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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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道に迷った記憶

2015.06.05 (Fri) Category : 誰も信じない人へ

355:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/30(土)09:13:16.27ID:Q3EcgNCL0.net
書きこんでも大丈夫かな。いつも読み専なので、初めて投稿します。

小学校2年生くらいの事です。そのころの私はいわゆるぼっちで、いつも一人でいました。
でも何故か一人だけ、友達がいたんです。
その子と遊んだ記憶は全くないのに、お家に行った記憶だけあります。その子をAちゃんとします。

Aちゃんはとても気さくな子だったと思います。なにせぼっち族な私と一緒に帰ってくれるくらいです。
申し訳ない事に、Aちゃんと一緒に帰ると決まってトイレに行きたくなりました。

私「トイレ行きたい……」
A「うちに来ればいいよ。トイレ貸してあげる」
学校から自宅までは歩いて30分くらいです。
Aちゃんのお家は10分くらいで、どうしても我慢できないときだけ借りました。

今でもそうなのですが、私は酷い方向音痴でした。Aちゃんのお家は多少入り組んだところにあり、そのお家を出ると必ず道に迷いました。
まともに帰れた記憶がありません。
いくらか彷徨い、気がつくと元の道に戻っている事が多かったと思います。

あるとき、いつものようにAちゃんのお家でトイレを借りて行ったあと、ものすごく迷ってしまったことがあります。
子供心に、とんでもなく遠いところまで来てしまったと感じました。
私は歩いている道は、太くて大きな一本の道でした。道の先に見える民家は一つだけで、他には何もないです。
田んぼが広がっていて、先の方に山が見えました。道の先は山にしか向かってません。
ヤバい。直感的に感じた私は、唯一あった民家に行きました。

インターホンが無かったので、扉を叩きました。中からはおばあさんが一人出てきました。
私「すみません」
おばあさん「あらま、××さんのお孫さんじゃないの。こんなところでどうしたの?」
私「おばあちゃん知ってるの?」
おばあさん「そうよ。いつもお話ししてるのよ」

うちのお祖母ちゃんは顔が広い人なので私は納得しました。
おばあさんは、お祖母ちゃんに連絡してあげるから、ちょっと休んでいきなさいと言ってくれました。
玄関先でお茶とお菓子をもらって、お話ししたと思います。
その後、お母さんが車で迎えに来てくれてお家に帰る事が出来ました。

(続きは『続きを読む』をクリック)



 









拍手[3回]



356:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/05/30(土)09:13:53.44ID:Q3EcgNCL0.net
それから何年か経った後、その事を思い出して私はその道に行ってみました。
ですが、どこまで行っても山と田んぼの広がる道には出ませんでした。改めて考えてみて、変な事に気がつきました。
そもそもうちの近辺は平野なので、山なんて全くないです。
じゃあ私はどこまで迷ったんだと思いました。気になって、お母さんに聞いてみた事があります。

私「私昔迷った事あるよね。あれって覚えてる?」
お母さん「あぁーあれね。大変だったのよ。お祖母ちゃんのお友達がお祖母ちゃんのところまで送ってくれたから良かったけど」
私「あれ?お母さんが迎えに来てくれたんじゃないの?」
どうもお母さんではなかったようです。なのでお祖母ちゃんにも話を訊きました。

私「おばあちゃん、わたし昔すごく迷った事があるよね?」
お祖母ちゃん「覚えとるよ。お祖母ちゃんのお友達が送ってきてくれたからよかったけどねぇ」
お母さんとお祖母ちゃんは二人とも、「お祖母ちゃんの友達」が送ってくれたと言います。
でも、わたしは送ってもらった記憶が全くありません。お菓子とお茶をもらった記憶はありますが。
お祖母ちゃんも詳しく聞いてみても、その「友達」の事を「誰やったかなぁ」とはっきり思い出せないようです。

Aちゃんの家も私は探してみました。
かなり大きな家だったのに、見つかりませんでした。
思えば、お祖母ちゃんの友達に送ってもらってからは、一度もAちゃんと一緒に帰ってないし、通学路にも迷ってません。

Aちゃんは名前が思い出せませんが、ぼんやり顔を覚えてる気がしたので成人式の時に探しましたが、見つかりませんでした。
以上です。幽霊とかでなくてごめんなさい。
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Title : 無題

そのおばあさんちが、とても子供が学校帰りに行くような距離じゃない!とかいう話なのかと思って読んでたけどそうでもないようですね?

ネフェルタリ 2015.06.11 (Thu) 00:22 編集

Re:無題

わりと遠いけれど、そこまでじゃない、レベルかな。

2015.06.19 20:55

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