燕

燕が低く飛ぶと雨、という天気に関する迷信がある。

これは古くから言われていることであるが、迷信というよりも経験則に基づいた話であるといえる。

空気中の湿度が高くなると、虫は交尾をしようとして低いところに集まる性質がある。
このとき、燕などの鳥は、この虫を食べるために低いところを飛ぶのである。

なので、これはキチンとした根拠のある話である。

ちなみに、この虫は「ウンカ」とか「蚊柱」とか呼ばれるものなのだそうだ。