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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.05.08 (Wed) Category : 

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祠に呼ばれた?

2017.04.23 (Sun) Category : とりあえず和みたい人へ

595:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:23:24.17.net
初めて書き込むから変な箇所あったらごめん。
心霊系でもないと思うんだけど、ちょっと不思議な事があって、みんなに分析してもらいたいから書き込みたい。



596:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:30:08.35.net
1年前の話になる。
当時の俺は21歳になる直前で、都内の専門学校に通ってた。

実家は地方で、両親はいなくて(正確には幼児期に両親が離婚し父方につき、その父親の実家に預けられ父親は音信不通状態。母親の顔は知らない)、おじいちゃんとおばあちゃん、あと都内に住んでる叔母さんがちょこちょこ面倒を見てくれていた。

そんな両親代わりになってくれる家族のおかげで都内で一人暮らしをしていた。



597:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:35:14.45.net
地方から出てきて都内で一人暮らしをして、学校に通う。
すごく普通な日常で、2chでたまにあるような特殊能力?も無く、ただただ毎日を過ごしてた。

実家に帰るのも4ヶ月に一回くらいで、GWを目前に控えていたその時は、(3月に帰省したから今回はいいかなあ)なんて考えで、GWは全てバイトで埋めていた。

そんな感じでGWをバイトに捧げようなんて思ってる時、寝ていたら変な夢?を見た。



598:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:40:07.33.net
うちの実家の夢だった。

実家はひいばあちゃんが若い頃に建てたっていう築60年くらいは経ってる古い家で、生活スペースの母屋、車や農機具を置いてる長屋、その周りに畑って感じなんだけど、その横に小さな祠?みたいなのがある。

よく田舎では道の横にぽつんとある、石で造られてる建物みたいな、屋根があるやつだ。
小さい頃はその上に立ったりしてよくじいちゃんに怒られていた。

その祠みたいなのが、俺を呼んでる気がしたんだ。



599:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:46:30.30.net
暗闇の中でその祠だけがぽつんとあるような夢だった。
石の欠け具合からか、建物風の形からか、実家の横にあるそれだと直感した。
それがすごく危機迫るように、俺を呼んでいる。

声がするとかそういうのじゃなくて、引っ張られるような感じ。
強烈に呼ばれているんだと、無意識にそう思った。
あまりにもそれが強烈すぎて、夢?から覚めた。

布団を勢いよく押しのけて起き上がったんだけど、身体は汗でビショビショだし、息も上がってる。
それは夜中の3時半だったと思う。



600:日本昔名無し[]2017/04/09(日)14:52:34.24.net
これはただ事じゃないと感じた俺は、朝になって実家に連絡した。

いつも実家に電話をかけるとおばあちゃんが出るんだけど、その時もおばあちゃんだった。

ただ、いつもと声の感じが違う。
前に電話した時より、声が弱々しくなっていた。
夢の事もあるし不安になった俺は、
「最近なにかあった?」
と尋ねた。
おばあちゃんは、
「最近じい様が寝たきりになってて畑が手につかない」
なんてことを言った。



601:日本昔名無し[]2017/04/09(日)15:09:09.06.net
ここでおじいちゃんについて説明する。

俺のおじいちゃんは、叔母さん夫婦も含めて家族の中で一番の働き者で、もう70も超えてるのに、年末年始とお盆以外はずっと畑仕事をやっているような人だ。

朝は5時に起きて、6時に神棚にお供えしている米と酒を取り替えて変な南無阿弥陀?を唱えて、家族の安全を祈り、畑に出て、お昼休みと夜には家に帰ってきてご飯を食べ、20時には寝る。
どんなに体調が悪かろうが、体が痛かろうが、そのリズムは崩さないし、必ず畑に出ていた。
おじいちゃんは俺の憧れの人だった。

そんなおじいちゃんが、お昼頃まで寝て、起きてもボーッとしていて、一日中布団に入ったままだという。
ボケたのか病気なのかと心配したおばあちゃんは、急いで病院に連れていったが、身体はいたって健康、ボケてもいないようだった。
一週間程前から急にそうなったみたいで、まあボケている線はもともと薄かったけど。

おかげでおばあちゃんも心労からか、かなり疲れてるようだった。

俺はGWに入れていたバイトの代わりを立て、実家に帰る事に決めた。



602:日本昔名無し[]2017/04/09(日)15:27:28.44.net
そんなこんなで実家に帰った俺だったんだけど、何故か肝心の夢の事はすっかり忘れてしまっていた。

本当に綺麗さっぱり忘れていて、実家に着いて、じいちゃんが寝込んでいても、ただただ心配しかしなかった。

今でも、あんなにも強烈に祠に呼ばれた夢を見て、おじいちゃんが寝込んでいて、それが心配で実家に戻ったのに、何故その時は綺麗さっぱり忘れてしまっていたのか、本当に分からない。

昼間は実家の自分の部屋でのんびり過ごし、夜になったら地元の友達と会って夜遅くまで遊んでいた。

その時も、おじいちゃんはずっとボーッとしていて、布団の中にいた。

何日かして、都内に戻る日になった。



603:日本昔名無し[]2017/04/09(日)15:34:45.94.net
俺の実家から最寄駅までは、自転車で20分近く、徒歩だと1時間はかかる。

都内のマンションの最寄駅へ着ける終電に乗ろうと思い、夜も遅かったので、友達が車で送ってくれる事になった。

おばあちゃんに別れの挨拶をして、友達の車に乗り込んだ。

友達の車が実家の門をくぐり、畑に差し掛かった時、例の祠の横を通った。

祠のところを車のライトを照らした時、俺はハッとなって友達に
「停めてくれ!」
と叫んだ。

友達は訳も分からないまま車を停めて、俺は車を降りて祠のところまで走っていった。

なにか産業廃棄物のような、錆びた鉄屑が山積みになって祠を完全に埋めてしまっていたんだ。



604:日本昔名無し[]2017/04/09(日)15:43:23.24.net
俺はそれを見て、実家に戻ってから忘れてしまっていた夢の事を完全に思い出した。

働き者だったおじいちゃんが急に寝込んでしまったのも、その理由がなんとなく分かった気がした。

この祠が、鉄屑に埋もれてしまって誰も片付けをしてくれないから、俺を呼んだんだと感じた。
夢の中で真っ暗な中に祠がぽつんとあったのも、鉄屑にすっかり埋まってしまっているからなんだと理解した。

俺は急いで鉄屑をどけ、友達も訳が分からないままだけど手伝ってくれた。

祠に被っていた土汚れも綺麗に落として、急いで家に入って小さなおちょこに日本酒を汲み、炊飯器に入っていた炊き込みご飯を器に盛ってその祠にお供えして手を合わせた。

白米じゃなくて炊き込みご飯で良かったのかは疑問だけど、おじいちゃんがずっと神棚にやっていた事をおもいだして、咄嗟にそうしなければと思ったんだ。

その後、友達の車で駅まで向かう途中、すべての経緯を友達に話して帰った。

都内に戻った俺は、何日からしてから祠の事、おじいちゃんの事が心配で実家に電話をかけた。

いつものように、おばあちゃんが出た。



605:日本昔名無し[]2017/04/09(日)15:56:29.37.net
「あれからじいちゃんどうなった?」
祠の事はまだ伏せておいて、質問した。

「なんだかお前が帰った次の日から元気になって、今では前みたいにずっと畑に出てばっかりだよ」
そんな事を言っていた。

俺はここで、あの祠に祀ってある何かが怒って、おじいちゃんにその怒りが降りかかっていたのでは??と思って、また質問をした。

「そういえばさー、家の横に祠みたいなのあったじゃん?あれって何か祀ってるの?」

「あれはなー、ウジガミ様だ(ウチ、ウジだか、訛っていてよく聞き取れなかった)。家の神様だよ」
とおばあちゃんが言った。

なんだか俺はすごくホッとした気持ちになった。
夢の事も、祠の事も、おじいちゃんの事も、全て辻褄が合ったような気がしたから。

そこで俺は事の経緯を全て話した。
夢を見た事、祠に呼ばれた事、祠が鉄屑で埋もれてしまっていたこと、綺麗にしてお供え物をしたこと。
これからは綺麗にして定期的にお供え物をしてほしいこと。

もう呼ばれるのも、一家の主人であるおじいちゃんに何かが降りかかってくるのも嫌だと思って。


そして最近その事を思い出して実家に電話をかけてみた。

おばあちゃんもおじいちゃんも、その事をすっかり忘れてしまっていた、、、(笑)

だからこれからも、実家に帰った時はその祠の掃除とお供え物は、俺がやる事になると思う(笑)

不思議な事ってあるもんだなと思ったけど、こんな感じの体験したことある人、他にもいるかな?


 

引用元:おまいらが昔あった不思議な体験について語れ
http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/mukashi/1148550112/595-605




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