都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ドッキリ大成功!
2012.10.16 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:21:21.42 ID:ix9+FAWH0
誰も居ないようだし、保守ついでに次の話でもしてよう
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:24:32.02 ID:ix9+FAWH0
あんま期待すんな
しょせんは保守ついでだから
大学時代、良く遊んでた友人の一人に、怖い話系がすげぇ苦手な奴が居た。
とは言っても、本人は確かに怖がりなんだけど、何故か妙に強気で、自分で俺らを心霊スポット誘ったりとかしてそういうのを楽しんでいた。
まあ、最後はいつもそいつだけ半泣きなんだけど。
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:25:43.91 ID:OgKMXWBIO
スポット!
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:29:04.17 ID:ix9+FAWH0
や、ごめ、スポットの話じゃないんだわ
んで、3年の夏、試験もほとんど終わった夏休み間近、ヒマ潰し程度に見ていたTVで心霊番組をやってた。
何かアメリカだかどっかだかの有名な幽霊屋敷で、霊能力者が交霊術をやるって内容だった。
よくある胡散臭い番組だと思って見てたんだが、ふと
「これドッキリに使えないかな」
と悪戯心が芽生えた。
なんせ暇な男子大学生。電話をすると二つ返事でドッキリをすることが決まった。
仕掛ける相手はもちろん例の「怖がり君」。
リアクションが良いことでも有名な怖がり君がどんな反応をするのか、楽しみで仕方なかった。
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:30:45.16 ID:ix9+FAWH0
計画は以下の通り。
1.交霊術をしようぜ、と怖がり君を誘う
2.もちろん、メンバー(怖がり君と俺含めて5人)は怖がり君以外全員グル
3.交霊術中にラップ音(輪ゴムを弾いて、周囲の壁に当てる)
4.その後、女のすすり泣き(携帯の着メロを利用。泣き声は演劇やってる友人に頼んだ)
5.交霊者(霊が降りてくる人の役:これは俺だった)に霊が!
6.霊に取り憑かれた交霊者を怖がり君が流れで除霊(全員で「お前ならやれる!」とはやし立てる)
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:35:30.25 ID:ix9+FAWH0
いよいよ本番当日。先に仕込みを終え、指定した時間に怖がり君を呼び出す。
俺と友人A以外は準備を手伝ったら一度家に戻ってもらい、全員で怖がり君を待ち受ける形にならないようにした。
怖がり君はもうノリノリだった。
「俺が入ったら降りちゃうよ? 安部清明降りちゃうよ?」
と意味の分からないことを一人で捲し立てるレベル。
恐怖からの反動でテンションおかしくなっているようだった。
皆は
「茶化すなよ」
とか
「いいか、遊びじゃないんだ」
と、妙に神妙な空気を作り出す。
さらに準備に30分ほどの時間を割き、「本格派」を演出。
否が応にも高まる緊張感の中、午前0時、交霊術がスタートした。
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:39:49.88 ID:ix9+FAWH0
交霊術の会場は友人Aの家だった。
用意したのはB5のコピー用紙の束と黒のサインペン、それに蝋燭一本。
部屋の明かりを消して、ちゃぶ台の上に蝋燭を置いて、それを中心に車座になる。
ちゃぶ台の天板裏にはすすり泣きの音を入れた友人Aの携帯を貼り付けた。
交霊者の前にスケッチブックと黒のサインペンを置いて、降りてきた霊がこれに書き込む(のを俺が演じる)って寸法だった。
座った順番は、俺,怖がり君,友人A,友人B,友人C。
両手を使う俺の隣に怖がり君を配置することで、友人A,B,Cがフリーの手で輪ゴムを打ったり、携帯を操作できるようにした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
誰も居ないようだし、保守ついでに次の話でもしてよう
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:24:32.02 ID:ix9+FAWH0
あんま期待すんな
しょせんは保守ついでだから
大学時代、良く遊んでた友人の一人に、怖い話系がすげぇ苦手な奴が居た。
とは言っても、本人は確かに怖がりなんだけど、何故か妙に強気で、自分で俺らを心霊スポット誘ったりとかしてそういうのを楽しんでいた。
まあ、最後はいつもそいつだけ半泣きなんだけど。
96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:25:43.91 ID:OgKMXWBIO
スポット!
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:29:04.17 ID:ix9+FAWH0
や、ごめ、スポットの話じゃないんだわ
んで、3年の夏、試験もほとんど終わった夏休み間近、ヒマ潰し程度に見ていたTVで心霊番組をやってた。
何かアメリカだかどっかだかの有名な幽霊屋敷で、霊能力者が交霊術をやるって内容だった。
よくある胡散臭い番組だと思って見てたんだが、ふと
「これドッキリに使えないかな」
と悪戯心が芽生えた。
なんせ暇な男子大学生。電話をすると二つ返事でドッキリをすることが決まった。
仕掛ける相手はもちろん例の「怖がり君」。
リアクションが良いことでも有名な怖がり君がどんな反応をするのか、楽しみで仕方なかった。
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:30:45.16 ID:ix9+FAWH0
計画は以下の通り。
1.交霊術をしようぜ、と怖がり君を誘う
2.もちろん、メンバー(怖がり君と俺含めて5人)は怖がり君以外全員グル
3.交霊術中にラップ音(輪ゴムを弾いて、周囲の壁に当てる)
4.その後、女のすすり泣き(携帯の着メロを利用。泣き声は演劇やってる友人に頼んだ)
5.交霊者(霊が降りてくる人の役:これは俺だった)に霊が!
6.霊に取り憑かれた交霊者を怖がり君が流れで除霊(全員で「お前ならやれる!」とはやし立てる)
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:35:30.25 ID:ix9+FAWH0
いよいよ本番当日。先に仕込みを終え、指定した時間に怖がり君を呼び出す。
俺と友人A以外は準備を手伝ったら一度家に戻ってもらい、全員で怖がり君を待ち受ける形にならないようにした。
怖がり君はもうノリノリだった。
「俺が入ったら降りちゃうよ? 安部清明降りちゃうよ?」
と意味の分からないことを一人で捲し立てるレベル。
恐怖からの反動でテンションおかしくなっているようだった。
皆は
「茶化すなよ」
とか
「いいか、遊びじゃないんだ」
と、妙に神妙な空気を作り出す。
さらに準備に30分ほどの時間を割き、「本格派」を演出。
否が応にも高まる緊張感の中、午前0時、交霊術がスタートした。
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:39:49.88 ID:ix9+FAWH0
交霊術の会場は友人Aの家だった。
用意したのはB5のコピー用紙の束と黒のサインペン、それに蝋燭一本。
部屋の明かりを消して、ちゃぶ台の上に蝋燭を置いて、それを中心に車座になる。
ちゃぶ台の天板裏にはすすり泣きの音を入れた友人Aの携帯を貼り付けた。
交霊者の前にスケッチブックと黒のサインペンを置いて、降りてきた霊がこれに書き込む(のを俺が演じる)って寸法だった。
座った順番は、俺,怖がり君,友人A,友人B,友人C。
両手を使う俺の隣に怖がり君を配置することで、友人A,B,Cがフリーの手で輪ゴムを打ったり、携帯を操作できるようにした。
(続きは『続きを読む』をクリック)
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:47:43.53 ID:ix9+FAWH0
>>105の続き
全員で机の下で手を繋ぎ、目を伏せて霊に呼びかける。
文言は確か
「ここに居られる御御魂、この者を借り、お話ください」
だったはず。
これを全員でしばらく繰り返す。
しばらくして、机の下でそっと手を離した。
友人A,B,Cが輪ゴムを壁に向けて撃ち始めた。
パシッ、パシッ、と音が響く。
正直、ちょっとやりすぎなじゃね、ってくらい鳴りまくってた。
音が鳴るたびに怖がり君が
「あひゅっ」
とか
「ぬぅ、あんっ」
とか、声にならない悲鳴が漏らしてた。
それがもうおっかしくて全員肩が震えている。
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:50:22.21 ID:ix9+FAWH0
しかし、ここでアクシデント発生。
女のすすり泣きがいつまで経っても聴こえてこない。
本当はすすり泣きを切っ掛けで、俺が取り憑かれたように紙に字を書いていく予定だった。
あんまり輪ゴムラップ音ばかりだと興も冷めると思い、すすり泣きを待たずに紙にサインペンを走らせた。
ちなみに書く内容も打ち合わせしてあり、除霊段階で全員が目を開けた時に、何か意味のある言葉だと悟られるかもしれないってことで、意味の無い螺旋とか、文字っぽく見える何かを適当に殴り書いていた。
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:52:57.58 ID:ix9+FAWH0
そして、さらにアクシデント発生。
書いた紙を投げ捨てるように飛ばしていたんだが、それが風の抵抗で妙な具合に飛んで、蝋燭を直撃。
倒れた蝋燭を慌てて誰かが叩き消した。
急に真っ暗。他に明かりもないし、もう何を書いているかも見えない状態。
それでも適当に書き殴る俺。
サインペンのキュ、キュッ、って音が妙に響いて感じた。
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:54:53.52 ID:ix9+FAWH0
「おい、電気つけろ!」
って誰かが叫んだ。
ドタドタ音がして、部屋の蛍光灯が光る。
それを切っ掛けにして、糸が切れたように俺、机に突っ伏す。
友人Cが近寄ってきて、何故か俺の脈を取る。
そして
「こいつ……取り憑かれやがった!」
正直、笑いをこらえるのはこの時一番やばかった。
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:57:30.04 ID:ix9+FAWH0
その後は計画通り、怖がり君が除霊するように皆でせっつく。
「お前ならいける」,「お前しかいない!」,「あいつを救えるのはお前だけなんだ」
なぜか口々に怖がり君に除霊を強要する。
人間、パニックになっているところに周囲から強く言われると判断力無くなるんだろうね。
怖がり君は俺の肩を叩きながら
「うぇぇぇぇいっ!!」「うぇぇぇぇぇい!」
と気合を入れ始めた。
その空気に耐え切れず全員が爆笑。
種明かしをして、笑いながら感想を言い合った。
そこまでは良かったんだ。
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 05:00:14.69 ID:ix9+FAWH0
書き殴って跳ね飛ばした紙を集めてた時、全員が凍りついた。
紙にでっかく「いたい」って書かれてた。
いくら意味の無い殴り書きをしたところで、ちょうどそう読めるようになったってことはあってもいい。
ただ、何十枚とある紙の中で、その一枚だけ、文字が真っ赤だった。
あと、すすり泣く声を入れていた携帯、友人Aのものなんだけど、友人Bがかけた着信の通知が入っていなかった。
けれど、着信履歴にはしっかり友人Bの着信記録が残っていた。
誰か「出た」らしい。
おしまい
フッ・・・
ξ
,⊥
||
||
┴┴
>>105の続き
全員で机の下で手を繋ぎ、目を伏せて霊に呼びかける。
文言は確か
「ここに居られる御御魂、この者を借り、お話ください」
だったはず。
これを全員でしばらく繰り返す。
しばらくして、机の下でそっと手を離した。
友人A,B,Cが輪ゴムを壁に向けて撃ち始めた。
パシッ、パシッ、と音が響く。
正直、ちょっとやりすぎなじゃね、ってくらい鳴りまくってた。
音が鳴るたびに怖がり君が
「あひゅっ」
とか
「ぬぅ、あんっ」
とか、声にならない悲鳴が漏らしてた。
それがもうおっかしくて全員肩が震えている。
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:50:22.21 ID:ix9+FAWH0
しかし、ここでアクシデント発生。
女のすすり泣きがいつまで経っても聴こえてこない。
本当はすすり泣きを切っ掛けで、俺が取り憑かれたように紙に字を書いていく予定だった。
あんまり輪ゴムラップ音ばかりだと興も冷めると思い、すすり泣きを待たずに紙にサインペンを走らせた。
ちなみに書く内容も打ち合わせしてあり、除霊段階で全員が目を開けた時に、何か意味のある言葉だと悟られるかもしれないってことで、意味の無い螺旋とか、文字っぽく見える何かを適当に殴り書いていた。
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:52:57.58 ID:ix9+FAWH0
そして、さらにアクシデント発生。
書いた紙を投げ捨てるように飛ばしていたんだが、それが風の抵抗で妙な具合に飛んで、蝋燭を直撃。
倒れた蝋燭を慌てて誰かが叩き消した。
急に真っ暗。他に明かりもないし、もう何を書いているかも見えない状態。
それでも適当に書き殴る俺。
サインペンのキュ、キュッ、って音が妙に響いて感じた。
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:54:53.52 ID:ix9+FAWH0
「おい、電気つけろ!」
って誰かが叫んだ。
ドタドタ音がして、部屋の蛍光灯が光る。
それを切っ掛けにして、糸が切れたように俺、机に突っ伏す。
友人Cが近寄ってきて、何故か俺の脈を取る。
そして
「こいつ……取り憑かれやがった!」
正直、笑いをこらえるのはこの時一番やばかった。
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 04:57:30.04 ID:ix9+FAWH0
その後は計画通り、怖がり君が除霊するように皆でせっつく。
「お前ならいける」,「お前しかいない!」,「あいつを救えるのはお前だけなんだ」
なぜか口々に怖がり君に除霊を強要する。
人間、パニックになっているところに周囲から強く言われると判断力無くなるんだろうね。
怖がり君は俺の肩を叩きながら
「うぇぇぇぇいっ!!」「うぇぇぇぇぇい!」
と気合を入れ始めた。
その空気に耐え切れず全員が爆笑。
種明かしをして、笑いながら感想を言い合った。
そこまでは良かったんだ。
126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/11(土) 05:00:14.69 ID:ix9+FAWH0
書き殴って跳ね飛ばした紙を集めてた時、全員が凍りついた。
紙にでっかく「いたい」って書かれてた。
いくら意味の無い殴り書きをしたところで、ちょうどそう読めるようになったってことはあってもいい。
ただ、何十枚とある紙の中で、その一枚だけ、文字が真っ赤だった。
あと、すすり泣く声を入れていた携帯、友人Aのものなんだけど、友人Bがかけた着信の通知が入っていなかった。
けれど、着信履歴にはしっかり友人Bの着信記録が残っていた。
誰か「出た」らしい。
おしまい
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Title : 無題
悪戯でやったらホンモノが出たっつうパターンでぉK?
最後の使徒カヲル 2012.10.17 (Wed) 01:34 編集
Re:無題
そーねw
2012.10.17 20:25
Title : 無題
「うぇぇぇぇいっ!!」「うぇぇぇぇぇい!」
鼬の仔 2012.10.17 (Wed) 10:44 編集
Re:無題
(;`・Д・)っうぇぇぇぇいっ!!
2012.10.17 20:42
Title : 無題
なんか深夜番組でキム兄とかが話しそう(笑)
おしぼり 2012.10.23 (Tue) 18:58 編集
Re:無題
そんな感じw
2012.10.24 21:59