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サリョじゃ!
2014.04.12 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
188 1 sage 2005/06/08(水) 15:12:30 ID:T8/BXARX0
2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかったと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。
しかしいつもそのことを思い出してしまうのが、この帰り道です。
実は帰り道の途中には彼がどうしても通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそうです。
でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければ私の家には帰れません。
だからこの道を通って帰ろうとM君に提案したんですが、彼は頑なに反対。
結果ほとんど言い争いのようになってしまいました。(というか、私が一方的に怒っていて彼が必死に止めようとしていただけかも。ごめんM!)最終的には私がひとりでもこの道を通って帰ると主張すると、M君もひとりで行かせるくらいならと、ついてきてくれることになりました。
その道に入ると、M君は目に見えて怯えていて、顔は真っ青でした。
時間は23時くらいでしたが、街灯もあって真っ暗というわけでもなく、私からすると普通の道。
私もやはり気になって訊いてみても、「今はまだ大丈夫」ということでした。
少し進むとY字路になっていて、私の家に帰るには左の方の道です。
このあたりになるとM君も少し落ち着いてきていて、私も安心して何の躊躇いもなくY字路の左側の道に入りました。
左側の道に足を踏み入れた瞬間、何か急にあたりの雰囲気が変わりました。
物音が一切しなくなって、心もち明かりが暗くなりました。(M君がいうには、本能的に目の前のものに集中したため視界が狭まっただけということです)
足が寒いところにずっと立っていたあとのように痺れて引きつり、上手く歩けません。力も入らないのでその場に座り込んでいてもおかしくなかったのですが、なぜかその引きつった足が体を支えていて、私はその場に立ち尽くしました。
189 2 sage 2005/06/08(水) 15:12:49 ID:T8/BXARX0
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間
「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」
という大小の声があたりに鳴り響きました。
近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。
突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。
M君は先ほどまでとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにやってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。
あとで赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですが、このときは足の感覚がなく、全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が戻って私は地面に崩れ落ちました。
横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず顔色は悪いのですが「もう大丈夫だから」と息を切らせていました。
M君によると、左の道に入った瞬間前の方から黒いモヤモヤしたものが雪崩のように流れてきて、私たちの体を包み込むように吹き抜けて行ったそうです。
私の足にはその黒いモヤモヤから出てきた無数の手が絡みついていたそうで、それを払い落としていたのだとか。
そのあとM君は泣いている私を背負って下宿まで送ってくれて、朝まで一緒にいてくれました。愛だね。
その後私は怖くてその道に近寄ることはなかったのですが、半年ほどたって恐怖が薄れてきたころ、昼間だったら大丈夫だと思って見に行ってみました。
以前に何度か通ったことのある道だったのですが、注意して見てみると愕然としました。
(続きは『続きを読む』をクリック)
2年ほど前のことです。いつものようにデートのあと、付き合っているM君に下宿まで送ってもらっていました。M君は自称霊が見える人で、当時私はあまり信じていなかったと言いますか、そのことについて深く考えたこともありませんでした。
しかしいつもそのことを思い出してしまうのが、この帰り道です。
実は帰り道の途中には彼がどうしても通るのを嫌がる道があり、そのためいつもその道を迂回して送ってもらっていました。
彼いわく、その道には何かありえないようなものが憑いているので近づきたくもないそうです。
でもその日のデートはかなり遠出したこともあり、私はものすごく疲れていて少しでも早く家に帰りたいと思っていました。この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければ私の家には帰れません。
だからこの道を通って帰ろうとM君に提案したんですが、彼は頑なに反対。
結果ほとんど言い争いのようになってしまいました。(というか、私が一方的に怒っていて彼が必死に止めようとしていただけかも。ごめんM!)最終的には私がひとりでもこの道を通って帰ると主張すると、M君もひとりで行かせるくらいならと、ついてきてくれることになりました。
その道に入ると、M君は目に見えて怯えていて、顔は真っ青でした。
時間は23時くらいでしたが、街灯もあって真っ暗というわけでもなく、私からすると普通の道。
私もやはり気になって訊いてみても、「今はまだ大丈夫」ということでした。
少し進むとY字路になっていて、私の家に帰るには左の方の道です。
このあたりになるとM君も少し落ち着いてきていて、私も安心して何の躊躇いもなくY字路の左側の道に入りました。
左側の道に足を踏み入れた瞬間、何か急にあたりの雰囲気が変わりました。
物音が一切しなくなって、心もち明かりが暗くなりました。(M君がいうには、本能的に目の前のものに集中したため視界が狭まっただけということです)
足が寒いところにずっと立っていたあとのように痺れて引きつり、上手く歩けません。力も入らないのでその場に座り込んでいてもおかしくなかったのですが、なぜかその引きつった足が体を支えていて、私はその場に立ち尽くしました。
189 2 sage 2005/06/08(水) 15:12:49 ID:T8/BXARX0
いきなり前方からゴッと突風のようなものがきました。感覚としては、すぐ横を電車や大型車が通過したときのあの感じです。そしてその瞬間
「サリョ(鎖虜?左路?)じゃ!サリョじゃ!」
という大小の声があたりに鳴り響きました。
近いものは私のすぐ耳元で聞こえました。
突風のようなものが過ぎ去ったあと、私は呆然と立ったままでした。
M君は先ほどまでとは比べ物にならないくらい血の気のない顔をしていましたが、急に私のほうにやってきたかと思うと、ものすごく必死に私の足を何度も何度も平手で叩きました。
あとで赤く腫れ上がるくらい力を入れて叩かれたのですが、このときは足の感覚がなく、全く痛みを感じませんでした。でもすぐにやっぱり痛くなってきて、同時に足に感覚が戻って私は地面に崩れ落ちました。
横を見るとM君も地面に座り込んで、相変わらず顔色は悪いのですが「もう大丈夫だから」と息を切らせていました。
M君によると、左の道に入った瞬間前の方から黒いモヤモヤしたものが雪崩のように流れてきて、私たちの体を包み込むように吹き抜けて行ったそうです。
私の足にはその黒いモヤモヤから出てきた無数の手が絡みついていたそうで、それを払い落としていたのだとか。
そのあとM君は泣いている私を背負って下宿まで送ってくれて、朝まで一緒にいてくれました。愛だね。
その後私は怖くてその道に近寄ることはなかったのですが、半年ほどたって恐怖が薄れてきたころ、昼間だったら大丈夫だと思って見に行ってみました。
以前に何度か通ったことのある道だったのですが、注意して見てみると愕然としました。
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190 3 sage 2005/06/08(水) 15:13:05 ID:T8/BXARX0
まず、なんとそのたかだか50メートルほどの道(Yの字になっていますが)に、小さな祠やお地蔵さまが計7つも密集しているんです。そしてその道に面した家の玄関のほぼ全てに盛り塩がしてありました。
中にはお酒が置いてあったり、何枚ものお札がベタベタ貼ってある家も。
そしてこの周辺ではありえないくらい、廃屋と化した空き家が目立ちました。
そういえば最初のほうで書いた「この道を迂回すると、ものすごい遠回りをしなければならない」というのもおかしな話です。区画整備された町並みで、この一画だけ、周囲の車道は大きく迂回するかそこで行き止まりになるかしているんです。
唯一このY字路と、そこから分かれた毛細血管のような複雑な小道だけが、そこの交通手段となっています。
気味が悪いので地元の人間である学校の先輩に訊いたところ、この一画には昔、いわゆる部落があったそうです。それだけではなく戦時中に何か忌まわしい事件があったらしく、部落自体は終戦前になくなったのだとか(その事件の内容はタブーとされているらしく、先輩も知りませんでした)。
しかし地元の人間も忌諱して、その後もずっとその土地には手をつけず、20年になってようやく外から来た人間が住み始めたのだとか。
いったい部落で何があったのか。「サリョ」というのは何なのか。気になりますが、先輩やM君の忠告もあり私はそれ以上調べることを止めました。みなさんも、もし兵庫県の某有名暴力団本部のある都市に行かれることがあれば、気をつけてください。
何故か主な車道が途切れたり迂回しているからと言って、むやみに近道しないように。
209 本当にあった怖い名無し sage 2005/06/08(水) 19:13:07ID:Fv+k0VGi0
>>188
……もしかしてその部落、朝鮮系じゃないか?
「サルリョジョ(助けて)」という韓国語があるんだが、ルの発音が日本語に比べて弱いためか「サリョじゃ」とも聞こえるんだこれが……
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
(※管理人注)
韓国語で『助けて』という意味
도와줘(トワヂョ)
살려줘(サルリョヂョ)
があるみたい。
도와줘(トワヂョ)は手伝う、のようなニュアンスで살려줘(サルリョヂョ)は救う、のようなニュアンスらしい。
よく知らんけど。
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Title : 無題
朝鮮語で「助けて」=「後で謝罪と賠償を要求します」の意?
七篠 2014.04.12 (Sat) 23:37 編集
Re:無題
正解
2014.04.14 20:25
Title : 無題
何か気味の悪い話を
部落とか朝鮮とかに安易に結びつけるのって
ネタとしてもいい加減どうかと思うね
知らんけどじゃねえよ
NONAME 2014.04.13 (Sun) 00:33 編集
Re:無題
回答①
あなたは何か大きな誤解をしている
回答②
ワタシは蒐集して掲載しているだけ。
アチラ絡みの話題を意図して避けるというのはそれも差別では?
回答③
,. ‐” ̄ “‘ -、 ,. ‐” ̄ “” -、
/ ヽ/ ヽ
l l l
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,. ‐” ̄ “” 、 ,,. –‐┴─– 、 / ̄ “” -、
/ ,.-‐””´ \ _/ ヽ
l / ヽ l
l / ● l l
ヽ l (_人__ノ ● ヽ / そんな事言われても
,,>-‐| ´´ | / , , ,. ‐” ̄ “‘ -、/ ウチ ポン・デ・ライオンやし
/ l ヽ_/ / ゙ヽ
l ` 、 l l
l ,. ‐” ̄ “‘ -、 ,. ‐” ̄ “” -、 l
l, / ヽ / ヽ, /
ヽ、,, l l l,,,___,,,/
“”’l l l
ヽ /ヽ /
ヽ,___,,,/ ヽ,,___,,,/
/ |
2014.04.14 20:28
Title : ↑↑↑↑
え、ヨシゾーの「知らんけど」は朝鮮語のことに係ってるって読めないの?
NONAME 2014.04.13 (Sun) 05:07 編集
Re:↑↑↑↑
そうなんだけどねー。
2014.04.14 20:28
Title : ↑↑
よしぞー殿の「知らんけど」は↑の方が言っているように朝鮮語の意味についてじゃなかろうか。
「本当のところは知らんけど」とか「合っているかは知らんけど」的な。
「サリュじゃ!サリュじゃ!」の聞き間違いという線もなきにしもあらず…
きっとその黒い靄は歌手Salyuの大ファンだったんだよ。
主がSalyuにクリソツだったんだな。
この線は完全に無いな。
怖い子 2014.04.13 (Sun) 10:48 編集
Re:↑↑
韓国語を勉強してるわけでもないし、グーグル先生に聞いてみただけの知識なので「よく知らんけど」なんだけどな。
2014.04.14 20:29
Title : 無題
「リア充め爆発しやがれ~」と呟きながら韓国語を調べているよしぞーさんを想像して震え上がった
ドラスタ娘 2014.04.13 (Sun) 19:05 編集
Re:無題
リア充は敵です。
2014.04.15 20:25
Title : 無題
「リア充め爆発しやがれ~
訳: リアジュムニ パクハニダ
キョン 2014.04.14 (Mon) 14:00 編集
Re:無題
それっぽいwwww
2014.04.15 20:40
Title : 無題
日本人で実際に「~じゃ」なんてしゃべる人がいるのかって話ですよ。
NONAME 2014.04.14 (Mon) 23:23 編集
Re:無題
アサヒソーラーじゃけん!
2014.04.15 20:41
Title : 無題
広島の人間は普通に使うんじゃ!
知らんけど。
NONAME 2014.04.15 (Tue) 03:52 編集
Re:無題
普通に使ってたらおっかないよねwww
知らんけど
2014.04.16 18:00
Title : 無題
なんでヨッシーの知らんけどっていうコメントを読んで、本文にかかってると思ったんですかね?
他の方も書かれてるけど、朝鮮語の助けて~はこう言うらしいよ、よく知らんけど。としか読めないんですが。
脈絡なく朝鮮だー朝鮮だーって煽ってるのとかは確かに不愉快ですけど、209さんは聞きなれない言葉が自分の知ってる言葉に良く似てたから朝鮮語では?って話を出してきただけだろうし、この話にはそんな不愉快なことは特にかかれてないと思うんですけどねー?
ネフェルタリ 2014.04.15 (Tue) 10:51 編集
Re:無題
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/ ヽ/ ヽ
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2014.04.16 18:30