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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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見つめる女の子

2007.12.30 (Sun) Category : 誰も信じない人へ

今から2年前、大好きな祖父が闘病の末に他界しました。
本人の遺言通りに身内だけの簡素な法要を済ませて数日後子供のころ祖父とよくいっしょに入った喫茶店で母とお茶を飲んでいました。

一番窓よりの席で
「お父さんはここの甘い物が好きだったわァ」
とか
「そういえばおじいちゃんて私達の注文したのもちょっとづつ食べたよね」
とか思い出話をしていて、ふっと店内側の席を見ると少し離れた場所の大きな丸テーブルにかけた家族連れの中の4歳くらいの女の子がじっと私たちのテーブルの方を見ていました。
その時はまったく意識しなかったのですが、会計の時にレジでその家族と順番が前後になった時にもその女の子は私の方をじっと見つめているのです。

「もしかしてお母さんと似てたのかな?」
と思いその時はそのまま店を出ました。
数分後、大通りを歩いているとふいに後ろから私の手を掴む手が・・・
振りかえるとさっきの女の子が私の手をぎゅっと握っていました。

もしかして迷子になっちゃったのかな?と思って女の子に
「どうしたの?おうちのひととはぐれちゃったの?」
と聞いてもじ~っと私を見つめるだけです。

お互い見詰め合うこと数十秒、女の子は突然人ごみへ走って行きました。
数10メートル先には女の子の家族が見えます。
その時、私の口から無意識に
「おじいちゃん!?」
という言葉が出ました。
瞬間女の子がこっちを振り向きちょっと笑いました。

「○○、どうしたの!?どっかいっちゃったかと思ったわよ!」
と母親に怒られている女の子、もうその目は私達の方を見ることはありませんでした。

亡くなった人が小動物や邪気のない子供の身体を借りて何かを伝えに来ることがある、という話は聞いたことがありました。

あの女の子の手の感触は、まだ私の手のひらに残っています。
そしてその感触を思う度に祖父の思い出で胸がいっぱいになります。

駄文で長文すみません。
でも誰かに伝えたかったので書いてみました。







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