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「牛の首」の話
2010.07.14 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
540 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/06/06 20:11
「牛の首」という恐ろしい怪談がある。
この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。
とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけで、話の内容は「今日、牛の首という怪談を聞いたが、あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない」として語られてはいないのだが。
このように文献にはっきりとした形で残ることはなかった「牛の首」だが、その物語は口授で今日まで語り継がれている。
だが、私はその話をここに記すつもりはない。
あまりに恐ろしい話なので、思い出したくないのだ。
その代わりに「牛の首」を知っている数少ない人物の一人の身に起きたエピソードを語ってみようと思う。
その人物は小学校の教師である。
彼は学校の遠足の時に、バスの中で怪談を子供たちに語り聞かせていた。
普段は騒々しい子供たちも今日は真剣に彼の話に耳をそばだて、本気で怖がっている。
これに気をよくした彼は、最後にとっておきの怪談である「牛の首」を披露することにした。
彼は声を潜めると子供たちにこう言った。
「これから話すのは『牛の首』という怪談だ。牛の首とは・・・」
ところが、彼が話を始めた途端にバスの中に異変が起きる。
子供たちが物語のあまりの恐ろしさに怯え、口々に「先生、もうその話しはやめて!」と訴えだしたのだ。
ある子供は真っ青になりながら耳を塞ぎ、別の子供は大声を上げて泣き叫ぶ。
ところが、それでも彼は話をやめようとしない。
彼の目は虚ろで、まるで何かに取り付かれたかのようであった・・・
しばらくするとバスが急に停止した。
異変を感じて正気に戻った彼が運転席を見ると、バスの運転手が脂汗を流しながらぶるぶると震えている。
おそらくこれ以上は運転を続けられないと思い車を止めたのであろう。
さらに辺りを見まわすと、生徒たちは皆口から泡を吹いて失神していた。
それ以来、彼が「牛の首」について何かを話す事はなかったという。
「牛の首」という恐ろしい怪談がある。
この話は江戸時代にはすでに知られていたようで、寛永年間に書かれた庶民の日記にすでにその名は出ている。
とはいえ、そこに記されているのは「牛の首」という怪談の名前だけで、話の内容は「今日、牛の首という怪談を聞いたが、あまりにも恐ろしい話なのでここには書けない」として語られてはいないのだが。
このように文献にはっきりとした形で残ることはなかった「牛の首」だが、その物語は口授で今日まで語り継がれている。
だが、私はその話をここに記すつもりはない。
あまりに恐ろしい話なので、思い出したくないのだ。
その代わりに「牛の首」を知っている数少ない人物の一人の身に起きたエピソードを語ってみようと思う。
その人物は小学校の教師である。
彼は学校の遠足の時に、バスの中で怪談を子供たちに語り聞かせていた。
普段は騒々しい子供たちも今日は真剣に彼の話に耳をそばだて、本気で怖がっている。
これに気をよくした彼は、最後にとっておきの怪談である「牛の首」を披露することにした。
彼は声を潜めると子供たちにこう言った。
「これから話すのは『牛の首』という怪談だ。牛の首とは・・・」
ところが、彼が話を始めた途端にバスの中に異変が起きる。
子供たちが物語のあまりの恐ろしさに怯え、口々に「先生、もうその話しはやめて!」と訴えだしたのだ。
ある子供は真っ青になりながら耳を塞ぎ、別の子供は大声を上げて泣き叫ぶ。
ところが、それでも彼は話をやめようとしない。
彼の目は虚ろで、まるで何かに取り付かれたかのようであった・・・
しばらくするとバスが急に停止した。
異変を感じて正気に戻った彼が運転席を見ると、バスの運転手が脂汗を流しながらぶるぶると震えている。
おそらくこれ以上は運転を続けられないと思い車を止めたのであろう。
さらに辺りを見まわすと、生徒たちは皆口から泡を吹いて失神していた。
それ以来、彼が「牛の首」について何かを話す事はなかったという。
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Title : 無題
ようやく奇憚にも牛の首キター!
似たようなので鮫島事件とかありますね。
電 2010.07.14 (Wed) 15:29 編集
Re:無題
牛の首載ってますよwwかなり最初のほうに。
牛の首
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/151/
牛の首異聞
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/152/
現代版牛の首
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/4917/
読んでみてくださいね♪
2010.07.14 15:55
Title : 無題
(´・ω・)つ鮫島事件
麻婆豆腐 2010.07.14 (Wed) 15:31 編集
Re:無題
逃げてー!
2010.07.14 15:57
Title : 無題
あれ?
以前この話ここで読んだはず…
再更新ですか?
すぐる 2010.07.14 (Wed) 15:43 編集
Re:無題
最初の頃に掲載しましたね。
前回は長文の中のひとつだったので再録というかたちに…
いやなんでもないです
2010.07.14 16:47
Title : 無題
この教師が「牛の首」を初めてに聞いた時はどんな反応をしたのか気になるな~
おかめ 2010.07.14 (Wed) 18:17 編集
Re:無題
聞くとダメ、しゃべるとダメって言うけど、文書に起こされたものを読む場合はどうなんでしょうかね?
2010.07.15 14:56
Title : 無題
再うPですか?
流浪の民 2010.07.14 (Wed) 18:58 編集
Re:無題
えーとすいません再うpというかなんというか…
2010.07.15 14:58
Title : 無題
どっかでその話の内容見たような気がする‥
村人同士の殺し合い‥だったかな~牛の首は被り物~;気になるね
spike 2010.07.14 (Wed) 19:38 編集
Re:無題
これです。
牛の首異聞
http://yoshizokitan.blog.shinobi.jp/Entry/152/
2010.07.15 15:07
Title : 無題
これ前に読んだ気が…
「彼の目は虚ろで…」って誰から聞いたんでしょうか
のなめ 2010.07.15 (Thu) 18:51 編集
Re:無題
>「彼の目は虚ろで…」って誰から聞いたんでしょうか
きっと話には出てきてないけどバスガイドさん(若くて童顔でショートカットでちょっとドジっ娘だけど責任感あふれr
うんなんでもないんだ
2010.07.16 18:44
Title : 無題
馬面と呼ばれてます。
NONAME 2010.07.16 (Fri) 13:03 編集
Re:無題
骨岸無造さん乙
元ネタがわからない人は奇面組でも読んでくればいいじゃない
2010.07.16 19:30
Title : 無題
まず、どんな話か聞きたい。
みき 2010.07.19 (Mon) 13:15 編集
Re:無題
聞いたら泡吹いてぶっ倒れちゃいますよw
2010.07.19 20:53
Title : 無題
確かこーゆー
「怖すぎて…」とかって
恐怖煽ったりするけど
結局内容は無いらしいですね
ミラー 2011.10.17 (Mon) 14:18 編集
Re:無題
ないというか、誰もそこまで考えてない、というか…w
2011.10.18 20:30