インド（５）

知り合いがツアーでインドに行った時の話しだ。

デリーで自由行動の時に、一緒に来てた会社の人が、路上で販売していた絵に立ち止まった。
売っていた絵は、人の顔がピカソ風に書かれていた。
叫んでる顔や、眼を閉じてる顔等。芸術は詳しくはないが、凄い魅力を感じ、三枚買ったそうだ。

ホテルに帰り絵をみると、下に小さなインド語が書いてあった。
現地のガイドに聞いてみたら
「その絵は死体を書いた絵だよ」
絵は置いて帰ってきたらしい。

ギリシャ

ギリシャの西部に住民達から「底なし池」と呼ばれている池があった。

国の調査機関が国土把握のためボートからワイヤーを垂らして深さを計測しようとしたのだが100ｍ垂らしても一向に底に着かない。

その時ワイヤーが強い力で引っ張られボートが大破。
国はこの池は危険と判断し、埋め立てを決定。トラックで土を流し込んだのだが何故かすぐに埋まり今地面を掘っても土があるばかりだという。

ベルギー

ベルギーに神隠しの森と呼ばれている場所がある。
そこへいくと必ず人が消えてしまうということで現地の人間は怖がって決して近寄ろうとしない。

ある日本人の学生グループが旅行中遊び半分でその森に立ち寄った時の事。森に入り記念撮影を済ませて出てくると念のためお互い確認し合い誰もいなくなっていないと安心した。

しかし宿に戻ると奇妙な事に気づく。バックが一つ多いのだ。用心のために一まとめにしてホテルのカウンターに預けてきたのだが日本製のバックが一つあまってしまった。一体誰のバックだったのだろうか…