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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.04.26 (Fri) Category : 

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父親のお葬式のときの写真だと思う

2018.11.03 (Sat) Category : ミステリー・不思議な話

15:本当にあった怖い名無し:2007/01/10(水)22:21:23ID:o0knYrFN0
学生時代の友人から急に電話があった。
記憶の中では彼女は気丈な子だったが、そのときは声が弱々しく震えていた。
「うちの父親のことなんだけど」
その切り出しに、私は思わず居住まいを正す。

彼女のお父さんは2~3ヶ月前に亡くなったという知らせを聞いていた。
今どき珍しく、彼女は父親っ子だった。
話の先を促したが、電話では伝え難いことらしい。
数日後、話を聞くために喫茶店で彼女と会った。
もともと細い子だったが、少し頬がこけたようだった。

他愛のない近況報告ののち、おもむろに彼女は一枚の写真を取り出した。
中年女性が2人と、若い女性と彼女の4人が写っている。
みな喪服姿だった。彼女とその姉、母親、叔母らしい。
「父親のお葬式のときの写真だと思う。」

彼女はそれきり何も言わなかったが、一目でその写真の異常さはわかった。
一様に俯き、目を赤く腫らしている女性たちの中で、彼女だけが笑っていた。
それも満面の笑みで。
その曇り一つない笑顔は、なぜか非常に禍々しいものだった。
ふと、どうしてこんな写真が存在するんだろう、と疑問に思った。
葬式の日に写真なんて撮るものだろうか。

その写真は彼女の父親の遺影がバックに小さく写っている。
その前景として彼女以外の3人はバラバラのほうを向いて、動き回ってるようだった。
忙しそうな様子から察するに、葬式の最中ではなく前後だろう。
彼女だけがカメラ目線。
「これは誰が撮ったの?」
わからない、と言って彼女は首を横にふった。

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去年の百物語スレから拾ってきた話。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?155
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1168419251/15




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