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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.27 (Sat) Category : 

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最終バス

2010.12.03 (Fri) Category : 体験特集

在り来りな話ではございますが、以下文章記載しますです。
posted at 23:46:49

ウチの地元にあるバス路線の話です。近年新設されたバス路線で、ニュータウンの中を通るとはいえ、殆どの客が途中駅で降り切ってしまい、回送状態で走る事も多い路線です。
posted at 23:48:41

そのバス路線、元々山だった所を切り開いた場所を走る為に、景色だけは良いので、稀にそういう夜景を眺めに来るお客は乗ってくるそうです。
posted at 23:51:11

しかしそんな事も長くは続かず、新設されたとは言えこの不況下で新しい家を買う人も少ない…。しばらくして空気を運ぶ日々が続くようになりました。
posted at 23:52:43

ある運転手、Aさんとします。Aさんがその路線を受け持つことになりました。その日の最終バスです。駅から十名ほどを乗せて途中駅で全員降りてしまいました。途中から乗ってくる事も無いだろうと、電気も最小限の状態にして走っていたそうです。
posted at 23:56:32

Aさんは、会社の規定に従って、時間通りに通過しなければならないバス停で時間調整をしていました。O大学の最寄りですが、夜という事もあって、乗客はゼロ。やがて時間が来て発車しようとギアを入れた時でした。

車体に付いたインターフォンに繋がったヘッドセットから小さな声が聞こえたそうです。死ぬほどびっくりしたそうですが、乗客だろうと判断して、ドアを開けました。
posted at 00:00:40

ところが、乗ってくる気配はありません。辺りはさっきから雨が降り出していたので「傘を畳むのに手間取っているのかな?」などと思っていました。
posted at 00:02:39

1分、2分…3分経っても乗ってくる気配がありません。流石におかしいと感じたAさんは、車内を通って後ろのドア(この辺りのバスは後ろ乗り前降りです)に向かいました。
posted at 00:04:24

ドアの向こうには誰もいませんでした。
posted at 00:05:14

「気のせいだったのか?」怪訝に思いながら運転席に戻り、ドアを閉めて発車しようとしました。
posted at 00:06:33

しかし、エンストするのです。
posted at 00:07:15

何度やってもエンストするバス。少し苛々しながら何度目かの再起動でようやく発車出来ました。
posted at 00:08:02

バスは5分遅れで、O大学のバス停を出ました。そこから先は地元の人すら殆ど使わない道路です。元々人があまりいませんから(いけない事ではありますが)ついスピードを上げて時間を取り戻そうとしてしまったそうです。
posted at 00:10:36

そのバス路線で一番利用客が少ないであろうバス停が、橋の真ん中にあります。しかし、乗客は見当たらないので猛スピードで通過しようとした時でした。
posted at 00:12:06

また、バスはエンストしてしまったのです。
posted at 00:12:25

中速・高速域でエンストするなんて事は殆ど有り得ないのに、何故かエンジンが完全に止まってしまったそうです。
posted at 00:13:50

バスは速度を下げながらそのバス停に向かっていきました。当然、エンジントラブルですから、その場でブレーキを掛けてトラブルを解決しなければなりません。しかし、バスのブレーキは誰かに操作されているかの様に効きが甘く、バス停に向かっていきました。
posted at 00:16:27

そして、バス停の目の前でピッタリ停車したそうです。
posted at 00:17:23

突然、運転席の計器盤の表示が全部点灯しました。油圧から液温から、何から何まで全部が点灯した状態に長年運転手をやってきたAさんも軽いパニックに陥ったそうです。
posted at 00:20:26

その時突然「ピンポン、次停まります」という降車ボタンのチャイムが。
posted at 00:21:12

Aさんは誰もいるはずがないのだから壊れたに違いないとドアを開けませんでした。すると突然「バン!バン!」と前のドアの窓から誰かが叩いている様な音が鳴り響きました。
posted at 00:23:59

流石のAさんもパニックになり、こんなのに乗ってられるか!とドアを開けて飛び出しました。
posted at 00:25:09

その時、後ろを振り向いたのは運が悪かったとしか言えないと思います。振り向いたその先にはぞろぞろと降りてくる白い靄の塊の様な人影。
posted at 00:27:33

何分経っても乗ってくる気配が無かったのではなく、何人もの人が乗り込んでいたのだと気付いた時、その集団(?)は消えていました。
posted at 00:30:44

その後、ずぶ濡れになった体で運転席に戻り、出発しようと前を見ると、沢山の手形が正面の窓に付いていたそうです…。
posted at 00:33:51

以上。昨日バスの運転手さんから聞いた怪談でした。
posted at 00:34:29

ちなみに、そのバス路線では他にも「最終近くなると乗ってくる客が居るが、Wバス停で必ず消えている」とか「Wバス停の近くになるとエラーランプが点滅する」とか「乗った乗客の数と降りる乗客の数が合わない」とか色々あるそうです。
posted at 00:38:07

これらは全て最近になってから起こる様になったそうです。Wバス停からちょっと行った先に出来た墓地が関係しているのかも…。
posted at 00:39:52


(twitterにて香月さんより投稿いただきました。ありがとうございました)


 








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Title : 無題

某ジブリ映画で似たようなシーンがあったなぁ
あれは電車だが…

話は変わるがよしぞーさんにツイートしともいいのかしら?www

春月 2010.12.04 (Sat) 13:20 編集

Re:無題

どうぞどうぞ!
リプとばしてください♪

2010.12.04 19:53

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