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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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祖父母が管理人をしていた別荘にて

2019.12.16 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

330:1:2007/05/12(土)09:21:46ID:eQadIqCRO
小学生の頃の体験話
当時母方の祖父母は温泉地で有名な某所で別荘の管理人をしていた。
観光の美観を損わないようにと高いビルなんかなかった地域だった。
(今は知らないけど、とにかく田舎だった)

山中で車なんて滅多に通らない、そんな場所に別荘はありました。
他に別荘なんて行ったことないからわからないけど、そこの別荘地は個人所有よりも会社所有で建てている物が殆どでした。
蛇口をひねれば温泉が出る!自然に囲まれ今思えば素晴らしい環境でした。

じいちゃんは昔はこわい人だったらしいけど呆け気味で俺の記憶ではいつも
「ヘヘヘ…」
と笑ってるかわいいじいちゃんだった。
だから別荘の管理は殆ど、ばあちゃんがやってた。
(叔父さんも一緒に住んでたけど別の仕事してた)

俺は長期休みになると毎年泊まりに行ってた。
でも遊ぶ場所なんてなかったからばあちゃんが別荘の掃除に行く時はついていってた。
前置きが長くなったけど、ばあちゃんと別荘Aに行った時の話です。



331:2:2007/05/12(土)09:23:46ID:eQadIqCRO
俺の記憶では一番でっかいのが別荘Aだった。
玄関を入ると広いリビング、左に行けば長い廊下に左右に寝室が8部屋位あったと思う。
地下に中浴場?男女別で風呂があったのは別荘Aだけだった。
坂下にあり木々に囲まれているせいか雰囲気が暗いちょっと怖いイメージの建物だった。

ばあちゃんが風呂の掃除に行き俺はリビングにいたんだけど
「ガタッ」
突然寝室の方から音がして、ビビリな俺はビクゥゥッ!としたが、そういえば……
以前なぜか猫が別荘に入り込んでいたって話を聞いた事を思い出した。
猫がいるのかもしれない!俺はワクワクしながら寝室の廊下へと向かいました。

「ニャー」
俺は猫が返事してくれないかなと思いながら
「ニャー」
もう一度呼掛けてみた。…静まりかえっている。
廊下の半分位まで歩いて急に怖くなった。窓は雨戸が閉めてあり昼間といっても暗かった。
ばあちゃんを呼んでこよう!引き返そうと思ったその時
「ガタッ」
また音がした。

一番奥の部屋から聞こえた気がした。怖いけど猫がいるなら出してあげなきゃ!
勇気を出して足を踏み出す…猫タンが待っている!怖いせいか足が前に進まない。
急に空気が変わった気がした。とても嫌な感じだった。やっぱりばあちゃんを呼んで来よう…
「ガタガタガタガタガタ」
奥の右部屋の扉が激しく揺れだした。もぉガグブルです。猫じゃない!逃げなきゃ!!



332:3:2007/05/12(土)09:25:30ID:eQadIqCRO
ヤバイ!早く逃げなきゃ。背筋がゾクゾクした。
でも後ろを振り向くのも怖い!(俺の頭の中はホラー映画のワンシーンを想像していました)
その場で固まっていると、音がピタリと止みました。(寝室の扉は旅館にあるような木製タイプ)
もぅ扉に目が釘づけです。助けを呼ぼうにも喉がカラカラで声が出ない。

はっ!やっと気がつきました。怖くて振り返れないなら後ずさりすればいいじゃん!
一歩…二歩…足は動いてくれました。よし!このままリビングまで逃げれば何とかなるぞ!
すると扉が少し開いたように見えました。気のせいだ!自分に言いきかせ三歩目の後ずさりをしようとした時スーと扉が開いていくのがわかりました。(正直チビリました)気のせいじゃない!
振り向くのが怖いなんて状況じゃないじゃん俺!そこでまた、はっ!気がつきました。
目瞑って走って逃げりゃいいじゃん!なんでこんな簡単なこと気がつかなかったんだ…

扉は半分近く開いていました。
目を瞑り方向転換しようとした時チラッと黒い影が見えた気がしました。
「うわあああぁぁぁ」
出ないと思っていた声が廊下に響き渡り叫びながら俺はリビング方向へダッシュ!
「バタンッ」
音と共に衝撃が!
「あらあら、どうしたの?」
ばあちゃんの声がしました。

俺は目を開けると自分の状況を理解しました。
リビングと廊下の間には三段程の階段があり俺は真っ直ぐ走って来れたものの、見事に階段に足を取られズッコケていたのです。
「鼻血が出てる!」
ばあちゃんが俺の顔を見てビックリして言いました。
ティッシュを取りに行こうとするばあちゃんに俺は泣きながら抱きついてました。

ばあちゃんのエプロンで鼻血を拭いてもらいながら説明したけど
「気のせいだよ。怖いと思うから幻覚を見たんだよ。怖がりなのにホラー映画は好きだからねぇ」
と、ばあちゃんは信じてくれませんでした。



333:4:2007/05/12(土)09:26:42ID:eQadIqCRO
それまで別荘Aには何度か行ったことはあったんだけど、いつもばあちゃんについてまわってたからか怖い体験はしたことなかった。
ちなみにその後ばあちゃんが寝室の掃除に行くと何故かあの部屋だけ扉が開いていたそうです。
俺は怖くてダッシュでばあちゃんちに戻りました。あれから別荘Aには行ってません。

零感のハズだからばあちゃんの言う通り幻覚だったのかもしれないけどあんな怖い体験は初めてでした。
中1の時に祖父母は管理人の仕事を辞めたのであの土地に行くことも無くなりました。

ばあちゃんは方言がきついので標準語?で書きました。長文失礼しました。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?162
https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1175230138/330-333




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Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Title : 無題

なにが出てきたのか書いてくれなきゃいやん。

ネフェルタリ 2019.12.21 (Sat) 09:00 編集

Re:無題

でもこれ結局ちゃんと視認してないんじゃ?

2019.12.21 10:06

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