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百話目
2011.02.18 (Fri) | Category : 都市伝説・ホラー・オカルト
掲示板への初投稿します。以前知った都市伝説です。
百話目
夏休み。五年一組の子供達が百物語を行いました。
場所は小学校の一階にある彼らの教室。人数は二十人。
暗くなった部屋の中に全員集まり、百本の蝋燭に火を灯します。
それから、「何か変な事が起きた時のために」と、用意したテープレコーダーを作動させて、百物語は始まりました。
それから、子供達は次々と、自分の知っている怖い話を語っていきました。
学校の七不思議。
都市伝説。
幽霊の話。
妖怪の話。
今まで聞いた事もないような話。
一話語られる毎に、蝋燭の火が一つ消されていく。
会が終わりに近付くにつれ、だんだん部屋の中が怪しさを纏う雰囲気になっていきました。
廊下側と外側の窓は黒く、鏡の様に室内を映しています。
物蔭は濃くなり、何かが潜んでいる気がしてきます。
壁には子供達の影法師。今にも踊り出しそうです。
子供達の中には不安と緊張が増していきました。あと少しで百話。
昔から、語ってはいけないと言われる百話目です。
やがて、九十九話が終わり、蝋燭の数はあと一本。
全員がしばし躊躇しましたが、すぐに誰かが話し始め、五分も経たない内に終いまで語ってしまいました。
「……これで、私の話は終わり」
フッ、と最後の灯りが消え、部屋は闇に包まれました。
それからしばらく、全員静かに身構えました。何か起きるのか……? と。
しかし、いくら待っても何も起こりません。子供達は自然と安堵の溜め息を洩らしました。
「なぁんだ、なんにも起きないじゃん」
「そうだねー」
明るく言い合いながら教室の電気を点け、子供達は帰り支度を始めました。
その時、テープレコーダーの持ち主の女子生徒が、あっとある事を思い出しました。
あたしさっき、四話しか話してなかったっけ……
二十人で百物語をやったので、一人五話語らなければいけない、というルールだったのです。
誰かが六つ話したのかな? それに……
女子生徒は頭に新たな疑問符を浮かべながら、レコーダーを鞄にしまおうとしました。もう一つ、気になる事があったのです。
さっきの百話目……ちゃんと聞いたと思ったのに……どんな話だったっけ……?
『……これは、実際にあった事よ』
突然、レコーダーから大音量で、百話を語った生徒の声がしました。間違って再生のボタンを押してしまったみたいです。
一瞬身体が萎縮した女生徒は、すぐに停止のボタンを押しました。
……やばいっ……
恥ずかしいと思った女生徒は、苦笑しながら、謝ろうと振り返りました。
「はは、ごめんみん……な……?」
全員、凍り付いた様な表情をして立っていました。顔色が真っ青で、身体を震わせています。
「……? どうしたの……?」
同級生達に声をかけると、一人が呟きました。
「……今の……誰の声……?」
「……え……?」
『私が死んだ夜の話なんだけどね……』
再生ボタンを押していないのに、レコーダーが再び喋り始めた。
その瞬間、突然教室の電気が消えた。
呆然と佇む子供達。レコーダーは操作していないのに、再び沈黙している。
廊下側の窓の向こうに、紫色の人影が現れた。
以上です(ナガイ
途中から乱雑になってすいませんf^_^;
(暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
百話目
夏休み。五年一組の子供達が百物語を行いました。
場所は小学校の一階にある彼らの教室。人数は二十人。
暗くなった部屋の中に全員集まり、百本の蝋燭に火を灯します。
それから、「何か変な事が起きた時のために」と、用意したテープレコーダーを作動させて、百物語は始まりました。
それから、子供達は次々と、自分の知っている怖い話を語っていきました。
学校の七不思議。
都市伝説。
幽霊の話。
妖怪の話。
今まで聞いた事もないような話。
一話語られる毎に、蝋燭の火が一つ消されていく。
会が終わりに近付くにつれ、だんだん部屋の中が怪しさを纏う雰囲気になっていきました。
廊下側と外側の窓は黒く、鏡の様に室内を映しています。
物蔭は濃くなり、何かが潜んでいる気がしてきます。
壁には子供達の影法師。今にも踊り出しそうです。
子供達の中には不安と緊張が増していきました。あと少しで百話。
昔から、語ってはいけないと言われる百話目です。
やがて、九十九話が終わり、蝋燭の数はあと一本。
全員がしばし躊躇しましたが、すぐに誰かが話し始め、五分も経たない内に終いまで語ってしまいました。
「……これで、私の話は終わり」
フッ、と最後の灯りが消え、部屋は闇に包まれました。
それからしばらく、全員静かに身構えました。何か起きるのか……? と。
しかし、いくら待っても何も起こりません。子供達は自然と安堵の溜め息を洩らしました。
「なぁんだ、なんにも起きないじゃん」
「そうだねー」
明るく言い合いながら教室の電気を点け、子供達は帰り支度を始めました。
その時、テープレコーダーの持ち主の女子生徒が、あっとある事を思い出しました。
あたしさっき、四話しか話してなかったっけ……
二十人で百物語をやったので、一人五話語らなければいけない、というルールだったのです。
誰かが六つ話したのかな? それに……
女子生徒は頭に新たな疑問符を浮かべながら、レコーダーを鞄にしまおうとしました。もう一つ、気になる事があったのです。
さっきの百話目……ちゃんと聞いたと思ったのに……どんな話だったっけ……?
『……これは、実際にあった事よ』
突然、レコーダーから大音量で、百話を語った生徒の声がしました。間違って再生のボタンを押してしまったみたいです。
一瞬身体が萎縮した女生徒は、すぐに停止のボタンを押しました。
……やばいっ……
恥ずかしいと思った女生徒は、苦笑しながら、謝ろうと振り返りました。
「はは、ごめんみん……な……?」
全員、凍り付いた様な表情をして立っていました。顔色が真っ青で、身体を震わせています。
「……? どうしたの……?」
同級生達に声をかけると、一人が呟きました。
「……今の……誰の声……?」
「……え……?」
『私が死んだ夜の話なんだけどね……』
再生ボタンを押していないのに、レコーダーが再び喋り始めた。
その瞬間、突然教室の電気が消えた。
呆然と佇む子供達。レコーダーは操作していないのに、再び沈黙している。
廊下側の窓の向こうに、紫色の人影が現れた。
以上です(ナガイ
途中から乱雑になってすいませんf^_^;
(暗さんからの投稿です。ありがとうございました)
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Title : 無題
え なにこれwww
誰かが作った話?
みき 2011.02.18 (Fri) 17:40 編集
Re:無題
おそらく、そうだと思います。
2011.02.19 17:03
Title : 無題
ん~
なかなかですね~
怖いですね~
火巳ヶ家 2011.02.19 (Sat) 01:36 編集
Re:無題
こんな怖い現象になったの聞いたことないなぁ
2011.02.19 19:20
Title : 無題
一度はやってみたいな………
琥珀 2011.02.19 (Sat) 14:47 編集
Re:無題
止めておいた方が…
2011.02.20 14:40
Title : 無題
その後が気になるシリーズ
のなめ 2011.02.20 (Sun) 02:56 編集
Re:無題
いつの間にそんなシリーズがw
2011.02.20 15:21
Title : 無題
小学生の頃「学校の怪談」って本で
読んだことあります。
『私が死んだ夜の話なんだけどね……』
↑この部分よく覚えてます。
収録されてた中で
この話が一番怖かったです。
懐かし~!!
NONAME 2011.02.20 (Sun) 11:24 編集
Re:無題
おいくつなのかわかりませんが、学校の怪談シリーズが出たのはワタシ就職後なので、あまり知らないのです…
2011.02.20 16:26