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2024.05.08 (Wed) Category : 

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おっとい嫁じょ

2010.11.03 (Wed) Category : トピックス

昭和34年、鹿児島地検が出したある事件に関する判例をご存知だろうか。

- - - - - - - -
この事件は鹿児島のある村の青年が16歳の女性に結婚を申し込んで拒絶されたが、諦め切れず、従兄と叔父に謀議した結果、女性を誘拐して、結婚を承諾させることにした。

そして、通学中の女性を計画通り拉致し、従兄と叔父も加わって三人で馬小屋において無理やり姦淫した。
それを知った青年の両親は、青年と一緒になって喜んだという。

当然、青年は警察に逮捕され誘拐と強姦の罪で裁判にかけられるが、弁護人はこの地方には婚姻に同意しない婦女を承諾させるため、その婦女を強いて姦淫する「おっとい嫁じょ」と呼ばれる慣習があり、被告人はこの慣習に従って行為に及んだもので、違法性の認識を欠き故意がないと、無罪を主張したのである。
また、村も全村民の署名を集め彼の無罪を嘆願したのである。

青年の母親もまた家族と食事中に青年の父親に拉致され強姦されそのまま結婚したのだった。

(以上【恐るべしおっとい嫁じょ】より)
- - - - - -

ようするに、この鹿児島のとある村では男性は好意を寄せる女性と結婚するために、強姦(レイプ)をすることが風習として認められていた、ということだ。

ときには輪姦もあったらしい。

女性側もこの風習を受け入れており、自分を犯した相手と結婚することが少なくなかったというのが驚きである。

ただ、当然ながらまったく見ず知らずの、と言うわけにはいかず、ある程度意思疎通のある知り合いに限られていたようだが。

上記の判例であるが、弁護人は当然のように無罪を主張したが、判例時報によれば

- - - - - -
少なくとも本件の如き自然犯にあっては違法性の認識は故意の成立要件ではないと解せられるのみならず被告人の当公判廷における供述同じく検察官に対する供述調書によれば、被告人が右の如き慣習が反社会性を帯びるものであることの認識を有していたことが明らかであるから被告人は違法性の認識を有していたものと認むべきであり、弁護人の右主張は採用しがたい
- - - - - -

と判示して、被告人を有罪とし、結局この青年は、懲役3年の実刑を受けることになった。

と言うわけで、現在では廃れた風習のようだ。


 








拍手[17回]

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Title : 無題

これコンビニにある漫画で読んだ事あります
なんたらのタブーがどうのこうの みたいなタイトルの本

のなめ 2010.11.04 (Thu) 01:16 編集

Re:無題

結構有名な風習みたいですねぇ。

2010.11.04 16:57

Title : 無題

ちょっと前に、東京でこんな事件があったような・・・。

ヲタクがレイプすれば自分のモノになると思った?みたいな。

ユリウス 2010.11.04 (Thu) 08:39 編集

Re:無題

ありましたっけ?
すいません、記憶にないですが…

ヤバイ話ですよねー…

2010.11.04 17:03

Title : 無題

海外のキルギスって場所でも誘拐婚という風習があるみたいですね。気に入った女性がいたら誘拐するという風習みたいですが…はっきり言って最低ですね。

キャベツ教信者 2010.11.05 (Fri) 00:54 編集

Re:無題

女性を道具としてしか見てないのでしょうね…。
世界各所に残ってるのかなぁ、こういう風習。

2010.11.05 01:42

Title : 無題

男尊女卑の考えのエスカレートですかね。
昔は女性にはなにやってもいい的な考えが強かったようですし。

まぁ…意思の尊重を大きく欠いた事件ですね…

今はいろんな意味で女尊男卑ですがw

スカル 2010.11.05 (Fri) 01:36 編集

Re:無題

バランスって難しいところですよねぇ。

2010.11.05 01:43

Title : 無題

昔は男尊女卑という概念すら無かったから
これが当然だと思ってたのか?真倉翔の
漫画にも載ってたけど、非キリスト教圏では
こういうの珍しく無いのかな?
ただ女医の本に書いてたけど強姦されて
女性がオーガズムに達するのはあくまで
肉体的な反応であって、元々好感のある
男でもなければ体が感じていても心理的
には苦痛でしか無いらしい。
ゴリラにセンズリされて射精しても男は
全然嬉しく無いのと同じ。

もにゅらす 2013.03.05 (Tue) 16:30 編集

Re:無題

レイプの時に濡れるのは蚊らだの防御反応ってのは有名な話だよね。

2013.03.09 15:40

Title : 無題

男尊女卑というより、薩摩という土地柄だからかも。

かつて薩摩藩ではコレの男版(衆道版)ですら、ごく普通にありました。
なびかない少年に業を煮やした歳上の男(ちなみに武家同士)が家へ押し込み、少年の両親ですら「ここまで想い入れられては仕方ない」と、手篭めにされる事を承知で少年を引き渡す、みたいな事が当たり前にあった土地だそうです。←本当ですよ;;

薩摩・衆道などの検索語句で類似の話はいくつも見付かります。ちなみに上記のエピソードは、私は氏家幹人氏の「武士道とエロス」という本で読みました。
近代化の手前くらいまで、薩摩地方にはその"おっとい嫁じょ"のように、"無理やり我が物にした者勝ち"的な気質が強く残っていたのだろうと思います。
現代人のモラル感からすれば、とうてい理解出来ませんけれど。

名無し 2013.05.31 (Fri) 05:28 編集

Re:無題

薩摩って凄いのね…

2013.06.01 14:19

Title : 無題

昭和34年の事件で馬鹿な男の身内と弁護士がレイプの言い訳に使ったせいで都市伝説化しているが
本当の「おっとい嫁じょ」は「なまはげ」とか「ハロウィン」みたいな村の伝統行事である

地元で先祖代々行われてきた「おっとい嫁じょ」の流れを説明すると
村の子供たちが新婚夫婦の家に行って「嫁を差し出さないと暴れるぞ」と言う
庭には簡単に作った暴れて壊す用の垣根が準備してある
「嫁をよこせ」 「それはやれん」 「じゃあコレをよこせ」 「それもやれん」 「ならアレをよこせ」 「アレもだめだ」
そんな会話をしたあと「これをやるから帰れ」と言って用意していた食べ物を振舞って追い返す

これが「おっとい嫁じょ」で男が嫁を守る儀式であり、ルーツをたどれば「大昔に女をさらう連中がいた」という事なんだろうが
それを理由に「鹿児島ではレイプが当たり前で誰も気にしてなかった、近年まで問題にしなかった」というのは悪質なデマ
その犯人達や署名した住民とやらがヤクザな連中だったというだけで鹿児島の一般人にとっては全く普通ではない

地元の校長が「何が悪い」と発言したと言われているが、実際には
「私も子供の頃に提灯を持って、おっとい嫁じょの行列の先導をした」と言っているので
どのような経緯で言ったかは知らないが、あきらかにハロウィン的行事のほうの話である

ちなみにネット上に散らばる記事のソースはウィキも含めて全てが
事件の新聞記事を拡大解釈した中川善之助を更に脚色した下川 耿史のインチキ本のコピペである

NONAME 2017.06.08 (Thu) 22:15 編集

Re:無題

なるほどねー
仮にそれが本当だとしたらどっかにソースが残ってるんだろうか
文献とかあるかな

2017.06.10 14:18

Title : 無題

当時の南日本新聞の調査で犯人集団と弁護士だけが主張するデマであること
本来は無害な駆け落ちの方便で関係者以外は犯人擁護などしていなかったことが判明している

NONAME 2020.07.12 (Sun) 01:59 編集

Re:無題

wikiにも追加されてましたね。

2020.07.12 16:36

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