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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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「道を教えてください」

2009.03.31 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

「道を教えてください」

夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。

「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。
部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。

すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、またふらふらと路地の奥へと消えていった。
「超こぇえ…」
僕はわざわざ遠回りをしてアパートに戻ってきた。
部屋のカギが掛かっているのを確認し、さっさと開ける。

「道を教えてください」
真っ暗な部屋の中から声がした。


 








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布団

2009.03.25 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

私は子供の頃から、綿布団で寝ていました。
しかし、家が火事になった時、私の布団も燃えてしまったのです。

新しく買った羽毛布団は、寝心地が良くありません。
私がズッシリとした重みのある、綿布団に慣れていたからです。

ある日、私は会社の同僚に、笑い話としてそのことを話しました。
 「私は綿布団の重さに慣れているので、羽毛布団を使うようになってからも、布団の上に座布団を乗せて寝ているよ」
と。

するとその同僚が、
「家に、もう使う事がない綿布団があるので、差し上げますよ」
と言います。私は
「同僚の顔も立てたいし」
と思い、喜びながら綿布団を貰いました。

その夜、私はさっそく貰った綿布団を敷いて、寝る事にしたのです。
最初は
「久しぶりの綿布団は、気持ちがいいな」
と思っていました。
でも、私がウトウトしている時、妙に布団が重く感じるのです。

私が、
「妙な気配がするな・・・」
と思った矢先でした。
突然に私の体が、金縛りで動かなくなってしまったのです。

私は驚き、恐怖のあまり目を開けようとしました。
すると、私の耳元で
「目を開けるな」
と、誰かが囁いたのです。
「目を開けると危険だと、誰かが教えてくれているのか?」
私は
「目を開けるな」
という声を、そう判断しました。

だから、私は瞼を固く閉じ、必死に息苦しさと恐怖に堪えていたのです。
しかし、しだいに息が出来なくなってきました。
「もう堪えられない!」
私はそう思い、無我夢中で体中に力を込め、目を開けたのです。

すると私の眼前に、白髪で無表情な老婆の顔がありました。
驚いた私は、すぐに老婆を払いのけようとしたのです。
でも、体がまだ、完全に動きません。
それでも私は、
「何とか、追い払わなくては・・・」
と思い、必死に
「出て行け」
と叫び続けました。

すると老婆は、静かに喋り出したのです。
「もう少しだったのに」
「寂しかったんだよ」
「今でも・・・」
そして老婆は、そのまま消えていきました。


 








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不思議な力

2009.03.25 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

19歳の時、私の兄と兄の友人が海で波にさらわれて行方不明になったんですが…

その時、ニュースで実名で報道され、ニュースを見た私の友人も何人か心配して連絡をくれました。
その中に占いができる友人がいて、私は藁にも縋る思いで
「兄は戻ってくるのかどうか占って欲しい」
と頼んだところ彼女は
「ごめん。占えない。ホントゴメン」
と言って切られてしまった。

翌日、彼女は家にやってきて私に夕べの非礼を詫び
「実は私は占いなんてまったくできない。ただ、少し不思議な力があるらしく、人に見えないものが見える時がある。貴方のお兄さんは既に亡くなっているのが見えた。現在はここらへん(地図を指差す)にいるはず。でも、見つかるのは明日の昼少し過ぎでここら辺で見つかるはず」
と教えてくれた。

そして実際、兄は翌日の12時半過ぎ、船で兄を探していた親族が発見された。
ちょうど彼女が指差した位置だった。

そして一昨年、近所でひき逃げ事故があった。
小学二年生の子供が殺されたのだが、犯人は逃走してその位置に看板だけが立っていた。
ある日、その友人が遊びに来た時、隣の家の車を見て一瞬驚いた顔をし、そのまま私を引っ張って
「家にはいろ。急いで」
と家に引きずり込んだ。

「どうしたの?」
と聞くと
「あの隣の人の車のタイヤに、小学生の低学年くらいの子供が血まみれでしがみついてる」
と言った。
数日後、その隣の家の息子さんがひき逃げで逮捕された。

余談ですが(あんまり怖くないかもですが)
兄が海の事故で死ぬ前の年、兄と私は親戚の船に乗せてもらい釣りにでかけた。
しばらく釣りを楽しんでいたら、突然兄が
「海の中に人がいる」
と言い出した。

私が覗き込んでも何も見えない。
「どんなのが見えたの?」
と聞くと
「骸骨みたいな手が俺を引っ張ろうとしていた」
と言った。
ビビった親戚はそのまま船を動かし逃げて帰った。
それが8月某日。
偶然かもしれないけど、兄が亡くなったのも翌年の8月某日。
その時一緒だった親戚は
「あの時の手が○○(兄)を捕まえたんだ」
と葬式で言っていた。


 








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お札の話

2009.03.24 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

 ある引っ越し業者のAさんはその日、先輩達と仕事をしてました。
とりあえず部屋の荷物は全て運び終え、Aさんはぐるっと部屋を見渡しました。部屋はすっからかんになり、ふと柱に目がいったのです。

 柱には変な物が貼っていました。それはおふだでした。Aさんは少し無気味に思いました。下の階へ降りようとしてる先輩達に
「このおふだ剥がしてもいいっすよね?」
と言うと、先輩は
「当たり前だろ。ちゃんときれいにしておけよ。」
と言い下へ降りました。

 Aさんはまずい事してるんじゃないかと思いつつ、おふだに手を伸ばしたその時、電話が鳴りました。自分の携帯かな?とAさんは思いましたが、違う。どうやらこの部屋の電話が鳴っている様です。

しかし、さきほど電話回線は切られ、コードをぐるぐる巻にしたばかりです。電話がつながる訳ありません。
 恐る恐る受話器を手にとりました。受話器の向こうで聞き慣れた声が聞こえます。それはこの業者の社長の声でした。
 
「おおAか。どうだ調子は?このあと**さん家に行って...。」
Aさんはこの後もう一件、仕事をすることになった。続けて社長は
「ところでさあ。柱におふだとかあるだろ!?あれって剥がさないでくれよな。な。」
Aさんは
「え!?もう剥がしちゃいましたよ。だってそうしろって先輩がいうから...。」
社長は
「なんで!?なんで剥がしちゃうの!??」
Aさんは、まずい事したかなあと思いました。

「なあ!!なんで剥がしちゃうんだよ!!」
社長は怒鳴りつけました。
Aさんは恐くなってきました。するとだんだん社長の声が低い男の声にかわり、地の底から唸るような声で、




 「なんで剥がしたんだよ!!」 
 



 Aさんはそこで気を失い、気がついたらまさに今、おふだを剥がそうとする瞬間でした。
 それ以来、この引っ越し業者に新しいルールが加わりました。それは

「おふだ、又はそれに類似する物にはむやみに触ってはいけない。」

たしか桜金造氏の話です。


 








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交通渋滞

2009.03.23 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

これは、私が19歳のゴールデンウィークに体験した話です。
私は二人の友人とともに、車で海水浴に行く途中でした。
車が渋滞に阻まれ、なかなか進めずにいた時です。
 
運転をしていた友人が、ニヤニヤしながらこんな事を言い出しました。
「こんだけ沢山の車があるんだから、霊に執り憑かれてる人とか車があるかもしれないな」
「もしかして、すぐ前の車とか後ろの車がそうだったりして」

すると、助手席に座っていた友人が、すぐにこう言うのです。
「だったら暇だし、こっちに幽霊、来てくんないかな」
私はその言葉を聞いた時、友人が言ってはいけない事を口にしてしまったような気がしました。
だから私は
「おいおい、ホントに幽霊こっち来たらどうすんだ」
と思わず言ってしまったのです。

しかし、私の言った事が彼を刺激してしまったのでしょう。
彼は
「そしたら幽霊ちゃん、たっぷり可愛がってやるよ」
と言って、笑い出しました。
それにつられたのか、もう一人の友人も
「めんこくねぇ幽霊が来たら、どつく」
と言って、一緒に笑い出します。
そんな二人に私は呆れてしまい、もう何も言えませんでした。

でも、二人はすぐに黙り込んでしまったのです。
私は不思議に思い、
「おい、どうしたんだよ急に」
と尋ねてみました。
すると二人は、代わる代わるこう言うのです。
「バックミラーに、何人かの人影が映っている」
「サイドミラーにも、写ってるぜ」
私は彼等の言う人影を確認し、ゾッとしました。

するとその時、突然に車が振動し、すぐに動かなくなったのです。
後ろの車はクラクションを鳴らし前進を促しますが、私達の乗っている車は動き出す気配すらありません。

運転をしていた友人が、堪らず声を荒げて叫びました。
「ちくしょう、動きやがれ!」
すると突然に車が動き出し、その瞬間に女性の声が聞こえたのです。

「私は連れて行ってちょうだい」
「顔には自信があるから」


 








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