都市伝説・・・奇憚・・・blog
深夜オフィスで
2008.06.07 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
はじめまして。私、東京在住のプログラマーを生業とする者です。
以下は、私が前の勤め先を辞める直前の頃の事です。
バブル崩壊の余波は、その会社にもモロに来ました。
取引先のほとんどが、メーカーだったのが、まずかったんでしょう。
取引先に設備投資を抑えられたら、収入はがた減りです。
で、まずはリストラの一環として、社屋を明治通り沿いから、賃借料の安い、武蔵野方面へと引っ越す事になったのです。
色々と不都合があって、明確な地名等は明かせないんですが。
そこは、一番太いパイプのあるメーカーさんも近く、駅からも徒歩3分程度という、言わば好条件だったんですが・・
冒頭で書いた通り、私には、最初から「こりゃぁちょっと・・・」という感じがしていました。
まず、建物の形が実に不自然。まぁ、狭い土地に建物を詰め込もうとしたせいなんでしょうが、真上から見ると、ひずんだ三角形なんですね。
で、一番の鋭角に当たるところで、丁度道がY字型に分岐してて、窓から下を眺めるに、どうにも見通しが悪そうで、実際、事故もちょくちょく起きてました。
交通の便等は良いんだけど、でも長居はしたくない、そんな感じを抱かせる場所でした。
そこに引っ越して1月と経たない頃、小さな地震がありました。震度そのものは大した事もなかったんですが、何しろ高いビルの最上階、その無駄に揺れる事。
「おお、こりゃぁ来るなぁ」
などと同僚と軽口を叩いていた時、突如部屋の中に、
「パシーンッ」
という音が響きました。窓でも割れたか、建材に異状でもでたか、はたまた単にホウキでも倒れたか。
しかし、ビルにも、室内にも、何ら異常は見つけられませんでした。
こんな事がちょいちょいあって、ますます鬱陶しい(私、この手の体験は多い方なので、どちらかと言えばうんざり気味だったのです)なぁ等と思っていた頃です。
お恥ずかしい話ですが、ある仕事がえらく遅れてしまい、納期ぎりぎりに間に合うかどうか、という事になりました。
で、これは徹夜しないと間に合わないな、と。物凄く嫌だけど、一人で徹夜仕事をする破目になった訳です。
深夜をだいぶん過ぎた頃です。ビルの外へ夜食を買いに出ました。勿論、無駄な電灯などは皆消して、自分が使っている以外のコンピュータ(当時は、まだPC-9801でした)も電源を落して。
で、部屋に戻っておにぎりのパックを破っている時に、ふと異状に気づきました。
部屋の隅の方にあるPC-98の電源が入っている。
自分が使っているのとは、別のマシンです。はて、全部落としてあった筈だが、さては忘れていたか。その時はそう思い、やれやれと思いつつ、そのマシンの電源を落としました。
食事を終え、さて、仕事のつづきを、とマシンに向き直った時。
背後で、
「Pipo!」
という、音が。間違いありません。PC-98特有の起動音です。
「え?!」
と振り返ると、確かに、さっき電源を落としたマシンの画面が光っていました。
どれくらい、そうして凍り付いてましたか。気を取りなおし、また電源を落とし、仕事を再会。だが、ふと気を抜くとまた
「Pipo!」。
そんな事を何度か繰り返し、ついに天辺に来た私は、翌朝上司に嫌味を言われるだろうと思いつつ、部屋の明かりを全て点け、くだんのマシンの電源コードを引っこ抜き、CDをかけて仕事に没頭しました。
3時過ぎには仕事を終え、眠りについたと思います。
で、翌朝。私が仮眠室兼用の会議室から出て来ると、部屋の中がざわついている。見れば、例のマシンの周囲に人が集まっている。
「君、昨日の夜このマシンいじったか?」
と上司に聞かれました。
「ATOKがいかれてるんだよ。どうにも文字化けばっかりしてさ」
と。
確かに、変換しても画面には出鱈目な文字化けしか出てこない。が、私は、その文字化けの中に、一定の法則があるのを見つけてしまいました。
ぐちゃぐちゃな文字の中に、時折現れているまっとうな文字。それはどれもこれも不吉というか、おぞましいというか、そういった印象を抱かせるものばかり。「死」「腐」「憎」「病」・・・そういった文字。
画面全体の文字化けを眺めても、何か、そこから睨まれているような。
昨晩の説明もそこそこに(到底信じては貰えかろうし)、ソフトの再インストールから、ハードディスクのフォーマットまで、色々試しましたが、結局そのマシンは治らず、更にその翌日には、廃棄処分になりました。
それ以来、私は
「二度とこの部屋で徹夜などするまい」
と決めました。まぁ、それどころか、会社そのものを辞めてしまったんですが。
あの現象がどんな意味を持っていたのか、あるいは、何の意味も持たない、言わば通り魔的なものだったのか。それすらも解りません。
先日、その会社の近くに住む友人宅を訪れた時、そのビルまで行ってみたのですが、案の定というか、何というか、その会社があったフロアは貸し出し中になっていました。
ヤカン
2008.06.06 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
案外に直りが早く食欲も復活し、学校行きゃよかったよな、などと思いつつ手軽にしゅっとインスタントラーメンでも食べようと台所に向かいました。
普段料理をしない自分はようやっとヤカンを探し出し、何やら普段より汚らしく感じたそれを水ですすごうとフタを開けると、長く黒い髪の毛が底を隠してしまうぐらいビッシリと入っていました。
私はそれを思わず真顔で見つめました。家族には長い髪の者はいなかったから・・・
しかしすぐに私は手の動きを緩めることなく、ヤカンに水を勢いよく入れて髪の毛もろとも三角コーナーに流してしまいました。
心の中で異常を認めるのが恐ろしかったのです。(昼間、一人だし・・・)
それで湯沸かして予定通りカップラーメン食ってさっさと寝ました。
謎の事件
2008.06.05 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
ある探偵事務所の行方不明者の未解決事件の話です。
Yさんの話しによると。
その行方不明な男性は長距離トラックの運転手でした。
その日もその男性はトラックで青森の方の高速を走り、あるドライブインで休憩をとったそうです(そこまでは調査済み)そのドライブインは昔からやっている元は何かの倉庫を改造した長距離トラック専用の休憩所があり、運転手はその倉庫にトラックごと入り、トラックの中で仮眠をとるそうなのです。
前もってその倉庫を管理しているドライブインのオバちゃんに
「何時何分に起こしてくれ」
と告げておくと、オバちゃんがお茶のサービスとともに起こしてくれる仕組になっています。
しかし、その男性はオバちゃんが起こしにいく前に、倉庫のトラックの中からこつぜんと姿を消しました。
いなくなったのです。
倉庫はいくつかあったのですがひとつだけ使っていない倉庫がありました。
普段はその倉庫はシャッターがおりています。
その男性がいなくなったのを発見したのはやはりその倉庫で仮眠をとっていたトラック運転手でした。
いつもならシャッターがおりている倉庫が今日はシャッターがあいていて、しかも中にトラックが入っていると不審に思い、その男性より一足先にそこをたつ予定のその運転手は気になってオバちゃんに報告しにいき、事件が発覚しました。
オバちゃんの話しによると、どういう理由なのだかよくしらないが(その倉庫を管理していたのは元はオバちゃんの旦那さんで、旦那さんが亡くなった後、そのオバちゃんが管理をまかされていたらしい)昔からあの倉庫だけは使うなと言われていた。
それがなぜなのだかよくわからないけど、でも倉庫のシャッターは鍵がかかっていて、あく訳がないし、その男性がやってくる前も確かにしまっていたとオバちゃんは主張します。
でも、実際はその倉庫は開いていて、その男性は行方不明。
夜中の高速道路のドライブインです。
車がなくて、どこかへ行ける訳もありません。
Yさんは元刑事のコネクションも利用して、その男性の行方を追いました。
Yさんの敏腕ぶりが効をそうして、その男性は10日後に見つかりました。
意外な場所で。
場所はなんと、瀬戸内海の人一人乗れば精一杯な突起した岩山の上で。
漁に出ていた海女さんが発見してくれたそうです。
地元の警察に、身元不明者として警察の死体置き場に安置されていました。
ここからはもうYさんの介入できる範囲の話しではありません。
なぜなら対象者(業界ではマルタイと言います)が遺体で発見されたのですから。
ここからは警察の範疇になります。
しかし、なぜそんな所で見つかったのか?
アシもないのに?
最後に目撃されたのが青森。
遺体で発見されたのが瀬戸内海。
興味を持ったYさんは、元刑事というコネクションを最大限に利用して、遺体の発見状況の情報を手にいれたそうです。
それによると。
遺体は死後2日ないし3日はたっていたそうです。
しかも遺体はまるで臨月が近い妊婦のように腹がポコンと膨れていたそうです。
そして体には無数のひっかき傷が。
最初お腹が膨れあがっている遺体を見た検視官は溺死して、お腹の中には水がたまっていて膨れているのだと思ったそうです。
しかし、遺体を解剖してみたところ…驚くべきことがわかりました。
遺体の胃にはまったく水は入っていませんでした。
それどころか、胃から食道、口の中にまで、アワビ、サザエ、ウニ、その他貝類と海の幸がほとんど消化されないままぎっしりつまっていたそうです。
本当にぎっしり…。
そしてもうひとつ不可思議なのは、遺体の体に無数についたひっかき傷。
あきらかに人間…および、なにか爪のある動物につけられた傷らしいのですが、その傷がなにかおかしい。
人間ならば皮膚をひっかく時は1~5本の爪跡が残ります。
同じ方向で同じように傷をつけようと思えばそれ以上の爪跡はどうしても不自然になるのです。
ところが、遺体についていた傷跡は1~5本の爪跡も確かにあったのですが、それ以上、つまり6~8本の自然につけられたであろう爪跡が残っていたそうです。
例えば人間であった場合、5本以上の爪跡を皮膚につけようとして片方の指にもう片方の指を足してつけると、どうしてもそのつけたした部分が不自然な跡として残るはずです。
ところがその爪跡はなんとも自然。
解剖医は
「これは…指が6本、ないしは7本8本の動物にひっかかれたと想定するのが自然なのだが…そんな動物ははたしているのかどうか…動物学者に聞いてみないと私にはわからない」
と言ってサジを投げたそうな。
と、いう訳で。
Yさんから聞いたその不可思議な事件の調査表は今でもあります。
ただし、地元警察はこれはなかったこととして事件そのものを抹消してしまったそうです。
警察データにはただ「溺死」として残っているはず。
同窓会
2008.06.03 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
その手紙は中学の同級生の村瀬という人物からの同窓会への誘いでした。
懐かしいな~、あのイジメられっ子だった村瀬か
そういえばアイツ卒業式の日もタイムカプセルに閉じ込められて泣いてたっけ。
卒業式から20年たち、すでに中年といえる年になった星野は若かった頃の思い出がふつふつと込みあげてきます。
そして、この同窓会に行くことを決意しました。
そして当日、居酒屋には12人が集まりました。
まあ仕事もあるし家庭もあるのだから、全員集まらないのはしかたないのですが、同窓会に来るはずの村瀬は来ませんでした。
そしてすっかり酔いも回った頃
「忙しく、飲み会には参加できないのでタイムカプセルを置いた防災シェルターで待っています」
というメールが星野のケータイに入りました。
そんなメールが入りタイムカプセルの事を思い出した面々はさっそく車を走らせ、20年前通った中学校の校庭の一角にある防災シェルターを目指しました。
酔ったいきおいで20年間使われる事の無かったシェルターのカギを壊し、中に入ると変な匂いが漂っているのが感じられました。
匂いの元とタイムカプセルはわけなく見つかりました。
タイムカプセルのそばにフロパンガスの缶が青白い顔をした少年とともに転がっていたからです。
その少年を見た瞬間、一同は凍りつきました。
20年前とまったく変わらない村瀬の姿がそこにあったからです。
そして次の瞬間、少年は手にもっていたライターをつけました。
後日談
昨夜、●●中学校で起きた事件について続報がはいりました
この事件は検死の結果、死後約20年程が経過している事と現場で発見された証拠により少なくとも1名がガスを吸引し自殺した事がわかっていますが、残り12人については詳しい死因はわかっていません
淡々と語られるのが怖かった・・・・
駅のトイレで
2008.06.01 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
待っているうちにトイレにいきたくなり仕方なく一人でトイレに行った。
男子トイレを過ぎて女子トイレに入る。個室に入り、ドアを閉めた、次の瞬間
「ダン!!!!」という音と共にドアの上の隙間から手が2本出ていた!
あまりにもビックリしすぎて声も出なかった。一度は顔をそむけたが
もう一度ドアを見るとそこにはもう何もなかった。
ずーっとここに居る訳にもいかないので、覚悟をきめて恐る恐るドアを開けた。
が、そこには誰もいなかったし何もなかった。
幽霊なのか人間かはわからないけど、あたりに人は誰もいなかったのだよ。
もう夜に駅のトイレは行かないと決めている。あんまりでスマソ。
