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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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件(くだん)

2007.09.25 (Tue) Category : 都市伝説・伝説・伝承系

「件(くだん)」とは顔が人で体が牛という伝説上の生き物である。件はおよそ100年に一度、牛の胎から生まれる。件が生まれるのは凶兆であり、その誕生の後には必ず戦争や疫病の流行などの何らかの大きな災いが起きるという。

件は人語を解する。
件は短命で、生後四、五日程度しか生きられないのだが、その間に多くの(あるいは一つの)予言をなすといわれている。この予言は必ず的中する。

憲兵隊の資料によると、第二次世界大戦時において「どこそこに件が生まれたらしい」という噂が日本各地で発生していたようだ。同資料を研究した佐藤健二氏の著書「流言蜚語(1995年、有信堂高文社)」によると、「件」の噂はブラジル・サンパウロ市の日本人街にまで広がっていたらしい。

日本各地に次々と誕生した件たちは、皆口々に戦争の終結を予言して死んでいった。当時の世間の空気の中では“終戦”を語ることはタブーである。戦争の終結を望みながら、それを口に出すこともかなわない多くの人たち。その人々の願いが「件」という幻獣に託され、「件の予言」という形で語られていたのではないだろうか。

ところで、この「件」の噂の中にひとつ気になるものがある。それは憲兵隊の資料内にある、松山市で流れたという次のような流言だ。

「神戸地方では『件』が生まれ、自分の話を聞いた者は、これを信じて三日以内に小豆飯か『オハギ』を喰えば空襲の被害を免れるといったそうだ(「流言蜚語」P.166)」
神戸といえば戦時中に「牛女」の噂が流れた地域である。人頭牛身の「件」と牛頭人身の「牛女」。これはまったくの偶然なのだろうか。あるいは、両者の間には何らかの繋がりがあるのだろうか…

確かに「くだんのはは」の影響から「牛女」と「件」を同一視する向きは多い。しかし、良く観察してみれば、両者の属性が完全に異なっているのもまた事実だ。
「件」と「牛女」の間には、深くて暗い川がある。まだまだ謎は多い。





『件(くだん)奇憚内リンク






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Title : 無題


オハギで空襲から助かる理由に興味津々です

NOMANE 2012.06.23 (Sat) 22:20 編集

Re:無題

確かにwwwww

2012.07.20 15:36

Title : 無題

>佐藤健二氏の著書「流言蜚語(1995年、有信堂高文社

後輩と同姓同名でびびったwwwwwwww
あの子は1996年生まれだけどwwwwww

ドラスタ娘 2015.03.22 (Sun) 08:47 編集

Re:無題

「佐藤健二」じゃなくて「佐藤健司」だったら知り合いにいる。

2015.03.24 19:45

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