都市伝説・・・奇憚・・・blog
テディベア
2008.05.26 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
いきなりここにカキコスマセン。
私には大好きなおじいちゃんがいました。
昔はおばあちゃんもいました。でもおばあちゃんは煙草の吸いすぎで肺癌になってしまい私が小2の時に逝っちゃいました。
それからおじいちゃんは少し寂しそうに残ったおばあちゃんのタバコを吸っては私を可愛がってくれました。
そんな私も家族ではおじいちゃんにしか素直になれなかった、ある日誕生日でもなんでもないのにテディベァを買ってきたおじいちゃん。
嬉しくて毎日御布団の横に置いて寝ていた。
でもおじいちゃんはおばあちゃんを追うかのように逝ってしまった。
それから、どうもテディベァが怖くなった。
日が立つごとに夢でそのテディベァが出てきた。
黒色の目のビーズがとてもリアルで怖い夢だった。
怖くて起きても横に居ると嫌でしかたなかった。
おじいちゃんには悪いけど大きな缶(椅子にもなるような)に押し込んだ。
でもまだそれでも夢に出てきてとても怖かった。
でも夢でテディベァの隣におじいちゃんが居るのに気が付いた。
でもテディベァが怖くて遠くで見ていた。
おじいちゃんは何か伝えようとテディベァのお尻を指差していた。
その夢を見てからもぅ夢にはテディベァもおじいちゃんも出なかった。
でも三回忌の時親戚の叔母が
「たしか熊の人形だったかな?あれねぇじぃちゃんオーダーメイドしたらしいよ」
始めて聞いた、おじいちゃんそんなお金あったの?とか思いながら少しビクビクと缶を開けてみた。
見てみると色あせていたけどお尻にひらがなで
○○(私の名前)おまえがおとなになってこどもができたときはいちばんにまごをだきにいきます
それまでしっかりじいちゃんいきるからね
テディベアのお尻になんて刺繍してんだよ・・・笑いながら泣いてた。
その後で気付いたけどテディベァの耳に付いてるプレートに私の名前英語で書いてたね。
私を思いながら不自由な足でお店まで行ったんだね
この記事にコメントする
Title : 無題
私も祖父、祖母が好きなんですが、自分から会いに行きません。別れが来た時の悲しさが怖くて、自分から会おうとしないんだと思います。この話しを読んでポロポロと涙が出ました。
素敵なお話しありがとうございます。
かずや 2008.05.27 (Tue) 18:23 編集
Re:無題
そうですね。
いずれ来る別れの怖さっていうのは、大人にならないとわからないものなのかもしれません。
2008.05.27 21:05