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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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小郡という町

2019.03.26 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

265:本当にあった怖い名無し:2007/02/20(火)03:10:19ID:KRMZA9rZ0
ちょっとした恐怖体験。
二年ほど前に、ある事情から山口県の小郡という場所に一週間ほど滞在した。

松本清張が『うら寂しい』と描写したこの街は、今でも新幹線が停まる駅近辺から少しでも離れると、明かりがなくなってしまう街だった。
ビジネスホテルに泊まっていた俺は、毎晩近くの居酒屋やコンビニで、飯を調達していた。
でも、しばらくたつと、未知の飯屋を求めて夜に街を歩き回るようになっていた。

そして、駅から歩いて15分くらいの場所を歩いていた。
広い車線だが明かりが無く、とても暗い道だった。
車も通らず(昼の交通量は多い)遠巻きに、街の明かりが見える場所だった。

飯屋も無く、ホテル近辺に戻ろうと歩いていると、どうも人の気配がする。
なんというか沢山いる気配。
『気のせいだろ』
と自分に言い聞かせ、スタスタと歩いていたら、後ろから走ってきた一体の車が道をライトで照らした。
その時、ふと足元を見ると自分の足の影が大量に映っていた。
珍しいことではない、明かりがいくつかあると、影が沢山見える現象だ。



266:265:2007/02/20(火)03:11:16ID:KRMZA9rZ0
それから、何体かの車が通った後に、ふと奇妙なことに気付いた。
俺が歩いてなくても影が歩いているんだ。
そこで、ハッと異常に気付いたよ。
怖くて立ち止まり、次の車が来る前に、200mほど先にある、街灯に走った。

そこで見たのは、大量の足、足、足。
俺の脚は動いてない、でも周囲の足の影だけが忙しく歩き周ってる。
よく見ると、モンペみたいなもっさりした足や、子供の細い足、杖が先頭を行く足、色々な足が歩いていた。
怖くなった俺は、タバコを吸いながら強がり姿勢のまま動けなくなった。
確実に死人の存在を感じた。

彼らの足は俺の存在を意識していない。単純に歩いているだけに見えた。
昔の活気をそのままにしているような足の数の多さが、とても怖かった。
俺はタクシーを拾って大急ぎで逃げた。

あれ以来、小郡には何度も行ったが、日が落ちてからは絶対に暗い道を徒歩で歩かないようになった。
ちなみに場所は、駅から東の山口県庁に続く、大きな道。



267:本当にあった怖い名無し:2007/02/20(火)03:15:49ID:LBzcZrZf0
>>266
あそこらへん幽霊タクシー出るらしいから気をつけてね



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?158
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1171708347/265-267




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