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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.03.29 (Fri) Category : 

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最後のメッセージ

2008.02.05 (Tue) Category : 誰も信じない人へ

私が高校生の頃に田舎の母方の祖母が末期ガンで、入院してたときの話。
ちょうどその頃、うちの弟も入院してたりで親戚やらの出入りが多くて、その日も父方の伯母が泊まりに来てた。

朝、夢を見てたんだけど、夢の中で誰かと一緒に車に乗ってる。
運転してるのはなんとなく祖母だなぁという感じがしてた。 

実際の祖母は運転免許なんか持ってる人じゃないんだけど、祖母は運転しながらひたすら私に
「〇〇、頑張れよ、頑張れよ」
と声をかける。
頑張れよ、というのは私が色んなことで悩むたび、祖母に電話して必ず言われた言葉。 

「おばあちゃんが励ましてくれてる」
とぼんやり夢の中で考えてたとき
いきなり家の電話が鳴った。
はっと目覚めるとホントに電話が鳴ってる。
飛び起きるなり
「おばあちゃんの容態が悪くなった!」
と叫んで、すでに起きていた父と伯母を押しのけて電話に出た。 

電話に出ると母方の伯母が
「おばあちゃんの容態が急変した。もうアカンらしいから、お母さんをすぐにこっちへ来れるようにしてあげて」
と。
祖母はその日の昼に息を引き取ったのだけれど、最後まで私と弟のことを気にしていたらしい。
母がお葬式から帰ってきたときに、
「おばあちゃんが亡くなる寸前にあんたに書いた言葉があるよ」
とメモを2枚渡された。
1枚は
「〇〇 努力」
と書かれてあり、もう一枚は解読不能な言葉だった。
意識が朦朧としている中で、必死で書いた言葉だったんだろうと思う。
何に対しても怠けがちで、努力することが大嫌いだった私を、最後まで気にしていたんだなぁと申し訳なかった。

あのとき、夢に出てきたのは間違いなく祖母だったんだろうと今でも思う。
弟の状態も悪くて母と交代して病院に詰めることになったから、結局私はお葬式に行けなかった。
行けなくてごめんね、おばあちゃん。

長文スマソ…更に心霊っぽくないからsage。









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