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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.26 (Fri) Category : 

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マイナーな怖い話貼るわ

2019.02.12 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:35:59.14ID:d7aPmqSga.net
友人から聞いた話。

サークル仲間に無理やり参加させられた合コンは、予想通り人数合わせの様で、仲間の二人は、合コンというより初めからカップルで参加していて、相手の男が連れて来たのも、さえない人数合わせの様で、全くK子さんの趣味に合わなかった。

「カラオケでも行こう」
という二人の誘いを断ったK子さんは、居酒屋を出て駅へ向かおうとしていると、
「二次会は行かないの?」
と声を掛けられた。
同席していたSだった。

同じ大学の先輩だと名乗ったSは、かなりの美人で、男たちの注目を集めていたのを思い出した。
Sの誘いでもう少し飲んでいこうという事になり、駅前の居酒屋に入った。
「K子さん、T県出身なんだって?」

合コンの失敗をネタに盛り上がっているとSが言った。
「さっき自己紹介で言ってたでしょ。夏休みはT県に帰るの?」
二日後からは夏休みだった。
「どうしようか未だ決めていない。旅費が結構掛かるから」
とK子さんが答えると、Sは、
「T県のハイキングコースのゴミ拾いのボランティアが有るので、参加しないか?」
と言った。



2:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:36:47.07ID:d7aPmqSga.net
Sが所属しているアウトドア愛好会グループは、バーベキューキャンプを予定しており、T県のそのハイキングコースにあるキャンプ場のオーナーと契約して、ハイキングコースのゴミ拾いのボランティアを行う代わりに、キャンプ場を無料で使用させて貰える。
しかも、バーベキューの食材も提供してもらえるとの事だった。

「どう?ボランティアだからバイト代は出ないけど、行きは私の車で一緒に行けば旅費も掛からないしね。ただ、私達はその後の予定があるから、帰りはK子さん、自分で何とかしてもらわなければならないけど」
実家には2年くらい戻っていない。かなり旅費が掛かるので、今年も行かない予定だった。
確かに片道分の旅費で済むし、野外でバーべキューというのも楽しそうだ。
「じゃあ、行こうかな」
K子さんが答えると、Sは言った。

「そう。じゃ、明後日の朝7時に学校の前で待ち合せしましょう」
K子さんは携帯番号を教えてもらい、Sと別れた。



3:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:37:05.58ID:d7aPmqSga.net
翌日。部屋の掃除と洗濯を済ませて、明日の準備をしていると、携帯に電話が掛かって来た。実家からだった。
久しぶりの帰省に喜ぶ母親に、明日は近くのキャンプ場で友達と泊まってから、翌日に家に向かう事を告げると、
『キャンプ場なんて有ったかしら?』
と言う。

ハイキングコースのゴミ拾いのボランティアの事を説明して、その近くだと言うと、
『ハイキングコースなんて無いだろう』
と言う。
『お前、忘れたの?あそこはセメント工場のハゲ山だったでしょう』
そう言われたK子さんは、子供の頃に電車から見えた、
木のない削り取られた灰色の山々をハッキリと思いだした。



5:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:37:27.38ID:d7aPmqSga.net
Sに電話して問い合わせるのもためらわれたK子さんは、サークル仲間に電話してSの事を聞いてみた。
『ああ、あの合コンのきれいなお姉さん?』
サークル仲間によると、みんなSとはあの時が初対面で、幹事役が聞いたところだと、都合が悪くなった女の子の代理で来たと言っていたという。
じゃ、その都合が悪くなった女の子は?と聞くと、友達の友達とかいう人で良くは知らないし、携帯とかの番号も聞いていない。

翌日の待ち合せには、K子さんは行かなかった。
Sから電話が有ったらどうしようか?と怖かったが、電話は掛かって来なかった。
友達と一緒にSの携帯に電話してみると、何度掛けても呼び出し音が鳴り続けるだけで、二日後には通話不能となった。

調べてみると、Sの言っていたハイキングコースなど無く、キャンプ場も存在していない事がわかった。
学校に問い合わせると、Sという生徒は在籍していなかった。
都合が悪くなったという女の子も、未だに見つかっていない。



7:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:38:41.86ID:k50zLuHHr.net
怖い話はエエけど、長いw



8:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:39:25.21ID:1Wxxp7MP0.net
不気味な雰囲気漂っててええな



10:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:40:11.93ID:G9r8COyf0.net
心霊じゃないのすこ

(続きは『続きを読む』をクリック)












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20:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:43:42.79ID:d7aPmqSga.net
嫁が通ってた小学校であったという話。

そこでは6年生が林間学校と称し、観光地とは程遠いド田舎に行かされる。
その日の日程では、昼間は登山、夜はお約束の肝試しが組まれていた。

小学生が教師に連れられ山を登っていると、道のわきにある岩に一人の老人が座っている。
体は道の反対を向き、顔だけを道の方に向けて、にこにこと子供達を見つめている。
その笑顔は翁の能面に似ていて、とても優しそうだった。

礼儀正しい生徒がその横を通り抜ける際、
「こんにちは」
と挨拶したが、老人は返事せずただにこにこしてるだけ。
訝しく思ってよく見ると、老人の脚が膝下までしかはっきり見えないことに気づく。
その先はぼやけており、向こう側の景色が透けて見えた。

だが昼間であるし、周りに級友もたくさんいたことから、気がついた数人の生徒は口をつぐみ、あるいは気のせいだと自分を納得させ、その時は大きな混乱にならなかったという。

そして夜。
肝試しと言っても、小学生の事だから大したものは行わず、先生に連れられて、宿舎周辺の暗い道を散歩する程度のものだった。
それでも都会とは違い、伸ばした手の先も見えないほどの暗闇に、生徒達は十分怖がっていた。

一通りめぐって宿舎まであと少しという頃、畑の向こうの方にぼんやりと光っている何かが見える。
「あれなんだろうね?」
と皆で首をかしげて見つめていると、
その光がゆっくりとした平行移動で、滑るように近づいてくる。
ある程度まで距離が縮んだ時、誰かが叫んだ。

「さっきのお爺さんだ!」
先ほどの老人がぼうっとした光を放ちながら、透けた脚を動かすことなく、文字通り滑るようにすーっとこちらに来るのだ。
顔には相変わらず笑顔を浮かべたままで。



23:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:44:10.34ID:d7aPmqSga.net
何とか全員無事に宿舎に逃げ帰れたが、生徒達の動揺は収まらず、翌日先生たちはお寺に相談して、お祓いをしてもらったという。

宿舎で生徒達の食事を作ってくれる地元のおばさん達は、この爺さんの特徴を聞くや口をそろえてこう言った。
「それは、山田さん(仮)のお爺さんじゃないか!」
山田さんというのは、近所でも有名な孫思いの爺さんだったが、大事な孫が不幸にも幼くして亡くなって以来、気が触れてしまったそうだ。
小さな子供を見かけると、
「(孫)や、こんな所にいたのかい」
と言って、勝手に自分の家に連れ帰ってしまう事が何度もあった。

だが子供に怪我をさせるわけでもなく、もとは温厚な性格だった爺さんを皆が憐れんでいたため、警察沙汰になったことはなかったという。

「自身が死んでなお孫の死を悼んでいるのかね」
と言って涙ぐむおばさん達。
これ以降、林間学校での肝試しは絶対禁止になったらしい。

俺は、悪霊ってわけでもなさそうなのに禁止なんて、少し大袈裟か?と思ったが、それには後日談があるらしい。
生徒全員宿舎に入ったことを確認するため、最後まで外に残った先生方は、近づいてきた老人をかなり間近で見たそうだ。
その先生方が言うことには、
「生徒達は皆優しそうな笑顔だったって言うけど、私たち教師には怒り狂った表情に見えたんですよね」

一体どっちがお爺さんの本心なんだろう?と、その小学校では今でも有名な話らしい。



28:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:46:24.02ID:1Wxxp7MP0.net
すごくいい



30:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:48:25.84ID:d7aPmqSga.net
2008年の8月の終わり頃、一週間ほど夏休みが取れたので兵庫県の実家に帰省しました。

ある日、叔父(父の弟)に頼まれた簡単な仕事の手伝いを終え、二人車で帰路につきました。
時刻は夕方で、全開にした窓からの風はまだまだ熱気を孕んだものでしたが、しかしそれは夏の終わりを感じさせるもので、なんだか切ない気持ちになったのを覚えています。

実家付近の川原にさしかかると、ふと叔父が
「寄ってみるか?」
と言いました。
実家から車で10分くらいの川原でしたが、最後に来たのは小学生の頃です。
汗と埃を洗い落としたかったのと、懐かしさとで二つ返事で賛成しました。

その川は水量も少なく、またかつて名水百選にも選ばれた川の傍流にあたるためその透明度は言うに及ばず、つかの間休憩するにはうってつけの川原でした。
小学生の頃、自由研究で川の水位を測るための目印とした岩も残っていて、ずいぶんと感慨深いものを覚えました。

さて、水で顔を洗い、“石切り”などしていると、叔父が言いました。
「誰か来るぞ」
と。
叔父の言う方を見やると、確かに対面の岸に手を振る人影が見えます。
人影までそう遠くはないのですが、靄(もや)のような霧がかかり、影のようにしか見えません。
しかし手を振る人影は、どうやら小舟に乗ってこちらへやって来ているのが分かりました。



33:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:48:58.62ID:d7aPmqSga.net
人影は二人連れらしく、その内のひとりがこちらに手を振っています。
叔父がその人たちに気付いたときからこちらに手を振っているため、知り合いか、もしくは何か用があるのかな、と思いました。
誰だろう?と叔父と僕は顔を見合わせました。

叔父も見当がついていないようでしたが、怪訝な顔つきのまま手を振って応えていました。
そろそろ靄を抜けるか、という境まで来て、まだ手を振っているのを見て改めて誰なのか考えつつ、僕はしゃがみ込んで待っていました。
そしていよいよ完全にその姿を目視出来る距離まで来て、その二人の、あまりにあまりな正体に、僕と叔父は戦慄しました。

さっきまで手を振って、小舟に乗ってこちらへやって来ていた人影は、二 体 の 人 形 だったのです。
叔父と二人、女の子みたいに悲鳴をあげながらも、それから目を離さずにはいられませんでした。



36:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:49:27.94ID:d7aPmqSga.net
まず手を振っていた方は水色の和装で、少年の人形(一般的な雛人形を一回り大きくして立たせたような感じ)のようです。
顔は元は真っ白だったのでしょうが、雨風に長い年月さらされたような汚れがあり、唇に剥がれかけた朱色の紅がひいてありました。
あと腰に白い刀を下げていました。

もう一体の方は少女の人形で、髪が長いのと着物が薄い赤色というの以外は少年の人形と同じで、一見で対になっているのが分かりました。
毬か道具箱か、何かを抱えていたような気がしますが定かではありません。
あと小舟と思っていたのは、長方形の平べったいお盆のようなものでした。
僕が震えながらもその姿から目を離せないでいると、叔父がこの不気味な人形たちの、更なる異常さに気付いて言いました。
「流れ逆やぞ、これ!」
川は僕たちから見て右上に流れています。
つまり人形たちは、
川 の 流 れ に 逆 ら っ て こちらへやって来たのです!

それに気付いた僕たちはたまらず一目散に車に飛び乗り、川原を後にしました。
僕が恐る恐るサイドミラーで確認すると、二体の人形は本来流されるべき方向へ、流れに乗ってゆっくりと遠ざかっていきました。
車中、叔父とあの人形が手を振っていたのは思い違いではないという事を確認しあい、急いで家へと戻りました。

あれから不思議とあの人形たちは夢にも出てきませんが、あの一件以後、川には近づけなくなりました。



37:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:50:26.10ID:gvvZI6hP0.net
やだ怖い…



39:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:51:40.45ID:1Wxxp7MP0.net
ぞくぞくするわ



62:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:00:40.39ID:cNiC8vNM0.net
>>36
怖いけどスペースで萎える



41:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:52:23.56ID:d7aPmqSga.net
もう7~8年程前になるが、当時俺は京成線沿線の住人だった。住んでいたのは、某干潟のすぐそば。
そのときに体験した、不思議で不気味な話。

その日は職場の飲み会で遅くなり、終電で帰路についた。
最寄り駅から自宅まではチャリ。いつもの通勤路は干潟の遊歩道。
当然その日も、いつも通りの道で自宅へ向かっていた。

その遊歩道の途中、ちょうど小学校の向かいに休憩所(ベンチ)があるのだが、結構いい気分だった俺は、酔い醒ましがてらそこで煙草休憩をとった。



42:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:52:51.64ID:d7aPmqSga.net
時期は晩夏。
とはいえ、昼間は真夏と変わらない暑さで、夜になってもその不快な暑さの余韻は充分すぎるほど残っている。
相変わらず蒸し暑いなぁなどと思いながら、干潟を向いて煙草を吸っていると、なんか背後から視線を感じる気が。
振り返ると小学校。時間も時間だし、当然誰もいない。

酒のせいかな、などと思いつつ、やはり気にはなるので目を凝らして小学校を見るが、何も見えない。
やっぱり気のせいか、と正面に向き直ると、右に少し離れたところに、得体のしれない黒い影のようなものがあった。



43:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:53:10.90ID:d7aPmqSga.net
その影は人の形をしてはいるけど、輪郭がぼやけている感じで、人ではあり得ないのがすぐに分かった。
と同時に、辺りにものすごい臭いが漂ってきた。
何というか、水が腐ったような物凄い異臭。
しかも、その影が徐々に近寄ってくる。

俺は恐怖と混乱で固まっていたが、手に持っていた煙草の灰が腿の上に落ちたのを感じて我に返ったらしい。
なんかわからんが、とにかくコイツはヤバい。
そう感じて、チャリも構わず一目散に逃げ出した。

とりあえず明かりを求めて、すぐ近くのコンビニ(数字のやつ)に駆け込んで一息つく。
何とか逃げきったのか、その日はその後特に何もなく終了。



44:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:53:30.07ID:d7aPmqSga.net
翌日。
本当は嫌だったが、寝坊した為に昨夜の遊歩道を通って駅へ。
朝の明るさも手伝って、昨夜は酔ってたから変な夢を見ただけ、と強気に考えながら、昨夜の現場へ差し掛かる。
そこには俺のチャリが…、というか、だったらしき物が転がっていた。

メーカーのマークやステッカーは、明らかに見覚えがあるものだったが、それは泥というか、ヘドロのようなものにまみれて異臭を放ち、また、腐食しているのか、所々錆びて穴が開いているようだった。



45:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:53:57.09ID:d7aPmqSga.net
自分の愛車の変わり果てた姿と、朝っぱらから嗅いだとんでもない臭いにゲンナリしつつも、とにかく仕事へ向かう。

その帰り道。
朝、俺の愛車のあったところに何も無くなっていた。
まぁこれは、近所の浮浪者が乗って行ったかららしい。
処分するつもりだったのでそれは構わなかったんだが、数日後、その浮浪者が亡くなった。

少し離れた所にある運動公園で死んたでが、その様子が異様だったらしい。
泥だかヘドロだかにまみれて、物凄い異臭を放ちながらの溺死とのこと。
もちろんその公園には、そんな風になるなんて考えらる施設などない。



47:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:54:22.86ID:d7aPmqSga.net
俺はその話を聞いて文字通り固まった。
その場は何とか取り繕ったが、俺が見た物と俺の愛車との関連を想起せざるを得なかった。
ただ、この話には俺の愛車は出てこない。

あのチャリはどこへいったんだろう?
あれに乗ったから死んだのか?
そもそも、俺が見た物は何?

全ては疑問だらけだけど、全てが繋がってると考えるとしっくりくる…

これが俺の体験した不思議で不気味な話。
ちなみに、通勤にJRを使うようになったのはそのすぐ後。




53:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)04:58:33.84ID:1Wxxp7MP0.net
最初のやつとその次のやつすき



66:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:01:55.49ID:d7aPmqSga.net
小学校低学年の頃、学校から帰ると叔父がいた。
叔父は青ざめてて生気がなく、俺の顔を見ても
「おかえり」
としか言わない。

叔父は関東の隅っこの山の麓で嫁さんと二人暮らしのサラリーマン。
小学生が帰っている時間に都内のうちにいるのはおかしい。
子供心になにかよくないことがあると思って聞けなかった。

夕食。叔父も父も母も妹も、一言も喋らずに黙々とご飯を食べた。
突然叔父が箸をおいて口を開いた。こんな話。

一週間ほど前、
「うちの犬が毎日昼の決まった時間になると狂ったように吠えて、ご近所に肩身が狭い」
と嫁さんが言い出したらしい。
叔父は
「犬には犬の社会があるんだよ」
とテキトーに流した。

それからも犬の奇妙な行動は続いたらしく、少し恐くなった嫁さんは昼時には家をあけるようになった。
叔父はくだらないことで脅える嫁さんに腹が立って、今朝
「今日は早く帰ってくるから、家にいろ」
と言って家を出た。



69:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:02:18.60ID:d7aPmqSga.net
昼前に会社を出て、嫁さんの言う午後1時頃に家につくようにした。
バス停から田んぼだらけの田舎道を家に向かって歩いていると、なるほど、気の狂ったような犬の鳴き声がする。
威嚇するような、おびえるような声。
面倒臭い、とため息。
遠目に家が見えてきた。と、なにかが庭を走っている。

犬が吠えてる相手かな?キツネか?タヌキか?と足を速めるが、ぴた、と足が止まった。冷や汗が吹き出る。
庭を走りまわっているのは子供だった。和服を着た小さな子供。
走り回るというか滑るような感じで、家の周りをぐるぐるぐるぐる回っていた、らしい。
振り回してる腕は、ビデオの二倍速のように速い、不自然な動きだったらしい。



70:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:02:39.00ID:d7aPmqSga.net
化け物だ!と思ったが、常識人の叔父はにわかには信じられず、遠目に何か他の物ではないかと目を凝らしたらしい。
が、紛れもない青い(赤だったかな?)和服を着た子供だったらしい。
犬は子供に向かって狂ったように吠えていた。

叔父は嫁さんが家にいると知りながらも、どうしても家に近づく気になれず、走って駅まで引き返し、とりあえずうちに来たのだと言う。
家に電話をしても嫁さんは出なかったらしい。

明くる日曜、朝一番に父が叔父を家まで送った。
幼心に、心配とちょっとした興奮があった。
昼前に親父が叔父の住む駅前から電話してきて、
『一応家までは送っといたよ。でも犬はもうおらんかった』
と言った。
鎖も首輪も残して消えてしまったらしい。



73:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:03:01.85ID:d7aPmqSga.net
親父が帰って、夕方ごろに叔父からも電話があって、
『**(オレ)話きいたか?犬には可哀相なことしたなあ。なんかオレのせいでどっかいっちゃった気がするよ。嫁さんも大丈夫。迷惑かけたなじゃあ、元気で』
って変な挨拶をされた。
この叔父とはこれっきり。
行事にもマメな人だったけど、それからなんの法事も葬式も出なくなった。
もう10年になるけど、家族であの叔父の名前を出すのはタブーになってる。
昨日妹と話したけど妹も覚えてて、二人で不思議がった。

恐い話じゃないかも知れないけど、叔父のこと思うとシャレんならん。すまん。
『子供』はなんだったのかなあ。
叔父は山梨なんですけど、地元の人、なんかそういうの知りません?



81:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:05:30.85ID:1Wxxp7MP0.net
これもええな



90:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:07:29.33ID:ynqlFEdfa.net
在宅ワークで動画編集をしているんだけど、その中に不可解なものが混ざっている事がある。
普段は会社のプレゼン、セミナー、解説教材、結婚式などの動画が多い。
その中に混じって、ひたすらお経を読む映像があったりする。
それもほんのりと怖いんだけど、私が見た中で一番怖かった映像の話をします。

その映像は何も映っていない真っ暗な画面からスタートします。
次第にゆっくりと時間をかけて女性のような人の顔が浮かんで来るんです。
おそらく目の錯覚を利用した映像なのでしょうけど、依頼内容が文字起こしだったので全部見ました。

見終わってクライアントに連絡。
「音声は一つも確認できなかったので、文字入れはしていません。申し訳ないのですが、それでも料金は頂きます」
そう伝えた所、クライアントはあっさりと了承。
料金は文字起こしの場合、1分あたりが50円。
400分の映像だったので2万円いただき、再度依頼されました。

『今度はしっかりと音を大きくして文字起こししてください』
そう言われてしまい、もう一度同じファイルの映像を見る事になりました。
この時、心の中ではタダで2万円感覚だったのですが認識を改めました。



92:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:07:43.81ID:ynqlFEdfa.net
今度は違う位置に男性の顔が現れ、
「あぁ…」
「がぁ…」
「しにたい」
などの音声がありました。

夜中に作業していたのでとても怖かったのですが、きちんと文字入れして確認作業をした所…
そのコマでそんな言葉は発せられていなかったのです。
そして映像を見るとまたもや違う顔が…
これは目の錯覚なんだ!そう言い聞かせながらも新しく聞こえた声を上書き。

クライアントは
『丁寧なお仕事ありがとうございました。また縁があれば依頼したく思います』
と最高評価を私に付け、それから依頼は無いけど、個人的にすっごく怖かったお話でした。



99:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:09:25.38ID:H2z2CjYKa.net
最近起こった事だが。

2か月ほど前のある晩に、友人から電話がかかってきた。
『部屋から出られなくなったから助けに来てくれ』
との事だった。
何かあったのかどうか聞くと、
『出口が分からない、迷った』
との事だった
俺は冗談だと思って
「何言ってんだ、お前?」
と返しても、すごい真剣な声でお願いされるもんだから、仕方なく友人の住むアパートへ行った。

で、アパートに着き、インターホンを押しても反応が無く、鍵もかかってなかったので、ドアを開けて中に入った。
中は見たところも特に変わったことはない。
「おい来たぞ」
と大声で話すと、友人から
「助けてくれ」
との返事があった。

何か事故でもあったのかと、すぐに部屋の方にいくと、友人が部屋(リビング)の真ん中でポツンと立っていた。
「おい、ふざけんなよな」
とちょっと友人に言っても、
「本当に出られないんだ」
との一点張り。
「何ともねえだろ。外に出てみろよ」
と言うと、友人は部屋から出た。



101:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:10:37.23ID:H2z2CjYKa.net
友人の部屋は2LDKで、リビングと寝室が繋がっていて、2つの部屋も玄関に続く渡り廊下からも入れるような作りだ。
友人は玄関の方に向かったと思いきや、いきなり曲がって寝室に入っていって、また、そこからリビングに戻ってきた。
友人は真っ青な顔しながら、また、部屋からでると、またぐるっと回って部屋に戻ってきた。

流石に俺も
「お前ふざけてんじゃねえぞ!」
とキレ気味で言うと、友人は
「本当に分からないんだ」
と言ってきかない。
どうやら様子がおかしいので、俺は友人を家から連れ出した。
これはただ事じゃないと思って、どうしようかと悩んで、とりあえず俺の家に泊めることにした。

翌日、会社を休んで、とりあえず友人を病院に連れていった。
診断の結果、脳梗塞とのことだった。
命には別条はないようだが、しばらく入院が必要とのことだった。
脳に異常があると、ああも奇妙な行動を起こすものだと、個人的に怖かった。



104:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:11:42.09ID:G9r8COyf0.net
これすき



105:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:11:43.80ID:gvvZI6hP0.net
>>101
ちょっとリアルでこわい



109:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:12:12.12ID:w1Ut+I2u0.net
>>101
ATMがどうしても操作できなくなったりするらしいな



111:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:12:58.44ID:DNse7CSs0.net
これの詳細知っとる奴いない?

34:2018/09/23(日)22:10:15.168
地方どころか日本ですらないけど未解決事件だと青いコートの爺さんの奴の誘拐事件が一番怖い
被害者全員無事なのに捕まってないて気味悪い



37:2018/09/23(日)22:11:20.379ID:aYoGp4rd0
>>34
それ知らない
海外?



50:2018/09/23(日)22:22:57.799
>>37
うろ覚えだけど確かアメリカの田舎街で起きた事件
近所に住む少女3人が同時期に誘拐される
捜査するも手がかりが全く掴めないでままいると犯人から女児を解放した旨の手紙が来る
手紙に書かれた場所には少女が置去りにされていて他の二人も同じ流れで無事解放
でも、警察が犯人の事を聞くと初めは三人とも
「青いコートの爺さん」
て答えたのに聴取してくにつれ、
「若い人」

「女」
て証言がコロコロ変わって三人の間で犯人像が全く別の物になってしまう
結果事件は迷宮入り



128:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:18:39.72ID:Yt1cKC7cp.net
>>111
女の子たちが大金貰ってヤラれてた説でほぼ固まってきてる
誘拐には誘拐なんやけどその後は単純なレイプじゃなくて犯人が力に任せず大金出して女の子にめちゃくちゃ懇願してして合意の上ヤッたから
女の子たちも大金貰って交換条件成立させてる手前早々その誘拐犯を警察に突き出すわけにもいかずって心情になっとって
その上誘拐犯から捜査撹乱させるようお願いされとったから云々カンヌン



119:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:15:12.74ID:d7aPmqSga.net
これは俺が2年前の6月14日に体験した本当の話です。
俺が前住んでたアパートでの出来事。

その日、俺はバイトで疲れて熟睡していた。
「ガタガタッ」という異様な音で俺が目を覚ましたのは、午前3時半を少し過ぎた頃だった。
新聞には早すぎるな・・・?と俺は思ったが、眠かったので無視してそのまま寝ようとしたが、いつまでたってもその音は鳴り止まない。

不審に思った俺は、上半身を起こして玄関の方を見た。
まだ夜も明け始めていなかったので、部屋の中は真っ暗だった。
まだ暗闇に慣れない目を細めながら、玄関の方をじっと見ると、新聞受けのあたりで何かが動いているのが見えた。

背筋が寒くなるのを感じながら、俺は意を決してベッドから起き上がり、まだ「ガタガタッ」と音をたてている玄関の方に近づいた。
玄関でその光景を見た俺は言葉を失った。



120:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:15:30.04ID:d7aPmqSga.net
新聞受けからドアノブに青白い手が伸びていて、それがドアノブを執拗に上下させていたのだ。
えっ!なんでこんなとこから手が出てるの?!と俺が絶句して立ちすくんでいると、その青白い手はグニャ~っとあり得ない方向に曲がり始め、ドアノブの上の閉めてある鍵まで伸びてきて、その鍵を開けようと手首をグルグルさせ始めた。

恐くなった俺は、立てかけてあったビニール傘の先で、その手を思いっきり何度も突き刺した。
リアルな肉の感触が傘を伝わってくるのを感じながら、それでも思いっきりかさを突き刺していると、その手はふっと引っ込んで、それっきり静かになった。
玄関の外には人の気配はなく、覗き穴を見ても人らしき影はない。
うわー、出たー!と思いながら、その日は布団を被って震えながら眠りに付いた。



121:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:15:49.20ID:d7aPmqSga.net
夕方頃に目を覚ました俺が、バイトに行くため恐る恐る玄関に近付くと、玄関に無数に小さな丸い跡が付いていた。
それは昨日、俺が何度も青白い手に突き刺したはずの傘の先の跡だった。
俺は確かに手だけに刺していたはずだった。一度も金属音はしなかったし、そんな感触もなかった。
(大家さんにはメチャクチャ怒られたけど・・・。おまけに弁償した)
だが、おかしなことはそれだけではなかった。

外にはくっきりと、玄関の方を向いて立っていたであろう足跡が付いていた。それも泥まみれの!
その日も前の日も雨なんか降っていなかったし、階段には足跡どころか泥さえも付いていなかった。

その出来事から2週間経って、俺は今のアパートに引っ越した。
今でも、あの日のことを夢に見て跳ね起きることがある。
あれは幽霊だったのだろうか?それともストーカー?
あの時は本当に洒落にならんぐらい恐かった。



122:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:16:27.50ID:gvvZI6hP0.net
ありがちだけど怖い



129:風吹けば名無し[]2019/02/11(月)05:19:18.65ID:2JeMZHTH0.net
その頃、僕は小学三年生だったと思います。
当時、小学生だった僕には、とても苦手なことがありました。
それは、「登下校」です。
朝の登校はまだ良いのですが、夜の下校となると、本当に、毎日が憂鬱でした。

それの原因は、とあるトンネルにあります。
僕の幼少期に住んでいた町は、戦後から町の形がそのまま残っており。
ところどころにノスタルジックな雰囲気が漂っていました。
ところが、ノスタルジックと言えば聞こえはいいのですが、当初としては、どう考えてもホラー映画の撮影で使われそうな環境で遊んでいた僕には、その環境は、幽霊という物体を想像せざるを得ず。
毎日、夕刻以降になると、オバケとの闘いでした。
その代表場所が、下校時のトンネルだったのです。

僕の苦手なソレは、上に線路が張ってあり、高架下トンネルとして機能していました。
そして、薄暗く小刻みに振動音のするトンネルの途中には小さなお墓が建っていました。
それが僕に見えない想像を働きかけていたのです。
もしかしたらここで、作業中死んだ人がいるのかもしれない。
通行者が、刺されて死んだのかもしれない。
そもそも呪縛霊的な何かかもしれない。

そんな想像をしていた僕はその想像に打ち勝つために、そこの場所を通るたびにある行動をしていました。
それは空手の型をしながら通る事です。
当時空手を習っていた、いじめられっ子の僕は、幽霊に勝つには暴力しかないと判断した様で、外から見ると明らかに奇妙な動きをして、そのトンネルを全身していました。

もちろん、掛け声を、大声で言うと恥ずかしかったので、小声で
「セイッ!エイッ!セイッ!ドッカイケ!オラッ!」
と、ぶつぶつ唱えていました。

もう察さられていると思うのですが、僕はこの姿を友人に見られていました。
その後、僕がトンネルで幽霊にとり憑かれたという噂になり、学校でバケモノ扱いされたのは言うまでもありません。
必死の抵抗も虚しく、女子からは幽霊菌なるものまで創作され、僕の小学校時代は黒歴史の濃い一幕となりました。
ちなみに、その時に使った言い訳は
「サッカーの練習をしていたんだ」
です。
あぁ、人間が怖い。




138:過去ログ★[]
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引用元:マイナーな怖い話貼るわ
http://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livejupiter/1549827359/




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