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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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おーい

2009.02.06 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1980年7月末、大学生になったばかりの俺は、友人と2人で北アルプス・剣岳に登った。

立山から入山し、剱沢のカールを横断。劔山荘を経て、平蔵谷のコルに出る一般的なルートを通った。

1980年は冷夏で、7月末というのに梅雨は明けず、立山から剣岳への山行はほぼ雨だった。 コルに到着しても雨はやまず、剣岳のピークはガスに覆われて何も見えない状態だった。
悪天候のせいもあり、ほとんど登山者に行き交うことはなく、カニのタテ這い・ヨコ這いをクリアして、頂上に立ったときは俺たち以外に誰もいなかった。

ガスってて何も見えないし、雨も降り続いていたので、記念写真を撮るとそそくさと下山にかかった。

鎖場を降りると「おーい、おーい」と呼ぶ声がする。淋しかったので、下に別のパーティーがいると思い、降りるスピードを早めた。
呼ぶ声は次第に近くなり、眼下に薄っすらキスリングの影が見えてきた。

キスリングのパーティーとは出会ってないのにおかしいなと思いながらも、歩を早め前を行くパーティーに近づいていった。 もうあと5mというところで、先頭を行く俺は思わず足を踏みとどまった。

そこは崖だった。
あっと思う間もなく、前を行くキスリングはガスの中に消えていった。
俺は凍り付いてしまった。

友人は声は聞いていたがキスリングは見ていないという。
俺だけが見たから、疲労から来る幻覚かも知れないと思っている。でも、結構リアルな幻覚だ…。

あのままキスリングに追いついていたらどうなっていたのか?夏になると時々思い出す。


 








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Title : 無題

山とかは何がいるかわからないから怖い

霊的な意味でも動物的な意味でも…

のなめ 2009.02.08 (Sun) 01:20 編集

Re:無題

そうですね。

山とか海は何がいるか、何があるかわからない怖さがありますね。

2009.02.08 23:01

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