都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
馬鹿な孫
2008.05.27 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
あまり大した話じゃないが、一つだけ不思議な体験があった。
二月中旬、祖母が亡くなった。
俺は今年、高校受験があったんだが、特に気にせずにお通夜とか葬式とかに出た。
というよりは、むしろ勉強をサボる口実が欲しかったのかもしれない。
本当はギリギリなのに、あの頃、俺はまだ受験勉強を始めていなかった。
試験日の1ヶ月ほど前、俺はまだ勉強を始めていなかった。
ここまで勉強して無いと、流石に落ちるんじゃないかとさえ思い始めた。
だが、勉強を始める気にはならなかった。
そんな時、俺は一つ、とても不謹慎なことを考えていた。
こういうオカルト板とかを読んでると、たまに考えてしまう。
「ばあちゃんは仏さんになったんだ。もしかしたら、俺の高校受験だって、なんとかしてくれるかも」
馬鹿だと思う。
そんな思いで毎日、線香を上げていた自分に、今はすごく腹が立つ。
だが、馬鹿な俺は毎日、手を合わせるだけで、勉強をしようとはしなかった。
そして、試験日数日前のその日もこうしてPCをやっていた。
突然マウスが動かなくなった。おかしい。
調整してはみたが、やはり動かない。
なので、しょうがなく俺は受験勉強でも始めた。
次の日、妹がPCをやっていた。マウスも普通に動いている。
「直ったんだ」
と思い、しばらくして俺はPCを起動した。
・・・やはり、マウスは動かなかった。
やはり、その日もしかたなく勉強をした。
そしてテストを終わり、帰ってきた俺の前で、妹はまたもPCをやっていた。
「あれ、マウス・・・動いてるの?」
「うん」
その日から、マウスが動かなくなる事はなかった。
本当に馬鹿な孫だと思う。
死んでしまった祖母の力を借りようなんて。
でも、結局、祖母はそんな俺に力を貸してくれたんだと思う。
俺の時だけ、マウスが動かなくなったのは、俺に勉強させようとして、ばあちゃんがしてくれたんだ。
合格したら、オカルト板に書きこもうと思ってた。
そして、ばあちゃんにお礼を言いたいと思ってた。
なかなか墓参りには行けないと思うけど。
せめて、四十九日まではお礼を言いつづけたいと思う。
ただの偶然で済まされる話かもしれないが、俺は違うと信じている。
二月中旬、祖母が亡くなった。
俺は今年、高校受験があったんだが、特に気にせずにお通夜とか葬式とかに出た。
というよりは、むしろ勉強をサボる口実が欲しかったのかもしれない。
本当はギリギリなのに、あの頃、俺はまだ受験勉強を始めていなかった。
試験日の1ヶ月ほど前、俺はまだ勉強を始めていなかった。
ここまで勉強して無いと、流石に落ちるんじゃないかとさえ思い始めた。
だが、勉強を始める気にはならなかった。
そんな時、俺は一つ、とても不謹慎なことを考えていた。
こういうオカルト板とかを読んでると、たまに考えてしまう。
「ばあちゃんは仏さんになったんだ。もしかしたら、俺の高校受験だって、なんとかしてくれるかも」
馬鹿だと思う。
そんな思いで毎日、線香を上げていた自分に、今はすごく腹が立つ。
だが、馬鹿な俺は毎日、手を合わせるだけで、勉強をしようとはしなかった。
そして、試験日数日前のその日もこうしてPCをやっていた。
突然マウスが動かなくなった。おかしい。
調整してはみたが、やはり動かない。
なので、しょうがなく俺は受験勉強でも始めた。
次の日、妹がPCをやっていた。マウスも普通に動いている。
「直ったんだ」
と思い、しばらくして俺はPCを起動した。
・・・やはり、マウスは動かなかった。
やはり、その日もしかたなく勉強をした。
そしてテストを終わり、帰ってきた俺の前で、妹はまたもPCをやっていた。
「あれ、マウス・・・動いてるの?」
「うん」
その日から、マウスが動かなくなる事はなかった。
本当に馬鹿な孫だと思う。
死んでしまった祖母の力を借りようなんて。
でも、結局、祖母はそんな俺に力を貸してくれたんだと思う。
俺の時だけ、マウスが動かなくなったのは、俺に勉強させようとして、ばあちゃんがしてくれたんだ。
合格したら、オカルト板に書きこもうと思ってた。
そして、ばあちゃんにお礼を言いたいと思ってた。
なかなか墓参りには行けないと思うけど。
せめて、四十九日まではお礼を言いつづけたいと思う。
ただの偶然で済まされる話かもしれないが、俺は違うと信じている。
PR
この記事へのトラックバック
:
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター
この記事にコメントする