酒鬼薔薇聖斗（３）

１９９７年に神戸の住宅街を恐怖の底へと突き落とした「神戸連続児童殺傷事件」、いわゆる酒鬼薔薇聖斗事件の犯人である少年Ａは医療少年院に「入院」することになった。

凶悪この上ない犯罪を犯した少年Ａであったが、２００４年３月に医療少年院から「仮退院」の処分を受けることになり社会に復帰することになった。

仮退院直後から『少年Ａはこの町に住んでいるのでは？』といった憶測がものすごい勢いで広まることになった。

〇少年Ａは退院後、松山市のゲームセンターで働いているという。
〇少年Ａは北海道Ｓ市のお寺に付属した保護施設に住んでいるという。お寺の近所には「あたたかい目で見守ってあげてください」という意味深な回覧板が回った。
〇少年Ａは現在、福岡県のＭ市にある養護施設で働いているという。この付近では猫の惨殺事件が起こっており、少年Ａの仕業ではないかとささやかれている・・
〇少年Ａは実は元住んでいたところ（関西）からそれほど離れていない都市でアルバイトをしているという。
周りから監視しやすいガソリンスタンドのアルバイトではないかと言われているので、込み入った場所にあるガソリンスタンドにはもしかしたら・・・。
〇少年Ａは千葉県の某市に住んでいるという。
地元の住民が警察へ問い合わせたところ否定も肯定もしなかったために、住民による反対運動がおこった。
〇意外や意外、少年Ａは東京都２３区外のＫ市に住んでいるという。
医療少年院も近く、入院中に取った資格が生かせる溶接関係の会社もある。
それに他の専門医療施設が充実しているために監視しやすいというメリットがあるのでここが一番怪しいとされる。
実際にマスコミ関係者も取材に訪れているためここで間違いないだろうと思われる。（Ｍ市、Ｔ市とも）