都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆気がつけば1億PV☆☆
モニター
2009.02.22 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
後輩は、某ソンの深夜バイトをしていた。
そのコンビニは、深夜になるとかなり暇になるらしい。
後輩はいっしょにバイトしている先輩と、いつもバックルームでのんびり漫画など読んで過ごしていた。
ある日のこと。
いつもと同じようにバックルームでお菓子を食べながら、後輩は先輩と駄弁っていた。
仕事と言えばたまにモニターをチェックするくらいである。
モニターは画面が4分割されていて、レジ2箇所、食料品棚、本棚を映しているのだが、ふと見ると、本棚のところに女の人が立っているのを後輩は見つけた。
腰まである異様に長い髪をした女の人だ。
「おかしいな、チャイム鳴らなかったぞ」
と先輩はいぶかしむが、たまに鳴らない事もあるので、さして深く考えず二人はまたしゃべり始めた。
しかし、である。
いつまで経っても女の人は動く気配を見せない。
本を読んでいるのかと思えば、何も手にしていない。
ひたすらじっと本棚を見つめているだけである。
「おい、こいつ万引きするつもりなんじゃないか」
先輩が言った。どことなくおかしな雰囲気のする女の人である。
後輩もその考えが浮かんだところだったので、頷いた。
二人で挟み撃ちすることにして、バックルームを出る。
先輩はレジ側から、後輩はバックルームへの出入り口から本棚へ向かう。
いざ本棚へ到着してみて、二人は首をかしげた。
そこには誰もいなかったのだ。
おかしい。絶対挟み撃ちにしたのに…。
すると、トイレのほうから水を流す音が聞こえてきた。
何だ、トイレに入っていたのか。
おかしな人だな、と思いつつ、二人はすぐバックルームへと戻った。
しかしモニターを見て、二人は初めてぞっとした。
さっきと全く変わらない立ち位置で、女の人が本棚を見つめていたのだ。
早い。早すぎる。
トイレからそこへ向かうのと、バックルームへ戻るのとでは、明らかにこっちの方が早いはずなのだ。
しかも、なんで同じ格好で本棚に向かってるんだ?
もしかして、モニターの故障では。
顔を見合わせ、頷きあって二人はもう一度、バックルームから挟み撃ちの隊形で本棚へと向かった。
すると、また女の人はいない。
冷や汗がにじむのを感じながら、今度は何も言わずに二人はバックルームへと戻った。
無言で、しかし真っ先にモニターを確認する。
「あ、いなくなってるぞ…」
先輩が呟いた通り、モニターからは女の人の姿は消えていた。
後輩の心中にほっとしたものが広がる。
よく確認しようと、先輩の横に顔を乗り出した。その時。
「待て、動くな」
先輩が突如、押し殺した声を出した。
は?と思ったが反射的に従う。
二人、モニターを覗き込んだ格好のまま固まっている。
「いいか、絶対に今振り向くなよ」
やはり先輩が押し殺した声で言った。
何でだろう、と思った後輩だが、モニターをじっと見てそれを理解した。
画面の反射で、自分の顔と先輩の顔が映っている。
しかし、その真ん中。
もう一つ、女の人の顔が覗き込んでいたのだ。
悲鳴をこらえ、後輩はまさしく硬直した。
じっと耐えること数分、その女は
「…………」
と何事か呟くと、すっと離れた。
そしてさらに1分。
もういいぞ、と言われて後輩はやっと息をついた。
恐る恐る振り向いても、誰もいない。
どくどく脈打つ心臓を押さえ、後輩はモニターから離れた。
「ここって、なんかでるんやなぁ~」
先輩は感慨深げに呟き、後輩のほうに同意を求めた。
「そうですね」
と、先輩を振り向いて、後輩は再び硬直した。
その視線をたどったか、先輩もモニターのほうへ向き直る。
そこには、さっきの女の人が。しかも今度は、
カメラの方を向いて大口を開けて笑っている!!
もう二人は何も言わなかった。
何も言わず、某ソンを裏口から飛び出したと言う…。
そのコンビニは、深夜になるとかなり暇になるらしい。
後輩はいっしょにバイトしている先輩と、いつもバックルームでのんびり漫画など読んで過ごしていた。
ある日のこと。
いつもと同じようにバックルームでお菓子を食べながら、後輩は先輩と駄弁っていた。
仕事と言えばたまにモニターをチェックするくらいである。
モニターは画面が4分割されていて、レジ2箇所、食料品棚、本棚を映しているのだが、ふと見ると、本棚のところに女の人が立っているのを後輩は見つけた。
腰まである異様に長い髪をした女の人だ。
「おかしいな、チャイム鳴らなかったぞ」
と先輩はいぶかしむが、たまに鳴らない事もあるので、さして深く考えず二人はまたしゃべり始めた。
しかし、である。
いつまで経っても女の人は動く気配を見せない。
本を読んでいるのかと思えば、何も手にしていない。
ひたすらじっと本棚を見つめているだけである。
「おい、こいつ万引きするつもりなんじゃないか」
先輩が言った。どことなくおかしな雰囲気のする女の人である。
後輩もその考えが浮かんだところだったので、頷いた。
二人で挟み撃ちすることにして、バックルームを出る。
先輩はレジ側から、後輩はバックルームへの出入り口から本棚へ向かう。
いざ本棚へ到着してみて、二人は首をかしげた。
そこには誰もいなかったのだ。
おかしい。絶対挟み撃ちにしたのに…。
すると、トイレのほうから水を流す音が聞こえてきた。
何だ、トイレに入っていたのか。
おかしな人だな、と思いつつ、二人はすぐバックルームへと戻った。
しかしモニターを見て、二人は初めてぞっとした。
さっきと全く変わらない立ち位置で、女の人が本棚を見つめていたのだ。
早い。早すぎる。
トイレからそこへ向かうのと、バックルームへ戻るのとでは、明らかにこっちの方が早いはずなのだ。
しかも、なんで同じ格好で本棚に向かってるんだ?
もしかして、モニターの故障では。
顔を見合わせ、頷きあって二人はもう一度、バックルームから挟み撃ちの隊形で本棚へと向かった。
すると、また女の人はいない。
冷や汗がにじむのを感じながら、今度は何も言わずに二人はバックルームへと戻った。
無言で、しかし真っ先にモニターを確認する。
「あ、いなくなってるぞ…」
先輩が呟いた通り、モニターからは女の人の姿は消えていた。
後輩の心中にほっとしたものが広がる。
よく確認しようと、先輩の横に顔を乗り出した。その時。
「待て、動くな」
先輩が突如、押し殺した声を出した。
は?と思ったが反射的に従う。
二人、モニターを覗き込んだ格好のまま固まっている。
「いいか、絶対に今振り向くなよ」
やはり先輩が押し殺した声で言った。
何でだろう、と思った後輩だが、モニターをじっと見てそれを理解した。
画面の反射で、自分の顔と先輩の顔が映っている。
しかし、その真ん中。
もう一つ、女の人の顔が覗き込んでいたのだ。
悲鳴をこらえ、後輩はまさしく硬直した。
じっと耐えること数分、その女は
「…………」
と何事か呟くと、すっと離れた。
そしてさらに1分。
もういいぞ、と言われて後輩はやっと息をついた。
恐る恐る振り向いても、誰もいない。
どくどく脈打つ心臓を押さえ、後輩はモニターから離れた。
「ここって、なんかでるんやなぁ~」
先輩は感慨深げに呟き、後輩のほうに同意を求めた。
「そうですね」
と、先輩を振り向いて、後輩は再び硬直した。
その視線をたどったか、先輩もモニターのほうへ向き直る。
そこには、さっきの女の人が。しかも今度は、
カメラの方を向いて大口を開けて笑っている!!
もう二人は何も言わなかった。
何も言わず、某ソンを裏口から飛び出したと言う…。
PR
壁の足音
2009.02.21 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
もうかなり昔のことですが、私の実家の近所に同い年の幼馴染がおりまして、私らが高一くらいの頃のある日のこと、幼馴染の一家は急に亡くなった彼の祖父の葬式を母親の実家で済ませ、自宅へ戻るとその晩は家族皆早めに就寝したそうです。
幼馴染と彼の姉、そして両親の4人から成るその家族の寝室は2階建ての家の2階部分に集中していたのですが、彼らが床に就いてしばらく経った頃、家の外から何か不審な物音が聞こえてくる事に家族全員が気付いたそうです。その音は最初1階のすぐ外から聞こえ、それから徐々に上へと移動して来ました。
その音は、家の外壁をぎしっ、がしっ、とよじ登るような音だったといいます。怯えた家族の皆は起き出して、両親の寝室へと集まり、
「泥棒じゃないの?」
「110番に電話しようか?」
などと、しばし声を顰め話し合っていたそうですが、そのうち彼らは外壁から伝わる物音がさらに尋常なものではないという事に気付かされます。
それまで下から上へと移動していたその音が、2階あたりに達したと思ったら、今度は時計回りに横移動を始めたというのです。
幼馴染の家の2階はベランダがあるわけでもなく、そもそも家の外周りには手がかり足がかりになるようなものはそう多くはありません。
にもかかわらず、ぎしっ、がしっ、という物音はみるみるうちに2階の外壁を移動して行き、いつの間にか家の周りをぐるりと一周してさらに2周目へと入って行きます。幼馴染の話では、それこそ普通に歩いて行くようなスピードだったとの事でした。
幼馴染と彼の家族たちは、カーテンを開け外の状況を確かめる事など到底出来ず、もう恐怖のあまり成す術も無く身を寄せ合うばかりだったそうです。
その外壁を横移動する何かは、そのまま2階の周りを数周した後、不意に移動を止めたかのように一切物音を発てなくなりました。
物音が止んだ位置は、何故か窓も無くのっぺりとした壁になっているだけの場所だったそうです。
家族一同はしばらく息を呑んで外の物音に耳をそばだてていましたがすぐ外にいるかもしれない何かは沈黙を守るばかり。
結局、
「不審な物音がする」
と110番通報して警官に来てもらい家の周りを見てもらったそうですが、辺りには何もおらず、また外壁も含め敷地内に侵入された形跡も発見出来なかったとの事でした。
警官が帰った後、家族皆放心状態でいるなか、幼馴染の母親がふと口にした
「きっとあれは(亡くなったばかりの)おじいちゃんだったのよ」
という言葉が、彼にはとても印象深かったといいます。
関係無いかもしれませんが、幼馴染の家から数十m の距離にある実家で暮らしていた私は、奇しくもその晩、人生初めての金縛りに苦しんでいました。別にお化けも何も出ませんでしたが・・・
幼馴染と彼の姉、そして両親の4人から成るその家族の寝室は2階建ての家の2階部分に集中していたのですが、彼らが床に就いてしばらく経った頃、家の外から何か不審な物音が聞こえてくる事に家族全員が気付いたそうです。その音は最初1階のすぐ外から聞こえ、それから徐々に上へと移動して来ました。
その音は、家の外壁をぎしっ、がしっ、とよじ登るような音だったといいます。怯えた家族の皆は起き出して、両親の寝室へと集まり、
「泥棒じゃないの?」
「110番に電話しようか?」
などと、しばし声を顰め話し合っていたそうですが、そのうち彼らは外壁から伝わる物音がさらに尋常なものではないという事に気付かされます。
それまで下から上へと移動していたその音が、2階あたりに達したと思ったら、今度は時計回りに横移動を始めたというのです。
幼馴染の家の2階はベランダがあるわけでもなく、そもそも家の外周りには手がかり足がかりになるようなものはそう多くはありません。
にもかかわらず、ぎしっ、がしっ、という物音はみるみるうちに2階の外壁を移動して行き、いつの間にか家の周りをぐるりと一周してさらに2周目へと入って行きます。幼馴染の話では、それこそ普通に歩いて行くようなスピードだったとの事でした。
幼馴染と彼の家族たちは、カーテンを開け外の状況を確かめる事など到底出来ず、もう恐怖のあまり成す術も無く身を寄せ合うばかりだったそうです。
その外壁を横移動する何かは、そのまま2階の周りを数周した後、不意に移動を止めたかのように一切物音を発てなくなりました。
物音が止んだ位置は、何故か窓も無くのっぺりとした壁になっているだけの場所だったそうです。
家族一同はしばらく息を呑んで外の物音に耳をそばだてていましたがすぐ外にいるかもしれない何かは沈黙を守るばかり。
結局、
「不審な物音がする」
と110番通報して警官に来てもらい家の周りを見てもらったそうですが、辺りには何もおらず、また外壁も含め敷地内に侵入された形跡も発見出来なかったとの事でした。
警官が帰った後、家族皆放心状態でいるなか、幼馴染の母親がふと口にした
「きっとあれは(亡くなったばかりの)おじいちゃんだったのよ」
という言葉が、彼にはとても印象深かったといいます。
関係無いかもしれませんが、幼馴染の家から数十m の距離にある実家で暮らしていた私は、奇しくもその晩、人生初めての金縛りに苦しんでいました。別にお化けも何も出ませんでしたが・・・
人形
2009.02.14 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
きれいな髪
2009.02.11 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
新築のマンションに引っ越しました。
1階の角部屋。立地条件もよく、日当たりも良好。文句なしです。
引っ越した初日は手伝ってくれた友人たちと飲み明かしました。
翌日の昼過ぎ、友人たちが帰った後シャワーを浴びました。
友人たちの中にたばこを吸う人がいたので髪についた臭いが気になっていたんです。
髪は、私の自慢でした。パーマもカラーリングもしたことのない、まっすぐな黒髪。
手入れも欠かしません。
その日もシャンプー、トリートメント、リンスを済ませてさっぱりした気持ちで浴室を出ました。
さて、昨夜の後かたづけです。ちらかったスナック菓子の袋や空き瓶を片付けて、
掃除機をかけていると、おかしなことに気が付きました。
長い髪の毛が、やたらと落ちているのです。
ちょうど私と同じぐらいの長さでしたが、髪質が違う。
友人たちの中に髪の長い女性はいなかったし、引っ越したばかりの部屋に・・・?
少し不思議に思いましたが、自分の髪だろうという結論に落ち着きました。
今日は昨日の引っ越しの手伝いに来れなかった友人が訪ねて来ます。
友人から最寄り駅に着いたという電話を受けて、私は駅に向かいました。
その友人は霊感が強いことで有名だったのですが、髪の毛のことは特に気にしていなかったのでとりとめもない話をしながらマンションへ帰りました。
・・・?
部屋の床に再び長い髪の毛が落ちていたのです。ま、さっき取り忘れたのでしょう。
さっさとゴミ箱に捨てました。
友人は県外から訪ねて来たので、当然、泊まるつもりです。
「シャワー借りるねー。」
勝手知ったる他人の家、友人は早速、浴室へ。シャワーの音が聞こえます。
と、いきなり蛇口を閉める音が聞こえたかと思うと、友人が慌てて浴室から出てきました。
「お、お風呂場に・・・」
友人は真っ青です。とりあえず落ち着かせてから話を聞きました。
「お風呂場に髪の長い女がいたの!」
ここは新築のマンションです。幽霊なんているはずがありません。
しかし、説明しても友人は帰ると言って聞き入れませんでした。
とはいえ、なにしろ遠くからきたのでこの時間では帰れません。
「とにかく私はこの部屋にはいられない。私は近くのファミレスで夜明かしするから、あんたも何かあったらすぐ電話するのよ。」
そう言って、友人は出ていってしまいました。
一人残された私。昼間の髪の毛のこともあって、さすがに心細い。
(大丈夫。ここは新築よ。)
友人言った言葉を自分に言い聞かせ、私はシャワーを浴びることにしました。
(「霊感が強い」なんていうのも考え物ね。人の引っ越しを台無しにして)
心の中で友人に悪態をつきながらシャンプーをしていると・・・頭に違和感があります。
頭皮を傷つけないように、爪を立てずに指の腹でマッサージをするように・・・
いつも通りのやり方です。・・・でも、おかしい。
(・・・・?)
私はシャンプーの手を止めました。
(・・・!)
私は頭に置いていた両手をおそるおそる目の前に持ってきました。
(・・・!)
爪を立てずに指の腹でマッサージをするように・・・
もう一つの手が、私の髪を洗っています。
「誰!?」
振り向くと、顔の焼けただれた女性?でしょうか?が私の頭の上に片手をのせたまま・・・
「・・・きれいな・・・か・・・み・・・ね・・・」
確かに女性の声でした。
シャワーの音で気が付きました。
私はシャンプーの泡を流さないまま気絶していたので髪の毛がごわごわです。
そんなことを気にしている場合ではありませんでした。さっと泡を洗い流し、着の身着のまま、マンションを飛び出しました。
電話ボックスから友人のケータイに電話し、ファミレスで合流。
「やっぱり。明日、不動産屋に聞いてみましょう。付いていってあげるから。」
翌日、不動産屋に聞いた話はこんな感じでした。
マンションが建つ前、そこには1件の家と花屋さんがあったそうです。
花屋の娘さんは長い髪が自慢の美人でした。
ところがその家で火事が起こってしまったのです。
お風呂場のガス釜が爆発したのです。
居合わせた娘さんは顔を大やけどし、自慢の髪もほとんどが焼けこげてしまいました。
娘さんは恋人にもふられ、ひきこもりがちに。
一掴みだけ残った髪の毛をそれはそれは大事にしていたそうです。
シャンプー、トリートメント、リンスを1日に何度も繰り返し、鏡の前で髪をとかしながら、
「・・・私の髪、きれい?」
「・・・私の髪、きれい?」
何度も母親に尋ねていました。
ところがそのわずかな髪も、精神的ショックと手入れのしすぎで抜け始めてしまったのです。
娘さんは、お風呂場で手首を切って自殺しました。
お母さんが買ってきてくれた新しいリンスをまるまる1本、1度に使い切ってから。
「ちょど、お嬢さんのような髪のきれいな娘さんだったよ。」
不動産屋は私を懐かしそうに見つめて、そう言いました。
1階の角部屋。立地条件もよく、日当たりも良好。文句なしです。
引っ越した初日は手伝ってくれた友人たちと飲み明かしました。
翌日の昼過ぎ、友人たちが帰った後シャワーを浴びました。
友人たちの中にたばこを吸う人がいたので髪についた臭いが気になっていたんです。
髪は、私の自慢でした。パーマもカラーリングもしたことのない、まっすぐな黒髪。
手入れも欠かしません。
その日もシャンプー、トリートメント、リンスを済ませてさっぱりした気持ちで浴室を出ました。
さて、昨夜の後かたづけです。ちらかったスナック菓子の袋や空き瓶を片付けて、
掃除機をかけていると、おかしなことに気が付きました。
長い髪の毛が、やたらと落ちているのです。
ちょうど私と同じぐらいの長さでしたが、髪質が違う。
友人たちの中に髪の長い女性はいなかったし、引っ越したばかりの部屋に・・・?
少し不思議に思いましたが、自分の髪だろうという結論に落ち着きました。
今日は昨日の引っ越しの手伝いに来れなかった友人が訪ねて来ます。
友人から最寄り駅に着いたという電話を受けて、私は駅に向かいました。
その友人は霊感が強いことで有名だったのですが、髪の毛のことは特に気にしていなかったのでとりとめもない話をしながらマンションへ帰りました。
・・・?
部屋の床に再び長い髪の毛が落ちていたのです。ま、さっき取り忘れたのでしょう。
さっさとゴミ箱に捨てました。
友人は県外から訪ねて来たので、当然、泊まるつもりです。
「シャワー借りるねー。」
勝手知ったる他人の家、友人は早速、浴室へ。シャワーの音が聞こえます。
と、いきなり蛇口を閉める音が聞こえたかと思うと、友人が慌てて浴室から出てきました。
「お、お風呂場に・・・」
友人は真っ青です。とりあえず落ち着かせてから話を聞きました。
「お風呂場に髪の長い女がいたの!」
ここは新築のマンションです。幽霊なんているはずがありません。
しかし、説明しても友人は帰ると言って聞き入れませんでした。
とはいえ、なにしろ遠くからきたのでこの時間では帰れません。
「とにかく私はこの部屋にはいられない。私は近くのファミレスで夜明かしするから、あんたも何かあったらすぐ電話するのよ。」
そう言って、友人は出ていってしまいました。
一人残された私。昼間の髪の毛のこともあって、さすがに心細い。
(大丈夫。ここは新築よ。)
友人言った言葉を自分に言い聞かせ、私はシャワーを浴びることにしました。
(「霊感が強い」なんていうのも考え物ね。人の引っ越しを台無しにして)
心の中で友人に悪態をつきながらシャンプーをしていると・・・頭に違和感があります。
頭皮を傷つけないように、爪を立てずに指の腹でマッサージをするように・・・
いつも通りのやり方です。・・・でも、おかしい。
(・・・・?)
私はシャンプーの手を止めました。
(・・・!)
私は頭に置いていた両手をおそるおそる目の前に持ってきました。
(・・・!)
爪を立てずに指の腹でマッサージをするように・・・
もう一つの手が、私の髪を洗っています。
「誰!?」
振り向くと、顔の焼けただれた女性?でしょうか?が私の頭の上に片手をのせたまま・・・
「・・・きれいな・・・か・・・み・・・ね・・・」
確かに女性の声でした。
シャワーの音で気が付きました。
私はシャンプーの泡を流さないまま気絶していたので髪の毛がごわごわです。
そんなことを気にしている場合ではありませんでした。さっと泡を洗い流し、着の身着のまま、マンションを飛び出しました。
電話ボックスから友人のケータイに電話し、ファミレスで合流。
「やっぱり。明日、不動産屋に聞いてみましょう。付いていってあげるから。」
翌日、不動産屋に聞いた話はこんな感じでした。
マンションが建つ前、そこには1件の家と花屋さんがあったそうです。
花屋の娘さんは長い髪が自慢の美人でした。
ところがその家で火事が起こってしまったのです。
お風呂場のガス釜が爆発したのです。
居合わせた娘さんは顔を大やけどし、自慢の髪もほとんどが焼けこげてしまいました。
娘さんは恋人にもふられ、ひきこもりがちに。
一掴みだけ残った髪の毛をそれはそれは大事にしていたそうです。
シャンプー、トリートメント、リンスを1日に何度も繰り返し、鏡の前で髪をとかしながら、
「・・・私の髪、きれい?」
「・・・私の髪、きれい?」
何度も母親に尋ねていました。
ところがそのわずかな髪も、精神的ショックと手入れのしすぎで抜け始めてしまったのです。
娘さんは、お風呂場で手首を切って自殺しました。
お母さんが買ってきてくれた新しいリンスをまるまる1本、1度に使い切ってから。
「ちょど、お嬢さんのような髪のきれいな娘さんだったよ。」
不動産屋は私を懐かしそうに見つめて、そう言いました。
雌殺しトンネル
2009.02.09 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
あれは私が18歳の頃地元でも有名な心霊スポットへ行った時のことでした
当時私は同じ学年の男子と付き合っており、その他のカップル達とグループ交際をしていました
3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに中へ
中は驚くほど静かでした、私はあまりにも恐かったので彼の腕にしがみ付き眼を閉じていました
私たちの前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ~B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるから・・・」
A「B・・・私Bがいれば恐くない!」
などとバカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました
A「んーBがキスしてくれれば恐くなくなるかも・・・」
B「えーしょうがねーなー・・・」
Bがキスしようとしたその時
「オエエェェェ!!」
誰かが吐くような声が聞こえて来ました
みんながシン・・・としていると今度は明らかに私たちの後ろから
「ッチ!」
と舌打ちする音が聞こえてきたのです。
私たちはすっかりパニックになってしまい急いで車に飛び乗り家に帰りました
その後霊感の強い知り合いに話を聞くと
「あそこは危ない、特に女性を連れてるとその人は大体不幸な目にあうから『雌殺しトンネル』って呼ばれてるんだ」
と教えてくれました。
幸い私たちは全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら・・・と今でも鳥肌が立ちます。
当時私は同じ学年の男子と付き合っており、その他のカップル達とグループ交際をしていました
3組のカップル、計6人で山の中にある古いトンネルに向かいました
トンネルの前にあるスペースに車を止め、静かに中へ
中は驚くほど静かでした、私はあまりにも恐かったので彼の腕にしがみ付き眼を閉じていました
私たちの前では他のカップル(仮にAとBとします)
A「やだ~B、恐いよー」
B「大丈夫だって、いざって時は俺が守ってやるから・・・」
A「B・・・私Bがいれば恐くない!」
などとバカップル振りを発揮し、ずっとイチャイチャしていました
A「んーBがキスしてくれれば恐くなくなるかも・・・」
B「えーしょうがねーなー・・・」
Bがキスしようとしたその時
「オエエェェェ!!」
誰かが吐くような声が聞こえて来ました
みんながシン・・・としていると今度は明らかに私たちの後ろから
「ッチ!」
と舌打ちする音が聞こえてきたのです。
私たちはすっかりパニックになってしまい急いで車に飛び乗り家に帰りました
その後霊感の強い知り合いに話を聞くと
「あそこは危ない、特に女性を連れてるとその人は大体不幸な目にあうから『雌殺しトンネル』って呼ばれてるんだ」
と教えてくれました。
幸い私たちは全員男だったので事無きを得ましたが、もし私が女性だったら・・・と今でも鳥肌が立ちます。
カレンダー
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新記事
(06/06)
(06/06)
(06/05)
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
