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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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ひきこさん

 ある小学校にA君という男の子がいました。A君は学校が終わると、いつもなら友達のB君、C君、D君と遊ぶのですが、その日は午後から雨となり、一番遠い家にすんでいるA君は、急いで学校をでました。
 あたりは薄暗くなり、小雨がぱらついてます。ちょうどA君が帰る途中に、大きな橋がありA君はいつもその橋を渡って帰っていました。
 A君は、いつもどおりその橋を歩いていました。すると、ちょうど橋の真ん中くらいに差し掛かったとき河川の端の石段に何かすごいスピードで動いてるものが遠くで見えました。その河川の端の石段は人が歩けるくらいの幅なのですが、あたりが薄暗くあまり見えないので、A君はなにが動いているのか一生懸命目をこらしてみると、、それはおんなのひとでした。
 そのおんなのひとはちょうどA君くらいの人形を引きずっており白いぼろぼろの着物を着ていて髪は長く、顔にかかっており、異様に背が高く顔は遠くからでもはっきりわかるほど、目と口が横に裂けていました。
 そして、よくみてみるとそのおんながすごいスピードでひきずっているものは人形ではなく、A君くらいの小学生だったのです。A君はこわくなり、その場からたちさろうとしました。そのとき、すぐ近くまできてた女がA君に気づき何かを叫びながらA君をおっかけてきました。
 A君は無我夢中で家にたどりつき、その夜はなかなか寝付けないまま次の朝を迎えました。朝になると、昨日とは一転して空は晴天で、A君は昨日のことはさっぱり忘れていました。
 その日は学校が終わると、いつもようにB君、C君、D君と放課後教室に残り、楽しく遊んでいました。すでに6時が過ぎるころ、ふとA君が窓の外を見ると雨が降ってきました。
 そしてA君は昨日のことを思い出したのです・・・・。
 A君はみんなに、昨日の出来事を話しました。
 みんな半信半疑で、A君が言う事をまったく信じてはくれませんでした。
 B君は、A君をかわいそうに思い、窓の外をみているA君に話し掛けると、A君は、窓の外を指差し、みんなにいいました。
『あいつだよ!校門のところにあいつがいるっ!』
 みんなが窓から外をみてみると薄暗い小雨の中一人気味の悪いおんなが下を向き体を震わしながらたっていました。そのおんなは、みんながいる窓のほうをむくとなにか叫びながら、横走りに動きすごい スピードで校舎に向かってきました。
 C君は『やっぱりA君がいってたことは本当だったんだ!みんな逃げろっ』
と叫びました。
 みんなそれぞれ、下の階に下りようとしましたが、すでに下にはあのおんながきておりそのおんなの姿をみんな目の当りにしました。
 おんなの背は学校の天井につくくらいの高さだったのです。
 みんなそれぞれつかまらないように、A君は職員室の方へB君は掃除棚へC君は理科室へ、D君は運良く学校の柵の外へ逃げ切りました。
 みんなはそれぞれ隠れながら、女がいってしまうのをじっとして待っていました。
 そとでは気味の悪いおんなの声とひたっひたっ、たったったったっというすごいスピードで動いている女の足音がずっと聞こえていました。
 朝方になって、C君は理科室を出て、B君のいる教室へ向かいました。
 B君が『C君大丈夫かい?』と呼びかけるとそっと掃除棚が開き、ほっとした様子のC君が出てきました。
 B君もほっとし、D君の行き先を尋ねました。
 D君は学校の柵をこえ、、なんとか家のほうにむかっていったよということで、今度はA君のことを尋ねると、C君は震えながらこういいました。
『僕見たんだ・・・僕・・夜中にあいつの気配がないことに気づいてそっと棚を開けてみたんだ・・・そして外の様子をうかがおうと窓の外を見てみると・・・・あいつが・・あのおんながすごいスピードでA君を引きずりながら走り去っていくのを・・・・』

 彼女の本当の名前は,『森妃姫子』と言います。
 背が高くて,活発で良く笑う可愛い娘でしたが、先生にえこひいきされたことと、この名前が偉そうだと言う事で,彼女は長い間虐められてきました。かばんの中に子猫の死骸を入れられたり,給食に蟲を入れられたり,上靴をカッターでズタズタにされたり、教科書をゴミ箱に 捨てられたり,掃除用具のロッカーに押し込めて閉じ込められたり。
 思いつく限りの虐めを受けて来ました。
 ある日,虐めグループが彼女の手を紐で縛って,足を持って学校中引き摺り回しました。
「ひいきのひきこ、ひっぱってやるよ!」
 ひきこさんは痛がって泣き叫びましたが、誰一人として助けようとせず,それを笑いながら見ているだけでした。学校を一周して教室に戻ってきたとき、彼女の顔には曲がり角に打ち付けられた時に出来た酷い傷がありました。
 それで、ひきこさんはとうとう学校に来なくなりました。
 ずっと、長い間家の中に篭って,布団を被って泣き続けるだけの毎日でした。家では父親が酒乱で,ひきこさんを殴ります。母親と一緒になって,またもひきこさんを引き摺り回します。
 それでも、ひきこさんは泣きながら家具にしがみついて,学校に行こうとしません。そのうち、部屋から出てこなくなったので,親は一切ご飯を与えないことにしました。やがて,しばらくして親が部屋を覗きこむと,其処には空腹で虫を捕まえて食べているひきこさんの姿がありました。
 親は気持ち悪がって彼女を閉じ込めたまま、部屋から出そうとしませんでした。ただ、日に一度、コンビニの100円おにぎりと水を差し入れるだけで、彼女は部屋から出ることなく、何年も何年も、その部屋の中だけで過ごしました。

 ひきこさんは雨が好きでした。
 家の外で鳴くひきがえるの醜い顔は,自分の顔に刻まれた傷の醜さを忘れさせてくれます。
 ひきこさんは可愛いヒキガエルを食べました。
 それから、しばらくして、雨の日にひきこさんが小学生を襲うようになりました。窓から抜け出て、異常にひょろ長くなった背丈で、嘗て自分を虐めた小学生を今度は逆に引き摺るようになったのです。
 彼女は顔を見られるのを極端に嫌がって,みんなが傘を差して視界が悪くなる雨の日以外は家の中に引きこもっています。しかし、雨が降ると近隣の小学校の付近に出没しては、小学生を追いかけるのです。
 何でも,ひきこさんはおかしくなってしまって、傷が治りそうになるたびに自分でカッターナイフで切りつけて,それで口と目が裂けてしまったとか。不思議と、目立つ容貌にも関わらず,彼女を目撃するのは小学生だけでした。そして、彼女は自分の顔を見た小学生を決して逃がしはしないのです。
小学生を見つけると,恐い顔で追いかけながら『何故逃げるー!私の顔は醜いか!醜いかァァァー!!』と叫びながら追ってきます。
 この時,何故かひきこさんはまっすぐ走れません。カニみたいに横向きに走るのに,異常に足が速いのです。そして、足を捕まえると,そのままズルズルと引き摺って、猛スピードで走り出します。階段も平気で引き摺ったまま走るので,そのうち小学生はズタズタの肉塊になります。それでも、次の小学生を見つけるまでは彼女はその足を離さないのです。
 彼女の家には、引き摺られた二人の親と,引き摺られた小学生がコレクションされています。それで、雨が降ると彼女はその時一番お気に入りの子を連れて出かけるのだそうです。だけど、ひきこさんは虐められッ子だったので、虐められている子は襲われないそうです。それと、名札に嘗て自分を虐めた子と同じ名前が書いてあると、恐がって近寄ってこないそうです。
 ひきこさんに出会ったら,助かる方法は幾つかあります。
 一つはさっき言ったように、虐められっこか、虐めっ子と同じ名前であること。
 もう一つは,『私の顔は醜いか』と聞かれたときに,逃げずに『引っ張るぞ!引っ張るぞ!』と叫ぶこと。
 この時,普通に『綺麗だ』と言うと,気に入って引っ張りたがります。また、『醜い』と言うと、怒って引っ張りたがります。更に『まぁまぁですよ』と答えても、口裂け女じゃないので無駄です。
 ひきこさんは歪んだ復讐の為小学生を引っ張りますが,結局自分も引っ張られたことがトラウマなのです。

 最後にもう一つ。
 ひきこさんは自分の顔を見るのが凄く嫌なので、鏡を見せられると逃げ出します。雨の日は、小学生は傘と一緒に鏡を持ち歩くといいかも知れませんね。




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