都市伝説・・・奇憚・・・blog
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死と誕生
2007.12.24 (Mon) | Category : 誰も信じない人へ
3年ほど前のことなんですけど、そのころ産婦人科医師になって3年目のことでした。
毎日のようにお産で夜中に起こされて倒れそうになりながら働いてました。
そのころ、父親が癌で入院したんです。残念ながら末期の状態でした。
お産の当直がない日に実家の近くの病院へ2時間半ほどかけて見舞いにいき、帰って、また夜中働くことを2週間ほど続けもうろうとし始めたころです。
お産がなかなか、進まず、そうこうするうちにお腹の胎児が元気がなくなり押しても引いても生まれず、上の先生をよんで緊急で帝王切開をしたんです。
生まれた子供はぐったりしていて仮死の状態でした。
僕にとっては、初めてのことで自分の判断が遅かったんだろうかと青ざめました。
もしこのまま、その子が脳性まひにでもなったら取り返しがつかないと思いうつむきながら小児科の先生が蘇生するのを待ってたんですが、およそ、1時間後に蘇生し元気になっていったんです。
しばらくして父親が亡くなったと連絡がありました。
時刻はその子が蘇生した時間とほぼ同じだったんです。
ただの偶然だったのかも知れません。
当初、つらくてつらくてなんでこんな仕事をえらんだんだろうと愚痴をこぼしたとき父は
「なかなかこんな仕事もできへんのやからがんばれ」
と・・・
今でもお産のときに、母子ともに元気だと産婦人科になることをすすめてくれた父親の顔が浮かんでくることがあります・・
毎日のようにお産で夜中に起こされて倒れそうになりながら働いてました。
そのころ、父親が癌で入院したんです。残念ながら末期の状態でした。
お産の当直がない日に実家の近くの病院へ2時間半ほどかけて見舞いにいき、帰って、また夜中働くことを2週間ほど続けもうろうとし始めたころです。
お産がなかなか、進まず、そうこうするうちにお腹の胎児が元気がなくなり押しても引いても生まれず、上の先生をよんで緊急で帝王切開をしたんです。
生まれた子供はぐったりしていて仮死の状態でした。
僕にとっては、初めてのことで自分の判断が遅かったんだろうかと青ざめました。
もしこのまま、その子が脳性まひにでもなったら取り返しがつかないと思いうつむきながら小児科の先生が蘇生するのを待ってたんですが、およそ、1時間後に蘇生し元気になっていったんです。
しばらくして父親が亡くなったと連絡がありました。
時刻はその子が蘇生した時間とほぼ同じだったんです。
ただの偶然だったのかも知れません。
当初、つらくてつらくてなんでこんな仕事をえらんだんだろうと愚痴をこぼしたとき父は
「なかなかこんな仕事もできへんのやからがんばれ」
と・・・
今でもお産のときに、母子ともに元気だと産婦人科になることをすすめてくれた父親の顔が浮かんでくることがあります・・
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