忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.11.02 (Sat) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

バスの中で

2008.02.02 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

会社帰りのバスでの出来事。
私は乗車中にウォークマンを聴いているとそのまま寝てしまい、降車するバス停を乗り過ごしてしまうことがたまにある。 

その日も起きているつもりが、いつの間にか寝てしまった。しかし唐突に、まるで人に起こされるかのようにガバッっととび起きた。金縛り状態から無理矢理脱出するようなあの感じ。瞬間我に返り、あ!また乗り過ごしたか?って思ったら、幸いまだ降りるバス停の2つ手前だった。次のバス停では、けっこう人が降りていく。 

俺はその背中をボンヤリ眺めながら、ああ次降りなきゃって眠いのを我慢していた。
バスが走り出した途端、真後ろの席で女性(声の様子で)が喋りだした。
「・・で・・・おねがい・・ね・・でね・・・ね・・おねがいしますね・・ね・」
携帯か・・って思った。私は携帯のお喋りがきこえるのが余り好きではない。
ただ俺の住んでいるところは東京の田舎だから、バス停からさらに遠い人は、降りるバス停が近づくと携帯で家に迎えの要請をすることが多い。
次が降りるバス停だから、私は降車ブザーが鳴るのを待った。いつも降車ブザーを自分で押さないタチなのだ。でも誰も降りないらしく、いっこうにブザーが鳴らない。後ろの女性は相変わらず喋っている。声のトーンはますます下がり何を言っているかはわからない。俺は少しだけムッとしていた。 

仕方がないので自分で降車ブザーを押そうと手を伸ばしたその瞬間、ハッキリと
「お前にだよ」
と言って声が止んだ・・・・。
ん?と思って振返ると、乗客は私だけだった。







拍手[0回]

PR

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

この記事へのトラックバック

 : 
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[10/25 ukvartiraFum]
[10/04 NONAME]
[09/30 NONAME]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ