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銭湯で
2010.01.20 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
849 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/17 18:00
今から十数年前に、私の身に実際に起きた出来事です。
その日、私は仕事が遅くなり、自宅のアパートへ帰り着いたのは、夜10時前でした。
早速風呂へ入ろうと思いましたが、あいにく共同風呂のボイラーが故障中で2,3日は入れないという事だったので、近所の銭湯へ行くことにしました。
そこの銭湯は、営業時間が10時までで、そのせいか、番台には婆さんが座っていましたが、脱衣所には他に誰もいませんでした。
私は、何であれ終了間際の雰囲気が大の苦手なので、風呂場に入るなり、猛スピードで頭を洗い始めました。
カラカラ、と風呂場のガラス戸が開く音がしました。誰かが入ってきたようです。
足音が、私のすぐ後ろを横切って湯船の方へ向かいました。
ザァー、ザァー、と湯を浴びる音が聞こえてきました。
頭の泡を洗い流して湯船のほうをチラっと見ると、確かに誰かが入っています。
ただ、極端に目の悪い私には、湯船の人影はボンヤリとしか見えませんでした。
と、その男がこっちに声を掛けてきました。
「・・しかし、この辺りもえらい変わっていまいましたなぁ。」
どうやら、久しぶりにここらへやって来た人のようです。
それをきっかけに、私とその人影はしばらく言葉を交わしました。
細かい内容は忘れましたが、確かこんな事を言っていました。
「古い友人がここらに居りましてな。そいつに大きな借りがあったんで、それを返そうと思って・・」
一緒に湯に浸かりながら、5分ほど話を続けたのですが、営業時間の事が気になった私は、先に風呂場を出ることにしました。
脱衣所へ出て驚きました。いつの間にか電気が消え、真っ暗になっています。
番台に座っていたはずの婆さんも居ません。
(もう閉めたんかな?)そう思い、慌てて服を着ました。
帰り際に風呂場の方を見ると、さっきの人影が、今まさに出てくる様子でこっちへ近づいくるのが、ガラス戸の曇りガラス越しにボンヤリと見えました。
外へ出ると、表にパトカーが一台止まっていました。
(なんやろ?)立ち去ろうとした私に、警察官が話しかけてきました。
「おい、こんなとこで何してるんや?」
「何て、風呂入りに来ただけですやん。」
警官は妙な顔をしました。
「風呂って、今日はここ営業してないぞ。」
「え、でもさっき僕入りましたよ、おばちゃんに金払ろて・・」
「おばちゃんって、ここの婆さんか?」
私が頷くと、警官は背を向け、背広の男を呼んできました。
その男は、私に向かって言いました。
「ここの銭湯の爺さんがね、今日の昼1時頃に灯油かぶって自殺しよったんですわ。すぐ通報があって、私ら1時半にはここへ来ましてん。あんたがさっき番台におった言うたお婆さんな、可哀想に、わしらが着いた頃には気ぃ狂てしもて、今病院ですわ。」
私はあ然としました。
「そんなアホな。一緒に・・おじいさんも入ってたんですよ。」
「おじいさん?」
「そういや、まだ出てきてないみたいですね・・」
そう言って、私は警官達と一緒に銭湯の中に入りました。
やっぱり脱衣所は真っ暗でした。あの人影はどこにもいません。
風呂場のガラス戸を開けると湯気がモワっと出てきました。
「・・おい、これ見てみぃ・・」
警官の一人が床を指さしました。
見ると、泥だらけの足跡が湯船まで続いています。
その先の湯船の外に、子供用の古い靴がきちんと並んで置いてありました。
一応、これで終わりです。
なんだか良くわからない話を長々とスミマセン。
あったことをそのまま書くと、こうなってしまうんです。
自分的には、これが今までで一番洒落になってない体験です。
今から十数年前に、私の身に実際に起きた出来事です。
その日、私は仕事が遅くなり、自宅のアパートへ帰り着いたのは、夜10時前でした。
早速風呂へ入ろうと思いましたが、あいにく共同風呂のボイラーが故障中で2,3日は入れないという事だったので、近所の銭湯へ行くことにしました。
そこの銭湯は、営業時間が10時までで、そのせいか、番台には婆さんが座っていましたが、脱衣所には他に誰もいませんでした。
私は、何であれ終了間際の雰囲気が大の苦手なので、風呂場に入るなり、猛スピードで頭を洗い始めました。
カラカラ、と風呂場のガラス戸が開く音がしました。誰かが入ってきたようです。
足音が、私のすぐ後ろを横切って湯船の方へ向かいました。
ザァー、ザァー、と湯を浴びる音が聞こえてきました。
頭の泡を洗い流して湯船のほうをチラっと見ると、確かに誰かが入っています。
ただ、極端に目の悪い私には、湯船の人影はボンヤリとしか見えませんでした。
と、その男がこっちに声を掛けてきました。
「・・しかし、この辺りもえらい変わっていまいましたなぁ。」
どうやら、久しぶりにここらへやって来た人のようです。
それをきっかけに、私とその人影はしばらく言葉を交わしました。
細かい内容は忘れましたが、確かこんな事を言っていました。
「古い友人がここらに居りましてな。そいつに大きな借りがあったんで、それを返そうと思って・・」
一緒に湯に浸かりながら、5分ほど話を続けたのですが、営業時間の事が気になった私は、先に風呂場を出ることにしました。
脱衣所へ出て驚きました。いつの間にか電気が消え、真っ暗になっています。
番台に座っていたはずの婆さんも居ません。
(もう閉めたんかな?)そう思い、慌てて服を着ました。
帰り際に風呂場の方を見ると、さっきの人影が、今まさに出てくる様子でこっちへ近づいくるのが、ガラス戸の曇りガラス越しにボンヤリと見えました。
外へ出ると、表にパトカーが一台止まっていました。
(なんやろ?)立ち去ろうとした私に、警察官が話しかけてきました。
「おい、こんなとこで何してるんや?」
「何て、風呂入りに来ただけですやん。」
警官は妙な顔をしました。
「風呂って、今日はここ営業してないぞ。」
「え、でもさっき僕入りましたよ、おばちゃんに金払ろて・・」
「おばちゃんって、ここの婆さんか?」
私が頷くと、警官は背を向け、背広の男を呼んできました。
その男は、私に向かって言いました。
「ここの銭湯の爺さんがね、今日の昼1時頃に灯油かぶって自殺しよったんですわ。すぐ通報があって、私ら1時半にはここへ来ましてん。あんたがさっき番台におった言うたお婆さんな、可哀想に、わしらが着いた頃には気ぃ狂てしもて、今病院ですわ。」
私はあ然としました。
「そんなアホな。一緒に・・おじいさんも入ってたんですよ。」
「おじいさん?」
「そういや、まだ出てきてないみたいですね・・」
そう言って、私は警官達と一緒に銭湯の中に入りました。
やっぱり脱衣所は真っ暗でした。あの人影はどこにもいません。
風呂場のガラス戸を開けると湯気がモワっと出てきました。
「・・おい、これ見てみぃ・・」
警官の一人が床を指さしました。
見ると、泥だらけの足跡が湯船まで続いています。
その先の湯船の外に、子供用の古い靴がきちんと並んで置いてありました。
一応、これで終わりです。
なんだか良くわからない話を長々とスミマセン。
あったことをそのまま書くと、こうなってしまうんです。
自分的には、これが今までで一番洒落になってない体験です。
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呼んでしまった男
2010.01.19 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
837 名前:ともか 投稿日:03/02/17 17:31
今までの人生で最高に恐かった話をカキコ。
それは1年前まで一人暮らししてた部屋での話です。
ある日いつものように、夜1時頃2chのオカ板読んでたんです。
しばらくして、いつもは平気なんだけど段々恐くなってきて、
「もしかして何かを呼んでしまった?」
と思い、 恐いので全然恐くないページでも行って、やり過ごそうと他のページのチャットでデタラメの恋話の相談とかしてた。
それでも全然恐怖心が消えなくて、TVのスイッチを入れようと手を机にのばしたとき、いきなり膝をガッと捕まれたんです。
もうその時、私は半泣きです。
一人暮らし、PC机の下には人が入れるスペースなんか無い。
時間にしたら約1分ぐらい、その手は少しずつ力を緩め消えてゆきました。
その後、おそるおそる見てみたけどやっぱり何もありませんでした。
それからは、ホント地獄の日々でした。
トイレでドアを閉めようとしたら、向こう側から腕を捕まれたり。
電気をつけようと手をのばすと暗闇の向こうからとか・・・。
ひっきりなしに出てくるんです。
友達や親、彼氏にも相談したけど、心配して見に来てくれてるときには出てこないんです。
そのうちなんか私を気味悪がって
「その話はするな」
とかいわれて・・・。
でもその手は、じーっと我慢してると消えて行くので、恐いけど我慢していたんです。
(ビンボーなんで引っ越しは出来ませんでした)
でも異変が起きたんです。
ある日、外から帰ってきて扉を開けるとチェーンが掛かってたんです。
出るときに自分でチェーンがかけられるわけもなく。
友達も親も彼氏も気味悪がってこの部屋には寄りつかないし。
これは「あの手」か泥棒だと思い、扉を閉めようとしたんです。
すると向こう側からあの手が・・・。
いつもはしばらく我慢してると、段々消えていくのにその時は段々力を込めてきたんです。
もう恐いし、いたいしで、もう片方の手で引き剥がしに掛かった。
それでも全然効かなくて、今度は手を一気に引こうとしたんです。
それでもダメで、時間にするとここまでで5分は掛かってます。
夜とはいえ、近所の目もあるし、段々腹立ってきて
「いい加減にして、どっかいけ!」
って心の中で叫んだんです。
そしたら扉の先は何も見えなかったのに、男の人がすんごい形相で立ってるのがみえて、
「俺を呼んだのはお前だ」
って呟いたんです。
とうぜん
「私は呼んでない」
って叫びました。
そしたら10㎝にも満たないドアの隙間からその男がニューって出てきて消えていきました。
その日は彼の家に泊まり次の日、彼についてもらって家に帰りました。
チェーンは掛かってなかったです。
身の回りの物だけ持って家を出て後日、業者に任せて都内の実家に引っ越しました。
今でも忘れられないのが、 扉の向こうにみえた怒り狂った顔とニューッと出てきて消えていったときのあの哀しそうな顔です。
今でも私の腕にはうっすらあの時のあざが残ってます。
今までの人生で最高に恐かった話をカキコ。
それは1年前まで一人暮らししてた部屋での話です。
ある日いつものように、夜1時頃2chのオカ板読んでたんです。
しばらくして、いつもは平気なんだけど段々恐くなってきて、
「もしかして何かを呼んでしまった?」
と思い、 恐いので全然恐くないページでも行って、やり過ごそうと他のページのチャットでデタラメの恋話の相談とかしてた。
それでも全然恐怖心が消えなくて、TVのスイッチを入れようと手を机にのばしたとき、いきなり膝をガッと捕まれたんです。
もうその時、私は半泣きです。
一人暮らし、PC机の下には人が入れるスペースなんか無い。
時間にしたら約1分ぐらい、その手は少しずつ力を緩め消えてゆきました。
その後、おそるおそる見てみたけどやっぱり何もありませんでした。
それからは、ホント地獄の日々でした。
トイレでドアを閉めようとしたら、向こう側から腕を捕まれたり。
電気をつけようと手をのばすと暗闇の向こうからとか・・・。
ひっきりなしに出てくるんです。
友達や親、彼氏にも相談したけど、心配して見に来てくれてるときには出てこないんです。
そのうちなんか私を気味悪がって
「その話はするな」
とかいわれて・・・。
でもその手は、じーっと我慢してると消えて行くので、恐いけど我慢していたんです。
(ビンボーなんで引っ越しは出来ませんでした)
でも異変が起きたんです。
ある日、外から帰ってきて扉を開けるとチェーンが掛かってたんです。
出るときに自分でチェーンがかけられるわけもなく。
友達も親も彼氏も気味悪がってこの部屋には寄りつかないし。
これは「あの手」か泥棒だと思い、扉を閉めようとしたんです。
すると向こう側からあの手が・・・。
いつもはしばらく我慢してると、段々消えていくのにその時は段々力を込めてきたんです。
もう恐いし、いたいしで、もう片方の手で引き剥がしに掛かった。
それでも全然効かなくて、今度は手を一気に引こうとしたんです。
それでもダメで、時間にするとここまでで5分は掛かってます。
夜とはいえ、近所の目もあるし、段々腹立ってきて
「いい加減にして、どっかいけ!」
って心の中で叫んだんです。
そしたら扉の先は何も見えなかったのに、男の人がすんごい形相で立ってるのがみえて、
「俺を呼んだのはお前だ」
って呟いたんです。
とうぜん
「私は呼んでない」
って叫びました。
そしたら10㎝にも満たないドアの隙間からその男がニューって出てきて消えていきました。
その日は彼の家に泊まり次の日、彼についてもらって家に帰りました。
チェーンは掛かってなかったです。
身の回りの物だけ持って家を出て後日、業者に任せて都内の実家に引っ越しました。
今でも忘れられないのが、 扉の向こうにみえた怒り狂った顔とニューッと出てきて消えていったときのあの哀しそうな顔です。
今でも私の腕にはうっすらあの時のあざが残ってます。
ワイン倉庫
2010.01.18 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
804 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/17 11:56
これ書くか迷ったんだけど、時効のような気もするんで書くわ。
俺が二十年前位かな、フリーターやってた頃の話なんだけどその当時ヨーロッパのほうへ海外旅行にいったんだよ、その時代って海外旅行ってちょっと珍しいから、観光じゃなくて労働者ビザとって二年位居たのかなぁ。
詳しい地名は避けるけどそれなりに都会で治安もまあまあだった。
はじめは日本のバイトの蓄えでぼろアパート住んでなんとか食いつないでたんだけど、金無くなるだろうし労働者ビザだし働いてないとってことでホテルに厨房の雑用で住み込みで働いてたんだよ、そのホテルであった出来事なんだけど。
そのホテルってのは昔から続いてて改築を重ねてて、古さをちっとも感じさせない建物で、お客様も結構いらっしゃってた。
規模的には田舎の大き目のビジネスホテルって感じなんだけどね。
オーナーってのが普通の優しいおっさんだったんだけど、俺ってことばも片言だしどこからどう見ても日本人なのに雇うのおかしいだろと思いつつ背に腹は変えられぬということでお世話になってた。
それで結構順調に働いてたんだけど、住み込み従業員には三~四人共同の生活部屋が与えられてるんだけど夜中人の話す声が聞こえるんだよ。
住み込み部屋に住んでるのは俺と同じくらいの青年だけだし、ホテル一階の角部屋だったからフロントかなぁとも思ったんだけど、毎晩毎晩聞こえててさ、最初は仕事とか海外の生活とかでいっぱいいっぱいだったから、
全然気にならなかったんだけど、生活に慣れてくると逆に声が気になるんだよね。
同じ部屋に居たそいつに聞くもそんなの聞いたことないっていうし。
オーナーに聞こうとも思ったんだけど変な事聞いて機嫌損ねて、首になったらさすがにきついから言い出せないままだった。
仕方ないから気にしない事にしようって思いながら働いてて、そのうち厨房でもそれなりの仕事を任されるようになってた。
ある日、そのホテルの地下のワイン倉庫にワイン取りにいったんだよ。
ワインの銘柄結構覚えてきた頃ではじめて一人でその倉庫入ったんだけど、その倉庫の奥に鉄の扉があって錠前がかかってた。
かなり開けてないのか、錠前とか錆び付いてて、その時は仕事中だったからさっさとワインとって仕事場戻ったんだけど、何度か倉庫に行くうちにふと気付いたんだよね、この扉の奥って丁度自分の共同部屋の真下にあるなと。
例の声については気にならなくなってたはずなんだけど、その扉の事意識したら、その声の存在が自分の中で大きくなってた。
ある晩どうしても声が気になって聞き耳たててみると、今までどうして気付かなかったんだろうってそのときは思ったね、声がしてるのってさ、ベッドに寝てる時が一番大きかったんだよ。
隣の部屋の壁に耳をあててもそっちじゃなくて外からでもなく、ベッドに耳を当てると声が一番聞こえる、じゃあベッドから聞こえるのかというとそうじゃなくて床に耳を当てるとぼそぼそっと聞こえる、それで「あそこか・・・」って思った。
それでついついつられるように行っちゃったんだよ、そのワイン倉庫に。
時間にして一時位だったかな。ホテルの深夜ってフロントに二人位居るだけで静まり返ってるんだよね。
慣れてきたとはいえ日本の家屋なんかと違って広いから昼間の喧騒とのギャップが凄い。
厨房から続くワイン倉庫の階段を降りるとほんと、「かつん、かつん」ってその音だけが響いたりして俺こんな所で住んでたのかぁっていうくらい異質だったよ。
それでワイン倉庫に辿りつく、さすがに記憶が曖昧なんだけど実際の広さは20~30畳位なのかなぁ、倉庫の扉開けて電気のスイッチを手探りで探してつけた。
と言っても20W位の裸電球が3個位あるだけで薄明かりがついただけって言えばいいのかな。
かなり怖がりながら、でも興味はあったからわくわくしながら、奥の扉へ行った。
扉に耳をつけて聞き耳たてると声は聞こえない、部屋の下というだけの憶測で来ただけだから聞こえなくて当然と思えばそうだなと思いつつ、その扉の錠前に手をかけたその瞬間だよ、「バッターン」って音がして、ワイン倉庫の扉が閉まった。
開けようとしたんだけどなぜか開かない。
こりゃやばいって思ったね、いやそういう恐怖心じゃなくて地下のワイン倉庫って通風孔はあるにはあるんだけどそんな大きくないから酸欠とか思い浮かんじゃって、でもこんなに大きな音がしたんだから誰か見回りに来るだろうと思いつつちょっと待ってみた。
裸電球があるだけの地下倉庫に閉じ込められてて時間の感覚おかしくなってたんだろうけど1時間は待ってたのかなぁ、眠くなってきちゃって酸欠とか大丈夫そうだしちょっと眠るかと思って壁面とかは全部ワイン棚だから、例の扉の前で座って扉を背に眠ろうとしたその時だよ。
がちゃ、って小さな音がして錠前が落ちてきた。
「うお」
って声出しちゃってさって立ち上がって扉に身構えちゃったよ。
数分待ってみるも気配が何もないから恐る恐る扉を開けてみた。
錆び付いててかなり固かったんだけどちょっと蹴りとかかましつつ開けてさ・・・
そこにあったのは10畳位の小さな部屋になんて事ない小さな椅子が一脚あるだけ。
かすかに臭かった気がしたけどかびくささとかあるし倉庫が錆び付いてそのままになってただけなのかなって思った。
しかしその椅子に近付こうと部屋に一歩足を踏み入れた時、ばりってなんか踏んじゃって、倉庫の電気の光が差し込んでるだけだから気付かなかったんだけど床に何か落ちてたのよく目をこらしてみると明らかに骨だった。
なんの骨かはもちろん分からない。
けど厨房で働いてるから分かったのは少なくとも調理場で出るような動物の骨じゃないってことだけ。
「あ、こりゃやばいな」
って色んな意味で思って、部屋から出ようと背を向けた時後ろからあの「声」が聞こえた。
短い声がはっきりと聞こえた。
振り返ったらまずいだろ俺、と思いつつ好奇心には勝てなくて振り返った。
すると女の子がいたんだよ、椅子に座ってた。
妙に小さな椅子だなって思ったのは子供用だったんだなとかのんきに考えつつでも焦っててなのにその女の子から全然目が離せなかった。
5~8歳位なのかな、赤い吊り下げスカートに白いシャツで裸足で、金髪お下げだったかなぁ、うつむき加減で顔が見えずずーっと座ってて俺は金縛りなのかもしれなかったんだけど、普通に硬直状態になってて目が離せなくなっちゃってさ。
また数分そんな状態が続いてると女の子が急にすうっって消えたんだよ。
なのに俺はまだ体が動かなくて、椅子から目が離せなかった。
そうしたらまたあの声が聞こえて、声のするほうに目をやった、それは自分の足元で。
真っ暗なはずの部屋なのにさっきの女の子の首から上だけが床からぼーっとひかりながら泣いてるんだよ。
その顔を見ると両目がぽっかり空洞なのに俺と目が合ってるのは確信出来てて血の涙のようなものを流してて、「それ」が開口一番だよ
「おにいちゃん、痛い、踏まないでよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
ってその瞬間俺の恐怖心が爆発して
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
って叫んじゃって体軽くなって動くって確認した瞬間、ワイン倉庫の扉がんがんって叩いたら扉開いてさ、自室で布団被って朝まで待って次の日ホテル逃げるようにやめて、日本帰ったよ。
本当は警察届けないといけないんだろうけど国外で事件に巻き込まれたっていう経歴つくとやばそうだからさ・・・。
ただ、今思えばなんだけどさ、最初あの扉を開けて部屋から出ようとしたとき、はっきりと聞こえた短い声は「助けて」って言ってような気もするんだよな・・・。
これ書くか迷ったんだけど、時効のような気もするんで書くわ。
俺が二十年前位かな、フリーターやってた頃の話なんだけどその当時ヨーロッパのほうへ海外旅行にいったんだよ、その時代って海外旅行ってちょっと珍しいから、観光じゃなくて労働者ビザとって二年位居たのかなぁ。
詳しい地名は避けるけどそれなりに都会で治安もまあまあだった。
はじめは日本のバイトの蓄えでぼろアパート住んでなんとか食いつないでたんだけど、金無くなるだろうし労働者ビザだし働いてないとってことでホテルに厨房の雑用で住み込みで働いてたんだよ、そのホテルであった出来事なんだけど。
そのホテルってのは昔から続いてて改築を重ねてて、古さをちっとも感じさせない建物で、お客様も結構いらっしゃってた。
規模的には田舎の大き目のビジネスホテルって感じなんだけどね。
オーナーってのが普通の優しいおっさんだったんだけど、俺ってことばも片言だしどこからどう見ても日本人なのに雇うのおかしいだろと思いつつ背に腹は変えられぬということでお世話になってた。
それで結構順調に働いてたんだけど、住み込み従業員には三~四人共同の生活部屋が与えられてるんだけど夜中人の話す声が聞こえるんだよ。
住み込み部屋に住んでるのは俺と同じくらいの青年だけだし、ホテル一階の角部屋だったからフロントかなぁとも思ったんだけど、毎晩毎晩聞こえててさ、最初は仕事とか海外の生活とかでいっぱいいっぱいだったから、
全然気にならなかったんだけど、生活に慣れてくると逆に声が気になるんだよね。
同じ部屋に居たそいつに聞くもそんなの聞いたことないっていうし。
オーナーに聞こうとも思ったんだけど変な事聞いて機嫌損ねて、首になったらさすがにきついから言い出せないままだった。
仕方ないから気にしない事にしようって思いながら働いてて、そのうち厨房でもそれなりの仕事を任されるようになってた。
ある日、そのホテルの地下のワイン倉庫にワイン取りにいったんだよ。
ワインの銘柄結構覚えてきた頃ではじめて一人でその倉庫入ったんだけど、その倉庫の奥に鉄の扉があって錠前がかかってた。
かなり開けてないのか、錠前とか錆び付いてて、その時は仕事中だったからさっさとワインとって仕事場戻ったんだけど、何度か倉庫に行くうちにふと気付いたんだよね、この扉の奥って丁度自分の共同部屋の真下にあるなと。
例の声については気にならなくなってたはずなんだけど、その扉の事意識したら、その声の存在が自分の中で大きくなってた。
ある晩どうしても声が気になって聞き耳たててみると、今までどうして気付かなかったんだろうってそのときは思ったね、声がしてるのってさ、ベッドに寝てる時が一番大きかったんだよ。
隣の部屋の壁に耳をあててもそっちじゃなくて外からでもなく、ベッドに耳を当てると声が一番聞こえる、じゃあベッドから聞こえるのかというとそうじゃなくて床に耳を当てるとぼそぼそっと聞こえる、それで「あそこか・・・」って思った。
それでついついつられるように行っちゃったんだよ、そのワイン倉庫に。
時間にして一時位だったかな。ホテルの深夜ってフロントに二人位居るだけで静まり返ってるんだよね。
慣れてきたとはいえ日本の家屋なんかと違って広いから昼間の喧騒とのギャップが凄い。
厨房から続くワイン倉庫の階段を降りるとほんと、「かつん、かつん」ってその音だけが響いたりして俺こんな所で住んでたのかぁっていうくらい異質だったよ。
それでワイン倉庫に辿りつく、さすがに記憶が曖昧なんだけど実際の広さは20~30畳位なのかなぁ、倉庫の扉開けて電気のスイッチを手探りで探してつけた。
と言っても20W位の裸電球が3個位あるだけで薄明かりがついただけって言えばいいのかな。
かなり怖がりながら、でも興味はあったからわくわくしながら、奥の扉へ行った。
扉に耳をつけて聞き耳たてると声は聞こえない、部屋の下というだけの憶測で来ただけだから聞こえなくて当然と思えばそうだなと思いつつ、その扉の錠前に手をかけたその瞬間だよ、「バッターン」って音がして、ワイン倉庫の扉が閉まった。
開けようとしたんだけどなぜか開かない。
こりゃやばいって思ったね、いやそういう恐怖心じゃなくて地下のワイン倉庫って通風孔はあるにはあるんだけどそんな大きくないから酸欠とか思い浮かんじゃって、でもこんなに大きな音がしたんだから誰か見回りに来るだろうと思いつつちょっと待ってみた。
裸電球があるだけの地下倉庫に閉じ込められてて時間の感覚おかしくなってたんだろうけど1時間は待ってたのかなぁ、眠くなってきちゃって酸欠とか大丈夫そうだしちょっと眠るかと思って壁面とかは全部ワイン棚だから、例の扉の前で座って扉を背に眠ろうとしたその時だよ。
がちゃ、って小さな音がして錠前が落ちてきた。
「うお」
って声出しちゃってさって立ち上がって扉に身構えちゃったよ。
数分待ってみるも気配が何もないから恐る恐る扉を開けてみた。
錆び付いててかなり固かったんだけどちょっと蹴りとかかましつつ開けてさ・・・
そこにあったのは10畳位の小さな部屋になんて事ない小さな椅子が一脚あるだけ。
かすかに臭かった気がしたけどかびくささとかあるし倉庫が錆び付いてそのままになってただけなのかなって思った。
しかしその椅子に近付こうと部屋に一歩足を踏み入れた時、ばりってなんか踏んじゃって、倉庫の電気の光が差し込んでるだけだから気付かなかったんだけど床に何か落ちてたのよく目をこらしてみると明らかに骨だった。
なんの骨かはもちろん分からない。
けど厨房で働いてるから分かったのは少なくとも調理場で出るような動物の骨じゃないってことだけ。
「あ、こりゃやばいな」
って色んな意味で思って、部屋から出ようと背を向けた時後ろからあの「声」が聞こえた。
短い声がはっきりと聞こえた。
振り返ったらまずいだろ俺、と思いつつ好奇心には勝てなくて振り返った。
すると女の子がいたんだよ、椅子に座ってた。
妙に小さな椅子だなって思ったのは子供用だったんだなとかのんきに考えつつでも焦っててなのにその女の子から全然目が離せなかった。
5~8歳位なのかな、赤い吊り下げスカートに白いシャツで裸足で、金髪お下げだったかなぁ、うつむき加減で顔が見えずずーっと座ってて俺は金縛りなのかもしれなかったんだけど、普通に硬直状態になってて目が離せなくなっちゃってさ。
また数分そんな状態が続いてると女の子が急にすうっって消えたんだよ。
なのに俺はまだ体が動かなくて、椅子から目が離せなかった。
そうしたらまたあの声が聞こえて、声のするほうに目をやった、それは自分の足元で。
真っ暗なはずの部屋なのにさっきの女の子の首から上だけが床からぼーっとひかりながら泣いてるんだよ。
その顔を見ると両目がぽっかり空洞なのに俺と目が合ってるのは確信出来てて血の涙のようなものを流してて、「それ」が開口一番だよ
「おにいちゃん、痛い、踏まないでよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」
ってその瞬間俺の恐怖心が爆発して
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
って叫んじゃって体軽くなって動くって確認した瞬間、ワイン倉庫の扉がんがんって叩いたら扉開いてさ、自室で布団被って朝まで待って次の日ホテル逃げるようにやめて、日本帰ったよ。
本当は警察届けないといけないんだろうけど国外で事件に巻き込まれたっていう経歴つくとやばそうだからさ・・・。
ただ、今思えばなんだけどさ、最初あの扉を開けて部屋から出ようとしたとき、はっきりと聞こえた短い声は「助けて」って言ってような気もするんだよな・・・。
トンネル
2010.01.18 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
775 名前:764 投稿日:03/02/17 04:09
場所は詳しくきいていないけど確か私の地元のお話
県名は内緒ですが(すみません)私は先輩の話をきくまでその場所を聞いたことなかったので有名でないところなのかな
実話らしいです
当時先輩は音大に通う1年生でした
大学のサークルで例年肝試しをしていたそうです
1年生と2,3年生1人ずつの2人1組でトンネルの中を歩いて抜けるというものでした
トンネルの長さは長くもなく短くもなくといった感じです
ただしそこのトンネルはもう使われていないので内部には一切照明がありません
これがこの肝試しの特徴だったそうです
懐中電灯は持たずに歩くのです
先輩は恐怖というよりも興味でいっぱいだったそうです
人数もけっこういたのでみな落ち着いていましたが一組、また一組とトンネルの中へ消えていくごとに
少しずつ緊張感が高まっていきます
やがて先輩たちの番がきました
先輩が右手にたってゆっくりと入っていったそうです
入り口ではぜんぜん平気だったけれどトンネルの中は本当に真っ暗で
けれど怖いというよりはむしろ気をつけて歩かなければいけないと思っていたそうです
足元も見えません
と、その時
隣にいた相方が声をあげました
反射的にその人がいると思うほうを向くとやはりなにもみえませんが相方は笑いながら壁にぶつかったのだと言いました
人間はまっすぐ歩いているようでも視覚が麻痺すると利き足の逆にずれていくのだとその相方はぼそぼそといっていたそうです
それから二人はできるだけ真っ直ぐ歩くように気をつけました
正面からオレンジのパーカーを着たおじさんが二人の若干横を通り過ぎていきやがてトンネルの出口が
薄い暗闇であらわれたそうです
出口には先に通過した人たちが待機していました
みんな何事もなかったようですが後続の結果にいくらか期待していたようでどうだったかと聞いてきました
別になにもなかったよ
とトンネルを振り向きながら答えた先輩と相方は凍りつきました
先輩たちが歩いてきたトンネルは真っ暗だったのです
オレンジのパーカーも顔だって見えるはずがなかったのです
けれど二人ともまったく同じものを見てしまいました
パーカーのおじさんは通りすがる時
相方の左手
つまり壁があるはずのところを歩いていったのです
場所は詳しくきいていないけど確か私の地元のお話
県名は内緒ですが(すみません)私は先輩の話をきくまでその場所を聞いたことなかったので有名でないところなのかな
実話らしいです
当時先輩は音大に通う1年生でした
大学のサークルで例年肝試しをしていたそうです
1年生と2,3年生1人ずつの2人1組でトンネルの中を歩いて抜けるというものでした
トンネルの長さは長くもなく短くもなくといった感じです
ただしそこのトンネルはもう使われていないので内部には一切照明がありません
これがこの肝試しの特徴だったそうです
懐中電灯は持たずに歩くのです
先輩は恐怖というよりも興味でいっぱいだったそうです
人数もけっこういたのでみな落ち着いていましたが一組、また一組とトンネルの中へ消えていくごとに
少しずつ緊張感が高まっていきます
やがて先輩たちの番がきました
先輩が右手にたってゆっくりと入っていったそうです
入り口ではぜんぜん平気だったけれどトンネルの中は本当に真っ暗で
けれど怖いというよりはむしろ気をつけて歩かなければいけないと思っていたそうです
足元も見えません
と、その時
隣にいた相方が声をあげました
反射的にその人がいると思うほうを向くとやはりなにもみえませんが相方は笑いながら壁にぶつかったのだと言いました
人間はまっすぐ歩いているようでも視覚が麻痺すると利き足の逆にずれていくのだとその相方はぼそぼそといっていたそうです
それから二人はできるだけ真っ直ぐ歩くように気をつけました
正面からオレンジのパーカーを着たおじさんが二人の若干横を通り過ぎていきやがてトンネルの出口が
薄い暗闇であらわれたそうです
出口には先に通過した人たちが待機していました
みんな何事もなかったようですが後続の結果にいくらか期待していたようでどうだったかと聞いてきました
別になにもなかったよ
とトンネルを振り向きながら答えた先輩と相方は凍りつきました
先輩たちが歩いてきたトンネルは真っ暗だったのです
オレンジのパーカーも顔だって見えるはずがなかったのです
けれど二人ともまったく同じものを見てしまいました
パーカーのおじさんは通りすがる時
相方の左手
つまり壁があるはずのところを歩いていったのです
携帯電話(3)
2010.01.17 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
672 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/16 19:30
電車で思い出した。
何年か前になるけど、駅で電車を降りて改札に向かう途中で女の人にぶつかった。女の人はそのままホームに向かって行った。
そのまま、改札に向かおうとしたら足元に携帯が落ちてて、ちょっと蹴飛ばしてしまった。
多分、さっきの女の人のだろうと思って、後を追ってホームに行ったら丁度電車が入ってきた。
女の人は列の先頭にいた。が、急にフラッと前に倒れて、線路に落ちていった。
あっと思ったときは間に合わなくてもうだめだと思ったが、ブレーキ音も悲鳴も聞こえない。
それどころか、誰もこのことに気付いてない様子・・・。
電車を見送って呆然としてると、突然後ろから声が!
我に返って振り返ると、駅員だった。
駅員は「大丈夫ですか?」と一言。
「ええ、ちょっとボーっとしてたみたいで・・・」と答えると。
駅員は「いえ、手から血が出てますが・・・。」
見ると、拾ったはずの携帯電話は無くなり、指が切れて少し出血してました。
電車で思い出した。
何年か前になるけど、駅で電車を降りて改札に向かう途中で女の人にぶつかった。女の人はそのままホームに向かって行った。
そのまま、改札に向かおうとしたら足元に携帯が落ちてて、ちょっと蹴飛ばしてしまった。
多分、さっきの女の人のだろうと思って、後を追ってホームに行ったら丁度電車が入ってきた。
女の人は列の先頭にいた。が、急にフラッと前に倒れて、線路に落ちていった。
あっと思ったときは間に合わなくてもうだめだと思ったが、ブレーキ音も悲鳴も聞こえない。
それどころか、誰もこのことに気付いてない様子・・・。
電車を見送って呆然としてると、突然後ろから声が!
我に返って振り返ると、駅員だった。
駅員は「大丈夫ですか?」と一言。
「ええ、ちょっとボーっとしてたみたいで・・・」と答えると。
駅員は「いえ、手から血が出てますが・・・。」
見ると、拾ったはずの携帯電話は無くなり、指が切れて少し出血してました。
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