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雅子様とご病気(3)

2007.11.13 (Tue) Category : プロジェクト・奇憚

さて、その適応障害とはどのような病気なのでしょうか。

以下、ウィキペディアより抜粋いたします。

『ストレス因子により、日常生活や社会生活、職業・学業的機能において著しい障害がおき、一般的な社会生活が出来なくなるストレス障害である。 
急性ストレス障害・PTSDと同様に外的ストレスが原因となって起こるストレス障害の一つであるが、急性ストレス障害やPTSDに見られるような、生死に関わる様な強大なストレスに限った訳ではなく、失恋や仕事のトラブルなどもストレス因子の一つになりうる。 
患者のストレスへの脆弱性が発病の起因と成っている事が多いと言われている。 

症状
ストレスが原因で、情緒的な障害が発生し、それは抑うつ気分や不安などを伴う事が多い。また青年期や小児期では行為障害や夜尿症、指しゃぶりといった退行現象が現れる。 
社会生活や職業・学業などにも支障をきたし、生活機能の低下や、業績・学力の低下、場合によっては就業・就学そのものが不可能になる場合がある。 
情緒的な障害による気分障害により、声をあらげたり、泣き出したりするような事があり、不安やうつ状態から摂食障害・動悸・ふるえ・頭痛と行った身体的不調を起こすことも多い。 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3

とのこと。
重要なのは、『外的ストレスが起因』というところでしょうか。

外的ストレス?公務や皇室関係においては、いまさら、という感が否めません。病気になった直前に強いストレスがあったのかもしれません。

で、またちょっと面白い記事を見つけたので紹介。
『雅子皇太子妃殿下は適応障害だ、という公式発表がされたとの報道である。これに関する報道機関のニュースを読み比べると、各社微妙なニュアンスの違いをこめていて、なかなか興味がそそられる。例えば朝日は「ストレスにより、抑うつ症状や不安な気持ちになる『適応障害』との診断結果」という表現で、「適応障害」という病名と、その力動的背景を説明している。

読売はほとんど同じようなものともいえるが、「『ストレスへの適応障害によって不安や抑うつ気分が現れている』と診断」されていると伝え、「適応障害」という言葉を、病名というよりはむしろ日常的な意味合いで使っている。即物的な報道では定評のある毎日になると、「医師団から『適応障害』と診断を受けた」と実にあっさりと書かれており、「詳しい診断結果」がそれかいなと、大概の人は思うような内容である。

読売の報道には「適応障害なんていって、そんなもの『この人は調子が悪い』といっているのと同じだぞ」という、ほのかなツッコミのニュアンスが感じられるが、ほかの記事からはそれで納得してしまっている様子がうかがわれる。

いろいろと下衆なうわさが飛び交っていた皇太子妃の病状に、こんなあっさりした公式発表がなされただけでは、かえって疑心暗鬼が蔓延するだけではないかと私なんかは心配してしまうが、専門家がもっともらしく言えば、バカみたいな説明でもなんとなく通ってしまうというのは、私らのレベルでもよくお世話になっている手法で、どうもこの場合もそうらしい。

ほとんどの人は色々と問題を抱えながら、その環境にそれなりに適応して毎日を送っているわけで、その人に求められる機能を遂行できない状態が慢性的に続くなら、原因は何であれ適応障害であるといえる。それだけでは何を言ったことにもならないのは自明なのだが、それが通るというところがこの問題の面白いところである。

「適応障害」を病名として使っているということは、アメリカ精神医学会が定めるDSM-IVの診断基準に依拠しているわけだが、こいつがなかなかの傑作なのである。これの原型をはじめてみたとき、連想したのは、ボルヘスの「異端審問」という本に引用されていた「中国の百科事典」である。それには例えば「動物」がこう分類されているという。

(a) 皇帝に帰属するもの、(b) 剥製にされたもの、(c) 飼い慣らされたもの、(d) 幼豚、(e) 人魚、(f) 架空のもの、(g) 野良犬、(h) この分類に含まれるもの、(i) 狂ったように震えているもの、(j) 無数のもの、(k) 立派な駱駝の刷子をひきずっているもの、(l) その他のもの、(m) 壷を割ったばかりのもの、(n) 遠くから見ると蝿に似ているもの。
DSM分類は、まさしくこの「中国の百科事典」そのままの様相を呈しているのである。そこでは状態像分類や原因分類、経過分類がいりまじり、しかもそれに、「これらの条件のうちn件以上を満たすもの」というような付随的な要件がくっついていたりする。その人がどのような症状であるかすら問わないような診断だって可能なのだ。形だけの診断をしなければならないとき、とりわけ役所に出す書類を書くときには実に役立つので、私もそういうときには最大限活用させてもらっている。要は、責任をとりたくない立場から医療にかかわるには最適な診断体系なのである。

適応する側の問題も、その環境側の問題も問わず、とにかく適応過程でのトラブルなのだというその控えめな診断のおかげで、いったい具体的に何が問題なのだろうという下々の当て推量の数々はひとまず回避できたようなので、医師団におかれては本格的な治療プロセスを推し進めていっていただきたいものだ。とりわけ、そもそも「適応」しないといけないものかという判断だけは、ぜひ示していただきたいと思う。』

医学部都市伝説
http://med-legend.com/mt/archives/2004/07/post_332.html







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