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トイレの花子さん異聞2
2025.07.02 (Wed) | Category : 都市伝説・定番
※2025年7月8日は、1995年に映画「学校の怪談」が劇場公開されてから30周年です。※
放課後、学校の3階の女子トイレの、3番目のドアを3回ノックして、
「花子さん」
と呼ぶ。
すると、誰もいないはずのトイレの中から、
「はーい」
と返事がかえってくる。
◆
1970年代~1990年代、「全国の七不思議」(口裂け女や人面犬など日本全国で有名な学校の怪談)の一つとして全国各地で有名になった「トイレの花子さん」の伝説のルーツはいくつも存在するが、
1948年(昭和23年)頃、岩手県和賀郡黒沢尻町(現北上市)の小学校で噂された、
「体育館の便所の奥から3番目に入ると、『3番目の花子さん』と呼びかけられ、便器の下から白い手が出てくる」
という怪談が、花子さんの伝説の始まりだと言われている。
(ただし、この話で『花子さん』は幽霊の名前ではなく、トイレに入った人間が『花子さん』と呼びかけられるという不思議な怪談である。)
この学校の怪談に一つ、ある疑問を覚えた。
「もしも、この話の怪異に出会って、『花子さん』と呼ばれた時、間違いでも、『はい』と答えてしまったらどうなるのか?」
と。
◆
ある女の子が、「トイレの花子さん」をした。
放課後の学校の、3階女子トイレの3番目の扉を3回ノックして、
「はーなーこさーん」
と、誰もいないトイレの中へ、花子さんの名前を呼ぶ。
しかし、それから数分間待ってみても、トイレの中からは返事はおろか、なにも起きる気配がしない。
「なんだ、やっぱり花子さんなんていないんだ」
がっかりした彼女は、そのまま何事も無く下校した。
家に帰った後、女の子は見たいアニメが始まる前に、トイレに入った。
用を済ませて水を流し、手を洗って出ようとした。その時、
コン、コン、コン。
誰かがトイレの扉をノックした。
「あれ? お母さん、いつの間に帰ってきたんだろ?」
不思議に思いつつも、女の子は深く考えずに、
「はーい」
と返事をした。
その瞬間、
カチャッ。
と、トイレの鍵がひとりでに回った。
そして、
ガチャッ。
と、トイレの扉が開き、ドアの隙間から白い手が入ってきた。
女の子が悲鳴をあげる間も無く、白い手は彼女の腕を掴み、そのまま握り潰しそうなほど手首を捕まえて離さない。
女の子はなんとか逃れようともがくが、白い手は彼女の手首を離すどころか、トイレの外へ引きずり出そうとする。
それにつれて、ドアはさっきよりも開いていき、やがて、半開きになった瞬間、
ヌッ
と、扉の向こうから、知らない女の子の顔が覗いてきた。
少女は、トイレの中にいる女の子と目が合うと、青白い顔に、にやり、と不気味な笑顔を浮かべる。
そして、少女は冷たい声で、嬉しそうに、女の子にこう言った。
「次は、あなたの番よ」
その日を最後に、女の子は行方不明になり、その姿を見た者はいなかった。
3階女子トイレの3番目の扉を3回ノックして、「花子さん」と呼ぶと、
「はーい」
と、返事がかえってくるという怪談は、あいかわらず生徒たちの間で噂されている。
ただ、事件から間も無く、その声が、いなくなった女の子の声にそっくりだという噂が囁かれるようになった。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
放課後、学校の3階の女子トイレの、3番目のドアを3回ノックして、
「花子さん」
と呼ぶ。
すると、誰もいないはずのトイレの中から、
「はーい」
と返事がかえってくる。
◆
1970年代~1990年代、「全国の七不思議」(口裂け女や人面犬など日本全国で有名な学校の怪談)の一つとして全国各地で有名になった「トイレの花子さん」の伝説のルーツはいくつも存在するが、
1948年(昭和23年)頃、岩手県和賀郡黒沢尻町(現北上市)の小学校で噂された、
「体育館の便所の奥から3番目に入ると、『3番目の花子さん』と呼びかけられ、便器の下から白い手が出てくる」
という怪談が、花子さんの伝説の始まりだと言われている。
(ただし、この話で『花子さん』は幽霊の名前ではなく、トイレに入った人間が『花子さん』と呼びかけられるという不思議な怪談である。)
この学校の怪談に一つ、ある疑問を覚えた。
「もしも、この話の怪異に出会って、『花子さん』と呼ばれた時、間違いでも、『はい』と答えてしまったらどうなるのか?」
と。
◆
ある女の子が、「トイレの花子さん」をした。
放課後の学校の、3階女子トイレの3番目の扉を3回ノックして、
「はーなーこさーん」
と、誰もいないトイレの中へ、花子さんの名前を呼ぶ。
しかし、それから数分間待ってみても、トイレの中からは返事はおろか、なにも起きる気配がしない。
「なんだ、やっぱり花子さんなんていないんだ」
がっかりした彼女は、そのまま何事も無く下校した。
家に帰った後、女の子は見たいアニメが始まる前に、トイレに入った。
用を済ませて水を流し、手を洗って出ようとした。その時、
コン、コン、コン。
誰かがトイレの扉をノックした。
「あれ? お母さん、いつの間に帰ってきたんだろ?」
不思議に思いつつも、女の子は深く考えずに、
「はーい」
と返事をした。
その瞬間、
カチャッ。
と、トイレの鍵がひとりでに回った。
そして、
ガチャッ。
と、トイレの扉が開き、ドアの隙間から白い手が入ってきた。
女の子が悲鳴をあげる間も無く、白い手は彼女の腕を掴み、そのまま握り潰しそうなほど手首を捕まえて離さない。
女の子はなんとか逃れようともがくが、白い手は彼女の手首を離すどころか、トイレの外へ引きずり出そうとする。
それにつれて、ドアはさっきよりも開いていき、やがて、半開きになった瞬間、
ヌッ
と、扉の向こうから、知らない女の子の顔が覗いてきた。
少女は、トイレの中にいる女の子と目が合うと、青白い顔に、にやり、と不気味な笑顔を浮かべる。
そして、少女は冷たい声で、嬉しそうに、女の子にこう言った。
「次は、あなたの番よ」
その日を最後に、女の子は行方不明になり、その姿を見た者はいなかった。
3階女子トイレの3番目の扉を3回ノックして、「花子さん」と呼ぶと、
「はーい」
と、返事がかえってくるという怪談は、あいかわらず生徒たちの間で噂されている。
ただ、事件から間も無く、その声が、いなくなった女の子の声にそっくりだという噂が囁かれるようになった。
(※トンカラリン助さんからの投稿です。ありがとうございました)
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Title : 無題
サンキューです、よしぞーさんΣb( `・ω・´)グッ
トンカラリン助 2025.07.03 (Thu) 00:45 編集
Re:無題
こちらこそいつもありがとうございます
2025.07.03 20:04