭りが終わるまでTちゃんと私を、教授と男の子で囲んで座ってた。
お酒や料理をいただいて村人とほがらかに話してた男の子や教授を見て、なんで部屋から出るなって言ったのかな?なんて思ってた。
でも、お面かぶった村人を、絶対にTちゃんや私に近づけなかった。
(続きは『続きを読む』をクリック)
(白さんからの投稿です。ありがとうございました)
20年前、人口100人くらいの島の人と、教授の研究のため何年もかけて交流したことがある。
祭りの時期に合わせて、1ヶ月泊まりで教授の聞き取り調査なんかに同行した。
でも、ほとんど島の子供と遊んでただけ。
なんにもない島で、島の半分がお墓だからということで、その部分には島の子供は絶対に近寄らない。
海がすごくきれいで、島と島の間に干潮時は道ができて歩いて渡れる、すごくキレイで夢のような場所だった。
302 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 11:38:06.89 ID:XZBk9m760
その島では奇祭があり、夜通し村の男の人がお面をかぶって白い衣装を着て、太鼓のようなものを叩きながら、たいまつを持って村中を練り歩く。
教授から、
「この祭りの夜は、絶対に一人で外に行ってはいけない」。
宿なんかないから、船着場の一室に寝泊りしていたんだけど、
「鍵をかけて、誰かきても絶対に入れたらいけない」
と念を押されていた。
私たちの部屋には、一緒に行ってた男の子3人と、村の小学生の女の子2人と、私とあと二人の女の子がいた。
窓にはガラスが入ってなくて格子だけがあったから、外を歩いてる人の姿をちらちらと見ることはできる。
昼間に船に乗せて漁に連れて行ってくれたり、他の日の夜に地元料理を教えてくれたりしたRさん(40代のおじさん・当時私は10代)の声で、
「部屋のドアを開けろ」
と言われた。
シャワー室があったんだけど、そこの窓から手を入れたり松明を投げ入れられたりした。
やさしいRさんの変貌ぶりに、女の子みんなでガクブルしてた。
303 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 12:03:43.98 ID:XZBk9m760
一人の女の子が、あまりの怖さに
「教授とそのほかの男の子を呼んでくる!」
と外に飛び出していった。
その子をTちゃんとする。
Tちゃんが飛び出していったあと、急いでドアを閉めて鍵をかけた。
Tちゃんはすごくかわいい顔をした子で、Rさんの狙いはTちゃんだったみたいで、彼はTちゃんを追いかけていった。
Rさんと一緒に来てた何人かの男の人も一緒に追いかけていったから、船着場はシーンとなった。
村は車が入れないような狭い路地がたくさん入り組んでいるような場所で、誰かと鉢合わせすると逃げられない。
村には街頭なんかもない。村人が持ってる松明の明かりだけが頼り。
でもそのおかげで、松明の明かりがちかづくと人がいるってことで、物陰に身をひそめてやり過ごすことができたんだそう。
祭りのクライマックスは、村の真ん中にある祠に祈祷師が入っていて、祭りの間中何かを祈念するんだけど、その神託?が降りたら、村の女性みんなでその祠を囲って一晩中踊り狂う。
その間中、男たちは松明を持って村を歩いてる。
私はTちゃんが心配になって、男の子2人と一緒に外に出た。
そのとき陰に隠れてた村の人が出てきて、私を見て「チッ」と言ったのが印象深い。
祭りをにこやかに楽しんでいた教授は、部屋の外に出てきてたTちゃんを見つけて血相変えて怒ってた。
私たちも後で合流して、祭りが終わるまでTちゃんと私を、教授と男の子で囲んで座ってた。
お酒や料理をいただいて村人とほがらかに話してた男の子や教授を見て、なんで部屋から出るなって言ったのかな?なんて思ってた。
でも、お面かぶった村人を、絶対にTちゃんや私に近づけなかった。
(続きは『続きを読む』をクリック)
(白さんからの投稿です。ありがとうございました)
304 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 12:04:43.27 ID:XZBk9m760
あとから教授と一緒に祭りに参加してた男の人に、あの祭りのときは、男性が女性をむりやり犯してもいい日なんだと聞いた。
だから、女の子には外に出るなと言われていたみたい。
小学生の女の子は地元の子だったけど、そういえばその子たちのお母さんたちは、深刻な顔でうちの教授に頭を下げていたの思い出した。
怖いのが、その祭りの日に身ごもった子供は、名前も付けられずに戸籍も作られずに、島の半分のあるところで育てられて、一生差別されて生きるとか。
狭い島で、上も下もなく人がみんな50歩100歩の村で生きていくことは人間にはできないから、そうやって差別される人間を作ることで、精神の安定を図っていたと聞いた。
今はそういう子供たちはいないらいしいけど、ほんの50年前まではいたとか。人間て怖いな~と思った。
この話、書いていいのかどうか迷ったけど、もっと詳しい人いないかな?と思ったので投下してみる。
20年ずっと心にひっかかってたんだ。
ちなみに、教授の手伝いしてたのは男の子だけで、その彼女たちが付いてきてただけなので、女性陣は何にも知らなかったんだ~。
312 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 15:36:53.29 ID:v3CeP1EL0
>>304
>ちなみに、教授の手伝いしてたのは男の子だけで、その彼女たちが付いてきてただけなので、
>女性陣は何にも知らなかったんだ~。
ここがよく分からないのだが手伝い男子は複数の女子と付き合ってて、その全員を島に連れてったってことなのか?
313 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:01:52.50 ID:9Vlanisi0
何年もかけて聞き取り調査した知人がいたのに、20年経ってここで詳しい人がいるか聞くのかよw
314 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:31:41.88 ID:XZBk9m760
>>312
わかいにくくてすみません。
手伝い男子は6人から8人いたと思う。その彼女たちが調査旅行に着いてったって感じ。
男だけじゃ、村の人が警戒するからとかいう理由だった気がする。
>>305
知人というか元彼で、一緒に行った人たち&元彼が先輩だったのと、女の子たちはそれぞれが友人というわけではないので、その後連絡とか取ってないです。
私は2年続けて行ったけど、彼氏が卒業したので行かなくなったし、バカでかい学校だったので、他の参加者とすれ違うこともなかった。
元彼にも詳しい話を聞こうとすると、あまりいい顔しなかったので・・・
よくある離島系の話とかをググったりして読んでるけどナイのよね。
316 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:46:04.01 ID:oHH9WMhHO
>>304
あんたらも18以上の学生だったんだよね
で大事な村の少女達を預かっといて、年長者の守る立場のあんたらに、理由を告げない教授が怖いわ
はっきり理由教えられてたら絶対誰も出ないだろ
あと、男の子も部屋に残ってたのはなんでなの
320 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 17:10:22.60 ID:XZBk9m760
>>316
男の子を置いてたのは、とりあえずの護衛のつもりだったんではないでしょうか。
教授からはとくに話は聞いていませんね。
単位くれるというから、男子たちは手伝いに行ってたみたいです。
村の女の子を大事とは教授は思ってなかったです。
学生と一緒にいさせてもまぁ構いませんよ、くらいの軽い感じ。
研究対象者の村の人の機嫌を損ねるようなことはしないだろうな、と思いました。
隠された風習をそう簡単に外部の人に漏らすことはしないでしょうから、教授は何年もかけて信頼関係を作ってたんだと思います。
女子たちが船着場に残されて怖い思いをするのがわかっているけど、何も言わなかったのは、変に知恵をつけさせてしまって、何も知らない学生にかぎまわられたり騒がれたくなかったためだと思います。
村の人を学生が警戒したりしたら不興買いますもんね。
翌年にもう一度参加したときは事情を知ってる子ばっかりだったので、祭りの日以外は、村の人と何事もなかったかのように宴会や漁をしたり、スキューバに連れてってもらったりしました。
そうそう、歓迎の宴と言って、その瞬間までカワイイと撫でていたヤギを目の前でしめられ、ヤギ肉のスープを振舞われたのは精神的にきつかったです。
食べれなくて、教授に村の人に失礼だと言って叱られました。
325 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 18:50:36.89 ID:x18RdkVQ0
>そのとき陰に隠れてた村の人が出てきて、私を見て「チッ」と言ったのが印象深い。
ブスだったってこと?
327 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 19:25:42.10 ID:Oov1U5ty0
>>325
余所者は色々マズイorロリコン
328 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 19:31:33.40 ID:oHH9WMhHO
>>320
理由も分からず護衛もくそもないし、普通大人と言ってもよい若者達が理由も分からず缶詰を強いられて、ばか正直に待つとは考えられるものではないが、まぁ、研究対象優先で、それ以外は最悪何か起こってもしょうがない程度だったということなんだろう。
そんな教授や元カレの人間性に一番恐怖を感じたね。
ヤギ解体はその時はショックだったろうが、貴重な体験できて良かったんじゃない。
ヤギ肉スープは味的にもキツいね。一度経験あるけど臭くて吐きそうになった。
二昔前の体験談で、今は廃れた風習だろうし、島の名前公表しちゃえば
329 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 20:20:01.11 ID:x18RdkVQ0
>>327
Tちゃんって村の小学生ではなくて、一緒にきた大学生かと思ったんだが。
男の子と教授を呼びに行くあたりや、逃げ回っているときの松明うんぬんのくだりを読むと。
地元の小学生ならママのところに帰るーーーって飛び出すだろうし、小学生の女の子が一人で飛び出したのに、すぐに鍵しめるとかいくらなんでも。
330 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 20:33:00.89 ID:l5sPlmcE0
>>325
普通にお目当ての子じゃなかったってだけだろ
362 :本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 01:21:14.99 ID:CuGj4ixoO
>>328 そうですね。教授は自分の研究に差し支えなければ何でもいいという感じでしたね。
今思うと教授の人間性にゾッとします。
缶ヅメを享受したのは…
勝手知ったる土地でもなく、善意の人が期待できる都会でもない一周何キロという人口少ない島で、異様な雰囲気の夜に出ていくことの方があり得ませんでした。
誰も信用できないし、ワケがわからない恐怖の一晩でしたね。
缶ヅメを言い渡されたのではなく、自ずと閉じこもった感じです。
出かける派に、危ないから出るなと言われただけでした。
20年前というのはフェイクです。そんな年齢じゃなかった…まあ、10年弱から20年前までの話です。
ヤギ、毛とか生えてて食べれたものじゃなかったですが、肉というのは離島の人にとっては貴重な食料でしたから、私のとった行動はホントに失礼でした。
でもヤギがしめられたときのイーーーっていう甲高い鳴き声と、青く透き通った海に、コンクリを伝って流れ込むヤギの赤い血が忘れられません。
海には黄色やオレンジやブルーの熱帯魚がヒラヒラと泳いでいて、水深何メートルもあるのに、海の底の白砂まで見えるホントに綺麗な島でした。
>>325 言わせんな、恥ずかしい。
>>329 正解!わかりにくくてスマン
>>330 ということで、庇ってくれてありが㌧
あの時一緒に行った人、見てないかな~。
では、ロムに戻ります。
378 :本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 03:45:45.23 ID:FoVlybft0
自分のフィールドは離島じゃないんだけど,学問上は多分同業者だと思う.
率直に言うと>>299の離島の話に疑念があるので以下指摘したい.
まず教授が1ヶ月もフィールドに入るのは,稀にはいるが考えにくい.
そういう長期調査は若い院生とか助手(今は助教という)の時代にする仕事.
次に人数の問題.
聞き取り対象が100人,子供を除けばそれ以下なのに,手伝いが6人以上もいるのは大げさすぎる.
仮に1ヶ月もの調査期間が本当なら尚更人員過剰.これに彼女を加えると15人を超す大集団になる.
人口100人で宿がない,つまり観光客がなく地元住民しか使わないような船着場がこれだけの人数を収容できるほど大きいというのも奇妙.
第三に>>314で「男だけじゃ、村の人が警戒する」とあるが,意味不明.
むしろ仕事に関係ない人間を引き連れてくるほうが怪しいし,人数的にも迷惑.
布団や食器だって島の人から借りなきゃならんでしょう?
第四に>>362の「ヤギ、毛とか生えてて食べれたものじゃなかった」もわからない.
動物の解体はまず血抜き,その次が毛剥ぎ.肉になるのはその後.
毛の付いたままのヤギ肉をそのまま調理するのは,籾のままの米を炊くくらいにあり得ない.
379 :批判の癖に連レスでごめん:2011/08/14(日) 03:46:38.47 ID:FoVlybft0
加えて「肉というのは離島の人にとっては貴重な食料」というのも今一理解が出来ない.
>>362の熱帯魚と白い砂という部分から沖縄・西南の珊瑚島だと思うが,そういう島は水不足で農業が難しく,伝統的には家畜の肉より野菜・穀物の方がかえって貴重.
20年以内の話なら流通もあるし,Rさんが漁師と言う以上,たんぱく質も不足しない.
離島は貧しいというのが残念ながらある程度事実であったとしても,貧しいから肉が貴重,という部分は都市住民や内陸農民の経験を基にした幻想に過ぎない.
最後に記述の中に矛盾もある.
>>299では島の人と「何年もかけて交流したことがある」と述べるが
>>314では年数を「私は2年続けて行った」として一貫しない.
自分は創作怪談というものを,一種のSF小説(自然科学ではなく人文社会科学の)だと思っている.
よく練りこまれた作品なら創作であっても読みたいと思っているし,そうしたものを通じて,忘れられた文化や習俗のエッセンスが多くの人に広まるのは良いことだと思う.
時に自分もフィールドで,洒落コワみたいなことが起きたら…とかビクビクしたりもする.
それだけに>>299は残念.
もし社会人の方なら観光ツアーで見られるところ以外にも,旅行の際には目を向けて頂きたい.
もし学生の方ならもっと勉強してほしい.
最後に,本当の学者なら名前出して批判しろ,って自己批判しておきます.
444 :299:2011/08/14(日) 12:34:45.19 ID:CuGj4ixoO
>>378
299 です。
378さんの専門が離島じゃないからかな?指摘された矛盾点は、私からすれば当然なことだらけなんです。
あなたが知らないだけなんだろうなって言う…。
肉は、運送費もろもろかかるから本土のように気軽には手に入りません。
業務用冷凍庫とかないし、島にはスーパーないし。
ヤギの毛、精肉業者がさばくんじゃなく一般人がさばくんで、毛を全部きれいにむりしとるなんてできるわけないし。
豚足なんかも毛生えてますよね?あんなんのヒドイ感じです。
私が行った島は半分で稲作されていました。トウキビ畑がなく珍しいな~と思ったことを覚えてます。
何年も交流してたのは教授で、学生は代替りしてます。私は2年だけ参加しました。
船着き場は公民館のようになってましたので、広いお座敷でしたよ。田舎にありがちの。わかりますよね?
心霊とかではなく、まさしく人間の暗怖な部分を研究していたんで、ここで指摘受けたように、島も教授も私も怖い人間ですよね。
もう一度行ってみたいと思い、グーグルマップで眺めてますけど、観光客なんか来ない島だから浮きまくりだろうな~と躊躇します。
アメリカの有名な写真家が世界一美しい浜だと言って、その浜にはその写真家の名前が着いてました。通称かも。
では、呪いもかかってますので、失礼します。
あとから教授と一緒に祭りに参加してた男の人に、あの祭りのときは、男性が女性をむりやり犯してもいい日なんだと聞いた。
だから、女の子には外に出るなと言われていたみたい。
小学生の女の子は地元の子だったけど、そういえばその子たちのお母さんたちは、深刻な顔でうちの教授に頭を下げていたの思い出した。
怖いのが、その祭りの日に身ごもった子供は、名前も付けられずに戸籍も作られずに、島の半分のあるところで育てられて、一生差別されて生きるとか。
狭い島で、上も下もなく人がみんな50歩100歩の村で生きていくことは人間にはできないから、そうやって差別される人間を作ることで、精神の安定を図っていたと聞いた。
今はそういう子供たちはいないらいしいけど、ほんの50年前まではいたとか。人間て怖いな~と思った。
この話、書いていいのかどうか迷ったけど、もっと詳しい人いないかな?と思ったので投下してみる。
20年ずっと心にひっかかってたんだ。
ちなみに、教授の手伝いしてたのは男の子だけで、その彼女たちが付いてきてただけなので、女性陣は何にも知らなかったんだ~。
312 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 15:36:53.29 ID:v3CeP1EL0
>>304
>ちなみに、教授の手伝いしてたのは男の子だけで、その彼女たちが付いてきてただけなので、
>女性陣は何にも知らなかったんだ~。
ここがよく分からないのだが手伝い男子は複数の女子と付き合ってて、その全員を島に連れてったってことなのか?
313 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:01:52.50 ID:9Vlanisi0
何年もかけて聞き取り調査した知人がいたのに、20年経ってここで詳しい人がいるか聞くのかよw
314 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:31:41.88 ID:XZBk9m760
>>312
わかいにくくてすみません。
手伝い男子は6人から8人いたと思う。その彼女たちが調査旅行に着いてったって感じ。
男だけじゃ、村の人が警戒するからとかいう理由だった気がする。
>>305
知人というか元彼で、一緒に行った人たち&元彼が先輩だったのと、女の子たちはそれぞれが友人というわけではないので、その後連絡とか取ってないです。
私は2年続けて行ったけど、彼氏が卒業したので行かなくなったし、バカでかい学校だったので、他の参加者とすれ違うこともなかった。
元彼にも詳しい話を聞こうとすると、あまりいい顔しなかったので・・・
よくある離島系の話とかをググったりして読んでるけどナイのよね。
316 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 16:46:04.01 ID:oHH9WMhHO
>>304
あんたらも18以上の学生だったんだよね
で大事な村の少女達を預かっといて、年長者の守る立場のあんたらに、理由を告げない教授が怖いわ
はっきり理由教えられてたら絶対誰も出ないだろ
あと、男の子も部屋に残ってたのはなんでなの
320 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 17:10:22.60 ID:XZBk9m760
>>316
男の子を置いてたのは、とりあえずの護衛のつもりだったんではないでしょうか。
教授からはとくに話は聞いていませんね。
単位くれるというから、男子たちは手伝いに行ってたみたいです。
村の女の子を大事とは教授は思ってなかったです。
学生と一緒にいさせてもまぁ構いませんよ、くらいの軽い感じ。
研究対象者の村の人の機嫌を損ねるようなことはしないだろうな、と思いました。
隠された風習をそう簡単に外部の人に漏らすことはしないでしょうから、教授は何年もかけて信頼関係を作ってたんだと思います。
女子たちが船着場に残されて怖い思いをするのがわかっているけど、何も言わなかったのは、変に知恵をつけさせてしまって、何も知らない学生にかぎまわられたり騒がれたくなかったためだと思います。
村の人を学生が警戒したりしたら不興買いますもんね。
翌年にもう一度参加したときは事情を知ってる子ばっかりだったので、祭りの日以外は、村の人と何事もなかったかのように宴会や漁をしたり、スキューバに連れてってもらったりしました。
そうそう、歓迎の宴と言って、その瞬間までカワイイと撫でていたヤギを目の前でしめられ、ヤギ肉のスープを振舞われたのは精神的にきつかったです。
食べれなくて、教授に村の人に失礼だと言って叱られました。
325 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 18:50:36.89 ID:x18RdkVQ0
>そのとき陰に隠れてた村の人が出てきて、私を見て「チッ」と言ったのが印象深い。
ブスだったってこと?
327 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 19:25:42.10 ID:Oov1U5ty0
>>325
余所者は色々マズイorロリコン
328 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 19:31:33.40 ID:oHH9WMhHO
>>320
理由も分からず護衛もくそもないし、普通大人と言ってもよい若者達が理由も分からず缶詰を強いられて、ばか正直に待つとは考えられるものではないが、まぁ、研究対象優先で、それ以外は最悪何か起こってもしょうがない程度だったということなんだろう。
そんな教授や元カレの人間性に一番恐怖を感じたね。
ヤギ解体はその時はショックだったろうが、貴重な体験できて良かったんじゃない。
ヤギ肉スープは味的にもキツいね。一度経験あるけど臭くて吐きそうになった。
二昔前の体験談で、今は廃れた風習だろうし、島の名前公表しちゃえば
329 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 20:20:01.11 ID:x18RdkVQ0
>>327
Tちゃんって村の小学生ではなくて、一緒にきた大学生かと思ったんだが。
男の子と教授を呼びに行くあたりや、逃げ回っているときの松明うんぬんのくだりを読むと。
地元の小学生ならママのところに帰るーーーって飛び出すだろうし、小学生の女の子が一人で飛び出したのに、すぐに鍵しめるとかいくらなんでも。
330 :本当にあった怖い名無し:2011/08/13(土) 20:33:00.89 ID:l5sPlmcE0
>>325
普通にお目当ての子じゃなかったってだけだろ
362 :本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 01:21:14.99 ID:CuGj4ixoO
>>328 そうですね。教授は自分の研究に差し支えなければ何でもいいという感じでしたね。
今思うと教授の人間性にゾッとします。
缶ヅメを享受したのは…
勝手知ったる土地でもなく、善意の人が期待できる都会でもない一周何キロという人口少ない島で、異様な雰囲気の夜に出ていくことの方があり得ませんでした。
誰も信用できないし、ワケがわからない恐怖の一晩でしたね。
缶ヅメを言い渡されたのではなく、自ずと閉じこもった感じです。
出かける派に、危ないから出るなと言われただけでした。
20年前というのはフェイクです。そんな年齢じゃなかった…まあ、10年弱から20年前までの話です。
ヤギ、毛とか生えてて食べれたものじゃなかったですが、肉というのは離島の人にとっては貴重な食料でしたから、私のとった行動はホントに失礼でした。
でもヤギがしめられたときのイーーーっていう甲高い鳴き声と、青く透き通った海に、コンクリを伝って流れ込むヤギの赤い血が忘れられません。
海には黄色やオレンジやブルーの熱帯魚がヒラヒラと泳いでいて、水深何メートルもあるのに、海の底の白砂まで見えるホントに綺麗な島でした。
>>325 言わせんな、恥ずかしい。
>>329 正解!わかりにくくてスマン
>>330 ということで、庇ってくれてありが㌧
あの時一緒に行った人、見てないかな~。
では、ロムに戻ります。
378 :本当にあった怖い名無し:2011/08/14(日) 03:45:45.23 ID:FoVlybft0
自分のフィールドは離島じゃないんだけど,学問上は多分同業者だと思う.
率直に言うと>>299の離島の話に疑念があるので以下指摘したい.
まず教授が1ヶ月もフィールドに入るのは,稀にはいるが考えにくい.
そういう長期調査は若い院生とか助手(今は助教という)の時代にする仕事.
次に人数の問題.
聞き取り対象が100人,子供を除けばそれ以下なのに,手伝いが6人以上もいるのは大げさすぎる.
仮に1ヶ月もの調査期間が本当なら尚更人員過剰.これに彼女を加えると15人を超す大集団になる.
人口100人で宿がない,つまり観光客がなく地元住民しか使わないような船着場がこれだけの人数を収容できるほど大きいというのも奇妙.
第三に>>314で「男だけじゃ、村の人が警戒する」とあるが,意味不明.
むしろ仕事に関係ない人間を引き連れてくるほうが怪しいし,人数的にも迷惑.
布団や食器だって島の人から借りなきゃならんでしょう?
第四に>>362の「ヤギ、毛とか生えてて食べれたものじゃなかった」もわからない.
動物の解体はまず血抜き,その次が毛剥ぎ.肉になるのはその後.
毛の付いたままのヤギ肉をそのまま調理するのは,籾のままの米を炊くくらいにあり得ない.
379 :批判の癖に連レスでごめん:2011/08/14(日) 03:46:38.47 ID:FoVlybft0
加えて「肉というのは離島の人にとっては貴重な食料」というのも今一理解が出来ない.
>>362の熱帯魚と白い砂という部分から沖縄・西南の珊瑚島だと思うが,そういう島は水不足で農業が難しく,伝統的には家畜の肉より野菜・穀物の方がかえって貴重.
20年以内の話なら流通もあるし,Rさんが漁師と言う以上,たんぱく質も不足しない.
離島は貧しいというのが残念ながらある程度事実であったとしても,貧しいから肉が貴重,という部分は都市住民や内陸農民の経験を基にした幻想に過ぎない.
最後に記述の中に矛盾もある.
>>299では島の人と「何年もかけて交流したことがある」と述べるが
>>314では年数を「私は2年続けて行った」として一貫しない.
自分は創作怪談というものを,一種のSF小説(自然科学ではなく人文社会科学の)だと思っている.
よく練りこまれた作品なら創作であっても読みたいと思っているし,そうしたものを通じて,忘れられた文化や習俗のエッセンスが多くの人に広まるのは良いことだと思う.
時に自分もフィールドで,洒落コワみたいなことが起きたら…とかビクビクしたりもする.
それだけに>>299は残念.
もし社会人の方なら観光ツアーで見られるところ以外にも,旅行の際には目を向けて頂きたい.
もし学生の方ならもっと勉強してほしい.
最後に,本当の学者なら名前出して批判しろ,って自己批判しておきます.
444 :299:2011/08/14(日) 12:34:45.19 ID:CuGj4ixoO
>>378
299 です。
378さんの専門が離島じゃないからかな?指摘された矛盾点は、私からすれば当然なことだらけなんです。
あなたが知らないだけなんだろうなって言う…。
肉は、運送費もろもろかかるから本土のように気軽には手に入りません。
業務用冷凍庫とかないし、島にはスーパーないし。
ヤギの毛、精肉業者がさばくんじゃなく一般人がさばくんで、毛を全部きれいにむりしとるなんてできるわけないし。
豚足なんかも毛生えてますよね?あんなんのヒドイ感じです。
私が行った島は半分で稲作されていました。トウキビ畑がなく珍しいな~と思ったことを覚えてます。
何年も交流してたのは教授で、学生は代替りしてます。私は2年だけ参加しました。
船着き場は公民館のようになってましたので、広いお座敷でしたよ。田舎にありがちの。わかりますよね?
心霊とかではなく、まさしく人間の暗怖な部分を研究していたんで、ここで指摘受けたように、島も教授も私も怖い人間ですよね。
もう一度行ってみたいと思い、グーグルマップで眺めてますけど、観光客なんか来ない島だから浮きまくりだろうな~と躊躇します。
アメリカの有名な写真家が世界一美しい浜だと言って、その浜にはその写真家の名前が着いてました。通称かも。
では、呪いもかかってますので、失礼します。
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Title : 無題
これが有名な便所祭りですな!わっセローイローイ!!
春月 2011.08.21 (Sun) 21:07 編集
Re:無題
便所祭りww
2011.08.22 19:42
Title : 無題
グーグルマップなんて生温い!
グーグルアースの準備が出来たんで、さあ、早く!島の名前!ほら!
ネッシー 2011.08.21 (Sun) 21:45 編集
Re:無題
熱心だなww
っていうか先にオレが行って来るぉwww
2011.08.22 19:43
Title : 無題
ネタでもいいのに返しの第一声が反論じゃなくて負け惜しみなのが残念
NONAME 2011.08.21 (Sun) 21:56 編集
Re:無題
あはは、そうですねw
2011.08.22 19:43
Title : 無題
アカマタ、クロマタ
NONAME 2011.08.22 (Mon) 04:04 編集
Re:無題
はらったま、きよったま
2011.08.22 21:27
Title : 無題
島の名前後で調べてみよう(´ω`)
べーだー 2011.08.22 (Mon) 08:10 編集
Re:無題
わかったら教えてねー(`・ω・´)
2011.08.22 21:28
Title : 無題
そんな奇祭、やめちまえ
NONAME 2011.08.22 (Mon) 15:35 編集
Re:無題
文化、なんだろうねぇ
2011.08.23 17:58
Title : 無題
後半のやり取りの続きが気になる(-"-;)
トウキビって北海道地方でトウモロコシって意味の言葉だよね?
サトウキビの間違いなのかな?
肉も豚と違って皮ごと剥ぐから毛がいっぱいも変だよね…
呪われてる?
何かいちいちツリ臭いなぁ(^ω^;)
ねこたま 2011.08.22 (Mon) 18:07 編集
Re:無題
ま、こういう話もあるってことでw
2011.08.23 18:00
Title : 無題
ジョジョの奇妙な冒険に見えた
電 2011.08.23 (Tue) 00:39 編集
Re:無題
いや、それは目医者に行ったほうがいいぞ
2011.08.23 20:32