都市伝説・・・奇憚・・・blog
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フデバコさんですか?
2018.12.21 (Fri) | Category : ミステリー・不思議な話
353:1/3:2008/03/06(木)12:40:21ID:HUIO4P11O
幼稚園の行事で、雪山の宿泊施設へ泊まりに行きました。
(アウトドア行事が多かった)
小さなホテルに泊まるグループと、ロッジに泊まるグループに分かれていました。
私はロッジに泊まるグループです。
「寒いねぇ」
とか言いながら、皆で雪を眺めつつ、施設の食堂でお昼ご飯を食べました。
大学の食堂みたいな、大きなザワザワとしたところです。
友達と二人で完食し、ロッジに帰って満足していると、友達が怪訝そうな顔で聞いてきました。
「A(私)ちゃん、なんでご飯食べてるとき友達を無視してたの?」
「友達を?」
「Aちゃんの横に立って話しかけてる子がいたじゃん」
友達曰く、ワンピースを着た女の子が私に話しかけていたのに、私は目もくれずにご飯を食べていて困ってしまった…とのことでした。
しかしうちの幼稚園の制服ではなかったこと、土足厳禁の食堂で汚いローファーを履いていたことから
「変な子だったしまぁいいけど」
と友達は納得していました。
私は自分の食い意地を反省しつつ、食堂、うるさかったからな…よその幼稚園の子だったのかな、と思いました。
354:2/3:2008/03/06(木)12:52:49ID:HUIO4P11O
「それで、その子何て言ってたの?」
「なんかAちゃんに『フデバコさんですか?フデバコさんですか?』って何回も聞いてたよ。フデバコさんって何?」
「…?なんだろう」
お母さんと離れて心細かったのもあり、妙に気持ち悪く心に残りました。
でもそこは園児、夜は先生が皆に本を読んでくれたり、冷凍みかんを作る(笑)などしてすっかり忘れてしまいました。
よく寝て次の日、朝の食堂が騒ぎになっていました。
ホテル組の子が、何か必死に先生に訴えていました。
内容はこんな感じでした。
『男子に酷いいびきをかく子がいて、女子はちっとも眠れなかった。(子供なので部屋は男女混合)腹が立って&好奇心で勝手に皆で部屋の外へ出たら、廊下の遠くにぽつんと、何か銀色の横長のケースが落ちていた。あれはなんだろうと皆でつい見ていたら、ケースから足が生えて…向こうへひょこひょこ歩いていった。』
皆や先生は
「ちゃんと寝ないからだ」
とか
「おもしれーww」
とか
「幽霊とかの話ないの?」
とか、相手にしていませんでしたが…本人達は本気で言っているように見えました。
355:3/3:2008/03/06(木)13:07:30ID:HUIO4P11O
「銀色の横長のケース」…それは「カンペン」ではないかな?とすぐに思いました。
カンペンって、筆箱ですよね…。
筆箱=フデバコ。
ロッジとホテル、施設の位置関係はもう覚えていませんが、私が昼間何度も聞かれた「フデバコさん」と無関係には思えませんでした。
ホテルの子には女の子の話はしていないので、(誰にもしていなかった)後付けのお芝居とも考えられないです。
かといって、足が生えて逃げていったケース(?)、土足の女の子、どう関係があるのか今考えても意図がつかめなさすぎて、不気味で全く分かりません。
女の子はお化け?
自分の無くした筆箱を探して…
…などそれらしいお話を考えてみましたが、では人の形をした私に
「あなたはフデバコさん?フデバコさん?」
などと話しかけた理由は何だったのでしょうか?
その女の子を気付くことができなくて、本当によかったとゾッとします。
「はい」
と答えたらどうなった?
「違います」
と答えたらどうなった?
小さかった私は、幽霊とは白い着物の女のひとで…といったイメージしかなかったので、あまりの得体の知れなさに
「早く家に帰りたい!」
と怯えてしまいました。
見かねた先生が、美味しいふりかけをご飯にかけてくれました。
もう一泊あったので眠れませんでしたが、なんとか家に帰りました。
妖怪なのかな、と今では思います。
似たような体験談を聞かないので、正体や目的は今でも想像できません。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/353-355
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幼稚園の行事で、雪山の宿泊施設へ泊まりに行きました。
(アウトドア行事が多かった)
小さなホテルに泊まるグループと、ロッジに泊まるグループに分かれていました。
私はロッジに泊まるグループです。
「寒いねぇ」
とか言いながら、皆で雪を眺めつつ、施設の食堂でお昼ご飯を食べました。
大学の食堂みたいな、大きなザワザワとしたところです。
友達と二人で完食し、ロッジに帰って満足していると、友達が怪訝そうな顔で聞いてきました。
「A(私)ちゃん、なんでご飯食べてるとき友達を無視してたの?」
「友達を?」
「Aちゃんの横に立って話しかけてる子がいたじゃん」
友達曰く、ワンピースを着た女の子が私に話しかけていたのに、私は目もくれずにご飯を食べていて困ってしまった…とのことでした。
しかしうちの幼稚園の制服ではなかったこと、土足厳禁の食堂で汚いローファーを履いていたことから
「変な子だったしまぁいいけど」
と友達は納得していました。
私は自分の食い意地を反省しつつ、食堂、うるさかったからな…よその幼稚園の子だったのかな、と思いました。
354:2/3:2008/03/06(木)12:52:49ID:HUIO4P11O
「それで、その子何て言ってたの?」
「なんかAちゃんに『フデバコさんですか?フデバコさんですか?』って何回も聞いてたよ。フデバコさんって何?」
「…?なんだろう」
お母さんと離れて心細かったのもあり、妙に気持ち悪く心に残りました。
でもそこは園児、夜は先生が皆に本を読んでくれたり、冷凍みかんを作る(笑)などしてすっかり忘れてしまいました。
よく寝て次の日、朝の食堂が騒ぎになっていました。
ホテル組の子が、何か必死に先生に訴えていました。
内容はこんな感じでした。
『男子に酷いいびきをかく子がいて、女子はちっとも眠れなかった。(子供なので部屋は男女混合)腹が立って&好奇心で勝手に皆で部屋の外へ出たら、廊下の遠くにぽつんと、何か銀色の横長のケースが落ちていた。あれはなんだろうと皆でつい見ていたら、ケースから足が生えて…向こうへひょこひょこ歩いていった。』
皆や先生は
「ちゃんと寝ないからだ」
とか
「おもしれーww」
とか
「幽霊とかの話ないの?」
とか、相手にしていませんでしたが…本人達は本気で言っているように見えました。
355:3/3:2008/03/06(木)13:07:30ID:HUIO4P11O
「銀色の横長のケース」…それは「カンペン」ではないかな?とすぐに思いました。
カンペンって、筆箱ですよね…。
筆箱=フデバコ。
ロッジとホテル、施設の位置関係はもう覚えていませんが、私が昼間何度も聞かれた「フデバコさん」と無関係には思えませんでした。
ホテルの子には女の子の話はしていないので、(誰にもしていなかった)後付けのお芝居とも考えられないです。
かといって、足が生えて逃げていったケース(?)、土足の女の子、どう関係があるのか今考えても意図がつかめなさすぎて、不気味で全く分かりません。
女の子はお化け?
自分の無くした筆箱を探して…
…などそれらしいお話を考えてみましたが、では人の形をした私に
「あなたはフデバコさん?フデバコさん?」
などと話しかけた理由は何だったのでしょうか?
その女の子を気付くことができなくて、本当によかったとゾッとします。
「はい」
と答えたらどうなった?
「違います」
と答えたらどうなった?
小さかった私は、幽霊とは白い着物の女のひとで…といったイメージしかなかったので、あまりの得体の知れなさに
「早く家に帰りたい!」
と怯えてしまいました。
見かねた先生が、美味しいふりかけをご飯にかけてくれました。
もう一泊あったので眠れませんでしたが、なんとか家に帰りました。
妖怪なのかな、と今では思います。
似たような体験談を聞かないので、正体や目的は今でも想像できません。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/353-355
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