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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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生き埋め

2013.06.22 (Sat) Category : 誰も信じない人へ

902 名前:生き埋め1[] 投稿日:2009/06/11(木) 01:56:59.74 ID:fMaiu3BW0
1783年(天明3年)、浅間山は大噴火した。
噴煙は、上空1万メートルにまで達し、その時に流れ出た溶岩流は、付近の村々をあっというまに覆い尽くし、約1200人もの命が失われた。

流れ出た溶岩流は、何もかも焼き尽くしながら吾妻川へと流れ込み、川の岸辺には溶岩と一緒に運ばれてきた凄まじい数の死体と、家屋の残骸が打ち上げられた。

特に火口付近に近かった鎌原(がまはら)村は、わずか十数分の間に村全体が溶岩流に覆われ、この村だけで、477人の犠牲者を出した。
だが、村人たちが全滅したわけではなく、何とか93人ほどは、近くの高台に非難し、命拾いしたという。
その後、火山の山麓付近では約3ヶ月間に渡って煙がくすぶり続け、歴史的な大災害となったのである。

そして歳月は流れ、ようやくこの大噴火も昔話となりつつあったころ、鎌原(がまはら)村で、驚くような事件が起きた。

ある夏の日、一人の農民が井戸を掘ろうとして、ひたすら土を掘り起こしてした。
だがしばらく掘っても、全く水が出る気配がない。
更に、もうちょっと掘ってみると土の中から瓦(かわら)が出てきた。

おかしな物が出てきたもんだと思い、穴を横に掘り広げてみると、今度は屋根が出てきた。
家が丸ごと、この下の埋まっている・・そう直感した農民は屋根の一部を壊して穴をあけてみた。

中を覗き込むと、その下には家のような空間が広がっており、人間が二人ほど底の方でうごめいているのが見えた。
すぐに付近の人を呼び、この老人を助け出して事情を聞いてみると、びっくりするようなことを語りだした。



903 名前:生き埋め2[] 投稿日:2009/06/11(木) 01:59:42.97 ID:fMaiu3BW0
「何年か前、浅間山が大噴火をした時に、一家6人でこの倉庫の中に隠れたが、そのまま地中に埋められてしまった。 横に穴をあけて逃げることも出来ず、ずっとここで暮らしていたのだ。幸いここは倉庫で、米も3000俵あり、酒も3000樽ほどあったので、これらを食いながら今まで生きながらえてきた。4人はすでに死んでしまったが、我々は再びこうして地上に出ることが出来て、また皆さんと会うことも出来て無上の喜びを感じている。」

老人たちが発見されたのは文化12年。浅間山の大噴火から33年後のことである。

老人たちの話が本当だとすれば、この二人は実に33年間もの間、地中で暮らしていたことになるのだ。
この話は、江戸時代の狂歌師・大田蜀山人(おおた・しょくさんじん)が書き残している事件である。



 








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Title : 無題

まあ普通に考えて創作でしょうね。米と酒だけで長期間生活すれば確実に脚気を始めとして幾種類もの病気になるし(しかも治療が不可能)、日光に一切当たれないのも身体への影響は大きいはず。
そのうえ排泄物の問題もあるでしょう。臭気には慣れるとしても、量も相当になるはずだし、うまく処理しないと病原菌や寄生虫の温床になると思われます。

調べた限りでは出典は 『半日閑話』 の「信州浅間嶽下奇談」のようですが、出だしからして「聞いた話だが」と記されているので、まあ当時の都市伝説というところでしょう。それが現代に伝えられて都市伝説化しているということこそ、面白い話だと思います。

NONAME 2013.06.22 (Sat) 21:35 編集

Re:無題

>調べた限りでは出典は 『半日閑話』 の「信州浅間嶽下奇談」のようですが、出だしからして「聞いた話だが」と記されているので、まあ当時の都市伝説というところでしょう。それが現代に伝えられて都市伝説化しているということこそ、面白い話だと思います。

そうですね。
当時の都市伝説と考えるのが妥当でしょう。

2013.06.25 15:05

Title : 無題

あら、この話しは一字一句全く同じな話を別のサイトで見ました(^^;)

Sefie 2013.06.22 (Sat) 21:43 編集

Re:無題

そりゃまあそういうこともありますなw

2013.06.25 15:05

Title : 無題

この記事には浅間山噴火で発生したのは噴煙と溶岩流としていますが、火砕流のことは書かれてませんね。

溶岩流は進行速度が遅いから逃げようと思えば余裕で逃げられるはず。ただし不動産は助からない。

火砕流の速さはジェット機ほどですから、逃げる間もなく灼熱の煙風に巻き込まれます。

凄まじい死者数が出ているとありましたが、溶岩流だけではそんなに出ないでしょう。死者数が多く出たのなら溶岩流ではなく火砕流があったと考えるべきかと。

初っ端からなんだか怪しい話ですね。

火巳ヶ家 2013.06.23 (Sun) 00:57 編集

Re:無題

まあ、当時も都市伝説はあったのね、という話ですな。

2013.06.25 15:09

Title : 無題

地中ってとこでこ難しいこと考える前に
酸素ないんやね?(´・ω・`)

かる 2013.06.25 (Tue) 10:43 編集

Re:無題

密閉された地中でどのくらい空気がもつんだろね

2013.06.25 20:31

Title : 無題


鬼押し出しに火山博物館があってなかなか面白いよ!

まぁ、例え家が溶岩で焼けて無くても(まず無いけど)中の人間は蒸し焼きになっちゃうよね(^ω^;)

ねこたま 2013.07.11 (Thu) 04:55 編集

Re:無題

鬼押し出しは好きで何回か行ったなぁ…

2013.07.11 20:16

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