都市伝説・・・奇憚・・・blog
秀光
2007.12.23 (Sun) | Category : 誰も信じない人へ
自分が厨房の時に所属していたバレー部の顧問
一昨年病気の為に38歳という若さでお亡くなりになられました。
教科は社会を担当してて部活も授業も指導熱心でたまに行き過ぎなところもあったけどみんなから慕われていた方でした。
ある日部活の遠征帰りにいつも顧問の上履き持ちをしているK君に自分を織田信長に見立てて、
「K、お前はこれから藤吉郎って呼ぶからな。」
と (おそらく豊臣秀吉の草履のエピソードでも思い出したのでしょう。)K君に言い、K君は素直に
「はい。」
と返事をしていました。
それを横目で見ていた自分に突然顧問の先生は、
「OO(私の名字)、お前はこれから(明智)光秀だからな。」
と言いました。
おそらくその顧問にも部内でも信頼が高いがいつかコイツは何かしでかすと思われていたのでしょう。
その後にちょっとした事がバレる度にこっぴどく叱られ
「やっぱお前を光秀って名づけたのが正解だったな。」
とよく皮肉られて自分が中学を卒業した後にも会う度に光秀と呼んでいました。
一昨年に突然亡くなられました。
後日聞いた話、その日は出勤予定だったにも関わらず姿を見せないので
「おかしいな。」
と思った同僚の先生が顧問の自宅に訪問したら居間で息を引き取っていたとのこと。。。
自分は留学の身なので葬式、お通夜には参加出来ずに遠い異国の地からご冥福をお祈りしました。
その顧問が亡くなって以来、自分が怠けていたりしている日の夜には必ずと言って良い程夢に出てきて、
「こら光秀!、お前は何やってるんだ!」
と怒鳴られます。
夢の中の設定は大体体育館で当時の他校と試合をしているのですが何故か自分だけ思ったように動けなくミスを連発して大敗しそうになってる。
顧問の決まり文句は、
「怠けてるからそうなるんだ。お前は俺とチームの奴等の信頼を裏切ってるな。」
です。その後怒られてビビッたかの様にに必ず目が覚め慌てて怠けて手を付けていなかった物をやり始めてしまいます。
顧問は恐らく天国から自分の事を見ているのでしょう。
何をしでかすかわからない自分が心配でしょうがないのでしょうか?
たまには何か成し遂げた事を誉めに来てくれればいいのですが(笑)。
いつか日本に帰り、同じ部活に所属していた友人たちに自分と同じような体験談があるかどうか聞いてみたいと思ってます。
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