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血液型

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

10万人に1人の確率でO型同士の両親からAB型の子供が生まれることがある。

これは都市伝説でもなんでもなく、一般的な分類の血液型は4種類(A、B、AB、O)にしか分けられていないために起こる弊害。

 そもそも血液型とは「血中の抗原によって分類される分類法」であり、抗原の分類数だけ血液型は存在する。

 まず、日本で一番メジャーな「ABO血液型」。
これは、血清による分類法で、オーストリアのLandsteiner(1868~1943)によって1900年に発見された。
 ABO血液型では、血液はA型、B型、O型、AB型に分けられ、A型にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはAとBの両抗原があるが、O型にはどっちの抗原もない。
 一方、血清には赤血球と反応する抗体があって、A型にはB抗原と反応する抗B、B型にはA抗原と反応する抗A、O型には抗Aと抗Bの両方があるが、AB型にはどちらの抗体もない。
 日本人では、A型が4割、B型が2割、O型が3割、AB型が1割といわれている。

 次に、やはりLandsteinerと弟子のWienerが1940年に人の赤血球にアカゲザル(Rhesus)と共通の血液型抗原があることを発見した。この抗原の有無によって分類されるのが「Rh血液型」である。
 今日、Rh抗原による分類は非常に複雑だが、一般にはC、c、D、E、eなどが知られている。よくRh+とかRh-といわれているのは、これらのうちD抗原がある場合をRh+、ない場合をRh-と言っているのである。
 ABO血液型とあわせて(AのRh+、など)使われることが多い。
Rh-の血液型は日本では人口の0.5%となっていて、非常にまれであるといえるだろう。
 
 そして、これらのほかに
○Bombay(Oh)型
○para-Bombay型
○p[Tj(a-)]型
○-D-型
○Lu(a-b-)型
○JK(a-b-)型
○i(I-)型
○s(-)型
○Fy(a-)型
○Di(b-)型
○Jr(a-)型
といった、稀な血液型も存在する。

このほか、ABOやRhは赤血球の血液型だが、白血球にも固有の血液型「HLA(Human Leukocyte Antigen:ヒト白血球抗原)」があり、主にA、B、C、DR、DQ、DP座抗原が知られている。
 HLAは自己、非自己の認識に関与し、特に骨髄移植などでは重要な抗原。

 赤血球や白血球と同様に血小板にも固有の血液型「HPA(Human Platelet Antigen:ヒト血小板抗原)」がある。
近年、様々な血小板抗体が発見されており、順に番号で呼ばれている。現在はHPA-13まで認められている。

よって、血液型が人間の性格に影響を与えることは無いとされている。テレビ番組などでは、一般に言われる血液型の特徴を持ち、血液型が同じ人間をあらかじめオーディションで集め、彼らの行動を分析するなどという本末転倒な行為が頻繁に行われている(データを集計する場合もこれと似たこと統計操作が行われたりしており、信憑性を欠くものが多い)。またこの影響で、一般によく言われないB型の血液型を持つ者がいじめを受けるという、不条理な問題も起きている。これらは科学的根拠がないため日本、韓国などアジアの一部の国でしか知られていない。欧米人に「あなたの血液型は?」と訪ねると「おまえは医者か?」と不審がられる。 







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