都市伝説・・・奇憚・・・blog
霊にやさしく
2008.06.25 (Wed) | Category : 誰も信じない人へ
夜、道に迷ってしまい、三時間ぐらい闇雲にうろうろ歩き回った。
住宅街で、タクシーを拾おうにもタクシーどころか人も歩いていない。
やっと大きな道に出て、ほっとしたが、何かが後ろからつけてくる気配がする。
しかし疲れ果てていた私は振りかえって確認する気力もなく、ひたすら黙々と足を動かし続け、やっと家に着いた。
ドアを閉めてふとドア横の窓を見ると、白いもやみたいなものがふわっと行きつ戻りつして、やがていなくなった。「それ」は私の家の中までは入ってこなかった。なんだったのかいまだに謎だ。
もうひとつ。
自転車でお散歩中、花が供えられてある交差点を通りかかった。
事故で死んだのね、かわいそうに・・・とふと思ってしまった。
家に着いたら何かが部屋の中にいる気配がする。
さっきの事故のがついてきちゃったのかな、と思い当たったら、その子と会話が始まってしまった。
「死にたくなかった・・」
と言う。若い男の子で、バイクだったらしい。
「死にたくなかったの?かわいそうに・・。でもね、死んじゃったんだからもうしょうがないよ。成仏したほうがキミのためだよ」
などと私はやさしく語り掛け、しばらくやさしいやりとりが続いたが、私も仕事があるので仕事を始めると、
「お姉さん何してる人?」
ときたもんだ。
「お姉さん忙しいの。仕事だからさようなら。あとでお線香あげてあげるからね」
などといいつつ仕事を始めると「それ」の気配は消えていった。
デムパはいってますでしょうか。ここのみなさんはそんなことは言わないよね。
ホントに「会話」が成り立ったんだもん。不思議だけど。
死んだ人を怖いと思ったことはないな。何かされたこともないし。霊の気配を感じると、やさしい気持ちになるよ。生きてる人に対してはきつい性格なんだけどね。
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Title : 無題
正常な方が道に3時間も迷うなんて事があるとは思えません。
何か重度の障害を抱えている方なんでしょうか?
NONAME 2011.04.09 (Sat) 22:39 編集
Re:無題
いや、ワタシも3時間くらい迷ったことありますよ。
まだ携帯が本当に電話機能くらいしかなかった頃、原付で適当に走ってたら迷いまして…
標識はよくわからないし(地名に心当たりがない)、田舎すぎてコンビニも民家もなくて。
暗くて細い道を走り続けた時の心細さといったら…。
今では簡単に現在地が把握できますが、携帯電話が普及する前は本当に大変だったんですよ。
まあ、この話の彼もそうだったかどうかはわかりませんが。
2011.04.12 18:40