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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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手術室

2008.11.24 (Mon) Category : 都市伝説・ホラー・オカルト

Fはある日、腹部に猛烈な痛みを感じた。フラフラした足取りで車に乗った。しばらく走っていると、周りはどんどん見覚えの無い風景と化していた。

「あれ?頭が朦朧として道を間違えたかな…?」

気が付くと目の前には見覚えの無い大きな病院がそびえていた。一刻を争う状況のため、Fは急いでその病院の中へ入っていった。

診察をした結果、胃に腫瘍ができている事が判明し、至急手術をすることになった。
手術室へ運ばれ、全身麻酔の注射が打たれた。次第にFは意識を失っていった。
Fは目を覚ました。ライトが眩しい。

(ここはどこだ…?)

そこは手術室の中だった。しかし周りに人の気配は無かった。顔を上げると自分の腹が切り開かれたままになっているのが見えた。

(嘘だろ…?何だよコレは……!)

Fはその異常な状況の中でどうする事もできずに、ただじっと時間が経つのを待つしかなかった。
やがてFは再び意識を失っていった。

次に目が覚めた時もそこは手術室の中だった。さっきと全く変わらない状況だった。
(これは一体なんなんだ…まるで悪夢のようだ)
Fは、おかしな状況の中で頭が狂いそうになっていた。
「誰かいないのかー!」
叫んでみたが、辺りはシーンとして一行に反応がなかった。

それから長い間、Fはそのまま動けなかった。実際には数分の僅かな時間がFには何時間という長い時間に感じられた。

やがてFはまた少しずつ意識を失っていった。
次に目が覚めた時にはFは救急車の中の担架に寝かせられていた。
(どうなっているんだ?)
Fが気がつくと、近くに乗っていた救急隊員が声をかけてきた。

「大丈夫ですか?」
「あの…私は一体?」
救急隊員は少し驚いた表情でFに答えた。
「覚えていないんですか?あなたは廃病院の手術室の中で腹を切り開かれた状態で発見されたんですよ」
Fの叫び声を聞きつけた人が発見し、助けを呼んでくれたようだ。

その場で応急処置を済ませ、これから病院に運ぶ途中だという。
しばらく病院に入院したあと、なんとか退院しFは家に帰ることができた。

それからFは体調の悪くなった時は無理せず救急車を呼ぶようにしている。



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