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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.05.06 (Mon) Category : 

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ー毒男の怖い話とかー <毒男シリーズ>

2019.10.22 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:07:26.22ID:3son2BvG0
|A-) 少ししたら開始
   途中で俺のレスがなくなったらさるさんくらったと思ってちょうだいね



6:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:22:21.94ID:3son2BvG0
 ー踏切に立つ女ー
昔友達10人くらい集まって、居酒屋で飲んだ帰り道の話。
2時くらいに解散することになって、俺と友達と友達の彼女が家が近かったから一緒に帰ることになった。

俺の住んでるところはかなり田舎で、駅前くらいにしか居酒屋がない。
そのときも駅からちょっと離れたところにある居酒屋で飲んでたんだけど、友達の彼女はかなり飲み過ぎたみたいで、まあ飲んでる最中もけっこう悲惨だったんだけど、解散するときには完全につぶれちゃってて、友達がおぶって帰ることにしたんだ。

俺達の家は駅から直線的にはそんなに離れてないんだけど、その居酒屋から帰るには線路を跨がなきゃいけない。
でも線路を越えられるところがけっこう遠くにあって、ちょっとまわり道をしなきゃなんないんだよね。
でまあその場所に向けて3人で歩いてたわけだ。

友達は彼女を背負ってもけっこうしっかり歩けてたんだけど、意識の方はちょっとぼんやりしてたみたいだった。
たぶん家にたどり着いたら彼女ともどもばったりとベッドに倒れ込んで即寝入るくらいは酔ってたと思う。

で、その線路を跨ぐポイントが見え始めた頃、俺は居酒屋に眼鏡を忘れたことに気が付いたんだ。
片目だけ視力悪いから、別になくてもそれなりに見えるし、まあそのせいで眼鏡をよくどこかに置き忘れたりするのは俺にはよくあることだった。
飲んでる最中になんとなく邪魔になって、人に踏まれない様に隅の方に置いたままにしてた。

俺の方はあんまり飲んでなかったからそんなに酔ってなかったし、急いで眼鏡取りに行って
くればすぐに友達に追いつける自信もあった。
だから友達に言って眼鏡を取りに戻ったんだ。

たぶん15分くらいだったと思う。
眼鏡取ってその線路を越えるポイントに戻って来たとき、その友達が線路を渡らずに、線路の向こう側をぼーっと眺めながら突っ立っていた。
田舎の町だしそんなに明るい場所でもなかったから、電柱の灯りの下に立ちつくしてるその友達がちょっと不気味に見えた。



7:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:23:54.75ID:3son2BvG0
合流してすぐに、
「わるい、待っててくれたんだ?」
って俺は聞いた。
そしたらその友達が、
「いや、今まで踏切が鳴ってて、遮断機が降りてて渡れなかったんだ」
って言った。
「そっか」
って俺は相づちを打ち、友達が歩き出すのをなんとなく待ってたんだけど、

そいつはなかなか歩き出さずに、ちょっとしてから話を続けた。
「でな、踏切が鳴ってるときに、向こう側に女の人が立ってたんだよ。どっちから電車が来るのかに気とられててよく見てなかったんだけど、気付いたらその人遮断機のこっち側に入っちゃってたんだよね。それで、向こうの方へ線路を歩いて行っちゃったんだ。
暗くてもう姿見えないけど。なんかよくわかんなくて、声とかかけられなかったんだけど、気になって追いかけようかと思ってたところにおまえが戻って来たんだ」

その話を聞いておれはちょっとぞっとしたけど、夜の暗い町のなかでそんな話を聞いたらそんな気分になると思う。
俺はあんまりそういうことには関わりたくないし、暗い中線路を歩いてその女を確認しに行く気にもなれなかったから、ほっといて帰ろうと友達に言って、その場を去った。

友達はかなり酔っぱらっていたんだと思う。
よくよく考えてみたら、うちの近辺では夜の11時以降は電車は走らないし、踏切なんて鳴るはずないんだ。



12:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:31:05.49ID:3son2BvG0

 ードアを開けなさいー
これは友達から聞いた話

受験勉強のために部屋で猛勉強してたら、夜中の二時ごろに部屋のドアをコンコンとノックされて
「○○、夜食持ってきたからドア開けなさい」
って母親が言ってきたんだと。(ドアにはカギがかかってる)
でも○○クンはちょうど勉強に区切りの良いとこで休憩したかったので
「そこに置いといてお母さん」
って言ったんだと。
そしたらお母さんがそのまま階段をトントン降りていく音が聞こえたんだと。

それから三時ごろになってまたお母さんがドアをノックして
「○○、おやつ持ってきたからドア開けなさい」
って言ってきたんだと。
でも○○クンは
「オヤツなんて別にいいよ」
って答えたんだと。そしたら
「うるさい!いいからここ開けなさい!!開けろっ!開けろぉ!!!!」
って急にキチガイのように怒鳴りだしたんだと。

○○クンはびびって、開けようとしたんだけど、なんだか嫌な予感がして、開けなかったんだと。
そしたら今度は涙声で
「お願い……○○……ドア開けてぇ……」
って懇願してきたんだと。でも開けなかったんだと。
んでそのまま10分ぐらい経った後
「チッ」
って母親が舌打ちして、階段をトントン降りていったんだと。
でもそれからすぐに○○クンは思い出したんだと。
今、両親は法事で田舎に帰っているということに。

あのときドアを開けていたらどうなっていたかと思うと、○○クンは震えたそうな。



13:以下、VIPがお送りします :2014/11/09(日)23:31:58.71ID:dRxS2MQE0
KOEEEEEEE!!



14:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:33:56.79ID:3son2BvG0

 ートシ子ちゃんー
春というのは若い人達にとっては希望に満ちた、新しい生命の息吹を感じる季節だろうが私くらいの年になると、何かざわざわと落ち着かない、それでいて妙に静かな眠りを誘う季節である。

夜中、猫の鳴くのを聞きながら天井を見つめてる時、あるいは、こうして縁側に座って桜の散るのを見ている時、やたら昔の事が思い出される。
知らずに向こうの空気に合わせて息をしている。
危ないぞ、と気づいて我に返ると、ひどく消耗している自分がいる。

確か、トシ子ちゃん、といったとおもう。
私の母方の本家は東京の下町で魚屋を営んでいて、大正の頃は皇居にも魚を卸していたそうである。
とは言っても店の造りはそれほど大きくなく、一階が店舗、二階が住居になっており、その上にさらに三階があった。
三階と言っても布団を入れる納戸と、四畳半程の小さな部屋が一つあるだけだ。
トシ子ちゃんとは、戦前からその部屋に寝起きし、住み込みで働いていたお手伝いさんだった。

本家には家族も多くいたし、別に手伝いを雇う程のこともなかったのだが、知人からどうしても、と言われ預かっているのだと聞いていた。
生国はどこだか知らないが、いずれ東京から随分と離れていたのではあるまいか。
みんなトシ子ちゃん、とかトシちゃんなどと呼んではいたが、歳はもう当時で四十を超えているらしかった。

障害と言うほどではないだろうが、少し知恵が遅れていて、また口も不自由だった。
毎年、正月に親戚が集まるが、何が嬉しいのか、いつもニコニコと笑いながら人の間を料理や徳利を運んで忙しく働いていた。
ただ、人と話したり、大人の話に飽いた私達と遊んだという記憶はない。



16:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:35:34.61ID:3son2BvG0
私が八つか九つくらいの時ではなかったか、そのトシ子ちゃんが亡くなった。
三日程寝付いたと思ったら半時間ばかし呻いて苦しんだ末に息を引き取ったそうである。
葬儀には母だけが行った。
遺骨は郷里に持って行ったのか、それとも郷里の誰かが引き取りにきたのか、とにかく本家の墓には名は入っていない。

それから一年ほど経った、あれは春の彼岸の時分じゃなかったか、私も母に連れられて行ったのだから、たぶんそうだろう。
私は母の隣に座り、叔母達にチヤホヤされながら出された寿司でも食べていたんだろうと思う。

途中尿意を催したので厠にたった、厠は廊下の突き当を右に曲がったところにあったと記憶している。
明治初期に建てられた、かなり古い家なので、廊下は細く、暗い、床は飴色に光っていた。
用を済ませ、また廊下の突き当りまで来ると、正面に狭くて暗い階段がある
三階に続く階段である、随分と急で電灯も付いているのか、いないのか、上がり切った所は暗くて見えない。

そして、その中程より少し上の所にトシ子ちゃんが立っていた。
いつもの、あのニコニコとした顔で、私に手招きをしていた。

怖くはあったろう、しかし、私はまだ三階に足を踏み入れたことが一度もなかった、何か上がってはいけない雰囲気が昔からあった気がする。
好奇心が先に立ったのか、私は階段に一段、足をかけた。

「ダメだよ、行っちゃあ!」

その時声私を咎めるような声がした
驚いて声のした方を振り返るとそこに曾祖母が立っていた。
たいへん長生きをした人で九十九まで生きた、このときは八十くらいではなかったか。
夫に早くに死なれ、女手一つで店を大きくした、たいへん気丈で厳しい人でもあった。



17:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:36:30.43ID:3son2BvG0
その人も、
「早くこっちにおいで」
と私を手招きしている。

再び階段を見上げると、さすがに曾祖母だけは恐いのか、トシ子ちゃんは背を向けてゆっくりと、暗い階上を戻って行くところであった。
やがてその姿は暗がりに溶けていった。
曾祖母は私の傍、階段の下まで来ると、剣呑な顔をして、あんなに良くしてしてあげたのに、悪戯をするな、とそんな意味のこと上に向かって言った。

後で叔母の話すところによると、本家には従兄弟が三人いるのだが、三人ともが同じ体験をしているのだそうである。
不思議なことに大人がいるときには出ないんだそうな。
もし、あのまま三階に行っていたらどうなっていたのか。
あの三階に何があったのか、わからず終いのまま、家はいつの間にかコンクリートの二世帯住宅に建て替えられたそうである。

今は曾祖母も叔母も、すでにあちらの世界の人間である。
春は、あちらとこちらの世界の境界が少しあいまいになる、そんなことを考えながら、またうつらうつらとしてくる昨今である。



19:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:46:07.56ID:3son2BvG0

 ーつんつるてんー
犬の散歩は、大変だと思う。
早朝や夜遅くに散歩している人をよく見かける。
そのたびに、ついそんなことを考える。
日中は仕事や学校だから、そういう時間帯になってしまうのだとは思うが…。

おれも小さいころ、実家で犬を飼っていたが、追いかけられた記憶しかない。
本人はじゃれていたつもりだったのだろうが、おれにはそれが恐怖だった。

そして中学に上がり、犬にも慣れ始めたころ、飼っていた犬は病死してしまった。
おれの通っている大学は、下宿先から自転車で15分くらいのところにある。
いつも近道である川沿いの道を通る。
その日も、実習が長引いて遅くなってしまった。

いつものように川沿いを自転車でこぐ。
川沿いの道は、車両が一台やっと通れるくらいの広さ。
両岸とも自転車を除いて一方通行となっている。
川といっても上水路といった感じで、幅はせいぜい10Mくらいしかない。
おれは冬の寒さにこごえながら、家路を急いだ。

橋にさしかかったとき、人影がみえた。
こちらに背を向けてじっと立っている。
犬の散歩中らしく、手づなを引いて、犬が用を足し終えるのを待っている。
「こんな寒い中、大変だな」
と思った。
ふと見ると、その人ズボンの丈が合っていない。スネが丸見えで寒そうだ。
紺のダウンジャケットを着て、ファー付きのフードを頭まで被っている。



20:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:46:51.19ID:3son2BvG0
その人の横を通り過ぎたときだった。
「わん。」

犬の声とも、人の声ともとれないような声。
むしろ音だったのかもしれない。
少し驚いて、おれは振り向いた。

穴だった。
黒い穴が三つ。
そいつの顔であろう場所にぽっかりあいている。
穴のような目と、穴のような口…。

背筋に悪寒が走った。
猛スピードで自転車をこいだ。
川沿いをひたすら走り、一つの橋を超え、二つ目の橋を超え…何か嫌な予感がした。
振り返ると、追いかけてきている。
距離は遠のいたが、そのまま夢中でペダルをこいだ。
アパートに着くころには、そいつはいなくなっていた。

次の日、大学の友人に昨晩の出来事を話した。
「そりゃあお前、つんつるてんだよ。」
「つんつるてん?」
妖怪のたぐいかと思ったが、どうも違うらしい。
友人が言うには、ズボンの丈が合わずにスネが丸見えのことを、つんつるてんというらしい。
単なる見間違いだ、と軽くあしらわれた。



21:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:48:29.32ID:3son2BvG0
その次の夜だった。そいつはまた現れた。実習で遅くなり、川沿いを帰っていたとき…
そいつは同じ場所、同じ格好で立っていた。
ズボンの丈が合っていない…

「わん」

そいつから逃げるために、思い切りペダルをこいだ。
幸いヤツはぼくの自転車についてこれない。
「わん。わん。わん。」
犬のような、人のような。
低い男の声。
逃げ切るまで止むことはなかった。
そんなことがあってからというもの、おれは川沿いの道を通らなくなった。

ある日、前に話した友人といっしょに帰ることになった。
彼も同じアパートで、帰る方向は同じである。
「近道を通ろう」
と言い出し、イヤイヤ川沿いの道を行く羽目になった。
「ここの道、あいつが出るから嫌なんだよ。」
「ああ、例のつんつるてんか。何かされたのか?」
「いや…追いかけられただけだけど」
友人が居たせいなのか、一人でないと現れないのか、あいつは姿を現すことはなかった。



22:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:49:02.19ID:3son2BvG0
数日後の夜のことだった。

あいつが現れた。
飲み会の帰り、少し酔っていて川沿いの道を使ってしまったのだ。
いつもの場所、いつもの服装…顔はフードで見えない。
ただいつもと違うのは、あいつが自転車に乗っていたこと。
犬を連れて、あいつは橋の向こうからこいできた。

「わん。」

夢中でこいだ。こいだ。
でも今度は違う。
あいつは自転車に乗っている。
振り向くと、目の前にあいつの顔があった。
白い肌、作り物のような肌にぽっかりとあいた穴三つ。
こいでも、こいでも距離は遠のかない。
「わん。わん。わん。」
あいつの連れている犬は、スピードについていけずに引きずられている。
「わん。わん。わん。わん。わん。わん。わん。」
もう酔いなんてとっくに醒めてしまった。



25:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:50:59.78ID:3son2BvG0
「このまま家に着くと、あいつに居場所がバレる!」
そう思って、とっさに道を曲がり、公園の便所へ逃げ込んだ。
洋式便所にカギをかけ、閉じこもると、すぐにあいつがやってきた。
ドアの向こうに立っている。
下の隙間から覗くと、丈の合っていないズボン…。
「つんつるてんだ。」
あいつは、しばらくその場で動かないでいた。

と…。

…ドンッ

ドアのたたく音。

…ドンッ…ドンッ…ドンッ

いや、叩くというよりかは、何かをドアにぶつけている。

…ドンッ…ドンッ…ドンッ

寒さと恐怖で限界だった。
何時間そうしていただろうか。
気づくとあいつはいなくなっていた。
便所を出ると、ドアの外側が凹んでいた。
そして血と、犬の毛がこびりついている。
あいつがドアにぶつけていたのは、自分の連れていた犬だったのだろう。
でもドアにぶつけている間、犬の鳴き声は聞こえなかった。
あいつの
「わん。」
という声以外は…。



26:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:51:54.52ID:3son2BvG0
しばらく二週間くらい大学を休んだ。
その間、友人の部屋で寝泊りした。
おれと友人は同じ医学部生だ。
講義と実習で、毎日大学へ通っている。

ある日、友人が言った。
「なあ、そのつんつるてん、なんでお前を追っかけたんだ?」
「知るかよ、そんなこと」
「追いかけられたからには、理由があるだろ?理由が」

おれには見当もつかなかった。
あいつが追いかける理由…なぜ追いかけられたのか?
「逆に考えてみてさ、そいつに追われたときお前何してたよ?たとえばどんな格好してたかとか。」
思い出しても心当たりがない。ただ…

「そういえば、黒いダウンジャケットを着てたな。」
あいつに襲われた日は、思い返すと毎回黒いダウンを着ていた。
「うーん、お前の黒いダウンに何かあるんじゃないか?」
そう考えると、理不尽な話である。
黒いダウンを着ていただけで目を付けられ、追いかけられ、とじこもったドアに、連れていた犬を投げつけられる…。
しかし、思いつく原因はそれくらいしかなかった。捕まったら、一体どうなっていたのだろう。

それ以来、おれは白いダウンを着るようになった。
友人に説得され、大学にも通いだした。
しばらく川沿いの道は止め、遠回りして大通りの街道沿いを行くことにした。



27:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:55:21.59ID:3son2BvG0
それから数日がたち、大学は冬季休業に入った。冬休みである。
でもおれは、これから4日間毎日、大学へ通わなければならなかった。
医学部の実習では、週に2回解剖の実習がある。
しばらく大学を休んでいた時期があったから、休んだ分の実習を終わらせなければならなかったからだ。

解剖の実習は、決して面白いものではない。
3,4時間解剖室にこもってひたすら検体…つまりご遺体のスケッチを描くのだ。
ずっと立ちっぱなしで作業をし、先生のダメ出しをくらい、やりなおす…
その日の分を終わらせた頃には、日が暮れていた。

実習をしに大学へ通って3日目の夜だった。
いつものように遠回りして帰る。明日が実習最後だ。
最終日に実習テストをやることになっている。
解剖学的な名称を答えさせる問題だ。
おれは明日のテストにそなえ、途中で喫茶店へよって勉強することにした。

駅前の喫茶店に入り、窓際の席へ腰をおろす。
イヤホンを取り出し、勉強に集中する…。そうして、一時間たった頃だろうか。

…ドンッ

驚いて窓を見た。あいつだ。つんつるてん。あいつが外にいる。
窓越しに穴のあいた目でぼくをじっと見つめていた。
…と
ドンッ…ズルズルズル
窓に向かって、あいつは犬を投げつけてきた。
犬はミニチュアダックスフンドだろうか、とにかく小型犬だ。
あいつは投げつけた犬の手づなをたぐり寄せ、犬を手元に運んだ。
とまた…
ドンッ…ズルズルズルドンッ…ズルズルズルドンッ…ズルズルズル
また投げつける。手づなをたぐり寄せ、また投げつける。その繰り返し。



29:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:58:05.31ID:3son2BvG0
こいつは一体、何がしたいんだ!?なぜおれだけ狙ってくる?
ドンッ…ズルズルズルドンッ…ズルズルズルドンッ…ズルズルズル
窓は、だんだんと犬の返り血で赤くなっていった。
あいつは人間だろうか?なにがしたいんだ?
しばらくして、警備員が駆けつけてきた。あいつはもういなくなっていた…。

家に帰り、今までのことを思い起こしてみた。なぜあいつはおれを狙うのだろう?
今日着ていた服は、白のダウンだった。
黒のダウンじゃないのに、あいつは現れた。
色は関係ないのだろうか?
だとすると、他に何があるというのか。
あいつが現れたとき、おれがしていた共通のこと…共通の…
「あ…もしかして…解剖。」

思い当たった。
あいつが現れた日、おれはいつも解剖の実習があった。
解剖室は、いつも検体のホルマリンの臭いが漂っている。
3、4時間もそこにいると、体にホルマリンの臭いが染み付くのだ。
もしかして、あいつはその臭いに反応したんじゃないだろうか?
色ではなく、臭いに…。
そう、まるで犬のように…。
黒を着ていたのは、解剖で汚れが目立たないから着ていただけのことだった。

次の日、おれは実習テストを終え、川沿いの道を通ってみることにした。
その日はテストだけだったので、解剖室には入っていない。ホルマリンの臭いはしないはずだ。
注意しながらいつもの場所へ向かう。…
いた。あいつはそこに立っていた。いつものように犬を連れ、身動き一つしない。
横を通り過ぎた。振り返ってみる。あいつは同じ格好で立っていた。気付いた感じもない。



30:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/09(日)23:59:58.46ID:3son2BvG0
「そうか…やっぱり臭いだったんだ。」
あいつは何者なのか、よくわからないが、これではっきりした。
ホルマリンの臭いに反応していたんだ。
おれはなんだか可笑しくなった。

もう実習は無い。ホルマリンの臭いもない。よって、あいつに追われることはないんだ。
明日からは晴れて冬休みだ。休みを満喫できる。気分がよかった。
途中、友人の部屋に行こうとしたが、留守のようなので帰って寝ることにした。
明日は友人を誘って服でも買いにいこう…

朝、チャイムの音で目がさめた。
ドアを開けると、二人の男が立っていた。

「警察ですが。」
「…何ですか?」
「あなた、この方の友人だそうですね?」

警察は友人の写真を取り出した。
聞くと、おれの友人は下の階の部屋で冷たくなっていたそうだ。死後数日たっている。
なぜか数日しかたっていないのに腐乱していた。
部屋はカギがかかっていて、自殺の疑いが強いという。

「一応、確認をお願いしたいのですが。」
警察に言われ、おれは死体の確認をさせられた。
友人の顔は膨れ上がって生前の面影は無い。
「彼…だと思います…たぶん。」
つんと鼻をつく臭い…これが死臭というものなのかと思った。
「臭いが出てもね。気付かないことの方が多いんですよ。まあ一般の方は死臭なんて嗅いだことありませんものね。」
警察が言ったとおり、おれにもわからなかった。
おかしいとは思っていたが、まさか友人がこのような姿になっていたなんて。



31:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:02:09.65ID:te5/jnpa0
「何か変わったことはありませんでしたか?」
おれはふと、彼の部屋のドアを見た。よく見ないとわからないくらいの…
凹みと…血のような跡…そして郵便受けには犬の毛のような…

ドンッ…ズルズルズルドンッ…ズルズルズル

あいつが、友人の部屋のドアに犬を投げつけている映像が浮かんだ。
投げつけ、たぐりよせ、投げつけ、たぐりよせ…。
ズルズルズルズルズ…

警察の事情聴取が終わって、おれは部屋に引きこもっていた。
もう出かける気も失せていた。
ここ数日、友人を見ていなかった。
あいつは、友人を殺したのだろうか。
そんなこと出来るはずない。そう信じたい。
でもあのドアの凹み…あいつは友人の部屋にやってきていた。
あいつは、同じ大学の友人を自殺にまで追い込んだんだ。次は、おれだ。

…バリンッ

いきなり窓が割れた。何か投げ込まれた。部屋の外からだ。
見ると、小型犬がぐったりしている。

「わん。」

うあああああああああいつだ。
あいつがおれの部屋の外にいる。
裏庭から犬を投げつけたんだ。
おれは思わず部屋を飛び出した。
どこでもいい、とにかくここから逃げたかった。夢中で走った。



32:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:03:04.13ID:te5/jnpa0
ブロロロロロロロロ
後ろからエンジンの音がする。
あいつはスクーターに乗って追いかけてきた。
あいかわらず犬を連れている。
泣き声をあげず、引きづられている。
犬のかわりに聞こえるのはあいつの鳴き声。

「わんっわんっわんっわんっわんっわんっわんっ」
だめだ!このままだと追いつかれる!足とスクーターじゃ時間の問題だ。
「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん」
あいつの声がしだいに近づいてくる。

「わんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわんわん」

路地を抜けて、大通りが見えた。
おれはとっさに右に曲がった。

キキキキキーッ
ブレーキの音。そして衝突音…。
あいつは曲がりきれずに対向車と衝突した。
あいつは宙を飛んだ後、後ろからきたトラックの下敷きになった。
…おれは唖然としていた。時が止まったかのようだ。

「死臭だ…。」

色でもない、ホルマリンでもない、あいつは死臭を追ってきていたんだ。
人間が感じることのできないくらいの、死の臭い…。
トラックのタイヤの間から、あいつの足が覗いていた。
短いズボンから見える、あいつのスネ…つんつるてんは動かなかった。



33:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:04:14.79ID:te5/jnpa0
しばらくして、野次馬が集まってきた。
「うわあ…ひどい」
「救急車は?」
「なになに、どうしたの?」
人々の話し声が聞こえる。
「顔がぐしゃぐしゃだ。みんな見ないほうがいいぞ。」
誰かが言った。

とたんに、寒気が襲った。
おれは偶然右に曲がったからいいものを、もしも真っ直ぐ走り抜けていたら…
おれがあいつのようになっていた。
あいつは、死の臭いを嗅ぎ分ける…。

友人を自殺に追い込んだのは、あいつなのだろうか?
それとも、友人の自殺を嗅ぎ分けてやってきたのか。おれにはわからなかった。
つんつるてんは死んだ。血が流れている。動かない。
「事故だ、事故。犬も死んでるよ。」

さらに野次馬が集まってくる。
みな興味心身だが、かわいそうの一つも言わない。
所詮他人が死んだというのは、そういうものなのだろうか。
みんな、死んだつんつるてんを覗き込んでいた。

買い物中の主婦や、子連れの親子…おじいさん、おばあさん…犬の散歩中だった人も。
犬を連れた人も。散歩中の人も。犬を連れた人も…犬の散歩を…あれ?
あれ。
犬を連れてる人、なんだか多くないか?

いっせいに、ゆっくりと、こっちを向いた。

「わん。」



34:以下、VIPがお送りします :2014/11/10(月)00:05:37.90ID:3zrIrlRe0
うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!



35:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:06:19.74ID:te5/jnpa0
|A-) ホラー映画みたいな話だ…



39:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:22:13.49ID:te5/jnpa0

 ー夜は怖いー
去年のできごと。
俺がそのアパートに引っ越したのは、五月のゴールデンウィークの初めの頃だった。
理由は簡単なもんで、親の離婚の為の準備別居だ。
俺は親父が嫌いなんで母親に(金溜まるまで仕事しつつ、パラサイト)着いていったのだ。
まぁここまではよくある話、続きがあまりにも特殊なのだ。
俺も実体験して初めて信じるようになったのだが、霊視ってのは本当にある。
まぁ、俺の場合はもうちょい特殊なのだが。
それはさておき―――

実の弟は本当に「視える」人間らしい。
それに助けられた俺が言うんだから間違いない。
まぁ弟が「視える」人間とだけ覚えておいてくれ。

さっさと、アパートの話に戻ろう。
アパートは築10年2DK、家賃11万というなんの変哲もないペット可(本来不可だが、大家がOKって言った)だった。
1階には大家の親、2階に俺、3階には大家が住んでいる外見も内面もなんら問題ない感じのアパート。

異変に気付いたのはそれから2日後だった。
そのころから今の会社でアルバイトを始めて、その日の帰りは終電。
時刻は0時30分を少し回ったとこだった。
着替えて飲み物を飲もうと冷蔵庫に手を掛けた時、

ガタガタガタ―――!!

部屋のガラス戸が大きな音をたてた。



40:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:22:51.37ID:te5/jnpa0
ガラス戸自体、古い物だし、素人がやったみたいにボンドで固定されてる。
少し驚いたものの、あまり気には止めなかった。
そのアパートの近くに線路があり、電車が通る度に同じような音を立てていたからだ。
時計を見てみると、時刻は0時40分だった。

次の日、また揺れる。
その次の日も。
毎日決まって0時40分に揺れる。
まぁ気に止めてはいなかった。

ある日、不意に弟が、
「休みでしょ?○○くん(俺の友人)とか呼んで来て飲んだら?一人で夜いない方がいいよー」
いつもなら五月蝿くて寝れないから家飲みはすんなって怒るはずなのに。
ちょっと違和感を覚えつつ、友人を呼んだ。
久々の再開&引越し祝いで酒が進む。
時刻は確か0時10分ぐらい。
縁もたけなわ、そろそろ友人らが帰る時刻が近づいてきた。

俺「まだ40分くらいまで大丈夫だろ?」
友人「は?何いってんの?終電は0時28分だぜ、ここ」
俺「え?」

送るついでに終電を確認する。
確かに0時28分、だ。
駅員に確認しても0時40分に電車が通ることはないらしい。
ならなぜガラス戸は決まって「0時40分」に揺れるのだろう?
疑問も解けないまま、やはり「0時40分」にガラス戸は揺れた。



41:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:23:53.92ID:te5/jnpa0
次の日、弟に言われた一言、

「今日、俺も母さんもいないけど……一人で家にいちゃいけないよ。少なくとも0時40分は」

今でもその一言を忘れることは出来ない。
もしちゃんと言うことを聞いていれば、今みたいな現状にならなくてよかったんじゃないかと思う。

もちろん俺はその注意を聞き入れなかった。
しばらく暇がなかったのもあり、やりかけのゲームを一気にプレイ。
時刻は気付けば0時40分になっていた。

ガタガタガタ―――!!
ガタガタガタ―――!!
ガタガタガタ―――!!

明らかにいつもよりガラス戸が大きく揺れる。
びっくりした俺が振り返ると【それ】はいた。
口から血を吐いて苦しんでいる男が。
ガラス戸を必死に叩いていた。

ガタガタガタ―――!!
ガタガタガタ―――!!
ガタガタガタ―――!!

恐くてしっかりと凝視出来ない。
【それ】と目があったと思ったら、それは俺の方に手を伸ばして消えていった。
その後、どうなったのかよく覚えていない。
俺を見つけた弟と母親は放心状態でなにかを呟いていたという。



42:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:24:37.98ID:te5/jnpa0
夜は恐い。
そんな思いをしつつ、不意に大家から
「ペット飼ってるなら出ていけ」
と言われる。
自分で認めたはずなのに、それを契約不履行だと申し立ててきたのだ。
引越しってから一ヶ月もしない間にまた引っ越すことになった。
そして引っ越す直前、裁判を起こすために集めていた資料にとんでもないことが書かれていた。

数ヶ月ほど前に、大家の夫が変死していた。
それも夜中、口から血を吐いて倒れていたらしい。
近所の人の話だとよく夫婦ケンカが耐えなかったらしい。
しかも、このアパートの一階には夫の両親じゃなくて、現大家の親が住んでいる。
土地は夫の物らしいし、遺産相続を争ってるとか。



45:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:33:09.21ID:te5/jnpa0

 ー夜の琵琶湖ー
俺19歳まで滋賀県に住んでたんだけど、その時の話
引っ越す前に友達3人と車でドライブしてた。
卒業式の後だったので思い出話でかなり盛り上がっていた

夜の11時半くらいになって友達の1人がいきなり
「船で琵琶湖に入ろうや!」
と言い出した。
夜の琵琶湖は真っ黒でそこの浜は心霊スポットだったので嫌だったが盛り上がって断れる雰囲気じゃなかった
二人乗りの船はそこらじゅうに積んであるので協力して二艘を岸付近に浮かべた
じゃんけんで2:2に別れてオールで漕いで岸から離れた

まだ3月で寒かったので
「落ちるなよ!落ちたら死ぬぞw」
とか大声で言い合いながら漕いで行った

結構沖の方まで行って(150Mくらいかな)疲れたから休もうって事になってそこに浮かんで喋ってた
その時さっきまで穏やかだった波がだんだん強くなってきて、危ないなって思って
「もう戻ろう!」
って叫んだ。
一緒に乗ってた奴も焦って頷いてた
そしたら向こうが
「ここでションベンしたら気持ち良さそうだから先戻って!すぐ追う」
って言ってきたので岸に向かって漕ぎ始めた



47:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:34:22.11ID:te5/jnpa0
俺のグループの船が先に岸に着いた。
あいつら何してんだとか話しながら1分程たったくらいにやっと影が見えてきた(と言っても距離は20M程です)
かなり騒ぎながら焦りながら必死で濃いできていたのでそいつらが岸に着いた時
「どうしたの?」
って聞いたらそいつらが
「水中から人の頭が水面に出てきた!」
って言ったので俺はまたこいつら言ってるって思ってた
と言うのもこいつらは普段からふざけてばかりだからだったからです

その後また車に乗り込んで山の方に行ったんですが車の中でもそいつらはずっとその話をしてた。
突然俺と一緒に船に乗った運転手の奴が
「いい加減にしろ!」
ってキレて車から降りた
仕方ないからみんな降りてジュース買ったりして機嫌を取ってた。
するとそいつがいきなり号泣しだして
「俺、女の声聞いた」
って言い出した。
俺は背筋がゾクッとして皆無口になった

しばらく無言になった後もう帰ろうって話になって車に乗り込んだらエンジンがかからなかった
そこで頭を見た二人のうち一人が泣き出した。
「俺最初ゴミかなんかと思って頭にションベンかけた。やばい」
って
俺は何も見てないんだから冷静にならないといけないと思い、
「この近くに琵琶湖が見えるペンションってあるやろ?あそこまで歩いて朝までそこで待とう」
と言った
皆同意して歩いた。
湖岸道路の山道だったから左は山、右は琵琶湖になってる道だ。



48:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:36:56.24ID:te5/jnpa0
数分歩くと小便かけた奴が

「いる 琵琶湖の方」

って言ってたので見たが何も見えなかった
「もう見ない方がいい」
と言って歩いた
ペンションに着いたが当然閉まっていたので
宿泊客の灯りが着いた部屋の窓を叩いて事情を簡単に説明し、中に入れてもらった。
家族で部屋を二つ借りてるからこっちを使いなさいと言われて、お礼を言った。
この時は心底感謝した
コーヒーを飲んでみんな落ち着いたのかすぐに眠ってしまった。
俺も気付かない内に眠ってた

夜中に友達の一人が騒ぎ出して起こされた。
「〇〇(小便かけた奴)がおらん!」
トイレも見に行ってもどこにも居ない。
一人が「琵琶湖見に行こう…」
って言い出した。
正直怖くて行きたくない皆わかってたけど言い出しにくかった

ペンションを出てすぐの浜を大声で叫びながら探した。
浜を歩いているとすごい汚い小屋があった。
外から鍵がかかっていたが石で叩き壊して入ったら友達がいた
そいつはまさに気が狂ってる感じで目の焦点があってなく涎を垂らしてた。
もう皆泣きながらそいつを抱えてペンションに戻った。
そいつをベッドに寝かせて朝まで起きてよう!っていい聞かせてやがて何事もなく朝になった



49:毒男◆B.DOLL/gBI:2014/11/10(月)00:37:34.67ID:te5/jnpa0
朝になりベッドの奴を起こしたら普通だった。
全く覚えてないみたいだった
あの事は内緒にしようってなって車に歩いた。
エンジンもかかりそれぞれ家に帰った。

それから2日後の新聞を見てゾッとしました。
あの小屋で強姦殺人があって死体が小屋で見付かったそうです…
俺が小屋に入った時は必死で全く気が付きませんでした。
皆で話し合った結果警察に行き事情を全て説明しました。
こっぴどく怒られました

今でもわからないのは琵琶湖で友達が見た頭と小屋での体験が同じモノかはわかりません。
車で20分ぐらい離れてる場所なんで



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引用元:毒男の怖い話とか
https://viper.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1415542046/




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