都市伝説・・・奇憚・・・blog
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おーい
2009.02.06 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
1980年7月末、大学生になったばかりの俺は、友人と2人で北アルプス・剣岳に登った。
立山から入山し、剱沢のカールを横断。劔山荘を経て、平蔵谷のコルに出る一般的なルートを通った。
1980年は冷夏で、7月末というのに梅雨は明けず、立山から剣岳への山行はほぼ雨だった。 コルに到着しても雨はやまず、剣岳のピークはガスに覆われて何も見えない状態だった。
悪天候のせいもあり、ほとんど登山者に行き交うことはなく、カニのタテ這い・ヨコ這いをクリアして、頂上に立ったときは俺たち以外に誰もいなかった。
ガスってて何も見えないし、雨も降り続いていたので、記念写真を撮るとそそくさと下山にかかった。
鎖場を降りると「おーい、おーい」と呼ぶ声がする。淋しかったので、下に別のパーティーがいると思い、降りるスピードを早めた。
呼ぶ声は次第に近くなり、眼下に薄っすらキスリングの影が見えてきた。
キスリングのパーティーとは出会ってないのにおかしいなと思いながらも、歩を早め前を行くパーティーに近づいていった。 もうあと5mというところで、先頭を行く俺は思わず足を踏みとどまった。
そこは崖だった。
あっと思う間もなく、前を行くキスリングはガスの中に消えていった。
俺は凍り付いてしまった。
友人は声は聞いていたがキスリングは見ていないという。
俺だけが見たから、疲労から来る幻覚かも知れないと思っている。でも、結構リアルな幻覚だ…。
あのままキスリングに追いついていたらどうなっていたのか?夏になると時々思い出す。
立山から入山し、剱沢のカールを横断。劔山荘を経て、平蔵谷のコルに出る一般的なルートを通った。
1980年は冷夏で、7月末というのに梅雨は明けず、立山から剣岳への山行はほぼ雨だった。 コルに到着しても雨はやまず、剣岳のピークはガスに覆われて何も見えない状態だった。
悪天候のせいもあり、ほとんど登山者に行き交うことはなく、カニのタテ這い・ヨコ這いをクリアして、頂上に立ったときは俺たち以外に誰もいなかった。
ガスってて何も見えないし、雨も降り続いていたので、記念写真を撮るとそそくさと下山にかかった。
鎖場を降りると「おーい、おーい」と呼ぶ声がする。淋しかったので、下に別のパーティーがいると思い、降りるスピードを早めた。
呼ぶ声は次第に近くなり、眼下に薄っすらキスリングの影が見えてきた。
キスリングのパーティーとは出会ってないのにおかしいなと思いながらも、歩を早め前を行くパーティーに近づいていった。 もうあと5mというところで、先頭を行く俺は思わず足を踏みとどまった。
そこは崖だった。
あっと思う間もなく、前を行くキスリングはガスの中に消えていった。
俺は凍り付いてしまった。
友人は声は聞いていたがキスリングは見ていないという。
俺だけが見たから、疲労から来る幻覚かも知れないと思っている。でも、結構リアルな幻覚だ…。
あのままキスリングに追いついていたらどうなっていたのか?夏になると時々思い出す。
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窓ガラス
2009.02.01 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
専門学生の頃、仲間内で百物語やったんだよな。
でも実際、百も話が無い。んで、ネットで「自分的に怖い話」を掻き集めてなんとか百個、怖い話を集めたんだよな。
蝋燭立てんのは、火事なったら恐いから、煙草を、一つ話したら一本吸うって方法で。
んで百話し終わって、百本目の煙草を灰皿に押し付けたら、不完全燃焼でも起こしてたのか、なんか吸殻が燃え上がってさ、女の子ら、ビビッて泣き出したんだよ。・・・でも、マジ怖かったのは。
窓ガラスが突然割れた事。
いや、公民館だったんだけどさ。同窓会って名目でレンタルして。大会議室でやってたんだ。窓は押し開くタイプで12枚あって、それが全部一気に割れたんだぜ。
「やっぱ、ネットで他人の話、集めたのは、ズルかったよなぁ」
仲間の一人がそう言ったら・・・
『そうだ』
って、天井から声がしたんだよ。
何つーか、上からした声なのに、地を這うみたいな声で。
で、何が怖かったって、その『そうだ』って声で、いや別に「怖い声」じゃなかったんだぜ。なのに、全員気絶したんだよ、俺も。
目覚ましたら、すでに朝で、更に絶叫モンの恐怖が其処に・・・
窓、割れてなかったんだよ。
なのに、ガラスの破片が部屋中に散らばってて。
俺らガラスの破片の絨毯の上で、寝返り一つ打たずに寝てたんだ。
でも実際、百も話が無い。んで、ネットで「自分的に怖い話」を掻き集めてなんとか百個、怖い話を集めたんだよな。
蝋燭立てんのは、火事なったら恐いから、煙草を、一つ話したら一本吸うって方法で。
んで百話し終わって、百本目の煙草を灰皿に押し付けたら、不完全燃焼でも起こしてたのか、なんか吸殻が燃え上がってさ、女の子ら、ビビッて泣き出したんだよ。・・・でも、マジ怖かったのは。
窓ガラスが突然割れた事。
いや、公民館だったんだけどさ。同窓会って名目でレンタルして。大会議室でやってたんだ。窓は押し開くタイプで12枚あって、それが全部一気に割れたんだぜ。
「やっぱ、ネットで他人の話、集めたのは、ズルかったよなぁ」
仲間の一人がそう言ったら・・・
『そうだ』
って、天井から声がしたんだよ。
何つーか、上からした声なのに、地を這うみたいな声で。
で、何が怖かったって、その『そうだ』って声で、いや別に「怖い声」じゃなかったんだぜ。なのに、全員気絶したんだよ、俺も。
目覚ましたら、すでに朝で、更に絶叫モンの恐怖が其処に・・・
窓、割れてなかったんだよ。
なのに、ガラスの破片が部屋中に散らばってて。
俺らガラスの破片の絨毯の上で、寝返り一つ打たずに寝てたんだ。
まづめ時
2009.01.28 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
大学時代に友人から聞いた話。
釣りが大好きだった友人はその日も朝から釣りに出かけていた。
場所は川の上流域で、かなりの山奥である。
ここから先は、友人の語り口調で書かせていただきます。
「車で行ったんだけど、途中からは獣道すらなくてな。仕方なく歩いたんだよ。かなりの悪路だったな。
崖も越えたし、途中クマが木をひっかいた痕もあったな。
で、やっと釣れそうなポイントにたどり着いてな。
早速、そこらへんの石をひっくり返して川虫を集めたのよ。」
俺「餌ぐらい買えばいいのに。」
「いや、現地でとった餌は食いつきが違うんだよ。何よりとるのも楽しいしな。」
俺も現地で餌を調達したことがあるが、あの作業は虫が嫌いな人間にとって地獄である。それ以来、俺はもっぱらイクラ派だ。
そんなわけで不本意ながら同意し、話の続きを催促した。
「虫を確保して、早速釣り始めたんだ。そしたら面白いぐらい釣れてな。ものの3時間で十五、六匹は釣れたんだ。でも朝まずめが終われば流石に途絶えるだろうなって思ってたのよ。」
知ってる人も多いと思うが、釣りは朝と夕方の「まずめ時」が最も釣れる。
「けど爆釣モードは昼を過ぎても全く終わる気配がない。生涯で最高の一時だったね。時がたつのも忘れて夢中になったよ。気付いたら辺りは薄暗くてな。もう夕方になってたんだ。
身の危険を感じて、帰り支度を始めたんだよ。
ふと背後に気配を感じて振り返ったら、小さい女の子が背を向けて立ってる。
少し近づいて「こんなとこで何してんだい?」って聞いてみたんだよ。
振り向いた顔を見てギョッとしたね。顔がお婆さんだったんだよ。
しかも、顔がひきつるぐらい満面の笑顔だったんだ。」
俺もギョッとした。
「でも病気か何かだと思って、同じ質問を繰り返したんだ。今度は丁寧語でな。
そしたら笑顔を崩さないまま、「いつまで」ってつぶやいたんだよ。何回も。
キチ〇イだったんかなあと思って、軽く会釈して帰ろうとしたんだ。
「そしたら、急に婆さんの声が合成音声みたいになって、「いつまで生きる?」って言ったんだよ。背筋がゾクッとして、こいつはこの世の人間じゃないと思ってな。
凄い勢いで下山したんだよ。途中、婆さんのつぶやく声が何度も聞こえた。
薄暗い山奥でだせ?発狂寸前だったよ。あ~あ、最高のポイントだったのにもう行けねえなぁ…。」
俺は自分の膝がガクガク震えているのを感じた。
話の途中から友人は気持ち悪いほど満面の笑顔だったのだ。
それからしばらくして友人は自殺した。
釣りが大好きだった友人はその日も朝から釣りに出かけていた。
場所は川の上流域で、かなりの山奥である。
ここから先は、友人の語り口調で書かせていただきます。
「車で行ったんだけど、途中からは獣道すらなくてな。仕方なく歩いたんだよ。かなりの悪路だったな。
崖も越えたし、途中クマが木をひっかいた痕もあったな。
で、やっと釣れそうなポイントにたどり着いてな。
早速、そこらへんの石をひっくり返して川虫を集めたのよ。」
俺「餌ぐらい買えばいいのに。」
「いや、現地でとった餌は食いつきが違うんだよ。何よりとるのも楽しいしな。」
俺も現地で餌を調達したことがあるが、あの作業は虫が嫌いな人間にとって地獄である。それ以来、俺はもっぱらイクラ派だ。
そんなわけで不本意ながら同意し、話の続きを催促した。
「虫を確保して、早速釣り始めたんだ。そしたら面白いぐらい釣れてな。ものの3時間で十五、六匹は釣れたんだ。でも朝まずめが終われば流石に途絶えるだろうなって思ってたのよ。」
知ってる人も多いと思うが、釣りは朝と夕方の「まずめ時」が最も釣れる。
「けど爆釣モードは昼を過ぎても全く終わる気配がない。生涯で最高の一時だったね。時がたつのも忘れて夢中になったよ。気付いたら辺りは薄暗くてな。もう夕方になってたんだ。
身の危険を感じて、帰り支度を始めたんだよ。
ふと背後に気配を感じて振り返ったら、小さい女の子が背を向けて立ってる。
少し近づいて「こんなとこで何してんだい?」って聞いてみたんだよ。
振り向いた顔を見てギョッとしたね。顔がお婆さんだったんだよ。
しかも、顔がひきつるぐらい満面の笑顔だったんだ。」
俺もギョッとした。
「でも病気か何かだと思って、同じ質問を繰り返したんだ。今度は丁寧語でな。
そしたら笑顔を崩さないまま、「いつまで」ってつぶやいたんだよ。何回も。
キチ〇イだったんかなあと思って、軽く会釈して帰ろうとしたんだ。
「そしたら、急に婆さんの声が合成音声みたいになって、「いつまで生きる?」って言ったんだよ。背筋がゾクッとして、こいつはこの世の人間じゃないと思ってな。
凄い勢いで下山したんだよ。途中、婆さんのつぶやく声が何度も聞こえた。
薄暗い山奥でだせ?発狂寸前だったよ。あ~あ、最高のポイントだったのにもう行けねえなぁ…。」
俺は自分の膝がガクガク震えているのを感じた。
話の途中から友人は気持ち悪いほど満面の笑顔だったのだ。
それからしばらくして友人は自殺した。
夢遊病…?
2009.01.27 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
私の弟は睡眠中無意識に歩き回る、いわゆる「夢遊病」患者でした。
そのおかしな行為は小学校高学年のころがピークでした。 3、4日に1度は夜中にむくりと置きだし、とっくに終わっているはずのテレビの電源をつけて砂の嵐を無心にじっとみつめています。
パジャマのままかばんを背負って、鍵がかかって開かない玄関のノブをがちゃがちゃと開けようとし、家族全員で引き止めたこともあります。
また、ある時は、誰かの気配を察して目をあけると、弟が私の首に手を伸ばそうとし、 突然目を空けた私に驚いて身を翻したこともありました。
その頃、私達の家族に心配事が降りかかってきました。
それは、小学校5年で恒例となっているキャンプ合宿の授業が近づいてきたことです。 夜中に勝手にテントを抜けて歩き回ったりしたら・・・。
考えただけでぞくっとしました。
ここからは、弟のクラスメートから後に聞いた話です。
予想通りのことが起こりました。
夜中、キャンプファイヤーで盛り上がり、枕なげなど一通りの儀式的なことが終わった後、就寝時間となり半強引的に先生達にそれぞれのテントに連れもどされました。
直ぐに寝息を立てるものもいましたが、なかなか寝付けない子供も多かったようです。 何時間経ったころでしょうか、先生も眠りについて大分たったころそれが起こりました。 弟がむくりと起き上がり、リュックが山積みになっている方へすーっと進んで行ったのです。
そして、リュックの山をまさぐりながら、
「違う、違う。ない!おかあさん、ないよ!」
と言って騒ぎはじめたそうです。
起きていた子供達が1人2人と顔をあげてそちらを見始めました。 しばらく、その異様な光景に恐ろしくて誰も声をかけませんでしたが、 勇気を出した1人が
「どうした?」
と声をかけると、ハっと振り返り、
「行かなきゃ!」
といって、適当にリュックを手に取って外へ飛び出していったそうです。
さすがに驚いたみんなは力ずくで止めに入ったそうですが、遠くの方を見ながら、
「行かなきゃ、行かなきゃ。」
と言い続けていたそうです。
その翌日、弟は腹痛と40度近い高熱で2日間うなされ続けました。
普通の風邪だと思っていた母は
「明日にでも病院に連れていけばいいわ。」
と、わりと気楽に考えていました。
ところが、その日の夜、寝ていた母の夢の中に弟が出てきたそうです。
母の枕元に立って、
「お母さん、うらむよ~。うらむよ~。うらむよ~。」
ハっとわれに帰った母は、これは直ぐに病院に連れて行かなきゃいけないと察し、弟の寝ている部屋に駆け込んで行きました。
向こうを向いて寝ている弟に声をかけ、回り込んで弟の顔を覗き込むと、 寝ていると思い込んでいた弟は、大きく目を見開いたまま動かずに
「うらむぞ、てめぇ。」
とささやいたそうです。
車で救急病院に連れて行くと、すぐ手術室に運ばれました。
あと1時間でも遅れていたら命はなかったそうです。
その後も弟にまつわる様様な事件が起こりました。
そして、訳あって彼はもうこの世にはいません。
そのおかしな行為は小学校高学年のころがピークでした。 3、4日に1度は夜中にむくりと置きだし、とっくに終わっているはずのテレビの電源をつけて砂の嵐を無心にじっとみつめています。
パジャマのままかばんを背負って、鍵がかかって開かない玄関のノブをがちゃがちゃと開けようとし、家族全員で引き止めたこともあります。
また、ある時は、誰かの気配を察して目をあけると、弟が私の首に手を伸ばそうとし、 突然目を空けた私に驚いて身を翻したこともありました。
その頃、私達の家族に心配事が降りかかってきました。
それは、小学校5年で恒例となっているキャンプ合宿の授業が近づいてきたことです。 夜中に勝手にテントを抜けて歩き回ったりしたら・・・。
考えただけでぞくっとしました。
ここからは、弟のクラスメートから後に聞いた話です。
予想通りのことが起こりました。
夜中、キャンプファイヤーで盛り上がり、枕なげなど一通りの儀式的なことが終わった後、就寝時間となり半強引的に先生達にそれぞれのテントに連れもどされました。
直ぐに寝息を立てるものもいましたが、なかなか寝付けない子供も多かったようです。 何時間経ったころでしょうか、先生も眠りについて大分たったころそれが起こりました。 弟がむくりと起き上がり、リュックが山積みになっている方へすーっと進んで行ったのです。
そして、リュックの山をまさぐりながら、
「違う、違う。ない!おかあさん、ないよ!」
と言って騒ぎはじめたそうです。
起きていた子供達が1人2人と顔をあげてそちらを見始めました。 しばらく、その異様な光景に恐ろしくて誰も声をかけませんでしたが、 勇気を出した1人が
「どうした?」
と声をかけると、ハっと振り返り、
「行かなきゃ!」
といって、適当にリュックを手に取って外へ飛び出していったそうです。
さすがに驚いたみんなは力ずくで止めに入ったそうですが、遠くの方を見ながら、
「行かなきゃ、行かなきゃ。」
と言い続けていたそうです。
その翌日、弟は腹痛と40度近い高熱で2日間うなされ続けました。
普通の風邪だと思っていた母は
「明日にでも病院に連れていけばいいわ。」
と、わりと気楽に考えていました。
ところが、その日の夜、寝ていた母の夢の中に弟が出てきたそうです。
母の枕元に立って、
「お母さん、うらむよ~。うらむよ~。うらむよ~。」
ハっとわれに帰った母は、これは直ぐに病院に連れて行かなきゃいけないと察し、弟の寝ている部屋に駆け込んで行きました。
向こうを向いて寝ている弟に声をかけ、回り込んで弟の顔を覗き込むと、 寝ていると思い込んでいた弟は、大きく目を見開いたまま動かずに
「うらむぞ、てめぇ。」
とささやいたそうです。
車で救急病院に連れて行くと、すぐ手術室に運ばれました。
あと1時間でも遅れていたら命はなかったそうです。
その後も弟にまつわる様様な事件が起こりました。
そして、訳あって彼はもうこの世にはいません。
小さい
2009.01.26 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
彼氏の運転でドライブに出かけた時のこと。
高速道路を走っていると前の車に追いついた。
前の車がちょっとスピードを上げて、追い越すにはちょっと速いような、後ろを走るにはちょっと遅いような微妙なスピードの状態が続いた。
目の悪い私は、ワゴンタイプの前の車からこっちを覗いている女の子をボンヤリ見ていて、あることに気がついた。
「あの子、小さすぎる…」
変に目を凝らす私を見た彼氏が、
「メガネかけろよ」
って言ったけど、
「いいから、前の車、追い越してよ」
って頼んだ。
その車を追い越して、しばらくして他の車に近づいたんで安心してメガネをかけて、彼氏に言った。
「ねえ、さっき追い越した車の後ろ窓見た?異常に小さい女の子が覗いていたでしょ」
すると彼氏は言った。
「今、前を走ってる車の後ろから覗いている女の子くらいか?」
私は怖ろしくて、メガネをすぐに外した。
高速道路を走っていると前の車に追いついた。
前の車がちょっとスピードを上げて、追い越すにはちょっと速いような、後ろを走るにはちょっと遅いような微妙なスピードの状態が続いた。
目の悪い私は、ワゴンタイプの前の車からこっちを覗いている女の子をボンヤリ見ていて、あることに気がついた。
「あの子、小さすぎる…」
変に目を凝らす私を見た彼氏が、
「メガネかけろよ」
って言ったけど、
「いいから、前の車、追い越してよ」
って頼んだ。
その車を追い越して、しばらくして他の車に近づいたんで安心してメガネをかけて、彼氏に言った。
「ねえ、さっき追い越した車の後ろ窓見た?異常に小さい女の子が覗いていたでしょ」
すると彼氏は言った。
「今、前を走ってる車の後ろから覗いている女の子くらいか?」
私は怖ろしくて、メガネをすぐに外した。
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