都市伝説・・・奇憚・・・blog
痺れ
2008.07.27 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
「いきなり右足だけしびれだしたんだよ・・・」 友人Kは語りだした。
「おまえなんでもない?。つーか、あの時何もなかった?」
「いや、別に何も・・・。どうかしたのか?」
10日ほど前、心霊好きの友人がネットで見つけた所謂心霊スポットに、深夜数人で探検という快挙(私に言わせれば暴挙に近い)を成し遂げた。
意気込んだ割にはものの15分ほどで終わりになってしまい、無理やり連れて来られる形になった私もやや拍子抜けの感があったのだが、底の浅い心霊マニアにとっては十分な「探検」だったのだろう。
「建物の中入って、右の廊下を奥まで行って、部屋の中覗いて帰ってきたろ?廊下の奥から引き返したときだよ。」
友人が見つけてきたスポットは郊外にある廃墟で、この手のものに決まってある暴走族の落書きがほとんどみられない珍しいものだった。
元々は大きなガラスのドアにでもなっていたのだろうと思われる入口から入ると、左右に伸びる廊下。
右に向かった廊下を突き当たりまでたどると、大きな鉄製のドアで行き止まりになり、そこから引き返した。
ただそれだけである。
いくつかある小部屋(?)にも入らなかったし、左に伸びる廊下にも足を踏み入れなかった。
わざわざ数珠まで忍ばせていた私が滑稽に思えた。
これは探検ではなく儀式だったのだ、「ビビリ屋」でないことを仲間内で確認し合うための・・・。
だから花を手向けた私をからかったりしたのだろう。
「なんかこう、『バチ―ン』て感じで・・・。一瞬、何か尖った物ででも足刺したのかと思ったら痺れなんだよ。正座なんかしてなるのと一緒。ただ右足だけ。」
「・・・・・・」
「一瞬で足がしびれたのは初めてだよ、あと、立ったまま足がしびれたものな。絶対にヤバイと思ったよ、いや、いきなり痺れたのもそうだけどさ、あんとき何か『出た』ら、逃げられないし、おまえら絶対俺を置いてくだろう?必死で付いてったよ」
「・・・・・・」
「俺たちやっぱ祟られたみたいだぞ。まあ、俺の場合は当日足が痺れただけだったけど、FとMは事故で重態、Hはいきなりぶっ倒れたと思ったら即入院、ICU行きとはな・・・ あそこ行って一週間チョイでこれだからな、マジ、祟りかもな。」
「・・・・・」
「おまえも足しびれるとか、肩が重くなるとかで済んでるのかなと思って声掛けたんだけどまだ何もないようだから気をつけろよ。ホント足しびれるくらいで済んでよかったよ俺。ま、そんな暗い顔すんなよ。自分から霊呼んじゃうぜ。」
Kは言いたいことだけを言ってしまうとそそくさと帰っていった。
私はそんなに暗い顔をしていたのだろうか・・・。
私は再びパソコンに向かうと、保存してあるいくつかのメールを見やった。
from:M
to:xxxx
subject:びっくり
おとといの肝試し、戻ろうとする直前足がいきなりしびれだしてビビッた。
それもなぜか右足だけ。これだけなら不思議でもなんでもないけど、Fに話たらFもだって。これにはびっくりだったよ。写真何か写ってるかも。
ほんじゃ、また。
・・・バイク直ったよ~ン・・・
from:H
to:xxxx
subject:霊障・・・かも
調子悪いです。頭痛です。飲み杉かもです。
この間は言わなかったけど、実は変なことがありました。
Fが「戻ろうか」という少し前、突然右足だけしびれだして歩くのがやっとになってました。
外に出たとたんに直ったんでまず霊障間違いなしです。
なんかヤバイ気がするので写真現像出してないです。
奴らには内緒ね
う~頭いて。
今、何段目ですか?
2008.07.25 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
で、そのマンションの2階から3階までを階数を数えながら登りきると死ぬといわれていたそうです。
当時の友人もその話を聞き、死ぬかどうか試してやろうということでそのマンションに行きました。
外見はかなり気味が悪かったそうですが、好奇心に負け、2階に駆け上がったそうです。
チャレンジ開始。
が、半分の踊り場まで来たところで突然、上から白い着物らしきものを着たおばあさんらしき人が降りてきて、友人にこう尋ねたそうです。
「いま、何段目ですか?」
人がいるとは思ってなかったらしいので、かなりびっくりしたそうで、今何段目だか忘れてしまったそうで、
「いや、忘れちゃいました」
するとおばあさん、チッ、と舌打ちして早々に降りていったそうです。
おばあさんが降りたあと、友人もなぜか気味が悪くなって数えるのをやめて一目散にマンションを出たそうです。
ところが、帰り道、よく考えてみると、あのおばあさんはなんだったんだろう?
あのマンションはとっくに人は出払ってるはずなのに、何でおばあさんが?
それに、自分は階段の段数を声を上げて数えていたわけではない。
じゃぁ、なぜあのおばあさんは、段数を数えていたことを知っていたんだ・・・?
あれは、そのまま上りきったら死んでしまうというおばあさんの警告だったのか、はたまたそのおばあさんがあの世へ引き込もうとしていたのか・・・
永遠の謎だそうです。
ドクロ5つ
2008.07.24 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
がちがちのオカルト否定派の友人から聞いたので印象に残った話。
その友人が、同じく幽霊なんて馬鹿じゃん派の先輩と他の友人二人で心霊スポットに深夜ドライブに出かけた。「ネットで見つけた”霊感ゼロの人でも見る”」クラスのスポットで、そのページでは「ドクロマークが5つついてた。」らしい。
関東の北のほうの湖だか沼だかだった。その湖を囲む道を、先輩の車で菓子食っておしゃべりしながら2時間近くもぐるぐる回っていた。周囲は山で民家の明かりがぽつぽつあるほかはたいした明かりも無く、他の車のとおりも無い気味の悪い所だったが、別段変わった事は起こらなかった。
「やっぱ何もおこらねーじゃん。」
「何がドクロ5つだよ」
と友人たちは笑いあった。
そのとき後ろから短いサイレンの音。
「ウーゥ」
「前の車。左に寄せて止まりなさい」
降りてきた警官は免許見せて、とか何しに来たのとか聞いてくる。
先輩はむっとして、ここには暇だからドライブに来た、自分らはスピードも出してないし、飲酒もしてない。なんで職質なんて受けなきゃいけないんですか、と慇懃無礼な態度で質問した。
警官が言うには
「近所の住人から通報があったんだ。屋根の上に人を立たせて走ってるシビックが走ってて、危ないからやめさせてくれって」
同窓会
2008.07.23 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
今年の夏、田舎に帰るかどしようか迷っていた頃ヨッシーから電話がありました。
「何年も戻ってないけどどうしてるんだ?今年の同窓会には参加しないのか?今年は、盛大にやるから先生たちも同級生もほとんどみんな出てくるんだ。幹事のミエもお前に連絡がつかないとぼやいていたぞ。電話してやってくれ。」
そんな内容だった。
ミエの電話番号を聞いて、彼女に連絡して今年の同窓会に出席することにした。
同窓会に出席すると同級生や先生達の懐かしい顔があった。
25年目ぶりなので、ほとんど顔と名前が一致しなくてみんなに怒られたり、あきれられたり
「相変わらず失礼なやつだなぁ。」
と仲の良かった先生にも笑われた。
しかし、その中にヨッシーはいなかった。
幹事にそのことを聞くと
「ヨッシーって誰?」
と聞き返された。
確かにそのあだ名と顔は思いされるのだが名前は、苗字も下の名前も思い出せなかった。
他の誰に聞いてもわからなかった。
そして、僕に電話をかけた人間は誰もいなかった。
幹事のミエも、そういえば他のみんなにははがきで出席の確認を取っていたので自宅の電話番号しか教えていないので携帯に直接かけてきたのはあなただけだったのでビックリした、といっていた。
その場の空気が悪くなりそうだったのでそれ以上話を広げなかったが、誰も、嘘を言っている感じではなかった。
2次会でまたそのことが話題になった。
誰もヨッシーを思い出せなかったし、後輩や両親、兄貴にまで電話をかけてみたけど誰も知らなかったし、僕に同窓会を教えてくれた友人は誰もいなかった。
ただ、母親がヨッシーらしき友人を覚えていた。
一度汚れた古本を誕生日のプレゼントだと言って帰ってきたことがあった。
あんまり熱心に読んでいるので捨てろとは言い出せなかったが、プレゼントにゴミ箱から拾ってきたようなものを渡すとはへんな友達だなぁと思ったので良く覚えているとの話だった。
タニグチがリダイヤルか何か残ってないか?と聞いてきた。
携帯の着信は、10件保存されるのであまり使っていない僕の携帯には、彼の電話番号が残っていてもおかしくはない。
調べてみると確かにそれらしい番号があった。
リダイヤルを押すといきなり扉の向こうで携帯の着信音らしきものがいきなり鳴り出した。
友人の何人かがいきなり飛び出し扉を開けたが、誰もいなかった。
その瞬間僕の携帯がいきなり電池が切れてしまった。
(それ以来壊れてしまった。)
みんな怖くなって2次会は早々に切り上げることになった。
そして、先日ヨッシーからのメールが届いた。
「そのうち、そっちに遊びに行くからその時はとめてくれよな。」
と書かれてあった。
返事はまだ書いていない。
ICQ
2008.07.22 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
くだらない上に長文なので心の狭い方は無視しちゃって下さい。
去年の今頃、俺が友達のTの部屋に居た時の事。
時間は午後の3時くらいだったと思う。
友達はネット、俺は漫画を読んでだらだらしていた。
そんな中突然Tが「何だあ?」と声をあげた。
「どうした?」
「いや・・・ちょっと画面見てみ」
そう言われてディスプレイを覗いてみると何の変哲もないホームページが写し出されていた。
右上にはICQのメイン画面がある。
「このページがどうかしたの?」
「違う違う、ICQのとこ!」
意味が分からず視線をそちらに移す。
ICQをしてる人なら分かると思うが、メイン画面にはメッセージを交わす相手のネームが並んでいる。
オンラインの人は青字、オフラインの人は赤字で・・・
そこでおかしなな事に気付いた。
「アレ?何で俺がオンラインになってんの?」
そう、俺のネームがオンラインの青字の所に並んでいたのだ。
「な!変だろ?さっきあがって来たんだけど」
俺がここにいるのに俺のQがあがるはずがない。
まるでわけが分からない俺とTはとりあえず“俺”に向けて適当なメッセージを送ってみた。
俺とTはこの異常な事態に興奮状態になっていた。
しばらくすると返事が返ってきた。
勢い込んで見てみるとそこには送ったメッセージがそのまま書かれているだけだった。
また送ってみても結果は同じ。
さすがに気味が悪くなった俺は家に電話をしてみた。
俺の家は3人家族で親は共働きなのでこの時間家には誰もいないはずである。
案の定、誰も出ずに電話はFAXへと切り替わった。
こうなったら家に帰るしかない。
「俺、ちょっと家帰るわ」
Tの家から俺の家まで原チャリで15分。
当然家には鍵が掛かっており、俺の部屋も普段のままだった。
パソコンは消えており、俺はTAの子機でネット接続をしているのだが、それのコンセントも外れたまま。
ネットに繋がるはずのない状態だった。
パソコンを起動し、TAのコンセントをつないだ。
タスクバーにあるICQのアイコンをクリックする。
見慣れた起動画面。
その途端――
パチン!と音がして画面が真っ暗になった。
どのキーを押してもパソコンはまるで無反応。
仕方なく再起動させもう一度Qを起動させると
パチン!また画面が黒くなった。
もう一度同じ事を試みたが結果は同じ。
かなり怖くなって来た俺がTに電話をしてみると俺が出てって10分後くらいに“俺”は落ちたそうだ。
ただし落ちる前に“俺”から無言のメッセージが立て続けに10回くらい来たらしい。
電話越しにもTがびびっているのが分かった。
その後もQを起動させる度に同じ状況に陥り、腹が立ったのでICQ自体アンインストしてしまった。
その頃はもう身内くらいとしかQをやってなかったので支障は無かったのだが。
ちなみにそれ以外でパソコンに目立った不具合は生じていない。
あの時ICQをしていた存在が何だったのか、今思い出しても背筋が寒くなる。
(管理人注:ICQとはパソコンのインスタントメッセージソフトです。)
